2007年に大阪・吹田市にあるエキスポランドで起きたジェットコースター「風神雷神II」での事故。当時19歳の女性・小河原良乃さんが死亡する惨事となり、事故が原因でエキスポランドは閉園に追い込まれました。
エキスポランド事故の原因や詳細、被害女性の首が飛んだ噂の真相、そしてその後・現在までを総まとめしました。
この記事の目次
エキスポランド「風神雷神II」ジェットコースター事故とは
エキスポランドで起きた日本テーマパーク史上希に見る凄惨な事故
大阪吹田市にあった巨大テーマパーク・エキスポランドでは2007年に名物ジェットコースターだった「風神雷神II」で1名が死亡、21名が負傷して病院に搬送されるという痛ましい事故が起きました。なぜ事故が起きたのか、その後エキスポシティはどうなったのかについて総まとめしましたのでご紹介していきます。
まず、「エキスポランド」というテーマパークについてですがその歴史は深く、1970年に催された大阪万博のアミューズメントゾーンとして開園した遊園地です。
大阪万博終了と共にエキスポランドも一時閉園となりましたが、2年後に独立して営業を再開し、大阪といえばエキスポシティと呼ばれるほど有名な遊びのスポットとして人気を集めてきました。
エキスポシティで目玉となるアトラクションは今回ご紹介する事故が起きたジェットコースター「風神雷神Ⅱ」のほかに「オロチ」「ダイダラザウルス」も人気で、当時は世界一の高さを誇っていた巨大観覧車「テクノスター」もエキスポランドの象徴となっていました。
巨大観覧車「テクノスター」
エキスポランドの象徴的なアトラクションである「テクノスター」は1985年に開催された「科学万博つくば85」にちなんで、全長85メートルで建造され、当時の観覧車では世界最大の高さを誇りました。
「テクノスター」は「科学万博つくば85」に出展された観覧車を含むパビリオンの目玉であり、元々別の場所に設置されていた金色の観覧車「スーパーゴンドラゴン」を会場に移設して塗装を施したものでした。
「風神雷神Ⅱ」の事故後は全てのアトラクションが順次撤去されていきましたが、最後まで残っていたのが「テクノスター」でした。
ジェットコースター「ダイダラザウルス」
「ダイダラザウルス」は1970年の「日本万国博覧会」から運行されているジェットコースターで、当時はそれぞれ特徴の違う5つのコースを同時に発射していましたが、万博後にエキスポシティの営業再開と共に2コースのみを残して撤去され運行が再開されました。
そして「ダイダラザウルス」はさらに2000年には二つのコースが統合されて全長2,340mとなり、当時では世界最長のジェットコースターとなりました。
コースは約2倍になりながらもマシンの速度は変わらなかったため、乗車時間は7分にも及び、乗車時間でも世界最長となっていました。
その後コースの世界最長記録の座は「ナガシマスパーランド」の「スチールドラゴン2000」に譲っています。
ジェットコースター「OROCHI(オロチ)」
「風神雷神Ⅱ」と並んで目玉アトラクションだった「オロチ」は「エキスポランド」の最終期を代表するジェットコースターでした。また、マスコットキャラクターの「おろちくん」は園を代表するゆるキャラでもありました。
立ち乗り式である「風神雷神Ⅱ」に対して「オロチ」は宙吊り式のジェットコースターでした。
「風神雷神Ⅱ」の事故後に営業再開した2007年9月15日にも「オロチ」が周回を終えて乗降所に戻ってきたところ停止せずにもう一周スタートするという事故が起きており、他のアトラクションでも事故が多発したことから「エキスポランド」は信用失墜し、閉園に追い込まれています。
関西の遊園地は経営難で消えて行ったなぁ。子供が出来たら連れて行きたかった所が軒並みつぶれた。宝塚ファミリーランド、エキスポランド。両方とも一日たっぷり遊べる場所だっただけに。それと企画展とかも面白かったのになぁ。
— 長澤佳治(京もぐちゃん) (@kyomoguchan) 2016年8月9日
エキスポランド行きたい・・潰れたけど・・あそこものそ面白かったのになぁ・・・
— 真のおっちゃん:9/10あ46b (@2am2) 2010年1月9日
エキスポランド「風神雷神II」ジェットコースター事故の現場の状況…被害女性の首が飛んだ噂と真相
日本、遊園地史上で最悪の事故が起きた「風神雷神Ⅱ」
日本の遊園地のジェットコースターでは過去に何度か事故が起きており、2011年には「東京ドームシティ」で走行中に男性が転落し死亡、2012年には「東京ディズニーシー」でも男性が負傷する事故が起きています。しかし、「エキスポランド」の「風神雷神Ⅱ」で起きた死亡事故は中でも最も凄惨な事故だと位置づけられています。
「エキスポランド」の名物ジェットコースター「風神雷神Ⅱ」で起きた事故は、2007年5月5日12時48分頃のゴールデンウィークで入場客が多い時期に起こりました。
当時19歳の女性・小河原良乃さんが死亡
事故の概要は、「風神雷神Ⅱ」の風神の車体とレールを固定している車軸が金属疲労により断裂し部品が落下、2両目の車体の片輪が外れたことで45度傾き、この車両の前列左に乗っていた19歳の女性が車両と作業員が使用する足場の手すりに頭部を挟まれて死亡しました。
