半グレ最強ランキング

半グレ・暴走族で歴代最強の男ランキングTOP15【2024最新版】

2010年に発生した「市川海老蔵暴行事件」において 半グレ集団「関東連合」の知名度が全国に広がりましたが、喧嘩の強さで名をあげたアウトローたちの話題にも注目が集まるようになりました。


この記事では、半グレや暴走族などの歴代最強アウトローについてTOP15のランキングにまとめましたのでご紹介します。

半グレ・暴走族 歴代最強ランキング15位 瓜田純士

 

瓜田純士(うりた じゅんし)
生年月日:1979年12月4日
出身地:東京都新宿区歌舞伎町
ニックネーム:アウトローのカリスマ
身長:182cm

 

現在では既にカタギになっているため「元アウトローのカリスマ」とも呼ばれる瓜田純士さんですが、かつては10代の頃に暴力団・極東会系の中核団体「桜成会長谷川組」に所属するヤクザでした。


瓜田純士さんの伝説はこのヤクザ時代から始まりますが、覚せい剤を手掛ける闇ビジネスを成功させ、18歳の若さで長谷川組の若頭補佐に出世しました。


また、瓜田純士さんは在日中国人や韓国人、日系ブラジル人など約60人規模で構成された武闘派組織「供攻社」を設立し、用心棒や抗争を武力を持って解決する事業を展開しており、これは後に劇画化もされました。


この「供攻社」は、民間のいじめやストーカー被害などの問題の解決も請け負っており、暴力を持って加害者を制裁することから伝説と化していきました。


2000年頃には、「TOKIO」がパーソナリティーを務めたバラエティー番組『ガチンコ!』の人気コーナーである「ガチンコファイトクラブ」において、瓜田純士さんは第1期生だった3人の不良にヤキを入れたことで話題になりました。


瓜田純士さんはその後服役中に刑務所内での文学作品コンテストで大賞とったことを契機に更生し、出所後はノンフィクション作家として活動し、2014年に出版した「関東連合」と木村兄弟の抗争を中心に描いた『遺書』はベストセラーとなりました。


そして瓜田純士さんは、作家活動と並んで地下格闘家としてもデビューしていますが、初戦以外は全敗してしまったためネット上で「もしかして弱いのでは」と言う疑惑が浮上してしまいました。


瓜田純士さん以上に喧嘩が強いアウトローはいますが、瓜田純士さんは文武両道の「アウトローのカリスマ」で象徴でもあるためランクインとさせてもらいました。

 

 

 

 

半グレ・暴走族 歴代最強ランキング14位 吉田武生

 

吉田武生(よしだ たけお)

生年月日:1978年5月21日

出身地:東京都

身長:169cm

 

吉田武生さんは関東圏で喧嘩の強い荒くれ者が集まった地下格闘技団体「野蛮一族」の代表を務めており、チームの掟である「弱肉強食」の中で力でトップに上り詰めた実力者です。


2014年には「オレオレ詐欺」に手を染め、団体の所属選手や自社の社員に被害者から現金を受け取るよう指示。大阪府内で少なくとも3人から計約4700万円をだまし取っていたして逮捕されています。

 

吉田武生さんは他の伝説的なアウトローたちに比べて喧嘩のエピソードがないためこのランクとさせてもらいました。

 

 

 

 

半グレ・暴走族 歴代最強ランキング13位 金村剛弘

 

金村剛弘(かねむらたかひろ)

本名:金剛弘(キム ガンホン)

出身地:東京都新宿区

生年月日:1975年12月20日

 

「関東連合」のケツモチ(後見人)を務め、鍛え上げられた屈強な体の持ち主である金村剛弘さんは「関東連合最強の男」「タイマン最強」とまで言われた猛者でした。


金村剛弘さんは公称身長が160センチですが実際は140cm台だったともいわれ、ビルドアップされた肉体は人間凶器そのものでした。


「関東連合」の元リーダー格としてよくテレビの報道でも登場していた石元太一さんが受けたインタビューによれば、金村剛弘さんについて「金村くんは体つきが異常でしたからね。格闘技にも精通してましたし。あれで弱いは無いですよね」と語っています。


金村剛弘さんは喧嘩においてタイマンでは無敗を誇ったことから「関東連合」のケツモチとして多くの仲間から慕われ多大な影響力を持っていましたが、ある時敵対グループである「新宿ジャック」のリーダーだった西村聡造さんを一撃で殴り倒してしまった喧嘩をきっかけにして、後に報復として西新宿の路上で金属バットを持った4、5人の男に撲殺され死亡しました。


