劇団四季でミュージカル俳優として活躍し、『料理の鉄人』の名司会でもよく知られてきた鹿賀丈史さん。
日本を代表する大物ベテラン俳優ですが、現在もドラマに映画、舞台と活躍しています。
病気も度々経験する中で認知症の噂もありましたが、現在までの鹿賀丈史さんの活躍についてまとめたのでご紹介します。
この記事の目次
鹿賀丈史のプロフィール&生い立ち
舞台、テレビドラマ、映画で重要な役を演じる大物俳優・鹿賀丈史
鹿賀丈史さんは劇団四季に入団後、『ジーザス・クライスト=スーパースター』で鮮烈なデビューを飾って以降、日本の俳優界でトップスター街道を走ってきました。大御所となった現在も多彩な演技力で魅せてくれる鹿賀丈史さん。家族や病気についてもまとめたのでご紹介していきます。
鹿賀丈史さんのプロフィールはこちら。
本名: 勝田 薫且(かつた しげかつ)
生年月日: 1950年10月12日
出生地: 石川県金沢市
身長: 180cm
体重: 不明
血液型: O型
職業: 俳優、声優
ジャンル: 映画・テレビドラマ・舞台
活動期間: 1972年 –
配偶者: 既婚
引用:Wikipedia – 鹿賀丈史
鹿賀丈史さんは大のカラオケ好きで知られ、歌い始めるとひとりで何時間でも歌い続けてしまうそうです。
十八番は井上陽水や桑田佳祐だということですが、鹿賀丈史さんもヒトカラに行っているのかもしれません。
また、鹿賀丈史さんは旅行先でも読書をするほど本が大好きなようです。
スポーツはゴルフを好んでプレーしているようですね。
鹿賀丈史はお茶目で割と人見知りな性格?
鹿賀丈史さんは人生のテーマとして「やんちゃなおじさんになること」を挙げていますが、電車では緊張して大量の汗をかくため短い距離でもタクシーを遣うようなので人見知りな性格でもあるようです。
鹿賀丈史さんの大好物はふくの卵巣の糠漬けや車海老のおどり、鶏しゃぶ、焼きおにぎり茶漬けなど渋い嗜好をしているようです。マンゴーなど甘いものも好んで食べるそうです。
大御所俳優ながらかわいい愛嬌のある人柄をしている鹿賀丈史さんですが、鹿賀丈史さんと言えば「私の記憶が確かならば…」のフレーズで有名な『料理の鉄人』の司会のイメージが強いかもしれません。
鹿賀丈史さんは現在までの数々の作品に出演していますが、マロリー・ワイス症候群や急性虫垂炎など病気で苦しんだ時期もありました。
そして2014年には”認知症疑惑”が浮上しますが、これらをご紹介する前にまずは鹿賀丈史さんの生い立ちや経歴を詳しくまとめたのでご紹介します。
鹿賀丈史の生い立ち&経歴
鹿賀丈史の品のある佇まいは育った環境もある?
