ロリータモデル歴17年を誇る青木美沙子さんですが、モデル活動の傍らで看護師としても働き続ける二刀流モデルとしても有名だったりします。
この記事では、青木さんの若い頃や彼氏・結婚情報などに関してまとめてみました。
この記事の目次
ロリータモデル・青木美沙子のプロフィール
名前:青木美沙子(あおき みさこ)
生年月日:1983年6月3日
出身地:千葉県
所属事務所:TWIN PLANET
青木美沙子、15歳でファッション雑誌からスカウトされる
2018年でロリータモデル歴17年を誇る青木美沙子さんですが、元々は一般の雑誌モデルとしてスカウトされた人物でした。
青木さんが原宿にて、ファッション雑誌「KERA」のスカウトから声をかけられたのは、15歳の頃だったとか。
学生時代の青木さんは人見知りで目立たない少女であり、リーダー格の女子の手下のようなポジションだったらしく、「KERA」にも本命のリーダー格の女子のオマケとしてスカウトされたそうですね。
「私は、中学のころまで目立たない子でした。人見知りで、積極性もなかったし。外見も人前に出れるような感じではなかったんです。女子の3人グループにいたんですが、リーダー的な子が無茶苦茶かわいい子で、私は彼女の“手下”って感じでしたね。
ある時、そのリーダーの子がスカウトされたんですが、そのとき隣にいた私も“ついで”にスカウトされた、というわけです(笑)」
そんな青木さんが、雑誌モデルとはいえ芸能の世界へ足を踏み入れる決意をした理由は、当時活躍していたSPEEDやモーニング娘といった、同世代の少女芸能人たちへの憧れの感情が大きかったと言われております。
青木美沙子、雑誌で披露したロリータファッションが大反響に
現在は、ロリータモデルの代表格となっている青木美沙子さんですが、10代の頃はプライベイトでロリータ・ファッションをする機会はまったくなかったとか。
10代の頃の青木さんは、当時流行していた古着ファッションにハマっており、カジュアルな服装を好んでいた少女だったようですね。
青木さんが生まれて初めてロリータ・ファッションに身を包んだのは、ファッション雑誌「KERA」の企画でのことでした。
そして、青木さんのロリータ姿が思いの外、反響を呼び雑誌の人気ランキングで上位を記録したことから、ロリータモデルとしての青木さんのキャリアがスタートすることになりました。
「読モのお仕事で、最初に着させてもらったのがロリィタのはじまりでした。最初は恥ずかしかったですよ~(笑)。
でも、雑誌の人気ランキングで自分の写真が上位になっていくのを見て、すごく嬉しかったんです。
ロリータ・ファッションのお仕事を通して自信を持てるようになったし、何よりずっと心の中で思っていた『自分を表現したい』という願いも叶えられる気がしました」
青木美沙子、外務省からカワイイ大使に任命される!
