黒すぎるシェフとしてお馴染みな「たいめいけん」3代目・茂出木浩司さんですが、2020年8月に肺がんを公表したことでも話題となりました。
茂出木浩司さんの経歴やプロフィール、若い頃と黒い理由、車の遍歴・喫煙者・薬などの噂、結婚した嫁と子供、そして肺がん公表の現在などをまとめました。
この記事の目次
茂出木浩司のプロフィール
茂出木浩司（もでぎ ひろし）
生年月日：1967年6月2日
出身地：東京
茂出木浩司、「たいめいけん」の3代目でタレント活動でもお馴染みだった
茂出木浩司さんといえば、情報バラエティ番組「ヒルナンデス！」の料理関連コーナーなどでお目にする機会が多い料理タレントとなります。
テレビ番組ではチャラ男キャラでお馴染みな茂出木さんですが、本業の方は東京・日本橋にある老舗洋食店「たいめいけん」の3代目シェフであり、「株式会社たいめいけん」の専務取締役であるようですね。
茂出木家の家業である「株式会社たいめいけん」に関しては、本家の「たいめいけん」以外にも関連店舗を全国展開している他、オムライスやカレーといった監修商品もプロデュースしているため、茂出木さんには実業家の一面もあると言えます。
・「たいめいけん 日本橋三越店」
・「たいめいけん 西武池袋店」
・「たいめいけん そごう横浜店」
・「三代目たいめいけん 大丸東京店」
・「日本橋 三代目 たいめいけん ゲートタワープラザ店」
・「洋食や 三代目 たいめいけん ダイバーシティ東京プラザ店」
・「洋食や 三代目 たいめいけん ラゾーナ川崎プラザ店」
・「洋食や 三代目たいめいけん 柏高島屋店」
・「洋食や 三代目 たいめいけん ららぽーと富士見店」
・「洋食や 三代目 たいめいけん ららぽーと愛知東郷店」
茂出木浩司の若い頃…自分探しのためにアメリカ留学したことも
茂出木浩司、老舗の御曹司だったものの劣等感を感じる少年時代だった
1931年に創業された「たいめいけん」は、作家・池波正太郎さんや映画監督の小津安二郎さんといった文化人から愛された名店だったこともあり、祖父・茂出木心護さんや父・茂出木雅章さんもテレビ番組にお呼ばれするような著名な料理人でした。
恵まれた家庭環境に育つこととなった茂出木浩司さんですが、少年時代には親が料理人であることに対してコンプレックスを抱いていたようですね。
茂出木さんがそのような卑屈な感情を抱いた理由については、少年期を過ごすこととなった1970年代にはホワイトカラー至上主義的風潮があり、職人が軽視されていた時代背景があったとか。
そのため、学校の同級生たちにも「お前んち、食べ物屋なのか」と馬鹿にされたこともあったりしました。
そんな周囲の反応に加えて、当時の料理人は柄が悪い人間が多かったせいで、茂出木さん本人も料理人に対してどこか軽蔑した感情がありました。
日本橋界隈にはたくさんの料理人がいましたが、当時の記憶では一斗缶に座ってタバコをふかしながら競馬新聞を読んでいるようなイメージ（笑）ですね。これぞザ・職人、というような。だから全く憧れてはいなかったし、料理人をカッコいいと思ったこともなかったんです。今はなりたい職業ランキングにも入るほど料理人は人気職業、と聞くたびに、時代は変わったなぁと感じています。
茂出木浩司、高校を卒業後はアメリカ留学していた時期もあった
茂出木浩司さんの少年時代については、中学時代からサーフィンに打ち込むようなチャラついた男子だったそうですね。
とはいえ、勉強は出来るタイプの学生だった茂出木浩司さんは、中学を卒業後は都内の有名進学校である駒場高等学校に入学しています。
高校時代の茂出木さんに関しては、実家の所有する不動産で1人暮らしをしたうえ、勉強もせずに遊び惚けていたせいもあり、成績は一気に下降してしまいました。
駒場高校を卒業後は、「たいめいけん」の3代目として料理人の修業に入るべき立場だった茂出木さんでしたが、当時はそこまで覚悟が固まっていなかったこともあり、自分探しのためにアメリカへ留学することになりました。
予定では、アメリカの大学に進学するつもりだった茂出木さんですが、英語が苦手すぎて語学学校の段階で躓いてしまい、早々に帰国する羽目になったとか。
茂出木浩司、料理人修業時代は苦い経験も多かった
アメリカから帰国後の茂出木浩司さんに関しては、「たいめいけん」の跡を継ぐ覚悟を固めて修業先を探すことになりました。
