有村壮央は迂闊なツィートで炎上した「焼肉ライク」の社長

 

有村壮央さんは「焼肉ライク」の社長を務める実業家です。

 

若くして成功を収めた有村壮央さんが炎上したきっかけは、「焼肉ライク行くよりスーパーで買った肉を家のフライパンで焼いた方が安いんだよな…」というあるユーザーのつぶやきでした。

 

このつぶやきに対し、有村壮央さんは2022年10月26日に以下のようにツィートして炎上します。

 

「焼肉ライク行くよりスーパーで買った肉を家のフライパンで焼いた方が安いんだよな…」というつぶやきがイラッとしました笑
家で焼いたら臭くなりますよね。1人1台無煙ロースター高いんです涙
ごはん炊くの面倒くさいですよね、後片付け面倒くさいですよね。スタッフに給料払わせてください涙

— 有村　壮央 (@mori729) October 26, 2022

— 有村　壮央 (@mori729) October 26, 2022

 

ツイッターユーザーの何気ないつぶやきに反応してしまった有村壮央さんに対し、ネット上では「大人げなさすぎる！」との批判が殺到してしまいました。

 

43番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です 2022/10/27(木) 13:29:22.47ID:MCKQYSfEa
いや、そのほうが安いって話に何頓珍漢なこと言ってんだ？
メリットがないって話ならまだ分かるけど

50番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です 2022/10/27(木) 13:32:44.39ID:vosLitvX0
前はよかったけどだんだんクォリティー下がってるな
急拡大してるのと社長がいらんこと言うのもいきなりステーキに似てる
同じ道を進まなければいいが

 

引用：Twitter「焼肉ライク行くよりスーパーで買った肉を家のフライパンで焼いた方が安い」→社長ブチギレ　…でも正しいよな？ [554927243]

 

 

有村壮央が社長を務める焼肉ライクとは

焼肉ライクの創業者は西山知義

 

「焼肉ライク」は、「1人焼肉」を謳い文句にしている飲食店チェーンです。

 

店舗の特徴としてはおひとりさまをターゲットとした一人焼肉を宣伝。無煙ロースターを1台ずつ設置。1日あたりの回転率18というファストフード並である。また2分半ごとに空気を入れ替えており、他の焼肉店より徹底している。

 

引用：焼肉ライク

 

2018年8月に1号店がオープンしたばかりで、俗にいう新興系企業な「焼肉ライク」ですが、積極的な出店攻勢により、2022年8月現在で全国86店舗まで規模が急拡大しています。

 

このように焼肉業界で新たな旋風を巻き起こしている「焼肉ライク」は、実は有村壮央さんが立ち上げた会社ではありません。

 

牛角の創業者として有名な西山知義さん率いる「ダイニングイノベーション」の事業の1つです。

 

 

 

有村壮央が社長を務める焼肉ライクの成功の秘訣

 

スタート早々にコロナ禍に見舞われた「焼肉ライク」は、他の飲食店同様に大きなダメージを受け、弁当の販売や朝焼肉セットの導入など新サービスを展開し、コロナ禍に立ち向かいます。

 

 

 

さらに、換気設備が整い個食ができる環境だった「焼肉ライク」がマスコミに注目されて、大々的に特集される機会が増えていきました。

 

その結果、2020年12月には前年同月比を超える売上に達しただけではなく、コロナ禍前は8:2だった利用客の男女比率が、3:7と逆転するなど女性人気も獲得。

 

また、利用客の年齢層も30～40代が中心なものの、若者の来店も増えているようです。

 

朝飯ヾ(￣∀￣*)

焼肉ライクが10:00から開いてたので、朝から軽く肉を喰ってみた。

カルハラセット100gと追い肉のタン(* ﾟ∀ﾟ)=3ｳﾏｰ!!

やっぱり肉は美味いなーv(￣Д￣)v”‘

朝から気軽に焼肉喰えるライクは助かるわｄ(´∀｀*)#焼肉ライク pic.twitter.com/9HBFBxNkBK

— ろば店長(偽)(　￣ー￣)*ｷﾗﾝ (@robatenc) December 8, 2022

 

フェイクミートも取り扱っていた

 

コロナ禍の逆境にも負けずに「焼肉ライク」を軌道に乗せた有村壮央さんですが、1つの成功で満足して立ち止まるタイプではありませんでした。

 

若手青年実業家らしく、イノベーション意欲の高い有村壮央さんは「ネクストミーツ株式会社」と協業し、フェイクミートを利用したメニュー作りに取り込むことに。

 

こちらの取り組みも成功しており、2021年12月より「NEXTカルビ」という名前で全国展開されています。

 

また、2021年頃より期間限定メニューとして導入した、ジンギスカンの「スプリングラム」関連のメニューが好評です。

 

焼肉ライクのスプリングラム美味しすぎ問題！厚みあって柔らかい！ラムの旨み香りヤバみ！そしてタレはベル食品って道民ホイホイかよ！ pic.twitter.com/KWhVSQ2uG5

— 村咲くう🍳12/30おもバザ大崎＆12/31 C101東ヒ・36a (@fujimashiqoo) May 24, 2022

 

