人気イベント「ブレイキングダウン」への出演で注目を集めるラッパーの梵頭さんですが、父親が殺人罪で逮捕など家族も話題です。
今回は梵頭さんの経歴や大麻など逮捕歴、身長やタトゥー、小指や右目の噂、結婚の有無、現在を紹介します。
この記事の目次
梵頭とはブレイキングダウン参加で注目を集めたラッパー
梵頭(ぼんず)
生年月日:1985年9月6日
出身地:岐阜県
梵頭さんは、2022年10月に公開された「ブレイキングダウン6」のオーディション動画に出演したことで注目を集めたラッパーです。
「ブレイキングダウン」は、オーディション動画が数百万回の再生数を誇る人気格闘技イベントで、「ブレイキングダウン6」には2000人もの応募者が殺到。
そのため、書類選考を突破しオーディションに参加できるのはわずか100人程度という狭き門であり、梵頭さんはかなりの難関を突破したと言えますね。
肝心のオーディションでは、梵頭さんは、常連組の瓜田純士さんを相手にトラッシュトークを展開して話題を集めています。
オーディション冒頭、梵頭さんは「BreakingDown6」出演メンバーを挑発。これに対し瓜田純士さんは「お前の立ち位置なんなんだよ」と反論した。
続けて梵頭さんが「全然かっこよくねえじゃん。何がレジェンドだよ。この前負けちゃってよ」「喧嘩買えるのか?」と刺激。
2人はその後も舌戦を繰り広げ、間近で睨み合うなど一触即発の雰囲気が流れていた。
ちなみに、トラッシュトークの流れから、梵頭さんと瓜田純士さんの試合も決定。
勝手な俺の解釈だけど、梵頭さんは言葉を使って勝負しているから余計に、BreakingDownのオーディションで目立つために大口叩いている人がいるのが気に食わないんじゃないかな?
— To a.k.a panic disorder (@to_Panicoccurs) October 25, 2022
瓜田さんが嫌いなわけじゃないけど今回は梵頭さんを応援する!!
マジでこの一戦アツイ🔥🔥 pic.twitter.com/jnLqjhWgap
梵頭はラッパー仲間にブレイキングダウン参戦を心配されていた
「ブレイキングダウン6」への参戦で話題を集めた梵頭さんですが、知人や友人たちからは心配されていたそうです。
特にラッパーの呂布カルマさんは番組に出演した際、梵頭さんの知名度が上がることで街中で絡まれる機会が増えることを心配していました。
実際、「ブレイキングダウン」に出演し知名度が上がったことで暴漢に絡まれる出演者も過去におり、「会津伝説の喧嘩屋」こと久保田覚さんも暴行被害を受けています。
2日にSNSで血まみれの衝撃的な写真を公開していた久保田。「今回、俺は手を出さなかったし、一方的にやられました。やられたし、『そんな格好してるから絡まれるんだろ』って言う人もいますが、まったく知らない人。友達の知り合いみたいな感じですね、相手の人は」と明かし、「やられた次の日の朝にもう俺は病院で診断書を取って、被害届を出しました」とも報告している。
呂布カルマさんは「梵頭が絡んで来た一般人をボコボコにしてしまうのでは?」と心配しており、久保田覚さんの場合とはちょっと違いますが、確かに梵頭さんの今後が心配ではあります。
体重差も懸念されていた
「ブレイキングダウン」の名物キャラの瓜田純士さんに絡んだことで、知名度が大幅アップした梵頭さんですが、ネット上では対戦を危惧する声もありました。
ネットユーザーたちの心配の理由は、梵頭さんが瓜田さんよりも体重がかなり重いことでした。