また、事故車両の後列に乗っていた女性一人も重傷を負い、他には乗車していた男性4人、女性17人が救急搬送されたと伝えられています。
死亡した19歳の女性は友人と遊びに来ていたようで、事故当時の状況を目撃した人の話から凄惨な現場だったことが伺えます。
産経新聞に掲載されていた内容では、事故直後に友人が被害者女性を捜す声が聞こえていたようです。
しばらくして、前の方から「よっちゃんがいない。どこ、どこ?」と女性を呼ぶ声
そして、一瞬の静寂の後に被害者女性が死亡しているのを発見した友人の悲鳴が聞こえてきたという。
「風神雷神Ⅱ」に乗った人が語る事故現場の状況
Yahoo!知恵袋では事故当時の状況についての質問が多く投稿されていますが、回答者の中に「風神雷神Ⅱ」の事故車両に事故の30分前に乗っていた男性が事故当時の状況を語っていました。
この男性の話によれば、「エキスポランド」の運営体制のずさんさも指摘していますが、事故に遭った女性の頭部はかなり損傷が激しかったようです。
事故も目撃しました。まさか自分が乗ったのが導入以来15年間使い続けた車両で、しかも最後に分解点検したのが去年の1月だったなんて・・・
・・・少し話がずれましたが、被害者の助勢ですが、首は飛んでませんが・・・手すりと車体に上半身を挟まれ頭が割れてとても見れるような状況では無かったです・・・レールから自我ダラダラと垂れてました。
この事故を目撃した3人が気分が悪くなって病院に運ばれ、PTSD(心的外傷ストレス障害)の可能性もあったようです。
「エキスポランド」は「風神雷神Ⅱ」の事故があった同日から休園しています。
エキスポランドて事故あったとこだっけか バイト先近くてブルーシート見たなぁ
— 仙堂要☻でした教☻筑前十色 (@kazusaamane) 2014年8月27
ネットでは「風神雷神 事故 首」と検索されるようになる
「エキスポランド」の「風神雷神Ⅱ」で起きた事故が全国で放送されると、ネット上では「被害者女性は生首になった」という噂がされるようになりました。
特に2ちゃんねるでは事故当時に現場にいたとしてデマを流す人が少なからずいたようです。
@namutiki ヒェェェ 2chでエキスポランドの清掃員してた人の話見たけど、掃除してたら人間の生首が吹っ飛んできたらしい
— osakana♨︎ (@onakasuita_8787) 2014年3月10日
前述の事故30分前に「風神雷神Ⅱ」に乗り、事故も目撃している男性の話では被害者女性の首は飛んでいないことを語っているため、「被害者女性は生首になった」という情報は全てデマになります。
ジェットコースターに乗ろうと乗り場に向かっていた15歳女性の人は、「『バリバリ』という物が壊れる音で頭上を見上げた。コースターとみられる部品の破片が飛び散ってきた。白い煙も見えた。2両目の前の人はピクリとも動かなかった」と語った。
「風神雷神Ⅱ」の事故を目の当たりにした15歳の女性は、事故現場の下を通りかかっていたようで、車両の車軸が破壊されてバラバラになったパーツが降ってきたのを目撃し、被害者女性が死亡している姿も見たためPTSDになったのかもしれません。
また、事故現場には「救急車は呼んでいるのか!?」といった声が飛び交う騒然とした状況になっていたようで、恐怖に駆られた人は少なくなかったかもしれません。
エキスポランド「風神雷神II」ジェットコースター事故の原因
「風神雷神Ⅱ」の事故は「エキスポランド」のずさんな管理体制にあった
休日に多くの人が賑わうテーマパークで起こってはならない事故が起きてしまいましたが、「風神雷神Ⅱ」の事故から「エキスポランド」のずさんな管理体制が見えてきたようです。
前述した事故現場を見た男性によれば、「風神雷神Ⅱ」はいつか事故を起こすだろうと感じていたようです。
前から思ってたのが、「このジェットコースター絶対いつか事故起こす!」という事です。何度も乗っている人間が言うのも変なんですけど・・・なぜそう思ったかというと、絶叫マシーンという度が過ぎているんです。かなり激しい動きをするし、そのせいで顔が左右の安全バーにガンガン当たって痛いの何の・・・
また、「風神雷神Ⅱ」には事故直前に前兆を確認していた人の証言もあったようです。
「風神雷神II」の事故は前兆があった
事故直前に車両の挙動が大きくなっていた
「風神雷神Ⅱ」の事故を目撃した人へのインタビューでは、事故の起きる約2時間前に異変に気づいていたという。
事故を目撃した男性によれば、事故の起きる約2時間前の午前10時頃に「風神雷神Ⅱ」の挙動が通常よりも横揺れが激しくなっていたことを確認していたようです。
そして、事故が発生した0時48分に事故現場の真下にいた男性の話では、金属が強力な摩擦で発生する時に発する「ギュー」という音を聞いていたそうです。
「風神雷神Ⅱ」の事故で「エキスポランド」が長年に渡るずさんな管理を行っていたことが明らかになり、装置の検査をする頻度や、金属の疲労具合の検査などが行き届いていなかったという。
「風神雷神II」の事故が起きた原因とは?
