星野源さんは、ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」の主題歌「恋」を歌い、同番組にも出演し大きく知名度を上げました。
この記事では、星野源さんが過去に患ったとされる「くも膜下出血」についてや当時の闘病生活、そして最近の体調不良についてまとめています。
この記事の目次
星野源のプロフィール
出典:https://pbs.twimg.com/
名前:星野源(ほしの 現)
出身地:埼玉県蕨市
生年月日:1981年1月28日
身長:168cm
デビュー:2000年
出身高校:自由の森学園高等学校
最終学歴:自由の森学園高等学校卒業
所属事務所:大人計画(俳優業)
アミューズ(音楽業)
星野源さんは、2000年に高校出身の同級生とバンド「SAKEROCK」を結成し、シンガーソングライターとしてデビューを果たしました。
その後、2003年に舞台「ニンゲン御破算」に参加。大人計画事務所所属となり、俳優としても活動を開始しています。また、エッセイストやコラムニストとしての顔も持ち、「TVブロス」などで連載も担当されています。
2013年公開映画「箱入り息子の恋」や「地獄でなぜ悪い」での演技により、第5回TAMA映画賞、第37回日本アカデミー賞、毎日映画コンクールで新人俳優賞を受賞するなど、俳優としても高い評価を受けています。
2015年、自身がリーダーを務めたバンド「SAKEROCK」が解散。解散翌年には、ラジオ番組「星野源のオールナイトニッポン」が放送開始されました。
星野源はくも膜下出血により活動休止の過去がある
出典:http://kounodori.up.seesaa.net/
星野源、2012年12月にくも膜下出血で倒れる
2012年12月22日に倒れ、「くも膜下出血」であるとの診断を受けた星野源さん。
くも膜下出血で救急搬送された星野源さんですが、その日は後頭部の痛みを感じつつも薬などで痛みを緩和しながらレコーディングをされていたそうです。
しかし、曲の完成直後に猛烈な痛みに襲われたことにより、そのまま救急搬送され、緊急手術を受ける事態となってしまいました。
「スタッフ皆で拍手をしていると、急に目の前がぐにゃっと曲がった」
「バットで頭を殴られたような痛みとともに、立っていられなくなり」
星野源、仕事復帰からわずか4ヶ月でくも膜下出血が再発
その後、退院から2か月後の2013年2月28日に仕事復帰をされましたが、同年6月頃の定期検査で医師から再発したことを告げれました。
再発を告げられた星野源さんはショックのあまり言葉を失いその場にうずくまってしまったそうです。
また、再発後の手術は大変難しく、医師探しも難航したそうですが、最終的には笑福亭鶴瓶さんの紹介で名医と出会い再手術は成功しました。
星野源、後遺症が残っていた可能性もあった
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星野源さんは、前兆症状などの発見が遅れたことから、担当医が「後遺症の可能性も含め、全快の可能性は低い」と周囲の方に説明を行ったほど重篤な状態だったそうです。
無事手術は終了したものの、その後は激烈な痛みのせいでまともに睡眠も取れない日々が続いたことを自身の著書「蘇える変態」の中で語られています。
そして、術後に星野を襲ったのが、“生きるための苦しみ”。食べ物はもちろん水も飲めず、「爆発的な」頭の痛みだけが、ただただ続く。動けないストレスからか、神経が過敏になり、ほかの患者の息遣いや機械の音が気になって眠ることもできない。「24時間、不眠不休で痛みと神経過敏に耐え続ける。それが三日間続いた」と、想像を絶する過酷な状況だったのだ。
そうなると、体だけではなく、精神もむしばまれてくる。「今すぐにでもベッドの頭上にある窓から飛び降りたい。早く死んでしまいたい。こんな拷問のような痛みはもうたくさんだ」と、心まで消耗していく過程が赤裸々に描かれている。
星野源、死に直面して悟った「生きること」の意味
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絶え間なく続く痛みや苦しみから、いっそ死んだほうが楽なのではないかと思い悩んだこともあったという星野源さんですが、持ち前の明るさで苦しい闘病生活と向き合ったそうです。
なんとか日常を取り戻した星野だったが、医師から再発を宣告され、二度目の手術を受けることに。状況はより深刻で、手術予定日から数カ月後に新曲をリリースすると決めたときも、「その時自分は喋ったり、歩いたりできているかどうかもわらかないのだ」と思うほど。実際に二度目の手術やリハビリのほうが「断然過酷」だったようだが、「面白さが、辛さに勝ったのだ」と記されている。
それは、高度で深刻な手術内容を説明しながらも医学系下ネタを交えてくる医師だったり、美人看護師に座薬を入れてもらう時に“プレイ”だと妄想する星野自身だったり。一般的な闘病記にありがちな、生を称える記述もなければ、死を迎えるための達観した視点もないが、死が間近に迫っていても卑猥なことばかり考える星野に、人間の泥臭い欲望や生への執念が感じられ、すんなりと心に入ってくる。
星野源が患ったくも膜下出血とその症状
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星野源さんが患った「くも膜下出血」とは一体どのような病気だったのでしょうか?