ちょっと心配なんだが、体重差が20キロもあるままで試合しないよね?体重落とさないのかな。梵頭はラッパーで好きだし瓜田さんは昔から応援してるんだけど仮にこのまま試合になるなら瓜田さん心配だな。20キロ違うならパンチの重さも変わるからな。#ブレイキングダウン#瓜田純士#梵頭 pic.twitter.com/40PuluRwFi
— エネル🇯🇵 (@eneru_jp) October 24, 2022
ただし、梵頭さんが9kg減量するということで、試合中の事故のリスクを軽減する取り決めがなされていたようです。
梵頭の家族情報:父親は殺人の前科もちのヤクザ
梵頭さんの実家は、父親がヤクザ、叔父(父親の弟)もヤクザというワルのエリート一家だったそう。
特に、父親は岐阜県内では名の通ったヤクザで、23歳の若さで若頭に出世するほどでした。
父親が所属していた組事務所は非公開となっていますが、岐阜県内の有力ヤクザというと、稲川会系の中島一家や山口組系の野内組があり、そのどちらかだった可能性もあります。
そんな父親は依頼殺人の罪を犯し、梵頭さんが物心ついた頃には既に刑務所に服役していたようです。
父親のせいで壮絶ないじめを受けていた
父親がヤクザの若頭というコワモテ一家に育った梵頭さんですが、幼少期は父親の犯罪のせいでいじめられっ子でした。
梵頭さんに対するいじめは、現在だと逮捕案件レベルの嫌がらせもあったようで、家に落書きされたこともありました。
その結果、計8回もの転校を繰り返す不安定な日々で、さらに小学5年の時には母方の姓に改名しています。
そのため、梵頭さんの本名は「木下勇喜」ですが、木下姓は父方の姓ではないようです。
ちなみに、父親が刑務所に入っている間の木下家の家計は、母親がスナックを営業しながら支えていました。
梵頭と父親の仲は?
殺人を犯して服役していた父親は、梵頭さんが10代の頃には出所していたようで、刑期は殺人という重罪にしては短かったと思われます。
その後、母親の経営するスナックで父子感動の再会を果たすことになりますが、父親が自分の苦労の元凶と認識していたため、ポジティブな感情はわかなかったそう。
それどころか、父親に対して「おい!」と凄んでしまったため、取り巻きにボコボコにされたそうです。
この時の苦い経験が原因で、梵頭さんは今でもヤクザ嫌いなんだとか。
ただ、父親と顔を合わせれば屈託なく話す程度の関係性は築いているそうで、交流は普通にあるとのこと。
ちなみに、酒好きだった父親は糖尿病を患い、最終的に足を切断しているようです。
梵頭の経歴
梵頭さんの少年時代は前述の通り、父親のせいで学校に居場所がなく、不良街道まっしぐらでした。
暴走族にも加入し、中学生の身でありながら少年院送りになるほど暴れまわっていました。それでも更生できなかった梵頭さんは、高校1年生の時に再度の少年院を経験しています。
そんなやんちゃ過ぎた梵頭さんですが、半グレ方面には進まず、19歳の時に暴走族を引退。
以降は、建築関連の仕事で経験を積んだ後に足場屋を起業し、6人の従業員を雇っていた時期もあったそうです。
梵頭の逮捕歴:大麻を含め10回以上
出典:https://pixabay.com/ja/
暴走族を引退後、後輩の抗争に巻き込まれる
後輩の抗争を車で見物していた際、敵対勢力に襲撃され、車を鉄パイプでボコボコにされて怒った梵頭さん。そのままアクセルを踏んで襲撃犯をひき、傷害罪で逮捕されました。
この時は、先に相手が攻撃してきたことに加え、当時はまだ19歳だったことから鑑別所送りで済んだそうです。
ヒップホップと同時に大麻にハマる
元不良少年ながらも更生し、社会人として真っ当に暮らしていた梵頭さんですが、21歳の時にヒップホップにハマったことで人生が一転します。
そして音楽だけでなく、ヒップホップ文化には付き物とも言える大麻にもハマってしまい、仲間内で密培していた時期もあったそう。
