COCCOさんには壮絶な生い立ちがあり、拒食症・パニック障害などの精神的な病気を患っています。
今回はそんなCOCCOさんの生い立ちから現在、また旦那や息子の情報など総まとめしました。
この記事の目次
COCCOのプロフィール
名前:Cocco(こっこ)
愛称:コッキー/あっちゃん/姫/コウ
別名:Cocko
生年月日:1977年1月19日
出身:沖縄県那覇市
血液型:O型
COCCOさんは女性シンガーソングライターですが、その他にも女優・絵本作家・エッセイスト・小説家としても活動されています。
歌を始めたきっかけは、高校生の時に同級生に誘われて文化祭で即席バンドのボーカルをやり、言わるままにフィンガー5やディープパープルを歌ったことがきっかけで、それが人前で歌った初のステージとなりました。
COCCOさんにとって、最初は歌とは毎日頭の中で勝手に鳴っているものであって意識して創造するものではなく、自然に生まれて翌日には消えてしまうものという印象でした。
実際に作詞も作曲も勉強したことはなく、譜面も書けないし楽器も弾けず、当初はそんな自分がシンガー・ソングライターになるとは考えたこともなく、デビュー当時は楽譜すら読めず、自分の考えをプロデューサーなどに伝えるために絵などを持ち込んでイメージを伝えていたそうです。
そもそも歌手になる前はプロのバレエダンサーになることを目指しており、数多くのオーディションを受けていた中で、賞金100万円のビクターの新人歌手発掘オーディションの告知を見つけ、東京のバレエオーディションのための資金調達が出来ることと一次審査を通過すれば東京での二次審査の旅費が支給されるからという理由から応募しています。
結果は不合格だったものの、彼女に目をつけて沖縄まで探しに来たレコード会社の担当者に歌手にならないかと誘われ、最初は断ったもののそれが縁で当時のディレクターと出会い、歌手としてデビューすることになったのです。
また、その動機も「歌で行けるならバレエのオーディションで自分を落とした人間に「逃がした魚は大きかった」と思わせて見返してやろう」というものや「ミリオンヒットをいくつか出して10億円貯めてとっとと辞めて沖縄に祖父みたいに劇場を作り、死ぬまで毎日踊り続けられたらいいな」という理由からのデビューでした。
そんなCOCCOさんの魅力は何よりも衝撃的で独特な歌詞です。しかしそれとは対照的な温かさを感じるメロディや本人独特の感性とキャラクターもあり、そういったギャップからも人気を集めました。
COCCOの壮絶な生い立ちとは~リストカット癖があった
自傷行為やリストカット癖
COCCOさんの歌詞にはメンヘラな雰囲気のする歌詞が多く、歌詞にも「腕を切ってみた」という歌詞などがあります。
そして実際にCOCCOさんは自傷行為、リストカット癖がありました。COCCOさんにとってリストカットは日常生活の一部で、疲れた時にはどんな方法よりもリストカットすることで安定出来ていたそうです。
リストカットする人は傷を隠す為にどんな季節でも長袖を着るということが多いですが、COCCOさんも常に長袖を着ているという理由から、ファンの間ではリストカットをしているのでは?という噂が元々ありました。
活動休止と活動再開
COCCOさんの活動の中で一度活動を休止していた時期があり、それが2001年のことです。活動を中止したのは「歌を好きになったから」という理由で、それまでは10億円貯めること、または「今までオーディションで落とした人への復讐」として歌ってきた歌で、いつでも辞められると思っていたものの、いつしかファンともっと一緒にいたいと思うようになりました。
そのために「歌が好き」という前提で組み直す為に時間が必要だったのです。
また、当時は発売の3か月以上前にレコーディングしなければならず、その間に他の歌がやりたくなっているので、感情のズレが出てしまい、歌が好きになってくることで自分を騙して歌うことが難しくなってしまいました。
しかし2006年には活動を再開します。活動再開の理由としては、スタッフが説得してくれたことが大きな理由の一つで、その他には「ゴミゼロ大作戦」や「SINGER SONGER」などの経験も再開する理由の一つで、お金抜きで歌ったり人前に出たりするのがリハビリとなっていたのです。
レコーディングに関しても曲が生まれてから発表するまでのタイムラグが短くなったことなどもあり自分の中で納得がいく様になったそうです。
COCCOは病気でメンヘラ?精神病を患っていた
COCCOさんがリストカット癖があるというのは上記で解説しましたが、COCCOさんは病気を告白しています。
拒食症
COCCOさんの病気の一つは拒食症です。拒食症に関しては2009年に発売されている「パピルス」という雑誌の中で本人が語っています。雑誌の表紙にはやせ細ったCOCCOさんが写っており、拒食症を患っていたことにも納得出来ます。
拒食症に関しては2008年頃から始まったそうで、ツアー中などはチョコレートや黒糖でカロリーを摂取していたそうです。
パニック障害やうつ病
拒食症だけではなく、パニック障害やうつ病も患っていたそうです。元々リストカットの癖がありましたが、2007年にイギリスに留学していた際にも精神疾患の治療をされていたそうです。
COCCOは結婚していて旦那がいる?噂まとめ
結婚はしていない?
