お湯で洗い流すだけの「湯シャン」。あなたはご存じですか?芸能人の間でも流行っているようです。
湯シャンの効果とやり方や危険性、また湯シャンを実践している芸能人を総まとめしました。
この記事の目次
芸能人も実践してる「湯シャン」とは?
現代は便利なものが溢れている時代。
髪も洗うのもお金をかけなくてもシャンプーが手に入ってしまいますよね?しかし湯シャンが流行っているのは、そのシャンプーが気になっている人が広めていることなんです。
湯シャンとはシャンプーやトリートメント、さらにボディソープまで使わないやり方。
自然派に見えて体に良さそうだと、健康志向の人に好評です。芸能人やモデルさんまで実践している湯シャンは、それだけでも効果的だということですよね。
身体に悪影響?市販のシャンプーの危険成分とは?
一般的にはシャンプーを使うのが普通と思っていますが、それは髪の毛が汚れていないか?という不安から使っている人が多いですよね?たしかにシャンプーを使えば汚れをおとせるのは間違いありません。
でも考えてみてください。
昔の人はシャンプーを使っていたでしょうか?シャンプーがなくても生活できていたのに、少し疑問です。
当たり前のように毎日シャンプーを使っていますが、デメリットのほうがたくさんあることを知っている人がどれくらいいるでしょうか?具体的に紹介しますね。
ラウレス硫酸Na ・ラウリル硫酸Naなどの悪影響
シャンプーで汚れが落ちるのは洗浄成分が入っているから。とくに有名な成分が「ラウレス硫酸Na」や「ラウリル硫酸Na」です。
この成分は石油から作られていて、安価に作られることが大きなメリットになります。
よく耳にする「合成界面活性剤」は、この成分が含まれている可能性大。刺激が強い特徴からアレルギー反応を起こしてしまうこともよくある話です。
添加剤やシリコンなどのコーティングが悪影響
シャンプーで話題になった「シリコン」は、車のコーティング剤でも使われる成分でもあります。言ってしまえば弱いプラスチックと思っていいですね。成分表を見るとシリコンとは書かれていないのが危険なポイント。「ジメチコン」などの表記になっています。
膜になる効果から手触りがよくなりますが、頭皮や肌に悪影響になることもあるので要注意。ノンシリコンシャンプーを選んだら大丈夫でしょう?と思うかもしれませんが、トリートメントにだって入っています。
いい匂いをつけるために、よくわからない添加剤も入っていることがあります。
この添加剤などが頭皮に付いて毛穴詰まりや、化学物質ということもありアレルギー反応を起こす可能性も出てくるんです。
必要な皮脂まで根こそぎ取られてしまう
先ほど紹介した洗浄成分以外にもたくさんの成分が含まれているので、頭皮に必要な皮脂まですべて落としてしまうシャンプー。
必要な皮脂を落とすことは、頭皮の乾燥にもつながるんです。
「湯シャン」を実践している芸能人はこんなにいた
悪影響がたくさん出てしまう。そんなシャンプーを使うのが嫌になってしまった人が、湯シャンをおすすめしているわけです。
たくさんの芸能人も実践していることから話題になっているので、「湯シャン」をしていると公言している方をご紹介します。
湯シャンを実践している芸能人① タモリさん
湯シャンを語る芸能人といえばこの人。紹介しないわけにはいきません。
皆さんご存じ「タモリ式入浴法」を作った芸能人。タモリさんです。
シャンプーだけでなく、体を洗う石鹸なども使っていないことで有名で「湯船につかれば汚れは落ちている」という徹底ぶり。それでも美肌なのがすごいですよね。
湯シャンを実践している芸能人② YOUさん
出典:https://kaigo.news-postseven.com/
女性の芸能人でも湯シャンを実践しているのがYOUさん。
髪や肌がいつ見てもきれいですよね。
1週間に1回だけシャンプーを使って髪を洗っていると公言。
それ以外の日は湯シャンをしているようです。
髪が長い女性ならパサつきが気になるところですが、きれいな髪をキープできているのは湯シャンの効果からですね。
湯シャンを実践している芸能人③ ミランダ・カーさん
日本人だけでなく、海外のセレブでも湯シャンが流行っているのをご存じでしょうか?