鹿賀丈史さんが生まれ育ったのは、石川県金沢市の近所から琴の音が聞こえてくるような優雅で気品のある町だったそうです。鹿賀丈史さんの真似できない気品のある佇まいは幼少期から身に付いたものかもしれませんね。
鹿賀丈史さんは1950年10月12日に石川県金沢市で生まれました。
鹿賀丈史さんの父親は洋服の仕立て屋で、母親は北陸髄一のゴム風船屋でとても裕福な家庭だったそうです。
鹿賀丈史さんは幼少期は「車の排気ガスが好きだった」と語っており、またチンドン屋が走っていたので追いかけていたそうです。
当時から人前で歌うことが好きだった鹿賀丈史さんは、金沢市立材木町小学校に上がると4年生の頃に少年合唱団に入って中学2年生まで所属していたそうです。
また、鹿賀丈史さんは小学校時代は虚弱体質気味だったため給食をよく残すことが多く、拒食症に陥ったこともあったという。
鹿賀丈史さんは小学校の卒業文集には「将来は声楽家になりたい」と書くほどプロ歌手になることを夢見ていたそうです。
中学時代はブラスバンド部に入っていた
鹿賀丈史さんは中学校でブラスバンドに入っていたということは歌だけではなく楽器にも興味があったようですね。しかし、高校では路線を戻したのか再び合唱部に入っています。
中学校から石川県立金沢二水高校に進学した鹿賀丈史さんは、合唱部に入りテノール、指揮者として活躍。全国大会にも出場したそうです。
鹿賀丈史さんはこの頃に身長が急激に伸びたようですが、体は弱かったようで風邪を引くたびに扁桃腺が腫れて40度以上の高熱が続いたため扁桃腺を切除する手術を受けているそうです。
鹿賀丈史さんはこの頃にクラシック歌手に憧れて、東京と名古屋の教室に歌のレッスンに通っていました。
しかし、東京音楽大学の入試に失敗して浪人生活が始まりますが、半年もすると大学自体に行く気が無くなっていったそうです。
そして、鹿賀丈史さんは友人の勧めで劇団四季のオーディションを受けて合格することになります。
鹿賀丈史、劇団四季に入団する
元々は俳優として生きていくつもりは無かった鹿賀丈史
鹿賀丈史さんはあくまでクラシック歌手になりたいと思っていたため、俳優になる気はなかったそうです。しかし、劇団四季に入団してからは一躍スターとなり俳優の道を歩き始めます。
鹿賀丈史さんは友人が劇団四季のオーディションを受ける際に誘われて受けただけで、劇団俳優になるつもりはなかったそうです。
しかし、鹿賀丈史さんは持ち前の端正なルックスと合唱団で磨いた歌唱力が評価されて入団することになります。
鹿賀丈史さんは児童向けミュージカルなどに出演を続け、『ジーザス・クライスト=スーパースター』で主役の座を獲得。ジーザス役で鮮烈なデビューを果たします。
その後も『ウエスト・サイド物語』、『ヴェニスの商人』、『カッコーの巣をこえて』など名作に出演をする中で鹿賀丈史さんはミュージカル俳優として確固たる地位を築き上げていきます。
そして鹿賀丈史さんは29歳で劇団四季を退団しました。
鹿賀丈史、松田優作に影響を受けた
鹿賀丈史、劇団四季を退団して映画デビュー
鹿賀丈史さんは30歳で松田優作さん主演の映画『野獣死すべし』に助演し、自身のターニングポイントのひとつだと語っています。
鹿賀丈史さんは一歳年上だった松田優作さんが主演した『野獣死すべし』に出演してとても影響を受けたことを語っています。
松田優作さんは鹿賀丈史さんよりも5cm身長が高く、スタントを使わないダイナミックな演技ができるアクションスターでしたが、演出家と揉めるほど演出の面でも熱心だったそうでそうした姿を目の当たりにして鹿賀丈史さんは影響を受けたのかもしれませんね。
鹿賀丈史さんはその後1978年にNHK大河ドラマ『黄金の日々』でテレビドラマデビューを果たし、世間の認知度を獲得していきます。
鹿賀丈史、ポンキッキーズで「Ja-nay」を歌う
コミカルな役も得意な多彩な俳優・鹿賀丈史