COCCOさんに関して調べていくと「COCCOさんが結婚」というキーワードが出てきますが、旦那の存在や結婚については明らかにされていません。
それにCOCCOさん程の有名な歌手であればネット上などでもニュースになることは間違いないと思うのですが、過去にニュースになっているということもありませんでした。それゆえ、COCCOさんに結婚歴はないと考えられています。
しかし、後述するように、COCCOさんに息子がいることは明らかになっています。そんなCOCCOさんの息子の父親と噂されている人物像がいくつかあります。
音楽関係者
COCCOさん自身シンガーソングライターとして活躍しているので、旦那も音楽関係者ではないか?と噂になるのは当然のことと言えば当然のことですね。
実際活動再開もスタッフの説得があっての再開ということもあり、スタッフさんともかなり身近な関係ではないか?ということも考えられます。
プロボクサー
なぜかCOCCOさんの旦那はプロボクサーではないか?という噂も流れていますが、何故ボクサーという職業なのかは不明です。沖縄と言えば具志堅用高さんをはじめ、有名なボクサーが多いので、それが噂の発端となっているのかもしれません。
旦那とは死別?
COCCOさんの旦那さんの噂で、旦那さんとは死別しているという噂もありますが、これも確証のあるものではありません。
しかし、COCCOさんの歌詞や人生を見ていると、その様な悲しい過去があっても納得してしまいますね。そういう部分から予想され、死別したという噂が広まってしまった可能性もあるでしょう。
COCCOの息子は17歳の高校生~ファッション誌で初共演を果たす【息子画像あり】
未婚の母だった
結果的にCOCCOさんには明らかにされている旦那がいないのですが、なんとCOCCOさんには息子がいます。旦那がいないのに息子がいるということは未婚の母です。未婚の母であるということから、上記の旦那との死別、結婚する前に亡くなってしまったという可能性も出てきますね。
COCCOさんの歌詞を見る限りは愛に重きを置いているという部分もあるので、結婚しない相手と関係を持ってしまった末に子供が出来てしまい、そのまま結婚しないままというのは想像できませんね。そういう部分から見ても、死別の可能性は高く感じます。
息子「Koto」君は現在海外留学中
COCCOさんには、未婚で出産した息子のKoto君がいます。現在は17歳の高校生(2018年1月時点)で海外に留学中なんだそうです。
2018年1月には雑誌『Numero TOKYO』で初共演を果たし、子育てについても語っています。
Cocco「私は子どもを持つことを恐れていました。十代の頃なんかは、私という人間の存在を後に残すことが嫌だった。自分みたいな人間が生まれてきたらどうするんだろうって。でも、実際に生まれてきたのは男の子で、全然違う生き物だったからビックリ。性格も本当に違っていて、私は生き急いでいるというか、せっかちで短気なところがあるんですが、Kotoはのんびり屋の平和主義者なんですよね。幼い頃はかなり厳しくしていたのですが、叱られた当の本人はすぐに忘れて鼻歌を歌っていたりして、救われましたね」
引用:Coccoが愛息と初共演
COCCOさんは意外にも、スパルタでKoto君を育てたそうで、「まるで自衛隊のようにスパルタだった」と振り返っています。
Koto「僕にとって母は、とにかくかっこいい女性。母を超える女の人には、まだ出会えていないですね。今は離れて暮らしているけれど、母がインターネットをしないので(郵便で)手紙のやりとりをしているんです」
引用:Coccoが愛息と初共演
母親であるCOCCOさんをKoto君も尊敬しているそうで、海外に留学中の現在は、COCCOさんと文通しているそうです。微笑ましい親子関係ですね。
また、Koto君は洋服が好きで、将来は自身のブランドを持ちたいと語っています。
いつかCOCCOさんの衣装をデザインする日がくるかもしれませんね。
COCCOの現在の活動は?
