元々は俳優として活躍していた山本太郎さんですが、最近では政治の世界で有名です。
今回はそんな山本太郎さんの高校中退の学歴と経歴、姉の逮捕などの家族情報や在日韓国人疑惑まで情報を総まとめしました。
この記事の目次
山本太郎プロフィール
名前:山本 太郎(やまもと たろう)
生年月日:1974年11月24日
出身:兵庫県宝塚市
血液型:A型
山本太郎、芸能界入りのきっかけは「天才・たけしの元気が出るテレビ!!」
芸能界入りのきっかけは箕面自由学園高等学校在学中に「天才・たけしの元気が出るテレビ!!」の「ダンス甲子園」出場がきっかけとなり芸能界入りを果たします。
出演時のグループ名は「アジャコング&戸塚ヨットスクールズ」でした。
ちなみにこのグループ名にも入っている戸塚ヨットスクールズの由来は本人が小さいころに、いたずらをすると必ず母に「戸塚ヨットスクールに入れるぞ!!」と言われていて、「なんとなくつけた」と本人が語っています。
オイルを塗った逞しい身体に、その時々の「Q(メロリンQやダブリQなど)」を油性ペンで胸に書き、際どい競泳パンツ、黄色の競泳帽姿にステッキというアイテムで、ボディビルの様なポーズでヘヴィメタルバンドジューダス・プリーストの代表曲「ペインキラー」をバックに迫り来るような奇妙なダンスを踊り、締めに「Q!」と叫ぶという強烈なパフォーマンスや、当時再ブレイクし始めていたポール牧の指パッチン等で注目を浴びました。
元々山本太郎さん自身は遊び感覚で出演していたようですが、「あんな裸踊りをさせるような学校には通わせられない」と保護者から学校に苦情が寄せられたことで親や学校との関係が悪くなりながらも出演するなど、苦労も多くいじめの被害者になった事もありました。
当初はデビューの経緯もあり、バラエティ番組向けのタレントであったものの、トーク下手であったなどから一発屋で終わるかと思われていました。
しかし1991年、映画「代打教師 秋葉、真剣です!」の準主役で役者デビューすると、それ以来、田舎の気のいいあんちゃんなど肉体派でありながら、どこか素朴さを持つ優しく真面目な面と、ヤクザの若頭などの強面も出来る面が定着しドラマなどで俳優としての起用が増えていきます。
テレビドラマ出演デビューは1992年の「しあわせの決断」で、1996年にはNHK連続テレビ小説「ふたりっ子」にヒロインの相手役である海東壮平役で出演を飾り、2000年の映画「バトル・ロワイアル」では重要な役柄を演じました。
特に「難波金融伝 ミナミの帝王」シリーズの出演回数は20本を超え、2004年にはNHKの大河ドラマ「新選組!」に登場するなど時代劇役者としても活躍しています。
俳優のほかにも、NHK教育のトーク番組「トップランナー」では2005年から2008年まで司会を務めたり、世界ウルルン滞在記での体当たりのレポートでも人気を博す様になりました
そんなタレントとしての活動をしながら政治活動をする様になり、2011年4月に反原発運動を開始すると、同年5月末には芸能事務所シス・カンパニー を退社することとなります。
山本太郎、2012年衆議院議員選挙に出馬するも落選
そして2012年12月1日、第46回衆議院議員総選挙への出馬と政治団体「新党 今はひとり」の立ち上げを表明し、同年12月5日に総務省へ届け出ました。
最終的には、東京8区から無所属で出馬し、主に反原発、反TPP等を訴え、71,028票を獲得するも次点で落選してしまいます。
山本太郎、2013年参議院議員選挙で初当選
2013年7月21日の第23回参議院議員通常選挙では東京都選挙区から無所属で出馬、666,684票を獲得し4位で初当選を飾りました。
被曝させない、TPP入らない、飢えさせない、というのが主な公約となっています。
山本太郎、2019年れいわ新選組の代表に
山本太郎さんは、2019年に政治団体「れいわ新選組」を設立。7月に行われた参議院議員選挙において「れいわ新選組」の得票率が4.6%であったことから政党要件を満たし、山本太郎さんが「れいわ新選組」の党代表となりました。