鹿賀丈史さんはシングルを4枚出しており、そのうちの一枚が『ポンキッキーズ(フジテレビ)』に出演していた時に歌った「Ja-nay」で、この曲はほかの番組でもコラボされたため認知度が高いようです。
現在第三期が放送されているガチャピンとムックが大人気の長寿子供向け番組『ポンキッキーズ』で、1996年に発表されたのが「ポンキッキーズ体操Ja-nay Gymnastics」です。
この「じゃない、じゃない、いいじゃない~」というフレーズは一度歌うと頭から離れないという人も多かったと思いますが、この「Ja-nay」を歌っているのが鹿賀丈史さんでした。
鹿賀丈史さんは『ポンキッキーズ』に当時、謎の部屋の番人・カガマルや、先生に扮したドクター・カガマルとして出演しており、コミカルなキャラクターを演じていました。
そして「ポンキッキーズ体操Ja-nay Gymnastics」が『SMAP×SMAP』、『めざましテレビ』や、鹿賀丈史さんが司会を務めた『料理の鉄人』でもコラボされたためよく知られているようです。
鹿賀丈史さんが歌っている「Ja-nay」の動画がこちら。
鹿賀丈史、「料理の鉄人」で司会を務める
鹿賀丈史さんの代表的な番組『料理の鉄人』
鹿賀丈史さんと言えば『料理の鉄人』の仰々しい司会のイメージが強い人も少なくないでしょう。番組冒頭の「私の記憶が確かならば…」というフレーズや、最後の勝者を告げる溜めの時間などの緊張感は鹿賀丈史さんの演技ならではでした。
鹿賀丈史さんは1993年から『料理の鉄人』の美食アカデミー主催として司会業を務め、役者のみならずバラエティ司会業の才能を見せました。
鹿賀丈史さんの仰々しいまでの演技がウケて一躍人気を高めましたが、視聴者は鹿賀丈史さんが普段からそういう性格の人物だと思い込んで接してくるようになったため悩んでいたそうです。
番組は1993年10月10日から1999年9月24日まで放送され、第二期として2012年10月26日から番組名を『アイアンシェフ』と変え、司会を俳優の玉木宏に受け継いで13年ぶりにスタートしました。
鹿賀丈史さんは最終回後にフグ毒にあたって亡くなった設定になっており、その後2001年1月の特番で放送された際に司会を務めた本木雅弘さんは甥という設定で出演。番組冒頭で鹿賀丈史さんを追悼しました。
ちなみに決まり文句は「私の願いが叶うならば…」だったようです。
玉木宏さんが司会を務めた『アイアンシェフ』では、この仰々しい演技が受け継がれることがなく決まり文句も無かったため「物足りない」という声が多かったようです。
鹿賀丈史が病気で療養中?認知症という噂が…
鹿賀丈史が舞台上で見せた認知症を想起させた行動とは?
鹿賀丈史さんに認知症の疑惑が浮上したのは2014年の公演「ラブ・ネバー・ダイ」でのことでした。
鹿賀丈史さんは「ラブ・ネバー・ダイ」で主演のファントムを務めましたが、劇中歌を歌う声にまったく張りがなくしかも歌詞を忘れて沈黙するという事態に陥りました。
鹿賀丈史さんはそれからヨロヨロと虚ろな目で歩いていたようで、その姿を目の当たりにした観客は「もしや認知症では?」と思わざるを得なかったようです。
その後の舞台は数日出演することができず、鹿賀丈史さんは「喉を痛めてしまい声が出ない」という理由から降板していました。
この騒動が元でネット上で「鹿賀丈史は認知症」という情報が出回ってしまったようですが、その後の鹿賀丈史さんは『ラ・カージュ・オ・フォール』や『デスノート The Musical』など舞台に出演して問題なく公演を成功させていますので認知症ではなかったようです。
しかし、アルツハイマー型認知症は10年ほどの時間をかけてゆっくり発症していくようなので、今後鹿賀丈史さんが認知症を目に見えて発症しないことを祈りたいですね。
鹿賀丈史、喉の病気だった?
鹿賀丈史は喉の不調をごまかして歌っていた?