青木美沙子さんは、2009年2月に、外務省より「ポップカルチャー発信使」こと「カワイイ大使」に選ばれています。
ポップカルチャー発信使は、日本の女性ファッションモデル広報大使、親善大使三人組。通称『カワイイ大使』『かわいい大使』。
日本のファッションモデルが、日本のファッションを世界に広める目的で任命された。日本発のファッションを外国人に着用してもらうよう、世界各国に派遣。派遣先では、何を着るか迷いファッション選びに困った人たちを助ける、『ファッションヘルパー』(後述)の役割も担う。
引用:ポップカルチャー発信使
青木さんの「カワイイ大使」としての任期は2010年3月までと、1年程度の活動期間でしたが、これをきっかけに海外での仕事が増え始めた転換期となったそうです。
青木美沙子、TV番組「セブンルール」で年齢をカミングアウトした
青木美沙子さんに関しては、実は長年正確な年齢を公表していない状況が続いておりました。
青木さんが年齢を公表していなかった理由に関しては、普段看護師として働いている手前、個人情報を出しすぎることに不安を感じていたからだとか。
しかしながら青木さんは、2017年10月に放映されたドキュメンタリー番組「セブンルール」の密着取材中に、ついに正確な年齢(当時34歳)をカミングアウトすることになりました。
青木さんが自身の年齢を公表した背景には、ロリータ・ファッション愛好家の中に、中年女性が増えてきていることも関係していました。
つまりは、ロリータモデルのアイコンである青木さんが、中年と呼べる自らの年齢を公表することで、「ロリータ・ファッション=若者向け」という先入観を覆す意図があったことになります。
「高校生から読者モデルをやっているので、大体30代だろうなとは予想がつくと思うのですが、女性として、この微妙な年齢を言うのはかなり勇気がいることは確か」とそれまでの心境を明かしつつ、公表に踏み切ったのは「年齢でファッションを諦めるのはよくないなと感じたから」と説明。
続けて、「よく、もう何歳だから○○、、、、的な、年齢によって、レッテルをはることはよくあると思います!!私も実際にそう考えることありますが、、、やっぱり、年齢を気にせず、好きな事をやる、好きなファッションを着るっていう考え方の方が好きです」と“年齢に縛られないファッション”に対する思いをつづり、「34歳ですが、これからも大好きなロリータファッションを着続けたいなと思っています」と宣言した。
引用:年齢公表の理由は?
そんな青木さんの男前な行動ぶりに対しては、ネットでも称賛の声が上がりました。
青木美沙子さんが年齢公表したのか……勇気あるなぁ
— リリィØ (@Lily_dc1412) 2017年10月9日
何歳になっても自身持って自分の好きなものを好きと言える生き方、見習いたい
青木美沙子ちゃん、年齢公表してたのもはじめて知ったけど、KERAも私が中高生の頃からずっと出てたベテランモデルさんだったしもう彼女にとってロリィタは生き様というか人生そのものだね
— tenom (@monet_monet_cg) 2017年10月5日
日本におけるロリータブームの始まりは映画「下妻物語」
ロリータモデル界の生き字引でもある青木美沙子さんですが、青木さん曰く業界が一番盛り上がっていたのは、2004年頃だったそうですね。
日本におけるロリータ・ファッションブームは、2004年に公開された映画「下妻物語」が火付け役になったらしく、以降も2010年前後になると、歌手のきゃりーぱみゅぱみゅさんの台頭により第二次ブームもあったとか。
きゃりーぱみゅぱみゅの本名・すっぴん画像・過去まとめ!カラコンなしの写真もあり
とはいえ、日本でロリータ・ファッションが盛り上がっていたのも一昔前のことだったようで、現在は10代の愛好家などは減っており、25歳以上が中心の趣味になっていると言われております。
ーなぜ、若い世代はロリータファッションを着なくなってしまったのでしょうか
もちろんブームもありますが、ロリータファッションは単純に、価格が高い。今は、ファストファッションでもすごくかわいいアイテムがそろっているので、そこまでお金をかける必要がないのでしょうね。それに、「インスタ映え」も洋服ではなくカフェ代に使う人が増えているのではないでしょうか。
そんな現状に危機感を抱いている青木さんは、日本でのロリータ・ファッション関連のイベントを増やしてロリータ文化を盛り上げようと、現在奔走中だそうですね。
青木美沙子はロリータナース~モデルと看護師を両立するハードな日々
青木美沙子、看護師を目指した理由は「ER緊急救命室」
青木美沙子さんといえば、ロリータ・モデルと看護師の二刀流で有名な人物ですが、青木さんが看護師を目指した理由に関しては、人気の米ドラマの「ER緊急救命室」シリーズの影響が大きかったようですね。
「もともと、看護師を目指したのは『ER緊急救命室』シリーズがきっかけなんです。小児科ドクターのダグラス・ロス(ジョージ・クルーニー)の奥さん役でもある、キャロル・ハサウェイ看護師長(ジュリアナ・マルグリーズ)に憧れて。それで、看護科のある高校を受験しようと決めていました」
そのため、高校の時点で看護科のある学校に進学をしていた青木さんは、高校卒業時に准看護師の資格も獲得していました。
高校を卒業後は東海大学医療技術短期大学の看護科に進学をした青木さんは、試験の名のつく時はモデル仕事を一切入れない本気ぶりで無事短大を卒業し、正看護師の国家試験にも合格することになりました。
青木美沙子、短大を卒業後は大学病院の看護師に!