「風神雷神Ⅱ」の事故はいつ起きてもおかしくなかった
「風神雷神Ⅱ」の事故から分かったことは、いつ事故が起きてもおかしくなかった「エキスポランド」のずさんさが浮き彫りとなりました。
まず、「風神雷神Ⅱ」の車輪が脱輪した原因は、車両の左側を支える車軸が折れたことによりますが、単純に金属疲労だけではなかったようです。
事故後の調査で、車軸を固定するためのナットの締結が不十分だったことが原因で金属疲労を起こし切断するに至っていたことが分かりました。
金属疲労を起こして車軸が破断した瞬間の見立てとしては、「風神雷神Ⅱ」の車両が上方に走っている間は慣性が上に掛かり続けていたところ、下方に向けて降下した瞬間に下向きの力が極度に車軸に掛かったことによるとされています。
事故現場となったのはコースの目玉ともなる二重螺旋を描いて上昇するポイントから下降して平坦なポイントに差し掛かる手前であり、二重螺旋の遠心力で上方に対して強い負荷が車軸に掛かった直後に下降し、下方に対する強い負荷が発生したことで車軸の金属が耐えられなくなり折れてしまったようです。
「エキスポランド」の点検報告が形骸化していた
長年の運行により「エキスポランド」のアトラクションの点検はずさんになり、点検報告も形骸化して意味を成していなかったという。
アトラクションの中でも多くの人を乗せて激しい動きをするジェットコースターなどは特に、頻繁に入念な点検をするべきですが、「エキスポランド」はそれが成されていなかったようです。
「風神雷神Ⅱ」の事故後の点検では、別の車両のパーツでも目視できる亀裂が確認されており、さらに深刻な事故が起きていた可能性もあったようです。
「風神雷神II」の事故が起きた背景とは?
世間が”絶叫マシン”を追い求めた結果が生んだ「風神雷神Ⅱ」
遊園地・テーマパークは入場客を呼び込むために目玉となる話題性のある”絶叫マシン”を開発しますが、その競争が加熱した結果「風神雷神Ⅱ」のような過激なジェットコースターを産んでしまったようです。
絶叫マシン愛好家は、よりスピードが速く、より高度があり、よりスリルがあるものを求めますが、その中でも事故を起こした「風神雷神Ⅱ」は立ち乗り型という新しいスタイルで話題性を呼び人気となりました。
ジェットコースターは1959年から建築基準法の改正で対象物とみなされ、安全性に置いて厳重な管理が義務付けられていますが、1996年の年間220万人をピークに事故当時には来園者が100万人にまで減っていたことから、「エキスポランド」は経営難に陥っていたため検査の頻度を減らし、ずさんな管理体制が蔓延していたようです。
エキスポランド「風神雷神II」ジェットコースター事故のその後① エキスポランドは閉園した
「風神雷神Ⅱ」事故で年間来場者は8割減
2007年5月5日に「風神雷神Ⅱ」の事故が発生し、点検後に営業再開するも相次ぐアトラクションの事故により「エキスポランド」は来園者が激減し閉園に追い込まれました。
エキスポランドは「風神雷神Ⅱ」の事故が発生した同日中から休園し、約3ヶ月後となる8月10日に営業再開しましたが、当日から事故が相次ぎました。
営業再開当日には小型コースターの「ワイルドマウス」が緊急停止事故を起こし、9月15日には宙づり式ジェットコースター「OROCHI(オロチ)」が乗降場での停止位置オーバーの事故、10月7日には急流すべり「バックスピン」で乗客が負傷する事故を起こすなど、「エキスポランド」は安全面に置いて完全に信用を失いました。
そのため、来園者は8割以上減って完全に「エキスポランド」の運営ができない状態となり、2007年12月10日には休園、2009年3月の再開を目指して支援企業を募っていましたがあまりに酷すぎた管理体制に手を差し伸べる企業はなく、2009年2月9日に「エキスポランド」は閉園しました。
風神雷神の痛ましい事故からエキスポランドは閉園し、リニューアルして大規模ショッピングモールになりましたね。
— キンキAC242~大空の絆~ (@KinkiAc242) 2017年9月8日
2009年に閉園したエキスポランドののりもの券が今だに手元に残ってるや pic.twitter.com/lV4ACiCrzW