鹿賀丈史さんの様子がおかしかったのは認知症ではなく喉の不調により声が出なくなってしまったためごまかしながらなんとか持ちこたえていたのかもしれません。
鹿賀丈史さんが出演した「ラブ・ネバー・ダイ」を観劇したファンによれば、明らかに鹿賀丈史さんの様子がおかしかったそうです。
しかし、途中で歌が止まってしまいながらもごまかしながら最後まで演じていたようで、その後の公演は体調不良で降板。
市村正親さんにバトンタッチして数日の公演を休養することにしたそうです。
市村正親さんは鹿賀丈史さんの分まで頑張ろうと初日から気合をいれていたようですが、連続5公演という市村正親さん自身も心配されるようなハードスケジュールになったようです。
鹿賀丈史さんは過去に『レ・ミゼラブル』の舞台終了後に楽屋で吐血してマロリー・ワイス症候群を発症し病院に担ぎ込まれたことがありましたが、その後も千秋楽まで公演をやり遂げる役者魂を見せています。
この時数公演でも降板したのは、鹿賀丈史さんにとっても深刻な喉のダメージがあったのでしょう。
鹿賀丈史さんは毎月喉を医者に見てもらっているようですが、現在は喉のトラブルは起きていないようですね。
鹿賀丈史は現在も健康に活躍中
幾度かの病気や不調はあったものの鹿賀丈史は現在も第一線で活躍中
鹿賀丈史さんは現在60代も後半にさしかかりながらも精力的にドラマ、映画、舞台で新しい作品に出演し魅力的な演技を見せ続けています。
鹿賀丈史さんは2017年に入って1月からはドラマ『増山超能力師事務所(日本テレビ)』で主人公の元上司役で出演しています。
そして今後の仕事としては、7月28日からドラマ『あいの結婚相談所(テレビ朝日)』、2017年11月からは大河ファンタジー『精霊の守り人 最終章』、2018年1月からはNHK大河ドラマ『西郷(せご)どん』への出演が決定しています。
舞台の出演は6月11日〜17日に「30周年スペシャルウィーク」として、足掛け20年以上公演し続けている『レ・ミゼラブル』の特別カーテンコールに鹿賀丈史さんは日替わり出演していました。
2015年までに数度公演されて大好評を博していたミュージカル 『ラ・カージュ・オ・フォール』にも、2018年3月から出演するそうです。
鹿賀丈史さんの活躍は未だ留まるところを知らないようですね。
鹿賀丈史は嫁と離婚していた!息子はタレント?
鹿賀丈史の嫁とは
鹿賀丈史が嫁と離婚したという情報が出回っている
これは結婚している芸能人の宿命のような噂ですが、鹿賀丈史さんにも嫁さんと離婚したという情報が以前から出回っていました。
しかし、鹿賀丈史さんは中学もしくは高校時代からの同級生の嫁さんをずっと大切にしてきていたようです。
鹿賀丈史さんが一般人の嫁さんと知り合ったのは15歳の中学生頃とも高校2年生の頃とも言われています。
どちらが本当か定かではないですが、学生時代からの純愛を実らせての結婚のようで、真面目で誠実な鹿賀丈史さんらしい馴れ初めです。
そして、嫁さんはスチュワーデス、今で言うところのキャビンアテンダントになったそうで、嫁さんについて語らない鹿賀丈史さんですが、美人の嫁さんだということがわかります。
鹿賀丈史さんの嫁さんは現在は着物の似合う女性になっていそうですが、残念ながらツーショット画像などは無いようです。
鹿賀丈史の息子は一般人
鹿賀丈史には一人息子がいる
鹿賀丈史さんと嫁さんとの間には長男ひとりのようで、まったく芸能関係の仕事はしていない一般人のようです。
鹿賀丈史さんとキャビンアテンダントだった嫁さんとの息子さんならイケメンに違いないと思いますが、まったく芸能界に関わっていないようなので嫁さん同様写真など画像は無いようです。
しかし、なぜか「鹿賀丈史の息子が事故死」という噂がネット上で見受けられるようですが、根も葉もないデマのようです。
鹿賀丈史と嫁の離婚は事実だった
2017年9月、鹿賀丈史さんが30台前半の美女と新しい恋をスタートしていることが週刊誌FRIDAYで報じられました。
報道によると、鹿賀丈史さんと30台前半の美女は、9月に西麻布(港区)の高級鮨屋でのデートや、西新宿近くのビジネスホテルに入る現場が目撃されていたようです。
FRIDAYの取材に対し、鹿賀丈史さんは「いや、私、離婚してますから」と答えたそうです。
――鹿賀さん、ホテルに行った女性との関係は?
