勝海麻衣さんは2018年頃より”美人すぎる銭湯絵師見習い”としてメディアで多く取り上げられたアーティストですが、2019年3月に盗作疑惑が発覚し、その後表舞台から姿を消しました。
ここでは勝海麻衣さんのパクリ疑惑のある作品や騒動の顛末、”銭湯絵師”見習いになれたコネ疑惑、家族情報、そして現在の動向についてまとめています。
この記事の目次
勝海麻衣のプロフィール
名前:勝海麻衣(かつみまい)
出身地:東京都
生年月日:1994年4月11日
出身校:雙葉学園
学歴:武蔵野美術大学造形学部空間演出デザイン学科→東京藝術大学大学院美術研究科デザイン専攻描画・装飾研究室
職業:学生、元銭湯絵師見習い、モデル
勝海麻衣、”美人すぎる銭湯絵師見習い”として一躍有名に
勝海麻衣さんは武蔵野美術大学時代からモデル活動を開始。2017年には銭湯絵師になりたいとして、日本に3名しかいない銭湯絵師・丸山清人さんに弟子入りしたことで、メディアから脚光を浴びました。
勝海さんは”美人すぎる銭湯絵師見習い”として名が売れ、またそれ以外にも個展を開くなどアーティスト活動を展開。
2018年に京都・パリ友情盟約締結60周年の関連事業「能×ファッションショー」にモデルとして、2019年には大正製薬「RAIZIN」のイベント(ライブペインティング)やモデルとして起用されるなど、活躍の幅を広げていきました。
しかし、この2019年3月に行われた大正製薬「RAIZIN」での勝海さんのライブペインティング作品において盗作疑惑が浮上し炎上。
それを発端に過去のパクリ疑惑が浮上し、師匠である銭湯絵師・丸山清さんは勝海さんとの師弟関係を解消を発表しています。
勝海麻衣にパクリ疑惑が浮上~本物の作品とパクリ画像を比較
勝海麻衣、「RAIZIN」のPRイベントでパクリ問題が浮上
問題の発端になったのは、大正製薬「RAIZIN」のPRイベントにおけるペイント
会場で躍動感ある虎を描いた勝海麻衣さんですが、この絵がほかのアーティストの絵と酷似。
猫将軍(イラストレーター)の作品と酷似
似ていると指摘されたのはイラストレーターの猫将軍さんの作品。
猫将軍さんは2000年頃より活動をはじめ、これまでにCDジャケットやゲーム、本挿絵などを手がけています。有名なものでいえば、氷室京介さんのシングル 「WARRIORS」のジャケットなど。
二つの作品を見くらべてみると……
構図や虎の模様などが似ているといった指摘があがった2つの作品。いかがでしょう?
勝海麻衣さんは、何か見て書いていた?
さらに作品を描いている勝海さんの手に握られた紙…これは下書きではなく、”何か”をプリントアウトしたものでは?といった指摘がネット上であがりました。
勝海麻衣、盗作を認めパクリ元の猫将軍さんへ謝罪
2019年3月には勝海さんから猫将軍さんに直接謝罪がいったようですが…。「似せる意図はなかった」とのこと。
いやもうご本人から謝罪のメール頂いたので、この件は終わりです。似せる意図は無かったそうです。
— 猫将軍 NekoshowguN (@nekoixa) 2019年3月28日
私の絵は構図を優先させるため全体的に大まかな流れを作りながらそれに沿う形で影や模様や骨格等をリアルでは不自然なレベルにむりやり捻じ曲げて描いているのでデッサンの狂った部分がある意味私の絵の個性になっています。その部分が偶然一致する事はまあなかなか無いと思うんですが。
— 猫将軍 NekoshowguN (@nekoixa) 2019年3月28日
そして2019年4月に入り、大人同士の話し合いが決着したのか完全に収束。猫将軍さんが所属する団体が”猫将軍の作品の使用・模倣”を勝海さん側が認めたことを明かし、勝海側の謝罪を受け入れました。
また、勝海麻衣さんの所属事務所もホームページに謝罪文を公表しています。
勝海の所属会社は「猫将軍様の構図をそのまま無断使用して製作をおこなったこと、勝海麻衣に著作権等の理解が足らず、悪意なく製作に至ってしまったことなどを説明し、謝罪をさせていただきました。」と説明。