短大を卒業の青木美沙子さんは、モデル業の傍ら大学病院へ就職をしました。
「私の病棟は、なんでもアリの環境だったので本当に過酷でした。
耳鼻科も眼科のちょっとした外来から乳がんや呼吸器系疾患、結核の患者さんや急患まで。ありとあらゆる患者さんを昼夜問わず、40人前後の看護師で診るという環境。最初は右も左も分からなくて、『とりあえずナースコールだけは走って出る』ことだけを守っていました。
当時は、本当に同期に支えられていましたね。みんなで支えあって、なんとかこなしていたところもあると思います」
当初は日勤のみだったため、土日にモデル業に勤しんでいた青木さんでしたが、経験を積む内にプリセプターを任されるようになるなど、責任ある仕事を回される機会も増えていったそうですね。
プリセプターシップとは、一人のプリセプティー(新人看護師)に対し、一人のプリセプター(指導者)が、ある一定期間、マンツーマンで意図的・段階的・系統的な指導を行い、新人の能力育成を図る教育方法です。当院ではこれを行っています。
引用:プリセプターシップとは?
そのため、夜勤をこなす機会も増えた青木さんは、土日がまるごと夜勤で潰れてしまう経験までしたこともあり、朝モデルの撮影に出かけた後に夜勤に向かうという生活を2日間続けたこともあったとか。
そんな状況下であっても青木さんがモデルと看護師の二刀流を続けた理由に関しては、当然ながら看護師という職業が好きだったことの他にも、看護師として頑張る青木さんの姿を支持してくれているファンの期待を裏切りたくなかったという想いなどもあったようですね。
青木美沙子、「カワイイ大使」就任をきっかけに大学病院を退職
看護師として順調にキャリアを積んでいた青木美沙子さんですが、2009年に外務省より「カワイイ大使」に任命されたことをきっかけに、大学病院を退職しております。
「カワイイ大使」とは、その名の通り、ロリータ・ファッションの日本代表として世界に赴き、ロリィタを通して、日本のカルチャーを知ってもらう役目。
青木さんはこの任務で、すでに10か国をまわっているが、この“カワイイ大使”をきっかけに、大学病院を辞め、訪問看護の仕事に就くことになる。
「1か国1~2週間滞在するので、さすがに病院に迷惑がかかると思い退職しました。
その後、訪問看護の仕事についた青木さんでしたが、2013年5月頃に美容クリニック「東京イセアクリニック」に転職したことでも話題になりました。
正看護師資格とホームヘルパー2級の資格を持つ青木さん。今春から、都内で6医院を展開している美容クリニック『東京イセアクリニック』に入職し、モデル・タレント業との“二足のわらじ”生活を始めた。
しかしながら、2014年以降のインタビュー記事やテレビの特集番組などを見ると、近年の青木さんは訪問看護の仕事に携わっているようです。
そのため、「カワイイ大使」の任期満了後も海外のロリータ・ファッション関連のイベントのゲストに呼ばれる機会が多い青木さんだけに、スケジュールの都合で「東京イセアクリニック」も退職してしまったのではないかと思われます。
ちなみに近年の青木さんは、月半分ほどフルタイムで訪問看護の仕事をこなしているとか。
青木美沙子、35歳ながら若い頃と変わらぬすっぴん姿が評判に!
青木美沙子、すっぴん美人の秘訣は肌を休ませること!