その中でも世界的なモデルでもあるミランダ・カーさんも湯シャンをやっているとか。湯シャンという名前でなく、ノー・プーという呼び方をしているのが特徴的ですね。
海外の芸能人でも湯シャンをしていると聞けば、さらに説得力があります。
湯シャンを実勢している芸能人④ 福山雅治さん
頭皮の汚れが気になりそうな男性芸能人でも湯シャンをしています。
イケメンで名の知れている福山雅治さん。
タモリさんと仲がいいことからか、同じタモリ式入浴法をしているようですね。
しかし全然シャンプーを使っていないわけでなく、気になる時にはしっかりシャンプーで髪を洗っているのだとか。それでもきれいですよね。
湯シャンを実践している芸能人⑤ 妻夫木聡さん
イケメン芸能人として有名な妻夫木聡さん。
シャンプーは使っているけど、ボディソープや石鹸を使わず体をお湯のみで洗っているやり方をしています。湯シャンとまではいきませんが、人によってやり方を使い分けているのが見てとれますね。
湯シャンを実践している芸能人⑥ ローラさん
ハーフ芸能人でモデルでもある人気のローラさん。
彼女も湯シャンを公言している芸能人のひとりです。
妻夫木聡さんと同様に石鹸やボディソープなどで体を洗っていないそうですよ。
日本のモデルさんでも湯シャンは広まっているんですね。
シャンプーの悪影響から解放される「湯シャン」の効果とは?
大勢の目にとまる芸能人でもおすすめしている湯シャン。
どんな効果があるのか気になるところですよね?
シャンプーを使っていると悪影響になりますが、湯シャンはその逆。
メリットがたくさんあるので紹介しますね。
ツヤが出てきれいな髪になる
必要な皮脂が落ちてしまうシャンプーに対して、湯シャンは必要な皮脂をしっかり残してくれるのが大きなメリット。
もちろん汚れはお湯で洗い流すことができるので、清潔さを保つのには十分です。
パサつきが気になる人なら髪の毛にも自然なコーティングで、きれいなツヤができて一石二鳥の効果を味わえますよ。どんなトリートメントをしてもきれいにならない人はとくにおすすめです。
頭皮に刺激が少なくなる
髪の毛の影響よりも、頭皮のほうがきれいになるのを実感しやすいです。
シャンプーの目的は頭皮や毛穴の汚れを落とすこと。湯シャンは必要な皮脂を残しつつ汚れをおとしてくれるので、保湿されたまま洗浄されます。
さらにその保湿は自分の皮脂からできているので荒れる可能性もなく、他の刺激からも守ってくれます。そもそも肌が荒れる原因の一つは外からの刺激。
自分の皮脂でできたバリアで、それを守ることができるのが安心ですね。
シャンプーを使わないので経済的
湯シャンは基本的にシャンプーを使わず髪を洗うやり方。ということは必要なものはシャワーのお湯のみで髪が洗えてしまいます。
いくら使ってもなくなることがないので、お金の心配もしなくていいですよ。
「湯シャン」の効果的なやり方を伝授
湯シャンは誰でも簡単にできることが人気の理由。
とくに難しいことは必要がありません。必要なものも少なくて始めやすいですよ。具体的に湯シャンのやり方を紹介するので、やってみてくださいね。
湯シャン前に必ずクシで余分な汚れを落とす
湯シャンという名前から頭皮や髪の汚れは、お湯で落としてしまうと思っていませんか?じつは正しいやり方があります。
それは湯シャンをする前にクシを通すことで、髪の余計な汚れを落とすことから始めます。
間違って頭皮には使わないようにしてくださいね。頭皮を傷つけてしまいます。乾いた髪にクシを通すことがポイント。
濡れているとバリアであるキューティクルがはがれて、パサつきの原因になりますよ。
シャワーの温度がぬるく設定
いくら皮脂を残してくれる湯シャンがいいからといっても、お湯の温度が高すぎると必要な皮脂まで落ちてしまいます。
どれくらいが適温なのかというと、頭皮の表面温度と同じ「35度前後」。
これくらいで湯シャンをすると効果的です。
指を使ってやさしく洗う
薄毛対策のシャンプーについているブラシがありますよね?あれを使ってゴシゴシ洗っていると、頭皮が傷んで危険なことになります。湯シャンで洗うときも同様に、指の腹でやさしく頭皮の汚れを洗い流してくださいね。
「湯シャン」の危険性はあるのか?
出典:http://mens-skincare-univ.com/
普段からシャンプーをしていて、湯シャンに切り替えようとしている人の疑問となるのが、
湯シャンの危険性ですよね?