この報復を手引きしたのは、このランキングの上位に登場する「関東連合」を事実上壊滅に追い込んだと言われる木村孔次郎さんだったと言われています。

 

金村剛弘さんはタイマンではある程度強かったかもしれませんが敵前逃亡することも多かったようで、瓜田純士さんが言うようにチキンでもあったことからこのランクとなりました。

 

 

 

半グレ・暴走族 歴代最強ランキング12位 伊藤リオン

 

伊藤リオン(いとう リオン)

生年月日:1983年

出身地:東京都杉並区
パナマ人の父親と日本人の母親を持つハーフ

 

伊藤リオンさんは2010年に起こした通称”灰皿テキーラ事件”とも呼ばれる「市川海老蔵暴行事件」において、歌舞伎役者の市川海老蔵さんに全治2ヶ月の重傷を負わせた張本人です。


この事件により実刑判決を受けて服役した伊藤リオンさんですが、「関東連合」の”黒い狂犬”と呼ばれた喧嘩最強の呼び名も高いアウトローで、「都内最強無情殺人集団」を自称し残虐性の強さで名をあげていた暴走族「宮前愚連隊」のメンバーでもありました。


この「宮前愚連隊」は「関東連合」に属する暴走族でしたが、伊藤リオンさんは並行して指定暴力団・山口組の構成員でもありましたが破門されています。


2013年に「関東連合」が事実上壊滅したと言われた直後に、伊藤リオンさんは沖縄で現地のヤクザと喧嘩していると言う情報がTwitterを通じて拡散されました。

 

 

 

 

半グレ・暴走族 歴代最強ランキング11位 柴田大輔

 

柴田大輔(しばた だいすけ)

別名義:工藤明男

生年月日: 1979年5月24日

出身地: 東京都調布市

 

 

柴田大輔さんは「関東連合」の元最高幹部の1人であり、工藤明男と言うペンネームで「関東連合」の内情を暴いた『いびつな絆 関東連合の真実』『破戒 関東連合少年編』『聖域』の三部作を以って、「関東連合」がいかにして闇社会で成り上がっていったかと言う記録や、組織の異常性を告白しました。


柴田大輔さんは10代で少年院を出た後、AVプロダクションの社長や芸能界の重鎮のボディーガードなどを務め、芸能プロダクションを設立しました。


またインターネットの普及に伴う広告事業が成功し、柴田大輔さんは一時期従業員80人を抱える企業の社長となり年商は40億円を超えていたと言われています。


しかし、前述の著書を出版したように、柴田大輔さんは「関東連合」のことをよく思っておらず、そうした卑劣さを毛嫌いしていたことから自身の出自でもある「宮前愚連隊」の現役メンバーらにヤキを入れて解散させたとも言われています。

 

その後、六本木クラブ襲撃事件の主犯として指名手配され、海外逃亡している最高幹部Mとの確執や関東連合の実質的な消滅をふまえ、現在執筆活動を続けている。あとがきに「僕はもはや関東連合が嫌いだ。1人では喧嘩もできない関東連合。人数を集めなければ喧嘩ひとつできない関東連合。都合がいい時は稼業の名前を使い、都合が悪ければカタギを演じる」と書く。

引用:ライブドアニュース – 「1人では喧嘩もできない」元最高幹部がつづる関東連合の内情「1人では喧嘩もできない」元最高幹部がつづる関東連合の内情

 

 

 

半グレ・暴走族 歴代最強ランキング10位 拳月(けんむん)

 

拳月(けんむん)

本名:相良正幸

出身地:鹿児島県奄美大島

身長:182cm

 

大阪・ミナミを拠点とする半グレグループ「拳月グループ」のリーダーで、2020年1月には10代少女を脅して対立する組織のリーダーを呼び出すよう強要したとして逮捕されています。


拳月さんは元格闘技団体「強者」のメンバーであり、「K-1」にも出場していたプロの格闘家としても活動していました。


かつて「K-1MAX」で優勝を飾った経験を持つトップファイター、長島自演乙雄一郎さんとも対戦して判定負けを喫したものの圧倒する場面も多く好勝負を演じるなど国内最強クラスである事は間違いないでしょう。


また、現在までに公式戦最後の試合となる世界の強豪選手であるアルトゥール・キシェンコさんとも対戦した拳月さんでしたが、こちらはダウンを奪われ判定負けしてしまいました。


拳月さんはこのランキングのもっと上位にランクインする強さを持っているかもしれませんが、一般の喧嘩のエピソードが見受けられないためこのランクとさせてもらいました。

 

 

 

 