現在のCOCCOさんですが、病状も落ち着き活動もされており、2017年にはデビュー20周年を迎え、ベストアルバムも発売していますし、その発売に合わせテレビなどでのインタビューもされていますし、20周年のライブやライブDVDの発売など、精力的に活動されています。
COCCOさんの20周年のアルバム、ライブ、CDなどはCOCCOさんのファンからも人気が高いです。
Cocco 20周年記念 Special Live at 日本武道館 2daysを聴いた。最初は声どうした⁈って思ったけど途中から昔の声になって安心した。Coccoの懐かしくて大好きな曲ばかりで久しぶりに音楽を聴いてよかったなと思った。
— ぽぽんじょうき (@poponjouki) 2018年1月23日
2017年ライブ3選 その2
— kataomoista 5×20 (@kataomoista) 2017年12月29日
Cocco
20周年記念 Special Live at 日本武道館
2days
全ての歌と言葉に彼女の愛が乗っかっていた。毎回観るたび神がかった歌に圧倒されるだけだったんだけど、初めて等身大の彼女を見た気がした。
人生の半分以上あっちゃんの歌を聴いてきたし、これから先も死ぬまでそう pic.twitter.com/P6Selas0aL
Coccoちゃん20周年おめでとうも残すところ5日。
— りとるぐれい (@Cho_cocco) 2017年12月27日
Coccoちゃんファンのみなさま、温かいつながりをありがとうございました。
来年はCoccoちゃん21周年おめでとう活動を不定期に行なっていきます。よろしくお願いします。
20周年楽しかったね!!!
ありがとうCoccoちゃん!
Cocco 20周年武道館聞いた。やっぱり脳みそが震える。ドラムは向山さんしかいない、ヘヴィで大きい流れで、2・4が少し伸びるようなグルーヴ凄く好き。
— naomi (@ebidums) 2017年12月13日
音楽的な評価はもちろん、COCCOさんの20周年を単純に祝う様なコメントなどもあり、COCCOさんがどれだけ愛されているかというのがわかりますね。
COCCOさんのライブではCOCCOさんの悩みなどもファンに打ち明ける部分があり、そういった部分もまたCOCCOさんの魅力の一つとなっているのでしょう。
あっという間に大人になって。昔、子供の時は、なんでみんなもれなく、ちゃんと大人になってるんだろうって思ってね。どうやったら、大人になるんだろう、自分はって。小学生の頃は図書館に入り浸って、大人になる方法の本を探してたんだけど、大人になっちゃったっていうだけなんだよね。
引用:Cocco、“自由”を得た彼女が、のびやかに歌い、かろやかに舞った。純粋に音楽を届けた、20周年記念スペシャルライブ〜 二の巻 〜
こんな昔話から始まり、歌うことの苦しさなどに関しても語る場面もあります。
コウが歌えば、人が治るかもしれないって思って、全力で歌っていて。でも、どんなに強く願っても、頑張っても、叶わないことがあるわけさ。そん時に、歌で人は治らないってわかっちゃったわけ。自分の無力さを目の当たりにして。絶望してしまったから、自分に。あまりにも力がないことに。
引用:Cocco、“自由”を得た彼女が、のびやかに歌い、かろやかに舞った。純粋に音楽を届けた、20周年記念スペシャルライブ〜 二の巻 〜
アーティストとしてここまでの心の闇や悩みをファンに伝えてしまうのはありなのかなしなのかという部分もありますが、COCCOさんに関してはこういう素直な一面、自分の苦しみも包み隠さずに伝えるという部分、それが最大の魅力なのでしょう。
まとめ
・COCCOは結婚はしていないが、未婚で息子・Koto君を出産。現在は17歳の高校生で海外留学している。また、2018年1月には雑誌で親子初共演した。
COCCOさんに関しては度々ファンから心配される声もありますが、現在は病気もなく落ち着きながら活動しているので、これから先の活動なども是非応援していきたいですね。
メンヘラと言われることもありますが、COCCOさんの歌で沢山の人が泣いたり笑ったり、それこそメンヘラと呼ばれる人達が救われているというのも事実ですから、そのCOCCOさんの歌の力はとてつもないものです。
COCCOさん自身も生きることに苦しみ、歌うことで苦しみ、様々な苦しみを知っている人です。だからこそ人に響く歌を残していけるのだと思います。
【関連記事】