ウルトラマンネクサスのヒロイン役などで知られる女優の中丸シオンさんが38歳という若さで亡くなりました。
この記事では中丸シオンさんのウルトラマンなど代表作、父親の中丸新将さんなど家族、結婚や病気を隠して活動されていた晩年の活躍、死因が癌とされる噂などについてまとめました。
この記事の目次
中丸シオンのプロフィール
中丸シオンのプロフィール
生年月日:1983年7月22日
没年月日:2022年7月11日(享年38歳)
出身地 :神奈川県横浜市
身長 :165cm
血液型 :A型
印象的な美貌と抜群の演技力で無二の魅力を放っていた女優の中丸シオンさんが38歳という若さで亡くなり悲しみが広がっています。
中丸シオンさんは、名バイプレイヤーとして知られる中丸新将さんを父親に持ち、幼い頃から子役としてドラマ、舞台、映画、テレビCMなどで活躍されていました。
10代の頃から、1997年のドラマ「姫はセーラー服がお好き」、1999年ドラマ「天然少女 萬」、1999年ドラマ「L×I×V×E」、2001年ドラマ「グランドレス サスピション」など、多くのテレビドラマにレギュラー出演し、その非凡な才能を発揮していました。
そして、2004年放送の特撮ドラマ「ウルトラマンネクサス」では、ヒロインであり、ウルトラマンシリーズを通じてもかなり印象深いキャラクターとして人気の高い斎田リコ役を演じ、この作品を通じて多くのファンを獲得しました。
中丸シオンさんはその後も幅広いジャンルの作品で様々な役柄を演じ分け、ここ数年はロシアや中国など、国外にも活躍の場を広げ、国際派女優としての活躍にも期待が高まっていました。
そんな矢先の突然の死去報道に、ネット上でも多くの悲しみの声が上がっています。
中丸シオンはウルトラマンネクサスのヒロイン・斎田リコ役で人気
中丸シオンさんといえば、2004年に出演した特撮ドラマ「ウルトラマンネクサス」での斎田リコ役が真っ先に思い浮かぶという人が多いようです。
中丸シオンさんウルトラマンネクサスで演じた斎田リコは、主人公・孤門一輝の恋人役として登場しますが、物語中盤で衝撃の事実が明かされ、多くの視聴者にトラウマを植え付けたキャラクターとして強い印象を残しています。
中丸シオンさんの訃報が報じられた時には、ネット上では、このウルトラマンネクサス以来大ファンだったので悲しいといった、長年のファンからの追悼のコメントが数多く見られました。
中丸シオンさん………ウルトラマンネクサス出ているのを見ていました。
— コート (@O50K78) July 14, 2022
本当に悔しいんです….
ご冥福をお祈りします…! pic.twitter.com/9AFGqNdFOo
中丸シオンさんを偲んで『ウルトラマンネクサス』Episode10~12を観る。歴代ウルトラシリーズ中、最も悲劇的なヒロインである斎田リコ役は、やはりこの人でしかあり得なかったなと改めて思う。
— まきしろう (@kyoto_kaimasu) July 18, 2022
また、中丸シオンさんはウルトラマンネクサス以外のウルトラマンシリーズにも多く出演されていて、2007年放送の「ULTRASEVEN X(ウルトラセブンX)」、2008年から2009年にかけて放送の「ウルトラギャラクシー大怪獣バトル NEVER ENDING ODYSSEY」、2012年公開映画「ウルトラマンサーガ」などに登場しています。
中丸シオンの家族① 父親は俳優の中丸新将
中丸シオンの父親・中丸新将のプロフィール
本名 :中丸信
生年月日:1949年4月25日
出身地 :神奈川県横浜市
身長 :172cm
血液型 :O型
中丸シオンさんの父親は名バイプレイヤーとして知られる、俳優の中丸新将さんです。
中丸シオンさんの父親の中丸新将さんは、その演技力とアクの強い声質、物静かさと冷酷さが同居したような独特の佇まいで、時代劇ドラマの悪代官役や刑事ドラマなどでの悪い警察幹部などをはじめ、インテリジェンスのある悪役に定評のある俳優です。名前は知らずとも、テレビドラマや映画が好きなら1度は見た事があるという人物です。