— 篭 (@koruku_DARA6358) 2017年9月1日
エキスポランド「風神雷神II」ジェットコースター事故のその後② 現在はエキスポシティへ
「エキスポランド」は人気複合施設「エキスポシティ」へ生まれ変わった
閉園した「エキスポランド」のアトラクションは全て撤去され、一時は広大な平原となっていましたが三井不動産が教育や異文化交流をテーマとする複合型エンターテインメント施設「エキスポシティ」を提案して「エキスポシティ」跡地に建設を始めました。
「エキスポシティ」とは約305店舗を有する商業施設「ららぽーとEXPOCITY」と、8つの独立したエンターテインメント施設を統合した、全ての世代が楽しめる大型複合施設です。
「エキスポシティ」内には主な施設として、世界最大級の水族館を運営する「海遊館」がプロデュースする「NIFREL(ニフレル)」様々な動物をアートのように体験できるミュージアムや、子供が大好きなポケットモンスターを通してコミュニケーションを学べる「ポケモンEXPOジム」などがあります。
そして、「エキスポランド」にあった大観覧車「テクノスター」をさらに約40メートルも直径が大きい日本一で世界最大級の大観覧車「REDHORSE OSAKA WHEEL」が2016年にオープンしています。
「エキスポシティ」は来場者数は年間1,700万人を超える超大型複合施設です。
エキスポシティ「NIFREL(ニフレル)」
7つのテーマに分けて展示されるミュージアム
「ニフレル」は”感性にふれる”というテーマの通り、7つのテーマに分かれた水族館、動物園、美術館という枠を超えた海遊館がプロデュースする新しいミュージアムです。
「ニフレル」では「いろ」「わざ」「すがた」「WONDER MOMENTS」「みずべ」「うごき」「つながり」という7つのテーマごとに展示が分かれており、水生生物・陸上生物の美しさや不思議さをまるでアートのように直感的に楽しめる新しいエンターテインメント施設です。
エキスポシティ「ポケモンEXPOジム」
子供のコミュニケーション力をポケモンで養う新しい施設
「ポケモンEXPOジム」は子供が大好きな「ポケットモンスター」を題材に、ポケモンたちとコミュニケーションを図ることで会話スキルの向上に役立ちます。
「ポケモンEXPOジム」は体験型エンターテインメント施設として、子供のコミュ二ケーションスキルを育む目的で「エキスポシティ」内に2015年11月にオープンしました。
しかし、2017年9月24日に閉園することが決定しています。
「ポケモンEXPOジム」の入っていたテナントは、また別の体験型エンターテインメント施設が入ることでしょう。
エキスポシティ「REDHORSE OSAKA WHEEL(レッドホースオオサカホイール)」
日本一、世界最大級の大観覧車「レッドホースオオサカホイール」
世界最大の観覧車はシンガポールにある直径165メートルの「シンガポール・フライヤー」ですが、「エキスポシティ」の新しい象徴になっている「レッドホースオオサカホイール」は全長123メートルと日本一・世界最大級の大きさを誇ります。
2016年7月1日に「エキスポシティ」内に「レッドホースオオサカホイール」がグランドオープンしました。
同観覧者のゴンドラ台数は72基、1基あたりの定員は6名、1周の所要時間は約18分と長く、直径は世界5番目となる大きさを誇ります。
エキスポシティ「OSAKA ENGLISH VILLAGE(オオサカ イングリッシュ ビレッジ)」
施設に入ればそこは”アメリカ”
「オオサカ イングリッシュ ビレッジ」では体験型英語学習としてアメリカの本場の空気を再現した施設内で個人の英語力に合わせた学習が体験できる施設です。
「オオサカ イングリッシュ ビレッジ」はその名前の通り”英語村”ですが、Aレベル Basic(初級)、Bレベル Intermediate(中級)、Cレベル Advanced(上級)の3つのレベルを選択することができ、本場アメリカに留学した気分で英語を学べるシチュエーションルームが用意されています。
小さなお子さんや英語が全くできない人でも楽しみながら自然と英語を身につけていけるカリキュラムになっているようです。
