名古屋のみのもんたこと、宮地佑紀生さんが暴行事件で逮捕されました。被害者は、ラジオ番組「宮地佑紀生の聞いてみや~ち」で長年パートナーを組んでいた神野三枝さんです。
この記事では、宮地佑紀生さんと神野三枝さんのプロフィールと家族や結婚歴、暴行事件の流れ・激怒の原因や真相、そしてその後・現在を総まとめしました。
宮地佑紀生のプロフィールと家族~嫁・子供について
宮地佑紀生のプロフィール
名前:宮地佑紀生(みやちゆきお)
別名:名古屋のみのもんた
出身地:愛知県名古屋市中区
生年月日:1949年1月9日
身長:163cm
出身高校:愛知高校
最終学歴:愛知学院大学
所属事務所:サンデーフォーク
宮地佑紀生さんは、名古屋を拠点に活躍するタレントです。自身のタレントデビューのきっかけにもなった東海ラジオでは、「宮地佑紀生の聞いてみや~ち」など多くの人気番組に出演してきた経歴があります。
起用されたワークマンのCM(東海ラジオCM限定)では、「宮地佑紀生の聞いてみや~ち」でのアシスタントを務める神野三枝さんと共演もしています。
1997年から東海ラジオで始まった冠番組「宮地佑紀生の聞いてみや〜ち」。
宮地さんが23才のときに創業したアクセサリーショップ「参百六拾六日の店」は、最大で全国13店舗まで拡大しましたが運営がうまくいかず次第に閉鎖し、借金も最大1億円あったと言われています。
結局1997年ごろにラジオの冠番組「宮地佑紀生の聞いてみや~ち」が始まったのをきっかけに、アクセサリーショップ「参百六拾六日の店」を他人に譲渡しタレント業一本にしぼっています。(なお1億円もあったという借金も完済していると、ラジオ番組内で発言しています。)
宮地佑紀生の家族~嫁・子供について〜
宮地佑紀生さんには、嫁と子供がいます。ご家族についての情報はあまり出回っていませんが、子供は一人で娘さんであるとされています。
宮地佑紀生さんの結婚歴やご家族についての詳細はわかりませんが、家族写真は、一部のブログから出回っているようです。
宮地さんの家族画像。
それによると、「嫁は博みさん、娘さんは理佳さん、愛犬のももちゃん」だそうです。2008年の年賀状でのやりとりより・・・ということですので、少し前のものになりますが。
メガネ一家ですね!とても幸せそうなご家族ですが、父の宮地佑紀生さんの逮捕について、どう思っているのでしょうか…。
神野三枝のプロフィールと家族~旦那・子供について
神野三枝のプロフィール
名前:神野三枝(じんのみえ)
出身地:愛知県岡崎市
生年月日:1965年11月30日
出身高校:光ヶ丘女子高等学校
最終学歴:、金城学院大学短期大学部卒業
所属事務所:タレントオフィスともだち
神野三枝さんは、名古屋を拠点とするタレントです。
CMやラジオに多く出演しており、今回事件の現場ともなったラジオ番組「宮地佑紀生の聞いてみや~ち」では、番組開始の1997年4月から宮地さんとタッグを組んでいました。
中日新聞のウェブサイトでは、「神野三枝の元気をあげる!」という、投稿者の悩みに答えるというスタイルのコラムも持っています。(神野三枝の“元気をあげる! 中日新聞ウェブサイト)
また大の海外旅行好きで、世界各国いろんなところに行かれています。
神野三枝の家族~旦那・子供について
神野三枝さんは、ラジオ番組内でご家族について触れており、既婚であることが知られています。旦那さんのご職業については、保険の営業マンと言われています。
既婚ですよ
ラジオのトークでよく登場します。
保険の営業マンらしいです。
引用:名古屋のラジオで活躍されている、神野三枝さんは独身なんでしょうか? Yahoo!知恵袋