中丸シオンさんの父親の中丸新将さんは、中学生時代から子役として活躍、学生時代は演劇を専攻し、桐朋短大卒業後はフランスパリに留学しジャック・ルコット演劇学校にて2年間学んだ後、帰国に劇団四季でも活躍した実力派俳優であり、若い頃は、本名の中丸信の名義で活躍されていました。
ドラマや映画、舞台などで数多くの作品に出演されていますが、近年での代表作としては、2020年の連続ドラマ「アリバイ崩し承ります」、2019年のNHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」、2014年映画「チーム・バチスタFINAL ケルベロスの肖像」などが挙げられます。
娘の中丸シオンさんとは、2013年公開の映画「インターミッション」で、初共演を果たしています。
中丸シオンの家族② 母親は元宝塚の男役という噂
中丸シオンさんの母親は一般の方という事で情報は明かされていませんが、ネット上に宝塚歌劇団の男役として活躍されていた元タカラジェンヌだという噂があるようです。
ただ、宝塚時代の芸名など、具体的な情報は何も示されておらず、情報の出どころも不明で真偽不明の情報となっています。
中村シオンさんは、生前にとある国際団体との対談インタビューに出演し、母親について語られていました。
それによると、中丸シオンさんの母親は中丸シオンさんを授かる前に病気を患い、医者に妊娠をあきらめるようにと言われていたそうです。
しかし、父親の中丸新将さんと出会って結婚し、奇跡的に中丸シオンさんを授かったのだそうです。
中丸シオン はい。母が私を授かる前にちょっと病気をしてしまって。先生から、残念だけど子どもは諦めてね、と言われたそうで。母は子どもがどうしても欲しかったから、すごくショックだったみたいで。なんですけれども、母は父と出会って、授かったのです。私を。
担当していた医者も「奇跡だよ」と大変驚かれていたそうで、そこから「シオン」(聖書に出てくる奇跡の丘の名前)と命名されたのだそうです。
中丸シオンの結婚について
出典:https://instagrammernews.com/
中丸シオンさんが結婚したという報道は出ていません。また、結婚しているという噂もこれまでに1度も出ていませんでした。
中丸シオンさんは死去の5年前から病気を患い、闘病されていたという事が明かされていますが、この病気の事もあって、結婚をされなかった可能性も考えられます。
中丸シオンの晩年の活躍① 初のオールヌード写真集「蓮花流水」を発売
中丸シオンさんは5年前から闘病されていたという事でしたが、病気を隠して女優として活躍を続けられていました。中丸シオンさんの晩年の活躍には印象深いものが数多くあるので紹介していきます。
中丸シオンさんは、2019年に自身初となるオールヌード写真集「蓮花流水」を発表されています。エロスと儚い透明感が共生しているような内容の写真集で、これはネット上でもかなり話題になっていました。
出典:https://images-na.ssl-images-amazon.com/
想像ですが、この頃には中丸シオンさんは既に病気を患っていたため、自分の美しい姿を写真集として記録に残したいといった想いももしかしたらあったのかも知れません。
中丸シオンの晩年の活躍② 主演映画「VAMP」での濡れ場が大きな話題に
出典:https://images.animageplus.jp/
中丸シオンさんは2019年公開のダークファンタジー映画「VAMP」に主演されています。
中丸シオンさんはこの映画で、神秘的なヒロイン・苓役を演じ、同じく主演の高橋真悠さんとの激しい濡れ場を演じて話題を呼びました。
中丸シオンの晩年の活躍③ お笑いコンビ「幸丸事件」を結成しM-1にも挑戦
中丸シオンさんは2016年に女優の幸田尚子さんとお笑いコンビ「幸丸事件」を結成し、M-1グランプリやキングオブコントにも挑戦されています。M-1グランプリでもキングオブコントでも1回戦を突破して2回戦で敗退しています。
