一時期は消えたはずのORANGE RANGE(オレンジレンジ)が今現在は復活していると話題になっています。
記事ではORANGE RANGEが干された理由として話題のパクリ・盗作問題、そして現在も続く悲惨なバッシングをまとめました。
この記事の目次
ORANGE RANGEのプロフィール
ORANGE RANGE(オレンジレンジ)は、日本の沖縄県を拠点に活動する男性5人組ロックバンド。
所属プロダクション:Spice Music
レコード会社:SPEEDSTAR RECORDS
(左から)
・YAMATO(ヤマト)、1984年1月14日、高音域ボーカル、MC担当
・RYO(リョウ)、1985年10月1日、低音域ボーカル、MC担当
・HIROKI(ヒロキ)、1983年6月29日、中音域ボーカル、MC担当
・NAOTO(ナオト)、1983年5月8日、ギターなどの楽器担当、バンド内のほとんどの楽曲の作曲、編曲を担当
・YOH(ヨウ)、1983年12月11日、ベース担当、RYOの実兄
メンバーは全員沖縄在住で、バンドの原型は、KATCHAN(現在は脱退)とNAOTOが中学校の卒業パーティで組んでいたバンドでした。
その後同じ沖縄県立北谷高等学校に進学したNAOTOとYOHをKATCHANが誘い、NAOTOの家によく来ていたHIROKIがボーカルに誘われ加入、YOHの弟であるRYOが2人目のボーカルとして加入し、友人同士のカラオケに行った際にYOHがYAMATOを誘って、デビュー当時のORANGE RANGEとなりました。
出身校はYAMATOのみ沖縄県立中部商業高等学校、あとの4人は沖縄県立北谷高等学校を卒業しています。
メンバーのほとんどがまだ高校生だった2002年、インディーズデビュー。
メジャーデビュー
翌年にはメジャーデビューも果たし、同年にリリースされた「上海ハニー」でブレイクしました。
沖縄の「コザ」に在住
沖縄の米軍・嘉手納基地近くの「コザ」に現在も住んでいるという5人。
なんとメンバーのそれぞれの自宅は5km圏内!
2016年には結成15周年となり、アニバーサリーイヤーを迎えました。2020年となっても音楽活動を続けています。
ORANGE RANGE オフィシャルサイト
ORANGE RANGEが現在は音楽特番などに出演して再評価の兆し?
2016年になり、結成15周年ということもあってかORANGE RANGEをテレビで見る機会が突然増えたと話題になっています。
結成15周年を迎えたORANGE RANGEが再評価の兆しを見せている。7月に放送された『FNSうたの夏まつり~海の日スペシャル~』出演の際に大ヒット曲「花」を披露し話題を集め、今夏は「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2016」をはじめ多数の夏フェスに出演するほか、8月12日には約6年ぶりにテレビ朝日系『ミュージックステーション』にも出演と例年以上にメディア露出。
昨日のエムステORANGE RANGEでてるじゃん!
— さのたくや (@sanocchiiiii) 2016年8月13日
懐かしすぎて感動した😂💓
なんか昨日のMステ録画できてたからBGM程度の気持ちで見てたらORANGE RANGEが以心電信歌っててもー死ぬほど懐かしい気持ちになった
— もも@ぽんこつおばさん (@warabiman825) 2016年8月13日
歌番組やフェスに次々と出演
『FNSうたの夏まつり』や『Mステ』、ROCK IN JAPANフェスなど、歌番組やフェスに次々出演しています。
ネット上には、「懐かしい」「やっぱりいい」などの声が聞かれました。
全盛期には、およそ265万枚もアルバムを売り上げたほどの人気を誇っていました。
2003年12月 69.8万枚 1st Contact
2004年12月 264.9万枚 musiQ
2005年10月 93.4万枚 NATURAL
2006年12月 34.8万枚 ORANGE RANGE
2008年07月 12.0万枚 PANIC FANCY
2009年08月 4.4万枚 World World World
2010年10月 1.6万枚 orcd
2012年04月 1.2万枚 NEO POP STANDARD
2013年07月 0.9万枚 spark
引用:ORANGE RANGEの現在www 表舞台から消えたけどwww 2ch「曲や歌詞パクリで叩かれてたな」「最近再評価の流れ来てる」【動画】
今後も周年イヤーとして、コラボベストアルバムの発売、9月からの47都道府県ツアーやおよそ8年ぶりの日本武道館公演も決まっているORANGE RANGEですが、今まで消えてしまっていたのはなぜなのか、調べてみました。
ORANGE RANGEはパクリ問題で干された?楽曲『ロコモーション』盗作問題
ORANGE RANGEと言えば、一時期騒がれたのがパクリ問題です。
既存の楽曲に似たものが何曲かあり、リーダーであるNAOTOさんがインタビューで「合言葉はパクろうぜ!です。」と語ったことも波紋を呼びました。
雑誌『bounce』(250号)の誌内においてORANGE RANGEのリーダーであるNAOTOが「合言葉はパクろうぜ!です。まずはカヴァーするんですよ。で、ここをわかんないようにしようとか、ここ使ったらバレるだろ、とか話し合う」と発言したことが「盗作問題」として大きな話題になった。
引用:ORANGE RANGEの現在www 表舞台から消えたけどwww 2ch「曲や歌詞パクリで叩かれてたな」「最近再評価の流れ来てる」【動画】
パクり代表曲とも言えるのが、「ロコローション」。
キャッチーなメロディーで大ヒットとなりましたが、これが1962年にリリースされた名曲「ロコ・モーション」に酷似していることが話題になりました。
こちらは最初ORANGE RANGEのオリジナル曲として発表していましたが、後に「ロコ・モーション」の作曲者であるキャロル・キングから抗議を受けてアルバム収録時にはカバー曲扱いとなっています。