2018年現在35歳となる青木美沙子さんですが、すっぴん姿なども頻繁に公開している人物でもあります。
長年モデル業でロリータメイクを続けてきた酷使ぶりや、看護師との二刀流による疲労の蓄積ぶりを踏まえると、青木さんの地肌はボロボロなのではないかという懸念もあります。
しかしながら、実際の青木さんのすっぴん姿は若々しい美肌ぶりです。
青木さんの美肌の秘訣は、極力化粧をせずに肌を休めている時間が長いようですね。
具体的には、看護師として働いている時間は化粧などはせずにすっぴんで勤務しているとか。
目鼻立ちがはっきりしている青木さんだけあり、普段はすっぴんでもへっちゃらということなのでしょうね。
青木美沙子の彼氏情報!~スタイリスト・熊谷隆志との結婚説はガセネタ
青木美沙子の結婚の噂は単なる人違いだった!
青木美沙子さんには、ファッション・スタイリスト熊谷隆志さんとの結婚の噂があったりします。
熊谷さんといえば、ファッション・ブランドGDC(GRAND CANYON)のディレクターとしてもお馴染みの人物だけに、ファッション業界人同士の結婚と思いきや、この噂はまったくのガセネタだったようですね。
青木さんの結婚説の真相は、熊谷さんが「青木美沙子さん」という同姓同名の別の女性と結婚していただけというオチだったとか。
青木美沙子、ロリータファッションが原因で彼氏が出来ない?
結婚説はガセネタだった青木美沙子さんですが、実はこれまでに熱愛スキャンダルがない人物だったりします。
とはいえ、モデルや看護師という男性にモテそうな仕事をしている青木さんだけに、週刊誌にマークされていないだけで、プライベートではモテモテなのではないかと思われる読者の方も少なくないと思われます。
しかしながら、ロリータモデルという職業柄、青木さんの男性ウケはかなり悪く、彼氏がいない日々が続いているようですね。
恋愛しなさすぎて、もう男性のタイプとかわからないです(笑)。だからロリータに理解のある方に出会えたらすぐにでも結婚したい!とりあえず一緒にご飯に行ってくれる方であれば満足です。基本、ご飯すら一緒に行ってくれないので……。目立つからこの服装で行ったらほとんどの男性が即アウトです。「僕といるときは普通の服を着て」と言われたこともあります。日本人男性って人の目を気にされる方が多いのでなかなか難しいですね……(苦笑)。
青木美沙子の現在~「fanfancy+」のメインビジュアルに抜擢
青木美沙子、ロリータ界のカリスマモデルとして大活躍
青木美沙子さんの現在ですが、2018年6月になると、株式会社フクヤが新たに手がけるファッションブランド「fanfancy+」のメインビジュアルに抜擢されています。
新ブランド「fanfancy+は「大好きな“推し”と一緒に過ごす素敵な毎日」をテーマに、バッグ、アクセサリー、雑貨などの痛ゆめかわいいアイテムを展開していく、今までにない、新しいブランドです。
アイテムのメインビジュアルは、日本だけに留まらず世界各国にファンを抱え、日本ロリータ協会会長としても活躍するカリスマモデル・青木美沙子さんにお願いしました。
青木美沙子について総まとめをすると…
・青木美沙子は現在、看護師とモデルの二足のわらじ生活を送っている。
・青木美沙子は35歳とは思えぬすっぴん姿を度々公開している。
・青木美沙子は現在も独身で結婚歴はない。
ちなみに、青木美沙子さんの住まいに関しては、実家暮らしのようです。
看護師とモデルの二刀流の忙しさだけはなく、海外のイベントに参加するために頻繁に自宅を留守にする青木さんにとっては、セキュリティの問題でも1人暮らしは難しいのでしょうね。
青木さんのモデル業がこれからも順調に続くことを祈りつつ、この記事のまとめを終了させて頂きます。