高野人母美さんは、モデルのプロボクサーとして注目を集めています。
この記事では、高野人母美さんの衝撃の顔面崩壊画像や、引退の噂から一転した現役続行表明までの騒動をまとめています。
高野人母美のプロフィール
名前:高野人母美(たかのともみ)
別名義:TOMOMI(モデル時)
出身地:東京都
生年月日:1987年6月12日
身長:178cm
芸能事務所:株式会社オフィスコットン所属
ジム:協栄ボクシングジム所
属
高野人母美さんは、モデルでプロボクサーです。もともとモデルでしたが、2013年1月にボクサーライセンスを取得してからは、ボクサーとしても活動するように。
プロとしては、10戦8勝2敗の戦績(2016年5月)で、2015年6月にはOPBF東洋太平洋女子スーパーバンダム級王座を獲得しています。
高野人母美の顔面崩壊について
モデルでボクサーの高野人母美さんは、その美貌も有名です。
ランウェイにモデルとして登場することも。
抜群のスタイルと美しい整った顔立ちをしていますが、激しい殴り合いも含むボクサーに怪我はつきものです。
2014年6月の負試合では、こんな痛々しい、まさに顔面崩壊な画像があります。
高野人母美さんの顔面崩壊の瞬間
顔がまさに歪んで崩壊している高野人母美さん!
ランウェイに登場する人と同一人物には思えない画像です。
強烈なパンチをもらい鼻が一瞬、変形、目はうつろ、美しい顔が腫れ上がった。
それでも試合後は「こんなに殴り合いをしたのは初めてだから、楽しかった。今後はもちろん続けます」と明るい表情で現役続行を宣言した。
その他にもやはり鼻が折れたりと、常に試合中は顔面崩壊の危機が隣合わせです。
鼻パンチをもろにくらう高野人母美さん。
生傷が絶えない高野人母美さん・・・。
痛々しいです。
ただ本人はコメントにもある通りですが、さすがボクサー、あまり気にしてはいないようです。
高野はこの写真を何度も見返し「ボコボコになるのは最後にしよう」と再起へのモチベーションに変えたという。「初めて会った子に『鼻が曲がってる子だよね』とか『鼻、大丈夫だったの?』と言われることがあった」(高野)と知名度向上にもひと役、買ったようだ。
関係者は「本人は『額に入れて飾りたいぐらい』と言っていた。あの写真を見た人は『(高野は)ちゃんとボクシングをやっている』と思う」と補足する。
高野人母美の現在~突然の引退発言からの現役続行へ
高野人母美さんが引退宣言
モデルでボクサーという二足のわらじで注目を浴びた高野人母美さんですが、2016年5月18日に突然の引退発言をしました。
高野は笑みを浮かべながら「勝っても負けても今回の試合でラストにしたい。ボクシングは楽しみでやってきたけど、人生の自分の時間を人に左右されるのはちょっと違うかな、と。指図される自分がイヤで、ボクシングをやりたいから、やりたくないになってきた」と説明。「指図」が具体的に何を意味するかについては「今は言えません」とした。
今回問題だったのは、この引退発言が自身が所属する協栄ボクシングジムの金平桂一郎会長に無断で発表されたことです。
発言当時に海外出張で不在だった金平桂一郎会長は、次回の対戦を一旦中止とし、発言の真意を確認することになりました。
高野人母美さんは、帰国した金平会長と面談し、引退発言から10日も経っていない5月27日に二人揃って会見を開き現役続行を表明します。
会見の中で引退発言をしてしまった理由に、減量や試合のプレッシャーをあげています。
騒動の最中、金平会長は海外出張中で、帰国後の24日に高野と会談。「まず最初にあの発言自体どういうつもりだったんだと聞くと、その時はそういう気持ちがよぎったんだと。減量や試合のプレッシャーだったり、これからボクシングを続けるのも大変だしといった気持ちが一瞬よぎってしまったそうです。これは言い訳ではないが、会長がいればそんな言葉は出てこなかったと思うけれど会長がいないこともあってつい言葉に出してしまった、と。言葉足らずで自分もビックリするほどの反響になってしまい、よくよく考えてみたら、ベルムデスに負けて(昨年11月のWBO世界タイトルマッチ)負けっぱなしで終わるのは納得いかないと、そこを強く言っていました」と、高野は現役続行の意思を訴えたという。
金平桂一郎会長はこの引退発言で起きた、数百万という損害賠償を高野人母美さんには求めないようですが、騒動が巻き起こした被害は想像以上に甚大です。
テレビに映ることが前提で契約していたスポンサー契約も解約となり、放映権料と合計で数百万円の収入が吹っ飛んだ。
本来なら損害賠償ものだが「プロモーターですから、私がかぶります。ま、親心ですね…」と金平会長は涙目になりながらも、高野に対して金銭的補償は求めない考えを示した。
また金平会長は、高野人母美さんの現役続行を容認するにしても6月6日の対戦については2Rのエキシビジョンマッチに変更し、その後の現役続行もトレーナーとの信頼回復がなければ、そのまま引退の可能性も示唆しています。
高野人母美の引退発言の真意とは…殴られるのが痛かったから?減量苦?