「いや、私、離婚してますから」
お馴染みのあのバリトンボイスで一言そう語ると、鹿賀は鉄板焼き屋へと入っていった。鹿賀に近い芸能関係者によると、これまで一切、公にしていないが、実は鹿賀は、数年前に密かに離婚していたのだという。
鹿賀丈史の大物感が凄い!?最近の出演作品
鹿賀丈史の作品での存在感が凄い?
近年、鹿賀丈史さんが出演している作品はどれも大物役が多いようで、もはや”大物役の常連”俳優となっているようです。
鹿賀丈史さんはこれまでに刑事ものや時代劇、サスペンスドラマ、漫画原作映画などジャンルを問わず多くの作品に出演してきました。
2014年に体調を崩してからは出演が減り、鹿賀丈史さんをテレビで見る機会が減っていたようです。
しかし、最近はまた話題作に重要な役で出演することが増えてきたようですが、どれも大物役だとして話題になっています。
鹿賀丈史さんが大物役でハマっている作品をご紹介していきましょう。
鹿賀丈史、「DEATH NOTE」で夜神総一郎役
映画から舞台に進化した『DEATH NOTE(デスノート)』
鹿賀丈史さんは2006年に公開された映画『DEATH NOTE』で主人公・夜神月の父親で警視庁刑事局局長の夜神総一郎を演じましたが、舞台版にも出演しています。
鹿賀丈史さんは藤原竜也さん演じる夜神月の父親である夜神総一郎の役がハマっていましたが、舞台ではほかのキャストは代わる中で鹿賀丈史さんは続投したようです。
世界累計発行部数3000万部を超える超人気漫画「DEATHNOTE」は、2006年に映画作品が公開。その人気は過熱し勢いは国内にとどまる事なく、香港、台湾、韓国などアジアにも広がった。この作品で鹿賀は、映画とミュージカル両方において、夜神月の父で警視庁刑事局局長の夜神総一郎を演じている。
ミュージカルになるならやはり主戦場である鹿賀丈史さんを差し置くことはできないでしょう。
この舞台版『デスノート』では演出に、紫綬褒章を受賞した日本を代表する演出家である栗山民也さんが務めていたようで、鹿賀丈史さんも「まったく無駄のない舞台」だと絶賛していたようです。
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鹿賀丈史、「地味にスゴイ!校閲ガール」で大物作家に
いつの間にか白髪になっていた鹿賀丈史
鹿賀丈史さんに大物感が出た最大の理由はいつのまにか白髪になっていたからなのかもしれません。しかもカツラではなく自毛だというので驚いた人も多いようです。
鹿賀丈史さんは『地味にスゴイ!校閲ガール』の1話で大物作家・本郷大作として特別出演していました。
鹿賀丈史さんが突如として見事な白髪になっていたため視聴者はビックリしたようです。
録画しておいたドラマ「地味にスゴイ!校閲ガール」みたー!石原さとみさんがめっちゃかわいい、着せ替えコーデもとてもかわいくてきゃっきゃしながらみてたら、大御所作家役に鹿賀丈史さまが…!!!総白髪に和服かっこよすぎる…さとみが横でいっしょにシャンパン飲んでてさとみになりたかった…!
— 三星 円 (@mihoshi_m) 2016年10月10日
鹿賀丈史さんは白髪に和装でまさに大物作家という風格が漂っていましたが、ツイッターでは白髪が似合わないという人も。
鹿賀丈史久々に見たらキレイな白髪になってたけど似合わなすぎじゃない?