希望としては、ホテルのダイニングで働きたかったという茂出木さんでしたが、「たいめいけん」の3代目という素性が知れ渡っていたせいで、腰かけ扱いされて採用されない日々が続いたとか。
その後、都内の洋食店で修業を開始することとなった茂出木さんですが、少年時代より自由に生き過ぎていたこともあり職人の世界に馴染むことは難しかったようで、職場を転々とする羽目になってしまいました。
いざ働いてみたものの、人の下で働くということが性格的にダメでした。逆らう、文句を言う、仕事に行かない、という３本立てで（笑）。というのも、この人から学びたい、と思える尊敬できる先輩が見つからなかったんです。自分で言うのもなんですけど、うちの店は都内でも三本の指に入る洋食店だったので、いったいどこで修行すれば『たいめいけん』以上の技術が得られるのか、分からなかったんです。
そのため、茂出木さんが本格的に料理修行に打ち込み始めたのは、外での修業を断念して「たいめいけん」に入社した24歳以降のことでした。
ちなみに、この頃になると父・茂出木雅章さんは現場から引退しており、「株式会社たいめいけん」の経営に専念していたため、父子で同じ厨房に立った経験はなかったそうですね。
茂出木浩司、27歳で3代目シェフとなるが古株たちの風当たりも強かった
「たいめいけん」入社後の茂出木浩司さんに関しては、創業家の御曹司ということもあり、27歳でシェフにまで昇格しております。
とはいえ、ぐだぐだな経緯で「たいめいけん」に入社した経緯を知っていた古株の料理人たちは、茂出木さんを中々3代目とは認めてくれなかったらしく、言うことを聞いてくれるようになった頃には40代になっていたとか。
そんな辛い時期の茂出木さんの心の支えとなったのが、小学時代に亡くなった祖父の形見の手紙でした。
私が小学校5年生の時祖父が亡くなりましたが、形見分けでもらった祖父の本の中に「お前は『たいめいけん』の三代目だ。一生懸命頑張りなさい」という内容の手紙があったんですよね。その祖父の遺言が、いちばん背中を押してくれたと思います。
茂出木浩司の噂…車の遍歴・年収・喫煙者・黒い理由は日焼けと日サロだった
茂出木浩司、愛車歴が凄かった
茂出木浩司さんは、ボンボン育ちの遊び人ということもあり、車道楽としても知られています。
そんな茂出木の愛車に関しては、GT-Rやジープに加えて、マセラティ・レヴァンテSといった高級車があります。
料理人ということもあり創作意欲も豊富な茂出木さんは、高級車をただコレクションするだけではなく、通販でカスタムパーツを購入して改造したりもしているそうですね。
また、世代的にモータースポーツブームも体験していた茂出木さんは、カートや四輪レースに打ち込んでいた時期まであったものの、時間とお金を浪費するため今は撤退しているとか。
茂出木浩司、年収はどのくらい？
料理人の世界については、案外夢のない話ばかりが転がっており、シェフになった場合でも平均年収は480万円ほどでしかなく、人気店のシェフになってようやく年収が1000万円を超える程度だそうですね。
とはいえ、シェフ業の他に「株式会社たいめいけん」の専務取締役やタレント業、商品プロデュースなども手掛けている茂出木浩司さんの場合は、その範疇にないことは言うまでもありません。
茂出木さんの年収に関しては、愛車歴の豪華さや四輪レースに打ち込んでいた過去を考慮すると、数千万円程度はあるように思われます。
茂出木浩司、料理人だけどタバコ好きだった
茂出木浩司さんは、タバコの愛好家でもあるそうですね。
グルメ漫画の影響でタバコを吸うと味覚や嗅覚に影響が出るといった風潮もありますが、料理人の世界では昔から愛煙家が多いとか。
嫌煙ブームの現在でも茂出木さんがタバコを吸い続けている理由については、灼熱のキッチンで長時間仕事をする料理人はストレスもひどく、仕事後の一服がないとオン・オフのスイッチの切り替えが出来ないといった都合があります。
茂出木浩司、真っ黒な理由は日焼けや日サロだった
茂出木浩司さんに関しては、黒すぎるシェフとしても有名となります。
茂出木さんのガングロぶりについては、地黒というわけではなかったようで、週2回日焼けサロンに通っている他、中学時代からの趣味であるサーフィンで日焼けしたそうですね。