 

有村壮央の経歴①　少年時代より起業家を夢見ていた

 

 

有村壮央さんは1980年生まれで、就職氷河期世代のど真ん中であるのと同時に第三次ベンチャーブームを経験した世代。

 

そのため、高校時代から起業を意識していたとのこと。

 

 

 

 

有村壮央の経歴②　立教大学を中退・一六堂で飲食店経営のノウハウを学ぶ

 

高校を卒業すると、有村壮央さんは立教大学へ進学。行動力があるだけではなく、勉強もかなりできるタイプだったようです。

 

 

 

大学時代は、ワタミの創業者である渡辺美樹さんの影響で、その渡邉氏の座右の銘である「夢に日付を」を実践。夢を実現させる「日付」を設定していたといいます。

 

また、飲食店経営のノウハウを学ぶために大学を中退し、外食チェーンの「一六堂」に入社しました。

 

 

 

一六堂時代は超熱血社員

 

一六堂に入社した有村壮央さんですが、あくまで起業の下準備期間として最初から1年で退社するつもりだったようですね。

 

ただ、腰掛気分とは真逆で、短い期間で飲食店業のノウハウを吸収しようと意欲に満ち溢れていたため、社長の家に住み込むような熱血社員でした。

 

また、人の3倍頑張るタイプで、入社2か月で店長に抜擢される出世をしています。

 

当時は飲食のことは何も知りませんでしたが、とにかく店長になりたかったので、誰よりもチラシを配って、お店にお客様を呼ぶことから始めたんですが、最年少23才、入社から2ヶ月という社内最短記録で店長にして頂きました。それから10ヶ月、120席の店を売上などの数字も目標をクリアしながら運営することは、本当に勉強になりました。

引用：アントレスト有村社長インタビュー 「『熱さと行動力』だけが私の強み」（後編）

 

 

有村壮央の経歴③　起業家として成功を収める

2004年に起業

 

予定通り1年で一六堂を退社した有村壮央さんは、2004年11月、東京都港区虎ノ門に居酒屋「さくらさく」の1号店をオープン、さらに「有限会社アントレスト」を創業します。

 

起業にあたっては、京都から同級生を2人呼び寄せ、共同経営者という形で事業を手伝ってもらうことになりました。

 

1店舗目の「さくらさく」は、資金も潤沢にあったわけではないので手作りの部分が多いんです。什器はかっぱ橋を歩いて値段も交渉も私たちが直接やりましたし、仕入れに関してもヒッチハイクで全国を回って仕入れ先を探しました。今でも車に乗せていただいた方が東京に来るとお店に寄っていただくなど、おつき合いが続いています。

 

引用：アントレスト有村社長インタビュー 「『熱さと行動力』だけが私の強み」（後編）

 

 

起業は大成功していた

「さくらさく」はオープン以来、赤字期間がないほど、居酒屋事業は順調でした。

 

 

さらに、2005年11月に神楽坂に居酒屋「つみき」、2006年2月には新宿に「いちりん」をオープンしています。

 

事業が成功した背景には、当初は料理人なしで「さくらさく」をオープンする予定だったものの、一六堂より料理人を引き抜くなどクオリティ面を見直したことが大きいようです。

 

また、一六堂時代に培ったガンバリズムを発揮し、街中でチラシ配りを頑張った結果、開店早々に常連客を獲得できたことも影響しました。

 

PRができなかったので、私たちは徹底的に街でチラシ配りをしました。オープン直後の三日間は大きな台風が来ていて誰もチラシを受け取ってくれなかったんですけど、晴れた四日目に5組みのお客様が「台風の中、一生懸命配ってたから」と来て頂きました。「さくらさく」は虎ノ門にあるんですが、新橋まで行ってお客様をタクシーで店までお連れしたりまでしました（笑）。「深夜にチラシ持って走り回ってるアイツらは誰だ？」っておかしな口コミが伝わる位に徹底してやりましたね。

 

引用：アントレスト有村社長インタビュー 「『熱さと行動力』だけが私の強み」（後編）

 

 

 

有村壮央の経歴④　起業家として成功するも「焼肉ライク」へ転職

転職の理由は？

 

「有限会社アントレスト」は、2010年代後半頃には12店舗の飲食店を展開するまでに成長。

 

しかし、有村壮央さん的には全国100店舗を目標に起業していたため、現状に満足というよりも頭打ち感が強かったといいます。

 

 

そのため、西山知義さんが創設した私塾「西山塾」に通い、実業家として一皮むけようと思い立ちました。

 

そして「西山塾」で西山知義さんに認められ、「新しい焼肉事業を手伝ってくれないか？」と誘われます。

 

焼肉事業は未経験だった有村壮央さんですが、伝説的な実業家である西山知義さんと一緒に仕事ができるという誘惑には勝てず、副社長だった共同経営者に「有限会社アントレスト」を譲渡。

 

2018年1月に「ダイニングイノベーション」に入社し、「焼肉ライク」事業を任されることになりました。

 

 

有村壮央の身長