高野人母美さんは、引退発言をしてしまった背景に、ボクサーとして当たり前のプレッシャーや減量をあげました。
そもそも衝動的だったにしろ、会長がいないのを知っている上での引退発言ですので、かなり確信犯な気もします。
高野は世界戦での敗戦が引退へのきっかけになったのか、という問いについては否定。この日の会見には海外出張中の協栄ジムの金平桂一郎会長が不在で、「昨夜に会長がいないと聞いて、(引退を)言おうと思った」とサプライズ表明であることを明かした。突然の引退宣言には、同席した所属事務所関係者も「何も聞いていません」と驚くばかり。高野は「気持ちは変わらないのか」と問われて「ハイ」と即答し、「ボクシングって痛いことに気がついた。気持ちの問題なのかな」と話してニコリと笑った。
あわせて「ボクシングって痛いことに気づいた」とも発言していますが、すでにプロとして10戦を終えていますし、今更すぎる発言に驚きます。
”顔面崩壊”の写真が撮られた時も、むしろそれを糧に頑張っていこうというコメントを出していますので、なんだか矛盾していてスッキリしません。
また、引退発言中にあった「指図が嫌だった」という言葉の詳細が明かされていませんが、高野人母美さんはかつてボクサーの宿命でもある減量に非常に苦しんでいます。
2015年11月に行われたプロ10戦目でもある世界王座挑戦は、階級を2つも落としてスーパーフライ級で挑んでいます。
高橋人母美さんのプロ9戦目はスーパーバンダム級(53.52kg超 ~ 55.34kgまで)でOPBF東洋太平洋女子スーパーバンタム級王座を獲得していますが、10戦目となる世界王座戦は1つ下の階級で適当な相手が見繕えず、結果スーパーフライ級(50.80kg超 ~ 52.16kgまで)にて挑戦することになりました。
スーパーバンタム級では重く適正体重ではなかったため、下の階級での世界挑戦を調整していたところ、結果として2階級下での王座挑戦となった。高野がスーパーフライ級で試合をするのは約1年ぶり。
そのために2015年8月の段階で63kgありましたので、約11kgの大減量をすることに。(高野人母美おなかすいて“妄想地獄” 残り5日で5キロ減量必要より)
当時の減量苦は、以下のように語られています。
10月の和歌山・新宮キャンプから取り組んだのが“頻尿減量法”だ。とにかく水を飲んで、排尿の回数を増やすというやり方。高野によれば「毎日水を6リットル飲んでいます。そうすることでトイレの回数がすごく増えますけど、体がそのリズムを覚えると、減量で水分を取らなくなってもおしっこに行くようになるんです」。
とはいえ、減量が終盤にさしかかると、口にできる水分は「グレープフルーツを搾ったものを少し」「氷を一つずつ、なめる」「氷水でうがいする」といった状態にまでなった。こうなると普通はツバも汗も尿も出ず、何もしぼり出すことができなくなった。
もちろんプロですので全て自分の要望通りに行くことはないと思いますが、2つも下の階級で挑んで、かなりキツイ減量苦があったことは事実です。スーパーバンダム級もスーパーフライ級も数キロしか変わらないといっても、元々体脂肪の低いボクサーの減量は並外れた節制が必要になってきます。
つまり、どんなに頑張ってやっていても必ず嫌な部分を持ち合わせることもありますので、ポロっと出てしまった軽率な本音だったのかもしれません。
高野人母美の引退発言はリップサービスだったのか?
今回の引退発言は、リップサービスだったのではないか?とも指摘されています。
盛り上げるための“リップサービス”の意味合いもあったが、「引退」はスポーツ選手が軽々しく使うべき言葉ではない。事前に何も聞かされていなかった協栄ジムのスタッフは激怒。
確かにモデルのプロボクサーとして注目を集める高野人母美さんは、減量時のパフォーマンスなどでも知られています。
アバターに扮する高野人母美さん。
女豹タイツで登場の高野人母美さん。
ただ、巻き起こした騒動を考えるとあまりに御粗末な結果を招いたとしかいえません。
高野の芸能人としての価値は、やはり美人プロアスリートであることにある。しかも、まったく歯が立たなかったとはいえ、世界戦のリングに上がれるほどの本気度も売りである。その大きな付加価値が引退してなくなってしまっては、商品価値は下がる。そのことは、高野自身が一番理解している。引退発言がリップサービスで済まなかったことに慌てて引退を撤回したのも、当然とはいえば当然である。
終わりに
顔面崩壊や引退宣言など色々あった高野人母美さん…
現役続行を決めた以上は、今後も頑張ってほしいです。
弱音を吐きたい時はだれにでもあると思いますので、これからは事前に会長やジムのトレーナーなどに相談するのが吉ですね。