結局、大麻関連の犯罪で10回逮捕、2回服役を経験しています。
刑務所の中では苦労の日々だった
梵頭さんの服役先は岐阜刑務所でした。
梵頭さん本人は軽犯罪で服役していたものの、岐阜刑務所自体は日本赤軍やオウム真理教の関係者もいるような長期受刑者の収容施設です。
そのため、人間関係にも苦労したそうで、グルメ番組を見ながら「美味しそうですね」と話題を振っただけで、「テメ-と違ってこっちは何年も出られねえんだよ」と怒鳴られたとのこと。
また、布団の畳み方や口の利き方1つで因縁を付けられることも多く、精神をすり減らす日々だったんだとか。
梵頭が更生したきっかけ
服役中の梵頭さんは、面会にやって来た家族に「大麻をやめるつもりはない」と言い切るほど、まだまだ更生とは程遠い状態でした。
そのため、家族にも見放され、服役中に戸籍が抜かれてしまったそう。
そんな梵頭さんの更生のきっかけは、出所後に地元でBARを開業した際に「やっと真面目に生きてくれるんだな」と涙を流す友人たちの姿を見て、罪悪感を抱いてしまったからだといいます。
また、母親のアドバイスでそれまで疎遠だった妹にコンタクトを取り、関係を修復。久しぶりに再会した妹は既婚者となっており、子供までいたそうです。
甥や姪の存在は、梵頭さんにとって再犯の抑止力になっており、「甥や姪のためにも、もう捕まれない」と決意することになりました。
梵頭の芸名の由来
梵頭さんの芸名の由来は、元メジャーリーガーのバリー・ボンズさんです。
ただし、梵頭さん本人がファンだったわけではなく、野球好きの友人から「お前、バリー・ボンズに似ているな」と言われたことで、以降はBIG BONzと名乗るように。
その後、ラッパーの呂布カルマさん主催のイベントに出演した際に、タイムテーブルに「梵頭」と誤表記されたことをきっかけ、「梵頭」を使用するようになりました。
梵頭の身長
身長は非公開だが、そこそこ大きそう
梵頭さんは身長を公表していないため、実は小柄なのでは?と噂するネットユーザーもいます。
梵頭さん(写真右)と晋平太さん(写真左)
しかし、身長165cmというラッパーの晋平太さんとの2ショット画像などを確認する限り、梵頭さんは10cm以上高いように見えます。
そのため、梵頭さんの身長は175cm以上はあるのではないでしょうか。
梵頭にタトゥーはある?
ラッパーといえば見事なタトゥーを入れている人も多く、梵頭さんがどんな刺青を入れているのか、気になっているファンも多いことでしょう。
色々な画像や動画を確認してみましたが、梵頭さんは少なくとも服で隠すことができない部分にはタトゥーを入れていないようです。
梵頭さんがもしタトゥーを入れていたとしたら、それをひけらかさない背景には可愛がっている甥や姪の存在が影響しているのかもしれませんね。
梵頭の小指がない?噂と真相
梵頭さんには、右手か左手どちらかの小指がない、との噂もささやかれていますが、本当でしょうか。
しかし、梵頭さんの手がしっかり映っている画像を確認しても、手の小指が欠損している様子はありません。
小指がないという噂の真相は、梵頭さんの友達が小指を詰めた話を披露したところ、何故か梵頭さん本人の話として広まってしまったようです。
まぁ言葉には色々語弊も誤解もあるけれどテレビってのは面白く編集してくれますね。
— 梵頭a.k.a.鷲 (@fromhikigane) June 17, 2022
次は撮れてなかった友達の小指を詰めた話でも聞いて下さい。
大●で10回の逮捕/極悪人集う岐阜刑務所/無期懲役囚と相部屋…/ラッパー梵頭 https://t.co/czQywdil3P @YouTubeより
梵頭は右目が麻痺している?