半グレ・暴走族 歴代最強ランキング9位 見立真一

 

 

見立真一さんは「関東連合」のリーダーとして関東圏において最も有名と言えるほど伝説的な存在ですが、その名を知らしめた理由は「残虐王子」と呼ばれたほど相手に対して情け容赦ないヤキを入れるためでした。


見立真一さんは中学校1年生までは真面目で普通の生徒であり、「ガリ勉見立」と揶揄されることもあるほど勉強もできましたが、中学2年の頃から暴力に目覚め豹変しました。


見立真一さんは休眠状態だった伝説の暴走族「永福町ブラックエンペラー」を復活させて22代目総長に就任し、持ち前の頭のキレと残虐性を以って都内の暴走族やチーマーなどを次々と制圧し、「関東連合」総長となりました。


15位にランクインした「アウトローのカリスマ」瓜田純士さんは、見立真一さんの中学の後輩達と見立真一さんの悪口を言っていた際に付けたあだ名「ワキガ王子」が見立真一さんの耳に入ってしまい、自宅にまで乗り込まれて11時間に及ぶリンチを食らい、「最後のほうはほとんど意識がなく、死を覚悟した。怖いとかのレベルじゃなかった」と自身の著書『遺書』で明かしていたようです。


ただ、見立真一さんは集団での喧嘩には非常に強かったようですが、タイマンはそこまで強くはなく、武闘派チーマーとして恐れられた「宇田川警備隊」のリーダーだった英悟さんとタイマンした際には耳がちぎれそうになりボコボコにされていたと伝えられています。


しかし、見立真一さんは仲間からナイフを受け取り英悟さんを躊躇なく刺したと言うことで、この辺が「関東連合」のトップにまで上り詰めた男の恐ろしさなのでしょう。

 

 

 

半グレ・暴走族 歴代最強ランキング8位 汪楠(ワン・ナン)

 

 汪楠(ワン・ナン)

 怒羅権の創設メンバー

 

不良全盛期だった1980年代頃に、中国残留孤児2世は不良たちの学校のいじめの対象になっていました。


しかし、中国残留孤児の中には不良にも負けない喧嘩の強さを誇る者も現れ、そうした猛者が集まって日本人に復讐するは不良グループ「怒羅権」が結成されましたが、汪楠さんはその創設メンバーでありリーダーに就任しました。


最盛期にはメンバーが800人ほどにまで膨れ上がったと言われていますが、近年すっかり丸くなっていた汪楠さんがインタビューを受け、当時の喧嘩について明かしましたがその恐ろしさの一端が伺えるようでした。

 

「俺の財布を盗んだヤクザから、『お詫びに一杯飲もう』と言われて飲んだら、今度はその飲み代も払わせようとしたから、殴って日本刀で腕を切り落として、まだ怒りが収まらずに首を切り落とそうとして。やっぱり切れなかった……硬くて

 

引用:exciteニュース – 「ヤクザの腕を切り落とした男」の更生ストーリーに涙! 元極妻が考える半グレ問題

 

このときの汪楠さんの年齢は19歳だったと言うことですが、当時は誰もが恐ろしくて王楠さんに近づけなかったかもしれません。

 

 

 

半グレ・暴走族 歴代最強ランキング7位 馬場義明

 

馬場義明(大東義明)

生年月日:昭和55年
葛西怒羅権OB
指定暴力団住吉会系元組員

 

馬場義明さんは前述の「怒羅権」創設者である王楠さんから4代目となる元リーダーです。


リーダーといっても実質的なと言う前置きが必要な存在で、馬場義明さんは喧嘩の強さと冷酷無比の凶暴さで恐れられ「怒羅権の狂犬」と呼ばれた存在でした。


その喧嘩のスタイルは残虐性を極めており、ときには青龍刀やチェーンソーを持ち出してためらいなく相手を切りつけるなど、あまりに凶暴すぎるため先輩らからも「危なすぎて誰も説教できない」と言われる始末でした。


こうした恐怖政治により実質的な「怒羅権」のトップに上り詰めた馬場義明さんは「東京最強」と呼ばれることもありました。


「関東連合」OBの邑井祐介さんによれば、馬場義明さんはこのランキングの次に登場する木村孔次郎さんとタイマンしたこともあるそうです。

 

 

 

半グレ・暴走族 歴代最強ランキング6位 木村孔次郎

 

木村孔次郎(きむら こうじろう)

生年月日:1980年

 

 

 

 