山本太郎が大きく関わった政治活動
現在ではタレントというよりも政治家、山本太郎としての方が名前を知っている人も多いかもしれません。そんな山本太郎さんが大きく関わった政治活動がこちらです。
反原発運動
2011年4月9日、自身のTwitter上にて「黙ってテロ国家日本の片棒担げぬ」と発言し、翌日の4月10日には福島第一原子力発電所事故に関連した原子力撤廃デモへ参加しました。
同年5月25日にはTwitter上で「原発関連の発言が原因で同7、8月に予定されていたドラマの仕事を降板することになった」と、発言しました。
そして7月11日にも佐賀県庁で行われた反原発デモに参加しています。
玄海原子力発電所廃止を訴え、「知事は出てこい」など訴えながら、県知事の古川康に玄海原発再稼働中止の請願書を渡そうと約150人のデモ隊の一人として佐賀県庁に進入し、1時間ほど県職員や守衛警備員らともみ合いましたが、知事に嘆願書を手渡すことはできず職員への手渡しにとどまりました。
その後も反原発デモがあれば参加する意向を示し、それが起因してかフリーになってからツイッターのフォロワーが11万人を超過しました
特定秘密保護法案反対運動
「秘密保護法」大集会実行委員会主催などの特定秘密保護法案反対運動に参加しており、2013年12月3日夜、山本太郎さんは国会議事堂前で「特定秘密保護法案の採決阻止のために、採決の日に、議員を国会に入れなきゃいいんですよ。」「議員会館、国会に議員が入れないくらい、人があふれるくらいに集まれば、これは阻止できる可能性がありますよね? 1000人と言わず、1万人と言わず、10万人と言わず、100万人ぐらいの人が国会周辺に集まりましょうよ!」とデモ隊に対してスピーチし、市民で国会を「包囲」し採決自体を物理的に「阻止」する案を提案しました。
安全保障関連法の採決
2015年9月、参議院本会議の安全保障関連法の採決で、数珠を持ち喪服を着用した上で投票を行い、安倍晋三総理(当時)らに焼香するしぐさを行いました。
このことに関して、9月25日、山崎正昭参院議長から「次は容赦しない。議員バッジを外すことになるかもしれない」と、山本太郎さんに対して「国会法による除名」の可能性も含ませた厳しい警告が行われました。
話題となった政治的発言
上記の様な大きな動きのほかにも山本太郎さんは政治的な発言でも話題となりました。
2008年7月20日、読売テレビの「たかじんのそこまで言って委員会」で「竹島は韓国にあげたらよい」と発言し、批判が集中しました。
2012年3月16日、オーディトリウム渋谷にて山本太郎さんは批判に対して、番組の編集で発言の前後がカットされ、この部分だけが放送されたものであり、韓国の実力行使に対して、竹島は日本の領土であるというだけで何もしない日本政府にハッパをかけようという趣旨の発言であったと説明しています。
他にも2011年11月5日の、BSジャパン「デキビジ」にて「東日本女子駅伝を中止に追い込みたい」「『復興しましたよ』ってアピールのためだけの行事」などと発言し、これに対して、主催者である東北陸上競技協会理事長の安田信昭さんは「放射線量も毎週計測して、大丈夫だという判断になっています。駅伝なので走る時間も限られている。復興の象徴として盛り上げようとしているのに、この発言は風評被害になりますよ。福島県民に対して失礼なんじゃないか」と発言しています。
他にも森友学園問題における発言もあり、2017年3月2日の参議院予算委員会で、山本太郎さんは、安倍晋三さんに対し妻の安倍昭恵さんを皮肉る発言をしています。
この発言に対し安倍さんは「その言い方は限度を超えている。人の名誉を傷つけるために委員会を活用することは、極めて不愉快だ」と抗議しています。
山本太郎の学歴は?~最終学歴は高校中退
上記の様に政治活動の中でもとても目立つ存在となっている山本太郎さんですが、ただタレントから政治家になるというのは簡単なことではありません。
そんな山本太郎さんの学歴は一体どんな学歴なのでしょうか?