勝海さんは「私の一連の行為には、技量の低さ、制作に対する意識の低さや権利関係の認識の甘さなど、数えきれない要因が私自身にあり、不見識で軽率な配慮に欠ける行為であったことを真摯に受け止め、心より反省しております」などと謝罪しました。
また双方とも銭湯絵師丸山清人さんと今回のイベントが関係ないことを添えています。
勝海麻衣のパクリ発覚で銭湯絵師・丸山清人と師弟関係解消
勝海麻衣さんはパクリ疑惑が出た後の2019年4月10日に師匠である銭湯絵師・丸山清人さんとの師弟関係を解消しました。
出典:https://cdn-ak.f.st-hatena.com/
銭湯絵師・丸山清人さんの公式HPで”師弟関係解消”が発表されました。
今般弟子である勝海麻衣氏より師弟関係の解消の申し出がありその申し出を受諾して2019年4月5日をもちまして勝海氏との師弟関係を解消致しました。勝海氏を一人前の銭湯背景画絵師に育てるよう指導の途中でこのようなことになりましたこと、非常に残念に思っております。
勝海氏には今後も頑張って自分の道を歩んでいってもらいたいと心から願っております。したがいまして今後の勝海氏の銭湯に関わる活動等に関しましても当方とは一切関わりがございませんことをご了承下さい。
勝海麻衣のパクリ作品は他にもあった~パクツイも発覚で病気ではの声も
勝海麻衣のパクリ作品集
勝海麻衣のパクリ疑惑①
海外のInstagramからの盗作?
勝海麻衣のパクリ疑惑②〜⑤
虎などの動物たち。
勝海麻衣のパクリ疑惑∞…?
人物画なども多くのパクリ疑惑が浮上しました。確かに似ているものもありますが、これをどう判断するのかは個々人によるところかもしれません。
勝海麻衣さんの作品は、あまりにパクリ疑惑が多いためパクリじゃない作品に対し「オリジナル疑惑」などという謎の言葉も生まれたとか…。
勝海麻衣はパクツイの常習犯だった
勝海麻衣のパクリ疑惑のTwitterつぶやき
勝海麻衣のパクツイ
おわらない勝海麻衣パクツイ疑惑
パクった元ネタはさまざまな人から
”いいね”が多い元ネタもありますが、全てがそうではないようです。なかにはあまり話題にもなっていないような普通のツイートからも。
勝海麻衣のパクツイ!
手法としては、どのツイートも元ネタのどこかの言葉を置き換えている感じです。パクツイ疑惑を見ていると、共通部分が多くどれも使い回しといえる気がしますね。
勝海麻衣、パクリすぎで病気説まで浮上
ネットの反応は主に批判的ですが、いろいろな意見が見られます。
98. 匿名 2019/04/26(金) 18:34:27
パクツイが気持ち悪い
そういうことする心理ってどうなってるんだろう107. 匿名 2019/04/26(金) 18:47:11
浪人時代に外人のイケメンになりすましてツイッターで自作自演したり
ミスリードして高校時代の他人の経歴を背乗りしようとしたりしてたことまで掘られてた こいつ病気だよ 早く病院連れて行った方がいい262. 匿名 2019/04/27(土) 01:02:43
これ電通の作った存在しない画家なんじゃない?
巨大マーケティング調査と、社会実験の一環で。
彼女は実は高額で雇われた役者で、勝海麻衣なんて実在しないの。
全て作り上げられた設定。
パクツイもパク画も実はAIの仕業。118. 匿名 2019/04/26(金) 19:01:39
盗作がバレなかったから東京オリンピック関連のイベントでドヤ顔の勝海がライブペイントをしていたんだと思うとゾッとするわ134. 匿名 2019/04/26(金) 19:15:45
芸術の世界はコネでどうとでもなるんだよ
あのオリンピックエンブレム盗用の佐野研二郎も何事もなかったかのように多摩美で教授やって大きな仕事を貰ってるし
作品だけではなくTwitterのつぶやきまでパクリ疑惑のある勝海麻衣さん。底知れぬ闇を感じますね。
勝海麻衣は黒い疑惑だらけ?~裏口入学の噂や銭湯絵師見習いになれた経緯
勝海麻衣、湯島ちょこから“銭湯絵師見習い”の座を横取り?