子供はいないそうです。
宮地佑紀生の神野三枝への暴行事件の原因や真相まとめ
宮地佑紀生の神野三枝への暴行事件の流れ
2016年、番組開始から20周年目を迎えていた「宮地佑紀生の聞いてみや〜ち」。
1997年4月から始まった「宮地佑紀生の聞いていや~ち」、そのパーソナリティをその開始当初から勤めていた宮地佑紀生さんと神野三枝さん。2016年4月に20周年を迎えた長寿ラジオ番組でもありましたが、2016年6月27日に打ち切りとなりました。
その打ち切り理由は、宮地佑紀生さんの神野三枝さんに対する暴行事件が起きたためです。
逮捕容疑では、6月27日午後2時55分ごろ、同市東区東桜一で、東海ラジオのラジオ番組「宮地佑紀生の聞いてみや~ち」の生放送中に、共演するタレントの神野三枝さん(50)の左足を数回蹴った上、放送用のマイクで唇を殴り、下唇の左端に青あざ、左足のひざ下に手のひら大の青あざの全治10日のけがを負わせたとされる。
宮地佑紀生容疑者は、事実を認めており、動機についても話しています。
傷害容疑で逮捕されたタレントの宮地佑紀生(みやちゆきお)(本名・由紀男)容疑者(67)=名古屋市瑞穂区初日町1丁目=が、「番組の進行に不満があった」などと動機を話していることがわかった。
その後、7月1日には釈放されています。
20年近くも続いたラジオ番組の打ち切り原因としては、あまりにもの悲しいですね。
宮地佑紀生の神野三枝への暴行事件が起きてしまった原因とは
宮地佑紀生容疑者による暴行事件について、被害者の神野三枝さんも暴力を振るわれたのは初めてだったと言っています。
千種署によると、女性タレントが28日に被害届を提出。「これまで威圧的な態度を取られたことはあったが、暴力を受けたのは初めてだった」と話している。
威圧的な態度を取られるのも気分が良くありませんが、どんな理由があろうともいきなり男性に暴力を振るわれるのは、とても強い恐怖を感じたと思います。
しかし、神野三枝さんはその後もプロとして、番組の終わりまで進行を続けたといいます。
神野さんは暴行を受けた後の1時間、何事もなかったかのように最後まで番組を続けていた。まさにプロだ。
生放送であったとしても、番組スタッフがそこで止めれば良かったのではという気もしますが、最後までやり遂げる神野三枝さんの根性はさすがです。
神野三枝さんは宮地佑紀生容疑者と、まさに20年来のパートナーでもありますが、少し前からきつく当たられていたとも言います。
宮地さんは2、3年前から突然キレるなど精神的に不安定で、番組スタッフに対する理不尽な“パワハラ”が続いたそうです。半年ほど前から神野さんへの当たりもきつくなり、宮地さんと2人になるのを怖がった神野さんは、ボディーガード代わりにマネジャーを連れて来るようになっていた。暴力を受けたのは今回が初めてのようですが、我慢の限界だったのでしょう
宮地佑紀生容疑者の、ここ数年のキレやすい一面も報じられています。
生放送中に暴行 「腫れ物扱い」だった宮地佑紀生容疑者の裏の顔
宮地佑紀生容疑者は暴行の事実を認めていて「番組進行に不満があった」とは言いますが、生放送中に暴行事件を起こすなど普通では考えられず、その様には近年よく聞く「キレやすい老人」像が思い浮かんできます。
「キレやすい老人」が小さな子供に対する暴力事件がありましたが(タバコのポイ捨て注意に逆ギレ、75歳老害が6歳小学生に暴行事件 加古川)、人間はだんだんと脳が使われなくなってくるために、感情的になってキレやすくなるといいます。