— 極東の鷹🇦🇱あちゃら (@acala0) 2017年3月9日
そして、『地味にスゴイ!校閲ガール』の後には湊かなえのSPドラマ『往復書簡~十五年後の補習』が放送され、鹿賀丈史さんも出演していたため3時間ぶっ通しで鹿賀丈史さんを観ることになったようです。
石原さとみのドラマ見てから湊かなえのドラマ見てるから3時間鹿賀丈史。
— kayo (@kayo830) 2016年10月6日
事務所の鹿賀丈史の写真も白髪に変わっている
ツイッターではカツラ説が浮上していたようですが、事務所の鹿賀丈史さんの画像が白髪に変わっていることで自毛だと分かりました。しかし白髪俳優として出演していくのかと思えば、2018年のNHK大河ドラマ『西郷どん』での島津斉興役では黒髪に戻しているようです。
もしかしたら『地味にスゴイ!校閲ガール』で役づくりで白髪に染めて気に入ってしまいそのままにしていたのかもしれません。
もしくは同時期に撮影していたと思われる『相棒 劇場版Ⅳ』のマーク・リュー役のために白髪にしていたかでしょう。『校閲ガール』は1話限りの特別出演なのでこちらの線が濃厚ですね。
鹿賀丈史、「とげ」で腹黒市長を演じる
鹿賀丈史、腹黒市長を白髪で演じる
鹿賀丈史さんの白髪での出演が見られる作品はもしかしたら『西郷どん』までになる可能性もあるでしょう。
大塚寧々さんを嫁に持つ人気俳優・田辺誠一さんが主演を務める『とげ 小市民 倉永晴之の逆襲』 に、鹿賀丈史さんが腹黒市長として出演しています。
同ドラマは田辺誠一さん演じる気弱な小市民・倉永晴之が日常のストレスを痛快にぶちまける“ストレスフルジェットコースタードラマ”というコンセプト。
そして、倉永晴之と対立する”わにのくに市・市長 常磐栄太”役を鹿賀丈史さんが務めました。
鹿賀丈史さんは役どころについて「だいたいこういう人は声が大きいかなと思います(笑)」と語っていますが、腹黒い演技に注目です。
鹿賀丈史、「相棒 劇場版Ⅳ」で国連元理事を演じる
刑事ものにでるならやはり大物の鹿賀丈史
『デスノート』でも警視庁刑事局局長という役でしたが、2017年2月に公開された『相棒 劇場版Ⅳ』でも国連犯罪情報事務局の元理事のマーク・リュウという重要な役で出演しています。
鹿賀丈史さんの白髪が一番映えたのはこの『相棒 劇場版Ⅳ』のようで、ツイッター上では絶賛する声が多数上がっていました。
『相棒 劇場版IV』観てきたよ。鹿賀丈史さん、相変わらず怒鳴るシーンとかの声量半端ないなぁ…。白髪素敵男性(´∀`*)最後のどんでん返しにはやられましたなぁ。「こんなカッコイイおじ様なら、マーク・リュウに育てられたい…」と思ったよ←
— ☆ユミ★ (@tsyo410) 2017年3月2日
相棒劇場版Ⅳは白髪のジェントルマンが出てきて大変眼福でございました。生粋の日本人やのに外国人に見える演技をされる鹿賀丈史さん、さすがでした
— なすぼうや (@nasubouya) 2017年2月15日
鹿賀丈史さんは北村一輝さんとゲスト出演という形でした。
本作は”相棒ファミリー”が集結する作品として話題を集めていましたが、主演の水谷豊さんと4代目相棒の反町隆史さんや、2代目相棒の及川光博さん、「season 15」第一話に出演した仲間由紀恵さんなど豪華キャスト陣が揃った今作ですが、ある意味最も注目された人物は鹿賀丈史さんだったのかもしれません。
「もともとある作品の味を生かしながら、自分の存在を出していければと思いますし、とてもチームワークの取れた作品ですので、その中で自分がどういう風に溶け込んでいるのか仕上がりが楽しみです」
ちなみに、劇中に伊丹刑事がマーク・リュウを指差して「あのジジイは何者だ?」と言うセリフがあったようですが、伊丹刑事役の川原和久さんが「あの鹿賀丈史さんを前にしてジジイってのはどうなんだ」と提案したことからセリフが「白髪のジェントルマン」に変わったというエピソードがあるようです。
鹿賀丈史、故・平幹二朗の代役で「精霊の守り人」に出演
「精霊の守り人」では白髪ではなく灰髪に
鹿賀丈史さんは2017年11月から放送される大河ファンタジー『精霊の守り人』のシーズン3から、2016年10月22日に亡くなった平幹二朗さんの代役として聖導師を務めます。
平幹二朗さんは藤原竜也さん演じる帝を補佐する新ヨゴ国の聖導師をシーズン2まで演じていましたが、2016年10月22日に自宅の浴槽で亡くなっているところを長男の平岳大さんにより発見されました。
平幹二朗さんの代役を受け継ぐにあたり鹿賀丈史さんは以下のようにコメントしています。
鹿賀は「平さんとは幾度か共演させていただき、全身全霊をかけたお芝居を間近で見て、あれほどお元気でいらっしゃいましたのに残念でなりません。平さん思いを受け継ぎ、魂込めて務めさせていただきます。心よりご冥福をお祈り申し上げます」とコメント
鹿賀丈史が三谷幸喜に絶縁宣言されている?