告発をしたのは、銭湯アイドル・湯島ちょこさん
湯島ちょこさんは「勝海さんより前に銭湯絵師丸山清人の弟子」だったと主張していました。
2017年7月20日をもちまして日本に3人のみの銭湯背景絵師 その最高齢の丸山清人さんの弟子になりました。色々な銭湯壁画制作の様子をみながら勉強し今後は銭湯の壁に富士山を描いていく活動もしていきます。
— ♨️湯島 ちょこ♨️ (@bittersweet_423) 2017年7月21日
今後とも応援よろしくお願いいたします(*⁰▿⁰*) #湯島ちょこ pic.twitter.com/3gjEIxJYSj
その時のことを、湯島さんはラインブログでも綴っています。
「ちょこちゃんも銭湯背景描くんでしょ?」ち「え、私ですか!?ちっちゃいのは今丸山さんのところ行って描かせてもらったりしてますが大きいのはまだまだですよ」丸「お、じゃあ 弟子入りするか」ち「え!?いいんですか?弟子はとらん!みたいなのないんですか?」丸「ないない 笑」近「お!じゃあ 今日から!」ち「あ!そういうのないなら是非 今日から弟子で 笑」といった感じに、日本でというか世界で4人目の銭湯背景絵師になりました。
ただいつからか湯島ちょこさんは、SNS上で「師匠から(弟子入りは)冗談だったと言われた」などと明かしています。
この発言の裏には2017年9月に弟子入りした勝海麻衣さんの存在が大きく関わっていたというのが、湯山ちょこさんの主張です。
以下、湯島ちょこさんのツイートより。
彼女が弟子入りしたいと来ました 若い人に興味を持ってもらえたのはとても嬉しかったのですが 町田忍に頼まれたから君には何も教えてなかったことにするねと丸山さんに言われ 勝海さんからは被ってて迷惑してると 弟子として選ばれたことを事実ではなかったと謝罪するように言われました
なぜ先に真剣に学び弟子を取らないと言われていた丸山さんに弟子になるか?と言われた私が 被ってて迷惑など言われなければいけないのでしょうか?意味がわかりません
そして本当に銭湯が好きで銭湯を愛してきた多くの人がおそらくなぜこの人が突然こんなにもゴリ押しされて表に出てきてるのか?不可解すぎる弟子入りのタイミングなどいろいろ感じた人もいるかと思います。
町田忍さんとお会いした時に『勝海麻衣を銭湯絵師の弟子ということにしてほしいと頼まれた』と嬉しそうに言っていました。誰に頼まれたのかと伺うとお世話になっている医者の娘さんだからと言われていました。 勝海麻衣のお父様に頼まれての無理やりなプロモだったことをその時に知りました。
(出典:湯島ちょこTwitterより)
弟子と主張する湯島ちょこに銭湯絵師・丸山清人と町田忍が反論
なんだかきな臭い話になってまいりましたが、丸山さん側は湯島さんの主張を真っ向から否定。
丸山清人公式HPより。
私は勝海氏以外に弟子をとっていた事実はございませんので、今後それに関連して「丸山清人」の名称を勝手に用いた活動等を発見した際には法的措置の検討もさせていただくつもりでございますことを申し添えさせていただきます。
勝海麻衣さんを丸山さんに紹介したと言われる町田忍(日本銭湯協会理事)さんも、疑惑を否定。
「湯島さんは、父が絵を描いているところに遊びに来て一緒に写真を撮ったりしたので、父は、『そんなに絵が好きなら、弟子になったら?』と冗談で言いました。それなのに、父に弟子入りしたとSNS上で勝手に書かれて迷惑しています。湯島さんは、同じイベントで別に絵を描いたり、画廊での教室に1回来たりしたことがありますが、父は、湯島さんを弟子にしたことはなく、本人にも『教えていない』と伝えただけです」
勝海さんについては、「本当に真面目な方なので、弟子になってもらった」とした
町田さんも、湯島さんの主張に対し、取材に答えてこう反論した。
「勝海さんの父親とは、会ったことも話したこともありません。勝海さんについては、知り合いのデザイン事務所から丸山さんに弟子入りしたいというので紹介してほしいと言われ、丸山さんと会ってもらいました」勝海さんの盗作疑惑については、「脇が甘かったのは確かですが、多少アレンジしており、盗作とは言えないと思います」と話した。
その後、湯島ちょこさんは以下のようにも反論しています。
利権に群がる人たちはその弟子としてのブランディングが金になると思って急に私の存在をなかったことにし始めたけれど事実を曲げるには無理があるし