木村孔次郎さんは、「関東連合」を事実上壊滅に追い込んだと言われる伝説の兄弟・木村兄弟の弟です。


木村孔次郎さんは兄の木村泰一郎さんの一歳年下で、少年時代から兄と共に喧嘩に明け暮れてきましたが自分の状況をよく理解し常に下克上を狙う明智光秀のようなタイプだったようです。


10代の頃にチーマーグループ「新宿ジャックス」に入り、5代目リーダーとなりました。


喧嘩は最強ながら性格の優しさゆえに詰めが甘いと言われた兄に対し、木村孔次郎さんは敵対グループには情け容赦なく、喧嘩の強さと頭のキレで「関東連合」を次第に追い詰めていきました。


前述の金村剛弘さんを殺害した「西新宿事件」の報復として見立真一さんが木村孔次郎さんを殺害しようと企てて、2012年に「六本木クラブ襲撃事件」を起こしましたが、金属バットで撲殺した相手は全く関係ない別人であり見立真一さんは目的も果たせないまま国外逃亡しました。


これにより「関東連合」は事実上の壊滅に追い込まれましたが、これらは全て木村孔次郎さんが仕組んだ策略だったのではと言われています。

 

 

 

半グレ・暴走族 歴代最強ランキング5位 木村泰一郎

 

木村泰一郎(きむら たいいちろう)
生年月日:1979年

 

前述の「関東連合」を直接的に壊滅に追いやったと言われる弟の木村孔次郎さんの兄である木村泰一郎さんは、あまりの喧嘩の強さから中学時代には新宿において敵なしの伝説的な不良となっていました。


体格が良く男っぽい弟の木村孔次郎さんに対して、木村泰一郎さんは身長170センチ半ば頃のジャニーズ系のイケメンであり、性格はとても人当たりがよく朗らかで、仲間内ではいじられキャラだったとも言われています。


正義感が強かったことから無意味な喧嘩や弱い者いじめ等はしませんでしたが、木村泰一郎さんが恐れられたのは喧嘩を売った相手には完膚なきまでに叩きのめす異常な強さを誇っていたための様です。


「関東連合」との抗争が激化していく中で、人望の厚かった木村泰一郎さんのもとに多くの仲間が集まり、結果として木村孔次郎さんの策略により「関東連合」を壊滅に追いやりました。


なお、木村泰一郎さんの親友には前述の「アウトローのカリスマ」である瓜田純士さんがおり、著者『遺書』の中で木村泰一郎さんについて「すれ違った女性が思わず振り返るイケメン」と書いているようです。

 

 

 

半グレ・暴走族 歴代最強ランキング4位 吉村良介

 

吉村良介(よしむら りょうすけ)

 

 

吉村良介さんについての武勇伝はそこまで多く見受けられませんが、喧嘩最強のグループとして恐れられた「用賀喧嘩會」の元総長で、「関東連合」のS55世代の元リーダーであり、「稲川会系三本杉一家」の構成員だったと伝えられています。


「関東連合」元リーダーとして最も報道で注目を集めた石元太一さんのインタビューによれば、吉村良介さんについて以下のように語っています。

 

吉村君はガキの頃からの先輩です。あの人の喧嘩は散々見てきたけど、西山君と同じでちょっと別格だったよ!

吉村君は何度か格闘家の人とケンカしてましたねぇ。
ちょっと名前は伏せさせていただきますが。

確かタイマンは途中で終わっていますよ。自分は現役の頃から二人を見てきましたが、やっぱり吉村君は別格でしたよ。後輩の携帯のメモリーに『危険』なんて入れられていたのは、あの人ぐらいじゃないですか(笑)
当然、その後輩は凄まじいヤキを入れられてましたが(笑)

引用:疲れたー!|石元太一オフィシャルブログ

 

「K-1」や総合格闘技で活躍した格闘家の故山本KID徳郁さんも吉村良介さんに対してビビったと言う話は有名のようですが、石元太一さんが語った吉村良介さんが喧嘩した格闘家と言うのは故山本KID徳郁さんのことなのかもしれません。

 

 

半グレ・暴走族 歴代最強ランキング3位 田丸大

 

田丸大

生年月日:1977年(昭和52年)

 

田丸大さんは前述の「喧嘩用賀會」の元4代目総長であり、指定暴力団「住吉会幸平一家」の事務局長と言う肩書きの幹部でした。


半グレとヤクザの半目から田丸大さんはヤクザの世界で大成することができず、命をねらわれたことでわざと発砲事件を起こして刑務所に逃亡しましたが、チーマー時代には数々の伝説を残してきました。