「幸丸事件」での相方であった幸田尚子さんは、中丸シオンさんの死去を受けてTwitterを更新しメッセージを公開されました。心に沁みてくるような文章で、幸田尚子さんの中丸シオンさんへの気持ちが伝わってきます。
何を書いても今はまだ、気持ちはまとまらないのですが、中丸さんに出会えた奇跡を書きました。
— 幸田 尚子☀️NAOKO KOUDA (@naokooya) July 14, 2022
全然書き切れないのだけど。 pic.twitter.com/IEWFfVCopz
中丸シオンの晩年の活躍④ 病気を隠してその他にも数々の作品に出演
中丸シオンさんは、死去の直前まで病気を隠して多くの作品に出演されていました。
2019年にロシア国営テレビで放送されたドラマ「ゾルゲ」、2018年の中国映画「刀尖(シャープ)‐The Seven Killing-」と2つの海外作品でヒロイン役を演じ、国際女優としての期待も高まっていました。
国内では、2022年1月公開の映画「さがす」に出演されています。撮影済みの未公開作品などもあるかも知れませんが、おそらくこの映画が中丸シオンさんの遺作になるようです。
中丸シオンの詳しい死因は非公開で病気とのみ公表
中丸シオンさんの死去は、2022年7月11日に所属事務所を通じて発表されています。
死因については公表されておらず、「病気」とだけ発表されています。
訃報
弊社所属俳優・中丸シオンは、かねてより病気療養中でございましたが、
7月11日午前7時23分永眠いたしました。(38歳)
報道によると、中丸シオンさんは5年ほど前から病気を患っていたという事ですが、本人の意向で病気を隠して活動を続けられていたそうです。
最期は在宅治療にて家族に看取られながら自宅で亡くなられたという事です。
事務所によると、5年ほど前から病気療養中だったが、本人の意向で病気であることを隠して仕事をしてきた。最後は在宅治療を受け、家族にみとられて静かに息を引き取ったという。
中丸シオンの死因は癌という噂があるが真偽不明の情報
中丸シオンさんの死因は公表されていませんが、インターネット上では死因は癌といった情報が見つかります。
@kawakubotakuji 斎田リコ役の中丸シオンさんが癌で亡くなってしまった、のはビックリしました。 pic.twitter.com/JmlUcNSpzr
— スコット「ウルトラフォース」 (@AWZXytRB8iqzEdb) July 15, 2022
ただ、中丸死因さんの死因が癌と公表された事実はなく、また、信頼度の高い大手メディアがそのように報じた事実もないため真偽不明の情報となっています。
まとめ
今回は、2022年7月11日に38歳という若さで亡くなった、女優の中丸シオンさんについてまとめてみました。
中丸シオンさんは、名バイプレイヤーとして知られる中丸新将さんを父親に持ち、幼い頃から芸能界で活躍されてきました。2004年放送の特撮ドラマ「ウルトラマンネクサス」でヒロイン役を演じた事で知名度を上げ、その後は透明感のある印象深い美貌と演技力で幅広いジャンルの作品に出演されてきました。
家族としては、父親の中丸新将さんの他、母親も元宝塚女優という噂がありますが、これは真偽不明の情報です。また、中丸シオンさんは結婚はされていなかったようです。
晩年は病気であることを隠して活動を続け、オールヌード写真集の発表や、映画「VAMP」で大胆な濡れ場を演じたのをはじめ、お笑いコンビを結成してショーレースへの挑戦、ロシアや中国のドラマや映画への出演など、活躍の幅を大きく広げて、今後の活躍への期待が高まっていました。
そんな矢先のあまりに突然の死去に、ファンや関係者の間では悲しみが広がっています。
死因は公表されておらず、「病気」とのみ発表されています。ネット上では死因は「癌」という情報が見られますが、これは真偽不明の情報です。
中丸シオンさんのご冥福をお祈りします。