— ♨️湯島 ちょこ♨️ (@bittersweet_423) 2019年8月13日
クローズの現場に来てる人たちが私が仕事手伝ってるの見てしまってるから隠蔽しようにも言い逃れできないわけで
丸山さんのもみ消しの件も言われて録音しておけば良かったわけで
— ♨️湯島 ちょこ♨️ (@bittersweet_423) 2019年8月13日
でも別に弟子になるために仕事場見学してたというよりも技術を未来に残すために記録として現場で手伝ってただけだからわざわざそんな録音とか証拠とかやらないわな
丸山さんは勝海さんが弟子になるまで弟子を一度もとったことがなかったそうです(これは他の媒体でもいっていること)。
なおこの後、湯島ちょこさんにも盗作疑惑が出るなど、カオスな状態となっていました。
今度は銭湯アイドル・湯島ちょこさんにパクリ疑惑 大型掲示板5ちゃんねるで活発に議論
勝海麻衣、東京芸大大学院合格に裏口入学疑惑が浮上
さらに勝海麻衣さんに関しては大学院への裏口疑惑や、政府による陰謀論も。
「一番話題となっているのは、裏口入学疑惑です。勝海さんは東京芸術大学大学院に在籍していますが、大学は別の美大に通っていました。外部からの大学院進学は難しいといわれる中、現役で合格していることに、ネット上からは疑問の声が。東京五輪が開催される2020年に『TOKYO SENTO Festival 2020(仮称)』というイベントが予定されているんですが、政府や広告代理店が勝海さんにこのイベントに参加させるべく、『早急に経歴と実績を作ったのでは?』との陰謀説が浮上しています。また、勝海さんと同じく“若い女性”“銭湯絵師”で有名な田中みずき氏の業績を乗っ取るつもりだったのではとの臆測も飛び交っており、騒動に油を注いでいる状態。騒動はまだまだ続きそうな予感がします」(週刊誌記者)
当時、多くの疑惑が勝海麻衣さんに浮上していたようです。
勝海麻衣の家族情報~父親は埼玉県の開業医だった
勝海麻衣の父親は勝海外科の医院長
父親はネット情報で特定?
医者と言われる勝海麻衣さんの父親は、埼玉県和光市にある勝海外科の院長だと言われています。開業医ですね。
勝海麻衣、優秀な姉と妹に対してコンプレックスがあった?
勝海家の父親+3姉妹
まさに美人姉妹ですね!左上が長女、左下が三女、右上が勝海麻衣さん(次女)、右下が父親。
勝海家の美人3姉妹
お姉さんはお医者さん、妹は慶応義塾大学卒業のエリート女子という話です。3姉妹は仲が良いそう。
姉妹について語る勝海麻衣さん。
私は三人姉妹の真ん中で、カリスマ性があるうえ勉強ができる姉と妹がいるんです。私は勉強もできないし、あまり褒められることがなかったので、姉妹とは大違いなんですけど(笑)、絵だけは褒めてもらえて。
家うちは医者一家なんです。姉が跡を継いだから、私は好きなことができるようになったんですけど。
勝海麻衣の現在① 盗作騒動を改めて謝罪し活動を再開
勝海麻衣さんは2019年4月に所属していた事務所HPから名前が消え、TwitterやInstagramなどのSNSも非公開(削除)となりました。
それから一年後の2020年4月、勝海麻衣さんが盗作騒動について改めて謝罪し、近況を報告しました。
また、活動を再開させる意向であることも発表しています。
勝海氏は現在特定の事務所に所属しておらず、通っていた大学院も休学中であることを報告。昨年の“盗作騒動”について「作家の方々、作家を応援支援されている方々、そして今まで私がお世話になっていた大切な方々、関係者の方々、本当に数えきれない方々を巻き込み傷つけてしまいました」と振り返り、「自身が発端となっていたにもかかわらず、皆様の名誉を回復することが出来ませんでした。改めてお詫び申し上げます。本当に申し訳ございませんでした」と謝罪した。
ご報告。 pic.twitter.com/n4Pp8WfBO2
— katsumi60411 (@katsumi60411) April 2, 2020
勝海麻衣の現在② 湯島ちょこを提訴し勝訴
勝海麻衣さんは、銭湯アイドル・湯島ちょこさんの投稿を発端にネット上で執拗なバッシングにさらされ精神的に不安定になってしまったことを明かしています。
師匠である丸山清人さんまでも非難に晒されたことで強い衝撃を受けた勝海麻衣さんは、鬱状態になり精神科に通院し、通っていた東京藝術大学大学院も2年間休学することになってしまったようです。