鹿賀丈史さんは一度の失態で三谷幸喜から絶縁された?
大御所俳優と日本を代表する脚本家である三谷幸喜さんの確執は2002年の舞台『You Are The Top~今宵の君~』から続いているようです。
鹿賀丈史さんと三谷幸喜さんの縁は1993年のドラマ『振り返れば奴がいる(フジテレビ)』から始まっており、その後も『古畑任三郎(フジテレビ)』にも犯人役で出演しています。
しかし、鹿賀丈史さんが2002年の舞台『You Are The Top~今宵の君~』でセリフを覚えていないという失態を犯したことから三谷幸喜さんに絶縁をされてしまったという。
そんな2人が仲たがいすることになったのが、2002年の舞台『You Are The Top~今宵の君~』なんです。表向きは、鹿賀さんの体調不良が原因で降板、ということになっていますが、実はセリフをほとんど覚えていなかったそうなんです。それで三谷さんも激怒して『もう二度と使わない!』と言っているとか。
舞台に誰よりも情熱をかけてきた鹿賀丈史さんがこんな簡単な失敗を犯すとは思えませんが、何か深い事情があったのかもしれません。
その後も鹿賀丈史さんは残念ながら三谷幸喜さんが脚本を務める作品にオファーが来ることはなく、大河ドラマ『真田丸』も絶縁がなければ重要な役で出演していたでしょう。
役者・鹿賀丈史の演技にかける情熱とは?
人とのめぐり合わせが今の鹿賀丈史を作った
鹿賀丈史さんは役者として40年も続けられたことをラッキーだと語っており、続けてこられたのは作品へ出演するたびに人との大切な出会いがあり次につながったことだと語っています。
鹿賀丈史さんは元々役者として生きていこうとは考えていなかったため、27歳頃までは楽しみながら続けられればいい程度に考えていたそうです。
しかし、名作への出演や影響を与えてくれる人物との出会いが重なり、いつしか役者としての覚悟が座ったという。
鹿賀丈史さんが役者人生のターニングポイントになった作品をいくつか挙げています。
「デビュー作の『イエス・キリスト~』と、越路吹雪さんが座長を務めた舞台作品、そして松田優作さん主演の映画『野獣死すべし』。ほかには舞台『トーチソング・トリロジー』に『ジキル&ハイド』、そしてテレビ『料理の鉄人』かな」
こうした重要な作品を始め数々の作品へ出演する中で、鹿賀丈史さんは演出家やスタッフなど多くの人とのめぐり合わせがあったからこそ役者として成功してきたようです。
そして、演技をする上で重要なのは”自由さ”だと語っています。
役と自分の距離感をある程度保って、その間を自由に動いて、軽やかに行き来できるくらいがちょうどいいんですね。これは舞台に限らず、テレビでも映画でも同じことが言えると思いますが、本来、演技というのは自由なものだと思うんです。何かにとらわれたり強制されたりするものではなくてね。『大事なのは自由に演じること』。
鹿賀丈史さんが三谷幸喜さんと絶縁状態にあるのは、もしかしたら三谷幸喜さんの要求の厳しさに自由を感じなかったことも関係があるのかもしれませんね。
舞台の最中は禁酒する鹿賀丈史