高齢者の脳は、使っていない範囲がどんどん増えていき、それに伴って脳の機能が衰えていきます。それゆえ物事に対する理解力が低下して感情的にイライラしやすくなる。一方で、老化によって、脳内の感情をコントロールする部分が縮み、怒りの感情を抑制することが難しくなります。理解力の低下と感情を抑制できなくなることが車の両輪となり、暴走老人を生むのです
宮地佑紀生容疑者も「番組進行に不満があった」といえど、それならば打ち合わせなどの時に言えば良い話ですし、生放送中に暴走してしまうとは、よほどの耐性のない状態に陥っていたのではないでしょうか。
宮地佑紀生の神野三枝への暴行…デマ情報も出回る(音源動画あり)
生放送中に起きた暴行事件ということで、その音源を元に当時の様子が伝えられています。(放送中の言動については、太字にしています)
YouTubeの動画
https://youtu.be/k48Z7YkVxLo?t=12m23s
暴力行為があったとみられる場面は、神野さんが番組のプレゼント当選者から届いたお礼のハガキを読み上げた後に始まる。宮地容疑者がラジオ局までプレゼントを取りに来た当選者も紹介するよう促すと、
「そして、お土産もいただきました●●(リスナー名)さんもありがとうございます。それからこちらはですね…痛い痛いっ…え?何?」
と、神野さんが突然痛みを訴えたのだ。このとき宮地容疑者に蹴られていたとみられる。
同時に、宮地容疑者が声をひそめて何かを話しているのが聞こえるが、神野さんにはうまく伝わっていない様子で、神野さんは引き続き
「え?何ですか?プレゼントいただいた方をご紹介、じゃないんです?あ、そうなんですか?じゃ、コラボ写真の…え?何でです?あれ??」
と、混乱した調子で話し続けた。すると宮地容疑者は、今度は普通のボリュームで
「いや、だから、頂いた人のやつはいただきゃええがね」
と強い口調で訴えた。
ところが、なおも2人の意思疎通は取れなかったようだ。神野さんは「そうですよ。これ、名前ここに書いてある…」と仕切り直し、こう話した。
「えー…○○ちゃんからお礼を頂いたので、ありがとうございました。えー、それからこちらが●●(先ほどと同じ人物)さんからも頂いております、ありがとうございます。えー、えー、今のがプレゼントを(ラジオ局に)取りに来てくださった方からのお礼のお菓子をご紹介させていただきました」
直後、「ドコドコッ」とマイクが何かに強く当たる音がしたかと思うと、神野さんの「いてっ!」という声が聞こえた。マイクで唇を殴られたときと見られる。
その後、「なんです!?なんです…?ごめんなさい」と神野さんの困惑した声が聞こえた後、特に状況の説明をすることなく、ハガキを寄せたリスナーの名前を読み上げ、次のコーナーへと進んだ。
上記の流れから、番組のプレゼント当選者から御土産をもらったことや、局まで取りに来てくれたことを発言しことに対して、不満がたまったからでは?という見方があります。
この暴行現場とも言える場面がラジオで流れた直後には、番組内でのやりとりに関するデマが流れています。
中でも拡散しているのが、神野さんが容疑者の娘について「大門で働いているっていうウワサじゃないですか」などと冗談で発言したというものだ。大門(おおもん)は名古屋の街の1つとして知られ、容疑者はこの発言に激怒し、事件に発展した…というのだ。
しかし、これについては「2ちゃんねる」の番組専用掲示板で「おれはリアルタイムで聴いてたけど、こんな会話してなかった」と証言する人もいて、今ではデマ認定されている。
家族について侮辱された・・・というのであれば、ついカッとなってしまったというのも辛うじて理解できますが、これは事実でもないただのデマです。
宮地佑紀生の神野三枝への暴行事件に対する番組リスナーやネットの反応は?