師匠や家族など大切な人が攻撃されることに耐えられなくなった勝海麻衣さんは、父親とともに、湯島ちょこさんの投稿内容がデマであるとして、事実の訂正を求め湯島ちょこさんに法的措置をとることを決意。
勝海麻衣さん側は、湯島ちょこさんによる一連の投稿の概要を以下のように説明し、これらは事実無根であると主張しました。
・勝海さんが「丸山さんの弟子になりたい」と言ってきたため、丸山さんの弟子であるにもかかわらず、女性が弟子ではないことにされた
・丸山さんと勝海さんから「弟子になったことは事実ではない」と謝罪を強要された
・勝海さんは銭湯絵に興味はないのに、売名のため銭湯業界に入ってきた。弟子入りには勝海さんの父親が関与しており、丸山さんの知人に強引にプロモーションをしかけた
・実績も実力もないにもかかわらず、勝海さんのバックには、医師の父親、銭湯愛好家の団体、大手広告代理店などの巨大組織がついており、東京五輪の舞台で脚光を浴びようとしている。愛好家の団体から誹謗中傷されている女性は、こうした巨大組織からも過激な嫌がらせをうけており、命の危険に晒されている
・こうした証拠を持っており、トークライブでそれを明らかにする
2021年12月、湯島ちょこさんは名誉毀損罪で、さいたま簡易裁判所から罰金20万円の略式命令を受けています。
湯島ちょこさんは検察の取り調べでは投稿が虚言だったと認めていたとのことですが、罰金刑を受けた後も勝海麻衣さん側に謝罪する意思を見せなかったため、勝海麻衣さんは民事でも裁判を起こしています。
結果、2023年7月に湯島ちょこさんには50万円の損害賠償を命じる判決が言い渡されました。
裁判所も湯島氏の執拗な“攻撃”の悪質さを認め、刑事裁判としては21年12月、名誉毀損罪で20万円の罰金刑の略式命令が下った。にもかかわらず、湯島氏が直接の謝罪を拒み続ける姿勢を見せたため、勝海氏は民事でも訴えた。だが、湯島氏は一度も民事裁判には出廷せず、無断欠席もあった。 そして18日、東京地裁で湯島氏に、勝海さんと父で医師の勝海東一郎さん(56)に賠償金支払いの略式命令が下った。
盗作は事実であったものの、湯島ちょこさんの投稿を発端とする疑惑の数々はデマ情報であったことが裁判で認められる形となった勝海麻衣さん。
長く誹謗中傷に苦しんできましたが少しずつ立ち直っているようで、今後については「絵描きとして生きていきたい。」と語っていました。
この4年間、一絵師として1人で公園に出向いては、出会った人の絵を描いて、喜んでもらえることで一歩ずつ立ち直っていった。シャッターに絵を描いたり、日本酒のラベルを描いたりもしてきた。2年間休学した芸大大学院も21年3月に卒業した。 今後は「絵描きとして生きていきたい。私には絵しかないので。絵じゃなくて違うことやろうと思っても何も思い浮かばなくて」という勝海さんには、裁判も終えた今だからこそ、かなえたい夢がある。 それは現在、体調を崩し、リハビリ入院中の師匠・丸山氏との再会。「一度お会いしてお話をしたい」と切実に願っている。
本日、民事訴訟の判決に伴い、ホームページにて声明を掲載させていただきました。
— 勝海麻衣 / Mai Katsumi (@katsumi60411) July 18, 2023
今回の行動によって、私どもだけでなく、銭湯に関係する方々の名誉回復の一助になることを願っております。https://t.co/P1EoLLRmeU
勝海麻衣についてまとめると…
・勝海麻衣は絵のパクリ以外にもパクツイの常習犯であったことや裏口入学疑惑まで浮上した
・銭湯アイドル・湯島ちょこが勝海麻衣に銭湯絵師の弟子の座を奪われたと告発したが、丸山清人と町田忍は完全否定している
・勝海麻衣の父親は埼玉県で開業医をしている
・勝海麻衣は湯島ちょこによる告発がデマであるとして湯島ちょこを提訴し、刑事と民事裁判で勝訴している
2019年3月から始まった勝海麻衣さんのパクリ騒動ですが、かなりのインパクトを残し彼女は表舞台から去っていきました。
勝海麻衣さんは、猫将軍さんの虎作品模倣に関するパクリ疑惑については謝罪していますが、その後もネット上で誹謗中傷が相次ぎ鬱状態になってしまったようです。
ただ、湯島ちょこさんによる投稿の内容はデマであったことが判明しています。勝海麻衣さんには今後は自身の力で名誉を回復していってほしいですね。