最も有名なのが、このランキングで1位にランクインしている「東京最強」と言われた伝説的なアウトロー・谷口秀行さん(現宗教家の与国秀行)さんと中学3年生の頃にタッグを組み、池袋の有名な不良たちとタイマン合戦をしたエピソードです。


田丸大さんは左足を骨折していた状態で自らグループの代表だと名乗り出て喧嘩し、谷口秀行さんとともに相手を蹴散らしました。


また、田丸大さんは前述の伝説の不良・木村兄弟の弟である木村孔次郎さんともタイマンしましたが、田丸大さんは木村孔次郎さんを圧倒しその様子がアウトロー雑誌に掲載されたと言われています。


途中で警察が駆けつけたため喧嘩の決着がつかなかったと言われているものの、原稿を見ていた人の証言では「どう見ても田丸大さんが勝っていた」と言っていたようです。

 

関連記事

田丸大(関東連合OB)の現在!木村兄弟との喧嘩伝説・逮捕と判決や出所の噂まとめ

 

 

半グレ・暴走族 歴代最強ランキング2位 寺田彰

 

謎に包まれた圧倒的ハードパンチャー

 

“寺田彰”と言う名前も偽名のようで一切が謎に包まれた人物ですが、前述の「関東連合」の元リーダーである見立真一さんの4学年上にいた不良です。


寺田彰さんは長らく少年院に入っていたためその伝説は多く残っていないようですが、少年院内で起こした暴行事件では異常ともいえるパンチ力を持つことから相手の頭蓋骨が陥没してしまったと言われています。


この常軌を逸したレベルのハードパンチャーである寺田彰さんには地元で喧嘩を売るものはおらず、このランキングの1位である谷口秀行さんすら敬遠していたと言われています。


ただ、前述の見立真一さんが寺田彰さんの弟にヤキを入れてしまったことから、激怒した寺田彰さんは見立真一さんにタイマンを要求しました。


見立真一さんは寺田彰さんのパンチ一撃で鼻骨を骨折して気絶してしまったと言われています。


それ以降、「残虐王子」で知られた見立真一さんすらも寺田彰さんとその弟には手を出さなくなったと言われており、素性が明らかにさえなっていればこのランキングで1位だったかもしれません。

 

 

半グレ・暴走族 歴代最強ランキング1位 与国秀行(谷山秀行)

 

「東京ステゴロ最強」と呼ばれた男

 

谷口秀行さんは1990年代に関東一帯にその悪名を轟かせた伝説的な不良で、喧嘩負けなしであまりにも強すぎることから「東京ステゴロ最強」と呼ばれるようになりました。


谷口秀行さんは小学校高学年の頃から度々警察だったら起こすようになり、すでに筋トレに励んで大人顔負けの体格を手に入れていました。


ストイックに強さを追い求めた谷口秀行さんは、いつしか地元杉並区の不良たちを束ねるリーダーとなり、渋谷、府中、三鷹、中野、江東区などのリーダーを次々と蹴散らし、チーマー全盛期の時代に関東一帯に最強の不良としてその名を轟かせました。


前述の田丸大さんと親友となったエピソードに、池袋の不良たちとのタイマン合戦がありますが、勝利した後に谷口秀行さんは「杉並の不良は女の子にモテないから、女の子を紹介してほしい」と田丸大さんに頼んだことから意気投合したようです。


また、谷口秀行さんはある時、前述の「関東連合」のケツモチだった金村剛弘さんに呼び出されて、金村剛弘さんの後輩とタイマンを張らされましたが、圧倒的な強さで捻じ伏せて「次は誰ですか?」と聞いたところ金村剛弘さんは悔しそうに逃げ出したと言われています。


なお、谷口秀行さんは故山本KID徳郁さんや、音楽グループ「湘南乃風」の若旦那さんとは不良時代の悪友で親友だと言うことです。

 

 

 

半グレ・暴走族歴代最強ランキングをまとめると…

・関東連合と木村兄弟の抗争を中心に、東京では1970年代~1980年代前半生まれのアウトローたちがひしめき合っていた

・真の最強のアウトローは無名で本名も明らかになっていない寺田彰と呼ばれる人物の可能性がある

 

どの世界にも誰もが到達しえない真の天才がいますが、寺田彰さんと言う人物は膂力においてそうした天才だったのかもしれません。


「関東連合」が事実上壊滅してからは半グレは鳴りを潜めているものの、水面下で抗争は続けられているようです。

 

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記事へのコメント

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  1. 関東人だけで最強とか笑える
  2. 笑うわ
  3. 何故敬称をつけてるのか不思議。
  4. Go is God おるやん。
  5. GOで草

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