山本太郎さんの出身高校は箕面自由学園高校で、偏差値は48と決して高い偏差値ではありません。
しかし、高校1年生の時のダンス甲子園の出演をきっかけに高校は中退してしまっているので、学歴としては高校中退までとなっています。
箕面自由学園高校
政治的な発言も多く、実際政治家としても活動しているので、立派な学歴がある様に思いますが、実際は高校中退までの学歴なんですね。
それでもここまで政治の世界で目立ち、動かせるというのは山本太郎さんの行動力あってのことなのでしょう。
山本太郎の家族構成は?~女系の裕福な家庭で育つ
では今度は山本太郎さんの家族に目を向けてみます。学歴がそこまでではないということから、親が政治に関連している人間なのでは?という見方もされている様ですが、実際山本太郎さんの家族はどんな構成となっていて、どんな人なのでしょうか。
父親は現在いない?家族構成は母、姉、姉、山本太郎の4人家族
山本太郎さんの家族構成は、母親、姉、姉、山本太郎さんという4人家族で育ったそうです。ここから見てわかる通り、父親がいない家庭で女性に囲まれて育ったんですね。
山本太郎さんの母親に関しては女優ではないか?という噂がありますが、女優という事実はなくペルシャ絨毯の輸入業をしていたそうです。
しかも、そのペルシャ絨毯の輸入業が成功したらしく、山本太郎さんの幼少期は経済的にはとても恵まれた環境だったそうです。
実際山本太郎さんの実家は兵庫県宝塚市ということですが、宝塚市の中でも高級住宅街に実家があるらしく、山本太郎さんは小さい頃からピアノを習ったり、中学校も私立中学に進学していたりと、お金持ちだと思わされる背景が多くあります。
他の家族に関しての情報は少ないものの、お金持ちということはわかりましたね。なぜ母親しかいないのか、どういった経緯で母親だけになってしまったのかという部分も気になりますが、そこについては調べても出てきませんでした。
山本太郎の姉・山本利華が大麻と飲酒運転で逮捕!
山本太郎の姉・山本利華が2012年に大麻所持で逮捕
上記で山本太郎さんには姉がいるというのがわかりましたが、なんとその姉が2012年6月に逮捕されてしまったのです。
大麻樹脂と乾燥大麻を自宅に隠し持っていたとして、俳優の山本太郎(37)の姉でヨガ講師・山本利華容疑者(48)が近畿厚生局麻薬取締部に大麻取締法違反(所持)容疑で現行犯逮捕されていたことがわかった。
逮捕された理由は大麻所持と、政治家の家族としては良い印象を持たれない薬物での逮捕となりました。
しかし、何でも大麻を使ってしまったのは政治的な活動も関わっていた様です。
報道によれば山本容疑者は19日、食卓やソファに大麻樹脂や乾燥大麻を隠し持っていた疑いがある。同容疑者は捜査関係者に脱原発運動や更年期障害に疲れたため使用したと話しているという。
山本太郎さんの姉は、ヨガ講師として働く傍ら山本太郎さんと同じく脱原発運動などに参加していた為、そこからの疲れで大麻に手を出してしまったのだそうですが、それを理由にしてしまうと山本太郎さんも怪しく思われてしまいますよね。
そこで山本太郎さん自身もこの様にコメントしています。
「何やってんだ、いい大人が。脱原発と彼女がやった事は、何の関係もない。全ては自己責任。法の裁きを受け、一日も早く社会復帰してくれ、姉よ。」
引用:山本太郎の姉が大麻所持で逮捕 「脱原発運動のしすぎで疲れていたので吸った」 弟太郎「えーっ!マジか?逮捕されてたなんて知らなかった」
政治家をやっている山本太郎さんからすれば、姉のこの行動はかなり迷惑なものでしかないでしょう。山本太郎さんが怒りをあらわにする気持ちもわかります。
山本太郎の姉・山本利華が2022年に飲酒運転で逮捕
出典:https://news.nifty.com/
山本太郎さんの姉・山本利華さんは、なんと2022年8月にも逮捕されています。