シャンプーを使ってきれいに汚れを落としていたのに、それをやめると頭皮が危険にならないのか、気になるところです。
いざ自分が実践すると不安に思ってしまうでしょう。皮脂が残っているわけですから…。
そんな不安を少なくするために湯シャンの危険性を紹介するので、少しでも納得して湯シャンを活用してくださいね。
皮脂の危険性
必要な皮脂を残せるやり方である湯シャンですが、だからこその欠点である皮脂から出てくる雑菌が気になるところ。
皮脂が大好物の雑菌はすぐに繁殖をするので、あまり放置しておくのも、かゆみの原因にもなります。
皮脂が少ない人はいいのですが、若い男性はホルモンの関係で特別皮脂が多く出てしまいます。
芸能人である福山雅治さんのように皮脂の状態を確認しながら、時々シャンプーをすると防ぎやすいですよ。
シャンプーが残留している危険性
皮脂と同じように湯シャンでは、シリコンのようなシャンプーの残りカスが落としきれないのも問題です。
残りカスは時間が経つにつれて酸化が始まって、頭皮が荒れる原因になります。荒れてしまうと頭皮が赤くなって危険ですよ。
そうならないためにもノンシリコンシャンプーに切り替えて、時々そのシャンプーで洗うことが大切。
もちろんトリートメントなんてすれば頭皮にもついてしまうので、付けるときはなるべく毛先だけにしてくださいね。
湯シャン独特の臭いが発生
湯シャンの1番の問題は頭皮から出る臭い。
どうしても自分の皮脂が残ってしまうので、その皮脂が酸化してしまいます。
1度臭いが発生してしまうと、洗わないと臭いはとれません。嫌な顔をされたくないのなら注意してくださいね。
しかし臭いがしてきたらシャンプーで洗おうと思って、いくら気をつけていても自分の臭いは気付きにくいですよね?
必ず定期的に自分の頭皮が皮脂のベタつきがないか、チェックしてくださいね。
シャンプーで洗う日を決めておくのもお
すすめです。
「湯シャン」と相性がいい人の特徴とは?
誰でも簡単にできてしまうのが湯シャンの特徴ですが、誰でもきれいになれるわけでもありません。
必要な皮脂がどれくらい残るかがポイント。皮脂がたくさん残ってしまうような人は危険なので、湯シャンとシャンプーのバランスが重要。
見極めが難しくて臭いが発生することもあります。
その見極めをしなくていい、湯シャンが向いている人の特徴を紹介するので参考にしてくださいね。
乾燥肌
肌が乾燥して白くなっている人がいますよね。そんな人は湯シャンが最適。
乾燥肌の人は皮脂が不足している証拠です。湯シャンをすればするほど、保湿ができてきれいになっていきますよ。
湯シャンを始めたら皮脂の酸化で、頭皮が荒れないように気をつけてくださいね。
最初は乾燥しているところに皮脂を残していくので、反応することもあるわけです。荒れなければ湯シャンを使いこなせるようになります。
年配の方
年をとると代謝が落ちてきて、汗をかきにくくなるといいます。
それと同様に頭皮も皮脂が出にくくて乾燥することも。
そんな年配の人は湯シャンと相性抜群。1週間に1回しか頭を洗わない人も意外に多くいますが、湯シャンならさらに清潔に頭皮が保てます。
髪がパサつく人
髪が傷んでいると思っている人。それは意外に乾燥が原因でパサついているかもしれません。
髪も保湿をしておかないと、バリアであるキューティクルがはがれてしまい、傷んだようにパサついてしまいます。
カラーリングやパーマのしすぎでパサついているのならトリートメントが必要ですが、なにもしていない状態でパサつくなら湯シャンが最適。とくに害もないのでやってみてくださいね。洗った後にしっかり髪を乾かすのがポイントです。
今日から実践!「湯シャン」の総まとめ
■「湯シャン」の効果は、頭皮に必要な皮脂が流れ落ちず、皮膚が乾燥しにくい。
しかし、シャンプーを使わないことにより、人によっては、臭いや、雑菌が繁殖してしまうので、その場合は、シャンプーを週に何度か使用したほうがよい。
お湯を使って髪を洗う湯シャン。芸能人が実践しているなんて思いませんでしたよね。
しかし効果を実感する人が多いのも事実。
理にかなったやり方なうえに、失敗することもないのでやってみてくださいね。
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