茂出木さんがガングロを始めた理由については、青春時代にサーファーブームがあり「日焼けした男子がカッコイイ」といった風潮があったとか。
茂出木浩司のスキャンダル？…清原和博のせいで薬の噂が出た？
茂出木浩司さんは、2016年に「覚醒剤取締法違反」で逮捕された元プロ野球選手・清原和博さんのせいで、ネット上で薬物使用の噂が流れていた時期もありました。
茂出木浩司さんに薬物関連の噂が噴出した原因については、逮捕前の清原さんの遊び仲間に元人気アスリートと有名シェフがいたとのゴシップ記事があったためでした。
そのため、当時テレビ出演歴も多かった茂出木さんに良からぬ噂が流れてしまうことになりました。
しかしながら、その後茂出木さんが逮捕されることがなかった事実を踏まえると、清原さんの遊び仲間の有名シェフは茂出木さんとは別人だった可能性が高そうですね。
茂出木浩司の結婚や嫁と子供の情報
茂出木浩司さんに関しては、27歳の頃に結婚をしているようですね。
茂出木さんの気になる妻情報については、一般人のためかまったく表に出て来ていない状況となります。
チャラついたイメージのせいか、ネット上でバツイチ説も流れている茂出木さんでしたが、特に根拠のない噂のようで離婚はしていないとも言われております。
茂出木さんの子供情報についても特に存在しないようですが、創業80年以上の老舗「たいめいけん」の3代目という立場を踏まえると、跡取り的な立場の子供がいる確率は高そうです。
茂出木浩司の現在① 病気と再開発でダブルショック状態だった
茂出木浩司、2020年8月に肺がんを公表していた
茂出木浩司さんは、2020年8月になると肺がんを患っていることを公表しています。
茂出木さんに肺がんが発覚した理由については、怪我の診断のために病院でMRI検査をしたところ、肺に腫瘍が見つかってしまったそうですね。
1週間ほど前に腰をぶつけてしまい腰と首と頭があまりにも痛かった為、MRI検査で調べて貰ったところ怪我とは別に、肺の中に小さな腫瘍のようなものが見つかりました。引用：【癌と分かった理由】
発見が早かったおかげか、ステージⅠで済んだという茂出木さんの肺がんでしたが、「株式会社たいめいけん」関連の事業のスケジュールがびっしりとつまっているため、手術の方は2021年以降の予定となっており、放射線治療を受けながら経過を見ている状況だとか。
茂出木浩司、再開発のせいで「たいめいけん」が取り壊しとなった
早期発見だったとはいえ、50代で肺がんになるなどショッキングな出来事に見舞われた茂出木浩司さんですが、日本橋の再開発の余波を受けて2020年内に「たいめいけん」の取り壊しが決定しています。
「たいめいけん」の入っている6階建ての雑居ビルに関しては自社ビルだったそうですが、再開発に協力するために取り壊しを承諾したそうですね。
「想い出の場所なのでこの場所でまだまだ営業したい気持ちでいっぱいです」と正直な気持ちを吐露。「無念では有りますが、より良い街になるよう都市開発に協力をして街づくりに貢献していきたいと思います」と前向きにつづり、ブログを締めくくった。
取り壊し後は日本橋室町の方で再オープンするという「たいめいけん」ですが、再開発が終了後は思い出の地に戻ってくる予定だとか。
茂出木浩司の現在② 300万円で若返り手術
茂出木浩司さんは黒い肌が代名詞にもなっていましたが、30年以上のサーフィンなどの海通いで肌にかなりのダメージを受けていました。さらには目の開きが悪くなったことや顔のたるみのせいで、若い頃の写真と見比べて、自身も衰えを感じていたようです。
しかし、日本ハムの新庄剛志さんが美容整形をしていると知り、茂出木浩司さんは考え方が変わり、『SBC湘南美容クリニック秋葉原院』名倉俊輔医の師執刀のもと、2022年1月に総額300万円を超える若返り整形手術を受けました。
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茂出木浩司についてまとめてみると…
茂出木浩司さんに関しては、「たいめいけん」の3代目として事業も絶好調だったものの、2020年に肺がんが見つかる不幸に見舞われたということになります。
しかし、2022年1月には若返り手術後の姿を公表するなど元気な姿も見せています。
末永い活躍が続くことを祈りつつ、この記事のまとめを終了させて頂きます。