「くも膜下出血の症状」脳動脈瘤からの出血
東海大医学部脳神経外科のホームページで解説されている「くも膜下出血」の項目によると、くも膜下出血とは、以下のような状態を指すとされています。
くも膜下出血とは、脳の表面をおおう膜のひとつである「くも膜」の下に出血がある状態をいいます。原因は、脳の血管のふくらみである「脳動脈瘤」の破裂によることがほとんどです。くも膜は、脳を保護する3層の膜(外側より硬膜、くも膜、軟膜)の一つです。くも膜と脳との間(くも膜下)には脳の栄養血管である動脈が走り、保護液でもある脳脊髄液(無色透明の体液)が循環しています。
「くも膜下出血の症状」激しい痛みに襲われる
星野源さんが著書で語ったように「バットで殴られたような」激しい頭痛に襲われる症状が典型であるとされています。
ほとんどの方が、出血した瞬間に、「突然の、今までに経験したことのないような、あるいはバットで殴られたような頭痛」を感じます。これは、脳の保護膜の一部が痛みを感じるはらたきを持っていて、くも膜下に広がっていく出血が保護膜を刺激して頭痛をおこすためです。出血の程度によりますが、頭痛と一緒に、激しくはいたり、意識を失うこともあります。「突然、強い頭痛を訴えた後で倒れた人を目の前にしたら、くも膜下出血を考えて救急車を呼ぶべきである」ぐらい、特徴的な症状と言えます。手足の麻痺などは必ず起こるとは限りません。他の脳卒中(脳内出血、脳梗塞)の多くが、頭痛を感じない事や半身の運動麻痺を伴う事が多いこととは対照的です。
くも膜下出血といえば、2014年に読売ジャイアンツコーチであった木村拓也さんがシートノック中に倒れ、そのまま帰らぬ人となったことでも知られている病気です。致死率の高さや後遺障害の残る可能性があることから、危険な病気であるとされています。
ただ、星野源さんに関しては、幸いなことに、現在もドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」や数々の音楽番組に出演されるなど、再発もなく良好な予後を送られているようにも見えます。
星野源が2016年に体調不良で倒れる
星野源、2016年に体調不良で音楽番組を辞退
2016年には星野源が体調不良で音楽番組を急遽辞退する騒動がありました。
くも膜下出血の再発によるものではなく、過労による体調不良とのことです。
多忙なスケジュールが祟ったようです。11月29日放送の日本テレビ系「ベストアーティスト2016」の出演を急きょキャンセルしました。放送当日になっての公式サイトでの「過労による体調不良のため、十分なパフォーマンスが出来ない」という発表で、本当に急な決定でした。
星野は9月にもパーソナリティを務めるラジオ番組「星野源のオールナイトニッポン」を体調不良で欠席しており、あまり体が強いほうではないのかもしれません。
星野源、多忙過ぎて睡眠時間はわずか1時間
2017年にも過労による星野源さんの体調が心配される報道がありました。
今、もっともコンサートのチケットが取れないアーティストの1人に挙げられる星野源(36)。彼の激務に歯止めがかからず、睡眠わずか1時間の超過密スケジュールに追われていることを、発売中の『女性自身』(光文社)が報じている。
星野源の現在~多忙過ぎる日々に病気再発の心配も
今や、俳優に歌手にと大活躍の星野源さん。相当忙しいようで、みているこちらが心配になるほどです。
2018年は映画『ドラえもん』の主題歌を担当、そして朝ドラ『半分、青い。』の主題歌にも選ばれています。
4月から放送中のNHK連続テレビ小説”半分、青い。”の主題歌として話題を集める、星野源の新曲「アイデア」。”おはよう 世の中”の歌い出しから始まる同楽曲は、1日の始まりに聴くと明るく楽しくなるようなテンポ感とメロディ、そして主演の永野芽郁も登場している毎日の生活を楽しむような”アイデア”が詰まったオープニング・タイトルの映像に、視聴者からは絶賛の声があがっている。
実は星野源さんが患ったくも膜下出血は発症から大体1年くらいで30~60%は再発、10年以内にはなんと80%は再発すると言われているそうです。
大人気の為、気軽に休養することは難しいかもしれませんが、ぜひペースを落として仕事をしてほしいですね。
まとめ
・星野源は2013年2月に仕事に復帰。その4ヶ月後にくも膜下出血が再発し再手術を受けた。
・星野源は2016年、過労による体調不良で倒れたことが報じられた。また、多忙の為、睡眠時間は1日1時間程度ともいわれている。
以上、星野源さんが過去に患った「くも膜下出血」や闘病生活についてまとめました。
ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」のヒットにより、一躍時の人となっている星野源さん。多忙な日々のストレスで、一時は過労に倒れたこともあったと報じられました。
忙しい日々の中ですが、病気の再発だけはないよう、日々の生活に気を配っていただければと願うばかりです。