オレンジレンジといえば、取り沙汰されるのが盗作騒動。大ヒット曲「ロコローション」は当初、バンドのオリジナル曲として発表・発売されていたが、楽曲のメロディや歌詞の一部などが往年のオールディーズ「ロコ・モーション」と酷似しているとの指摘を受けた。サンプリングや当事者への申し入れが行われないままオリジナル曲とされていたことに対し、「ロコ・モーション」の作曲者であるキャロル・キング側からの抗議があったとして、アルバム『musiQ』収録時にはカバー曲扱いとなった。
さらに、「ロコローション」はシャンプーの「Trouble」にも似ていると言われています。
メロディーは、こちらの方が似ているかもしれませんね。
他に似ていると言われているが、「上海ハニー」とZebraheadの「Wannabe」。
こちらはもともとスパイスガールズのカバー曲ですが、ギターのメロディーはほぼ同じと言ってもいいほど似ています。
ORANGE RANGEは干されたのではなく単に消えただけ?その理由
ORANGE RANGEが消えた理由は、他の説もいくつか言われています。
それでも約3分の1にまで下がった原因はいくつかあると思います。
1つは元々売れすぎただけでそのギャップに売れなくなったと錯覚してるだけ。
あとは、2005年7月31日をもって唯一のイケメンといわれていたドラムのKATCHANが脱退したこと。さらには、曲自体がmusiQにくらべてNATURALはキャッチーでなくなった。といったところでしょうか。
264.9万枚を売り上げたmusiQ
2004年リリース。2枚目のアルバムにしてダブルミリオンの売上を達成しており、現在ではなかなかない売上枚数となっています。収録されているシングル曲も全てオリコン1位を獲得した楽曲です。
次アルバムの「NATURAL」は日本レコード協会ではミリオン認定になっているものの、オリコンでは100万枚に達していないと言われています。
ドラムのKATCHANの脱退
本名は北尾一人。
2005年6月に腱鞘炎で活動休止後、7月にもともとの音楽性の違いによりORANGE RANGE脱退を発表。
その後も音楽は続けていましたが、昨年末より家庭の事情でまた活動休止していることをツイッターで告げています。
https://twitter.com/katchan_0619
沢山のコメントありがとう(^o^)
— KATCHAN (@KATCHAN_0619) 2016年6月19日
年末から家庭の事情で活動ができない状況になりました。
報告が遅くなりごめんなさい。
みんな体に気をつけてね。
毎年誕生日覚えてくれてて、祝ってもらえてみんな大好きだよ!
いつも本当にありがとう(^-^)
また、2009年にはそれまで在籍していたgr8! recordsから自主レーベルに移籍したことも表舞台に出るのが少なくなった原因ではとも言われています。
様々なジャンルの音楽を取り入れて独自のスタイルへと昇華させるミクスチャーロックには、“オマージュ”、ともすれば“パクリ”という言葉がつきまといがちだが、ORANGE RANGEもその標的とされることが少なくなかった。デビュー後も沖縄を拠点としていたが、地元ののびのびとした風土で育った彼らにとって、東京の環境は窮屈な点もあったのだろうか、2009年8月発売の『world world world』を機に、自主レーベルへと移籍。“表舞台”に出ることが少なくなっていた。
gr8! recordsソニーに在籍時は、バンド名の「ORANGE RANGE」が株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメントの登録商標にもなっていました。
自分たちのペースで活動したいということから自主レーベルに移籍し、全国的に表に出る機会は少なくなったようですがコンスタントに活動は続けていたことをRYOさんがインタビューで語っています。
RYO:あっという間でした。15周年ということで様々なメディアのインタビューでこれまでを振り返ってきましたが、すべてが濃厚です。僕たちは毎年ツアーに回っていて、フェスも1年だけ出演しなかった期間があったのですが、それ以外は毎年出演しています。なにかしらやっていたので、目まぐるしい15年でした。
引用:“結成15周年”ORANGE RANGEの転機「すごく悩んでいた」―RYO&NAOTOが語る『上海ハニー』ブレイクまでの葛藤
ORANGE RANGEは現在もネットで悲惨にバッシングされている
ORANGE RANGEについて、懐かしい、やっぱりいいという声が聞こえる一方、まだ活動してたのかという声や、やはりパクり問題のイメージも根強くあるようです。
13: 2016/08/09(火) 16:20:42.51まだ活動してたのか
11: 2016/08/09(火) 16:20:34.39他からリスペクト(パクリ)しまくってたことに草
25: 2016/08/09(火) 16:28:06.89ロコローションだっけ?
クレジットに作曲者の名前なくて
問題になってあとからクレジットに名前のせて誤魔化したやつ
36: 2016/08/09(火) 16:33:05.41
「花」はシーソーゲームゆっくり歌っただけ
と本人たちが言っていたなw39: 2016/08/09(火) 16:33:52.52アレンジレンジ86: 2016/08/09(火) 17:18:29.14
67: 2016/08/09(火) 16:56:45.16再評価?ないないwww
時代は流れてるんだよもうとっくの昔にオワコン
でもさ、いってもよ、上海ハニー初めて聞いたとき衝撃的じゃなかった?
218: 2016/08/09(火) 21:28:38.22
>>86
ゼブラヘッド堂々とパクってんな~
しかもスパイスガールズのカバー(笑)
まとめ
後に『ロコモーション』はORANGE RANGEのオリジナル曲ではなくカバー曲扱いとなっている。
過去のイメージははやり拭えないものの、当時ファンだった人たちの間では盛り上がりも見られています。2016年は15周年イヤーを迎え露出も増えているORANGE RANGEですが、このまま再度人気復活はなるでしょうか?
ORANGE RANGEの今後に注目です。