鹿賀丈史さんは役者として体調管理には気を配っているようで、月一回は喉の検診を受けているようです。
鹿賀丈史さんはかなりの酒豪で知られ、日本酒、ワイン、ウィスキーが特に好きでひとりで1本開け、ご飯を食べる時はお酒がないと進まないという。
しかし、舞台に出演している最中は完全に禁酒するそうです。
また、鹿賀丈史さんは300万円もする酸素カプセルを愛用していて、公演が長期になる時は楽屋に持ち込んでいつでもリフレッシュできるようにしているそうです。
家で芝居の稽古はほとんどしない鹿賀丈史
鹿賀丈史さんは仕事を家に持ち帰るのは嫌いのようで、台本の量が多くどうしても家で覚える必要がある場合は納戸に閉じこもって覚えるそうです。
基本的に家ではパジャマでゆっくりのんびりしていたいという鹿賀丈史さん。
舞台にドラマ撮影と忙しい鹿賀丈史さんにとっては、オンオフの切り替えをしっかりするのも大切なことのようです。
鹿賀丈史と似ている芸能人
いろんなタレントに似ていると言われる鹿賀丈史
鹿賀丈史さんはネット上で雰囲気が似ている芸能人で話題になっているようです。話題になっているタレントの比較的似ている画像をまとめてみました。
鹿賀丈史は役所広司と似てる?
同じ大御所ベテラン俳優の役所広司さん。確かに鹿賀丈史さんと似ていると言えば似てる?
鹿賀丈史は麒麟・川島明と似てる?
川島明さんの目元を隠すとちょっと鹿賀丈史さんに似てるような気がしますが…。
鹿賀丈史はアンジャッシュ・渡部健と似てる?
渡部建さんの目元はちょっとだけ鹿賀丈史さんに似てる?
鹿賀丈史は浅茅陽子に似てる?
女優の浅芽陽子さんは笑った感じは鹿賀丈史さんと似てるかも?
鹿賀丈史はミック・ジャガーに似てる?
イギリスの俳優でミュージシャンのミック・ジャガーさんですが、なんとなく雰囲気は鹿賀丈史さんと似てるでしょうか?
鹿賀丈史は江守徹と似てる?
鹿賀丈史さんが白髪になった時の雰囲気は江守徹さんと雰囲気が似てるでしょうか?
鹿賀丈史は藤堂新二と似てる?
鹿賀丈史さんと俳優の藤堂新二さんはなんとなく雰囲気は似てる気がしますね。
鹿賀丈史は中田譲治と似てる?
俳優で声優の中田譲治さんと鹿賀丈史さんは雰囲気が割と似ていますね。
鹿賀丈史は藤木孝と似てる?
俳優で歌手の藤木孝さんと鹿賀丈史さんも結構似ています。
鹿賀丈史とアランドロンは似てる?
フランスの映画俳優、アラン・ドロンさんと白髪になった時の鹿賀丈史さんは雰囲気がちょっと似てるかもしれません。
鹿賀丈史についてまとめると…
劇団四季のミュージカル俳優として名を馳せ、その後テレビや映画で個性派俳優としても活躍を続けている鹿賀丈史さんについてまとめてきました。
役者としても夫・父親としても真面目に通してきた鹿賀丈史さんにも、不倫疑惑や認知症疑惑などありましたが、それらは事実ではなかったことを考えると本当にスキャンダルとは無縁の立派な人物のようです。
鹿賀丈史さんはドラマや映画で観ると思わずその存在感に魅了されてしまいますが、ミュージカルスターとして磨いてきた演技力に説得力があるからでしょう。
これからの鹿賀丈史さんの活躍も一層応援していきたいですね。