山本利華さんはお酒を飲んだ状態で車を運転し、停車していたバイクに衝突。道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで兵庫県警西宮署に現行犯逮捕されました。
捜査関係者によると、山本容疑者は29日午後8時ごろ、西宮市内の市道で酒気を帯びて乗用車を運転した疑いがある。横断歩道の手前で停車していた県内男性(40)のバイクに後方から衝突。目撃者が通報し、署員による検査で山本容疑者から基準値を上回るアルコールが検知されたという。山本容疑者は容疑を認めているという。
姉・山本利華さんの逮捕後、山本太郎さんは謝罪コメントを発表しています。
山本代表は「身内が酒気帯び運転の上、接触事故を起こしたと知りました。接触された方が大事に至っていないことを祈ると共にお詫び申し上げます」と謝罪。「当事者でない私が、弟というだけでお詫びするのは筋違いだ、とおっしゃる方もいらっしゃるでしょうが、社会から飲酒運転による悲惨な事故を撲滅するためにも自分ごとと捉えたいと考えました」と説明した。
続けて「どうか皆様におかれましても、ほんの少し、という気持ちからでも飲酒運転は絶対におやめください」と呼びかけ、「猛省しているであろう身内ともタイミングをみて話してみたいと思います」とした。
また、姉の山本利華さんと電話で話したことを国会内の会見で明かし、かつては姉が母親代わりとなってくれていたことなどを語りました。
れいわ新選組の山本太郎代表が5日、国会内で会見を行い、8月末に兵庫県で道路交通法違反(酒気帯び運転)の疑いで現行犯逮捕された姉・山本利華容疑者について「母代わりもやってくれた姉。先方もこちらも心のどこかでは思っている関係」と明かした。
逮捕の知らせを受け、姉に電話をしたといい、「彼女の声のトーンを聞いて、決して荒ぶっていたり、やさぐれているわけではない。普段は車を乗っていない生活が続いていたと。深く反省していました」とやりとりを明かした。
山本太郎は在日韓国人?~「竹島は韓国にあげたら良い」発言も
ここまでで山本太郎さんの家族構成などに関しても解説してきましたが、山本太郎さんは在日韓国人ではないか?という噂に関しても触れていきたいと思います。
在日韓国人ではないか?と言われる発端となったのが「竹島は韓国にあげたら良い」というコメントや、山本太郎さんの水の飲み方が「朝鮮飲み」という飲み方をしていたからだそうです。
また、噂では2011年まではwikipediaに「在日韓国人として宝塚市で生まれた」と記載されていたそうです、しかし現在では書き換えられ、在日韓国人と書かれていません。
議員になっているから今は日本国籍と書かれているのではないか?と言われていますが、実際に2011年前までのその文章が画像として残っているわけではないので、確証はもてません。
これらのことをまとめると、在日韓国人である可能性もあると考えられますが、今現在事実はわかっていません。
まとめ
■2011年ころより、反原発運動などの政治的活動が増え、2013年に参議院選挙で初当選をはたした。
■山本太郎は、裕福な女系の家庭で育ち、姉が2人いる。そのうちの一人の姉・山本利華さんが2012年に大麻取締法違反で2022年は道路交通法違反(酒気帯び運転)逮捕された。また、在日韓国人との噂もあり、2011年まではwikipediaに「在日韓国人として宝塚市で生まれた」と記載があったとされる。
今回は政治家の山本太郎さんに関してまとめさせて頂きました。
政治家としての山本太郎さん、タレントとしての山本太郎さん、どちらを知っている人も、山本太郎さんに関して色んな面を知れたのではないでしょうか?
何かと政治の世界でも話題となりやすい山本太郎さん。叩かれることも多いですが、それでも負けじと頑張っているその精神力は凄いですね。