宮地佑紀生容疑者の暴行事件について、神野三枝さんの友人であるタレントとして活動している水野虹子さんがTwitterで触れています。
「ここ何年か彼女はとっても絶えていた(原文ママ) それでも二人の番組は面白くなんとかならないかなって思っていた 暴行直後の写真を見た時 愕然としてしまった この結果 残念でならない」
と、かねてから容疑者と神野さんの間に不和が生じていたことを示唆した。さらに、
「宮地サンの逮捕 テレビの報道で『よっぽど鬱積したものがあったのか』『男女だから』とか色々言ってるけど 全然違う!」 「今までもそうだったけど今回もなんの脈絡もなく突然きれられた 何年も前からいつかこーなるって彼女自身が心配していた」
※現在このツイートは削除されています。
またタレントのフィフィさんもこの事件について言及。(フィフィさんは、かつて宮地容疑者のラジオ番組「どんどん土曜大放送」を聞いていたそうです)
問題の音源を聴きました。プレゼント持ってきたリスナーさんを紹介した際に宮地さんが暴行したんですね。推測ですが、自分も紹介するとキリがないくらいリスナーさんが品を送ってくるので放送中に触れないよう指導さたことがあって…でも日頃から威圧的なのに大御所には何も言えない風潮も原因だよね。
— フィフィ (@FIFI_Egypt) 2016年7月2日
フィフィさんと同じように、やはりリスナーの持ってき御土産等の紹介をしたことについて、不満がたまっていたのでは?という見方が多いようです。
宮地由紀夫逮捕の件、ついに音源が出ましたね。神野さんの進行だかお土産もらった発言に不満があって、蹴ったけど意思が伝わらずにさらに蹴ってマイクで殴ったというところか。暴行はCM中かと思っていたのに思いっきり放送中ということにビックリ。https://t.co/GJeM6TkvfI
— よごれん (@yogoren) 2016年6月30日
https://t.co/l2x5ei5f5r
— キムタツ (@YATTARAMUKI) 2016年6月30日
宮地佑紀生のキレた放送。
相方がプレゼント当選者だけじゃなく「局まで取りにきてもらって、お菓子まで貰いましたありがとー♪」って言った事にキレたわけですね。別にそんな事言わなくてもいいのに、癒着とか変な疑いかけられるだろって事か。
そして、人気番組の打ち切りという事実に、東海ラジオの損失が計り知れないという声。
宮地佑紀生の聞いてみや〜ち、あれだけ掛け合いの熟達した来年20周年の番組が番組中の暴力事件で打ち切りって前代未聞じゃないのかな…つきまくりだったスポンサーも引き上げるだろうし、東海ラジオ損失デカすぎでしょう…
— 中里キリ (@kiri_nakazato) 2016年7月1日
やはり残念という声も。
宮地さんが暴力したのは良くないけど、宮地さんのラジオは楽しかったし、あのコンビも好きだったのに残念でならない。直ちゃんも昔一度だけ出たことがある番組。宮地さんが悪人にはどうしても思えない(´;ω;`)
— ゆーみん (@smoknap) 2016年7月2日
宮地佑紀生のその後・現在について
宮地佑紀生さんは、2016年6月30日に逮捕されましたが、翌7月1日に名古屋地方検察庁に身柄を送られるも、同日中に釈放されています。
その後、2016年12月、名古屋区検察庁が傷害罪で略式起訴、名古屋簡易裁判所が罰金30万円の略式命令を出し、有罪が確定しました。
2017年9月になると、所属事務所は宮地が神野と事件について「円満に解決」をしたことを発表しています。
事件以降、宮地佑紀生さんはメディアに出演することは無く、事実上の休業(謹慎)状態となりましたが、2017年12月にCBCラジオのイベントにゲスト出演、事件から約1年半振りに、公の場に姿を見せています。
2018年8月、東京都内のイベントに出演した際、「どれくらい反省しているかと言うと、ほぼ仕事がゼロ。嫁からの生前死後硬直のような言葉が胸に突き刺さります」「ものすごい寂しかった。ファーブルの気持ちがよく分かる。家の前の森をずっと見てました」と仕事を干され、家族から白眼視されたり落ち込んでいることを反省の内容として語っています。
不祥事以降、ゲスト出演はあるものの、東海ラジオへの復帰は実現していません。
まとめ
20周年目を迎えていたラジオ番組「宮地佑紀生の聞いてみや〜ち」。
そこまで続いたのもやはり二人の掛け合いがあったからこそ……とは思いますが、いきなり暴力をふるうというのは、どんな理由があろうとも正当化できません。
そしてラジオ生放送中の暴行事件ということで、被害者の神野三枝さんに対してはもちろんですが、スポンサーや東海ラジオの関係者も含め迷惑をかけた方々には、きっちりと謝罪してもらいたいところですね。