梵頭さんは、おどけた顔をした際でも右目はしっかり開いておらず、ファンからも不思議がられていました。
そんなある時、ツイッターで「右目が悪いのですか?」とファンが質問。
本来ならばスルーしてもおかしくはない不躾な質問でしたが、梵頭さんは真摯な口調で「顔面麻痺で右側だけ動かなくなった」と答えています。
うん、7年前に顔面麻痺やってね
— 梵頭a.k.a.鷲 (@fromhikigane) March 1, 2020
右側だけ動かないんだよ
ここまで動く様になったら御の字だよ
ちなみに、顔面麻痺に陥った時期の梵頭さんは27~28歳ということで、もしかすると病気ではなく、喧嘩なりで負傷した可能性もありますね。
梵頭とZeebraの喧嘩騒動
梵頭さんは、過去にツイッター上でラッパ-のZeebraさんと口喧嘩したこともあります。
Zeebraさんと言えば、日本ヒップホップ界のパイオニアであり、伝説のヒップホップクルー「キングキドラ」のメンバーでした。
ラッパーとって雲の上の存在とも言える人物に梵頭さんが噛み付いた理由は、Zeebraさんのツィートにカチンと来てしまったからのようです。
身内に金がある人はそーゆー風に言われると嬉しいんですね。
— 梵頭a.k.a.鷲 (@fromhikigane) May 6, 2018
そーゆー教育は自分の子供だけにしといた方がいいよ。
うぇいよー https://t.co/hh1SXN4dU1
梵頭さんの両親が駆け落ち結婚だったようで、父親が刑務所に服役している間ですら、父方や母方の実家を頼れない状況だったといいます。
そのため、少年時代はぼっとん便所しかないボロボロの借家住まいで、経済的にかなり苦労していました。
一方、「財布出されるの苦手」と言い放ったZeebraさんは、実業家の横井英樹さんの孫であり、ボンボン育ち。
梵頭さんは、セレブ臭につい反発してしまったというのが真相でした。
梵頭の好きな食べ物や趣味
梵頭さんの好きな食べ物は、まずラーメンが挙げられます。
故郷の岐阜ではベトコンラーメンが有名ですが、割とミ-ハー気質な梵頭さんは家系ラーメンなども食べに行くそう。
その他にも、鰻や焼き肉好きで、行きつけのホルモン焼肉屋の「ちょん助食堂」が、2020年3月をもって閉店してしまう時には残念がっていました。
そんな梵頭さんの趣味はスポーツ観戦で、特に野球やサッカーが好きなようです。
梵頭は結婚してる?
出典:https://pixabay.com/ja/
梵頭さんが結婚したとの情報は特にありません。
また、2020年のエイプリルフールに次のようなツィートをしていることを踏まえると、少なくとも近年は独身のようです。
結婚します。
— 梵頭a.k.a.鷲 (@fromhikigane) April 1, 2020
2022年時点で37歳となる梵頭さんが現在も独身なのは、20代の頃にやんちゃをし過ぎた結果、結婚するタイミングを逃したのかもしれませんね。
梵頭の現在
梵頭さんは2022年11月3日、「ブレイキングダウン6」で瓜田純士さんと対戦しています。
肝心の試合結果ですが、延長までもつれたものの、判定負けしてしまいました。
序盤は的確に右パンチを当て、膝などで主導権を握った瓜田だったが、タフな梵頭が終盤一気に盛り返し、瓜田を押し込む展開。瓜田は左まぶたを切り、流血した。判定では梵頭に2人、瓜田に1人、ドローが2人で延長戦に。延長では瓜田がカウンター気味のパンチを当て、相手をふらつかせ、判定で勝利した。
とはいえ、対戦相手だった瓜田さんはプロ格闘家として活躍していた時期もある猛者ですから、梵頭さんの健闘ぶりはネット上でも称えられています。
#Breakingdown6
— ぽんす💉ナース (@shironasuuu) November 4, 2022
見応えある試合多かったけど瓜田vs梵頭が痺れた。梵頭さんのどんどん前に打ち合って行くスタイルと礼儀ある感じ、そして瓜田さんの試合後の発言それぞれに漢を感じて感動した。胸が熱くなった。
また、梵頭さんの戦いぶりは運営側からも評価され、「ブレイキングダウン6」のファイト・オブ・ザ・ナイト賞に選出され、賞金50万円を獲得することになりました。
梵頭「ワンツーワンツーチェックワンツーヨー、ラッパーだからラップしたいけど負けてラップするのダサいのでしません。こんな賞いただき光栄です。本当にありがとうございます。戦ってくれた瓜田さんありがとうございます。初めて格闘技に挑戦してこんな賞いただいて、ストリートで喧嘩していて良かったと思います。皆さんもブレイキングダウンに挑戦して夢というものを掴んでくださいありがとうございました」
引用:【試合詳細】11・3 BreakingDown 飯田将成vs啓之輔 こめおvs黒石高大 坂口杏里vsへずま嫁 10人ニキvs三崎優太 ちゃんよたvsさぁちむ 八須拳太郎vsきょうた
梵頭のまとめ
梵頭さんは、父親がヤクザだったせいで10代・20代は荒れていた元アウトローですが、現在は人気ラッパーであり、ブレイキングダウンへの参加で格闘家としても注目を集めています。
梵頭さんの今後より一層の活躍を祈りつつ、この記事のまとめを終了させていただきます。