エキスポシティ「Orbi Osaka(オービィオオサカ)」
地球をまるごと体感できるミュージアム
「オービィオオサカ」は地球上の美しい自然界そのままの姿を「BBC Earth」の映像と「SEGA」の技術により実現した”地球を体感できる”ミュージアムです。
「オービィ大阪」はイギリスの放送協会「BBC」が世界のあらゆる自然を撮影してきた圧倒的で雄大な自然の映像と、あらゆるテーマパークを手がけてきたSEGAの技術力が合わさったことにより実現した”地球を体感できる”新しいミュージアムです。
自然界の美しさや自然災害や弱肉強食の地球の厳しさなどを13種類のエキシビジョンにより体感的に学ぶことにより、子供たちが自分たちで考え、親と地球についてディスカッションできる場を提供しています。
エキスポシティ「109シネマズ大阪エキスポシティ」
日本最大級のスクリーンを誇る巨大映画館
「109シネマズ大阪エキスポシティ」は世界最先端の技術を取り入れ、地域最大となる11スクリーンを備える巨大映画エンターテインメント施設です。
「109シネマズ大阪エキスポシティ」では日本最大級となる高さ約18メートルの超巨大スクリーンを採用しています。
さらに世界で初となるレーザー技術「IMAX」を用いて映画が上映されたのは日本万国博覧会が最初であり、最新の「次世代IMAX」シアターを日本で唯一備えているのが「109シネマズ大阪エキスポシティ」です。
そして、五感をフル稼働して映画を楽しめる体感ライド型の「4DX」シアターを有しており、「次世代IMAX」と併設している映画館は世界で「109シネマズ大阪エキスポシティ」だけとなります。
エキスポシティ「ENTERTAINMENT FIELD(ひつじのショーンファミリーファーム)」
「ひつじのショーン」と遊べる子供向けアミューズメント
「ひつじのショーンファミリーファーム」では1歳くらいから小学校低学年くらいまでを対象に、子供たちが「ひつじのショーン」のキャラクターたちと遊べるアミューズメントパークです。
「ひつじのショーンファミリーファーム」には子供たちの好奇心をくすぐる11種類のアトラクションがあり、ショーンたちと踊って遊べるステージや、ショーングッズを作れるものづくりコーナー、小さい子供が遊べるキッズコーナーなど、一日では遊び尽くせないほど充実したコーナーが設けられています。
エキスポシティ「ANIPO(アニポ)」
日本万国博覧会から縁のある「アニポ」
「アニポ」を運営している豊永産業株式会社は1970年に日本万国博覧会に当時世界最大の観覧車を建造した会社でもあり、世界に向けて遊具の開発を現在まで行ってきた歴史ある会社です。大阪万博跡地に創られた「エキスポシティ」に縁を感じ「アニポ」を出展したようです。
「アニポ」は”動物たちがつくる移動遊園地”というテーマで、「空飛ぶ自転車スイスイ」「ミニ汽車ポッポ」「まほうの水てっぽうパシャプシュ」「エアドームポヨンプヨン」の4つの遊具を展開しています。
置き時計、じゃなくて少子高齢、なのにノイローゼ、になるぐらい女子高生、がいっぱいおったエキスポシティ。ガンダムがおりました。 pic.twitter.com/o5zYHfA3DE
— 川上神楽KAGRA@カクヨム毎日ライム (@KAGRA06) 2017年9月10日
日本最大級エキスポシティ到着👍👍 pic.twitter.com/7iSw0yZl0z
— 山本大聖 (@Taisei532) 2017年8月31日
エキスポランド「風神雷神II」ジェットコースター事故についてまとめると・・・
2007年5月5日に「エキスポランド」で起きた立ち乗り式ジェットコースター「風神雷神Ⅱ」で起きた凄惨な事故についてまとめてきました。
事故では19歳の女性が死亡するという痛ましいものとなりましたが、その原因が「エキスポランド」の整備不良によるものだと分かりました。
「エキスポランド」は事故から営業再開をした当日から事故が頻発し、破産したことで閉園に追い込まれてしましました。
現在は「エキスポシティ」として、「エキスポランド」全盛期の約8倍となる1,700万人の年間来場者数を誇り、大阪の新しい目玉施設となりました。