ヒット曲「トイレの神様」で知られ、アコースティックギターの弾き語りで活動するシンガーソングライターの植村花菜さん。
しかし、植村花菜さんは同曲のヒット後に表舞台から姿を消したため「消えた」「干された」と言われていました。
また、植村花菜さんにまつわるキーワードとして「逮捕」というものがありますが、結婚した旦那や子供についての現在までの情報を含め総まとめしましたのでご紹介します。
この記事の目次
植村花菜のプロフィール&経歴
「トイレの神様」で一躍ブレークした植村花菜
出生名: 植村 花菜(うえむら かな)
本名: 清水 花菜(しみず かな)
生年月日: 1983年1月4日
出身地: 兵庫県川西市
ジャンル: J-POP
職業: シンガーソングライター
担当楽器: ギター
活動期間: 2004年 –
レーベル: ベルウッドレコード(2004年)、キングレコード(2005年 – )
事務所: クリアスカイコーポレーション
引用:Wikipedia – 植村花菜
植村花菜の複雑な生い立ち~祖母との2人暮らしからヒット曲が誕生!
植村花菜さんは4人兄弟の末っ子で、母子家庭で育ちました。実家は祖父母の家の同敷地内にあったようで、祖母の和嘉さんは大久保利通の子孫だそうです。
亡き祖母との思い出を歌にした「トイレの神様」がヒット中の植村花菜(28)がこのほど、祖母和嘉さんの故郷・鹿児島県沖永良部島を初めて訪れた。島の親戚と対面した際に家系図を見せられ、自身が明治維新の元勲、大久保利通の異母姉妹の末裔(まつえい)であることが判明。歌のルーツもこの島にあったと分かり、祖母と訪れるはずだった“約束の地”で歌い手としての思いを新たにした。
「トイレの神様」は、そんな祖母の和嘉さんとの小さい頃の思い出や「トイレには、きれいな女神様が住んでいるのだから、トイレ掃除を熱心にやったら、将来べっぴんになれるものだ」と諭されたことを歌にのせ自身の最大のヒット曲となりました。
歌の歌詞にも出てくるように、祖父を亡くした祖母のために2人で生活をしていた植村花菜さん。
しかし、思春期を迎えていたこともあり「なぜ自分だけが祖母と暮らさなければいけないのか」と祖母と衝突することも多かったとか。
しかし、祖母が亡くなったことで存在の大きさに改めて気づき「おばあちゃんと自分の思い出を歌にしてみよう」と名曲「トイレの神様」が誕生しました。
植村花菜さんは、2005年5月にファーストシングル「大切な人」でシンガーソングライターとしてデビューするも、鳴かず飛ばずの日々が続いていました。
そんな中、契約解除の話が持ち上がった時に起死回生の一曲としてリリースしたのが「トイレの神様」だったのです。
植村花菜さんのデビューからの略歴は以下の通りです。
同年5月6日…NHKの音楽番組『ポップジャム』に出演して「大切な人」を歌い注目を集める。
同年5月11日…同曲にてメジャーデビューを果たす。
同年9月7日…自身初の作曲であるセカンドシングル「ミルクティー」をリリース。以降売れない時期が続く。
2006年4月13日…大阪府のMBSラジオ『ゴチャ・まぜっ!木曜日』に出演を始める。
同年10月5日…愛知県のCBCラジオ『ハイパーナイト』内で木曜日の番組『植村花菜のカナナビ』を始める。
2007年1月23日…音楽情報番組『ミュージャック(関西テレビ)』のアシスタントを務める。
2009年4月3日…山梨県のFM放送「FM FUJI」にてラジオ番組『FLOWER VILLAGE』のパーソナリティを務める。
2010年2〜3月…ラジオで放送した「トイレの神様」が「有線放送キャンシステム問い合わせチャート」にて月間1位を獲得する。
同年7月9日…自身初の著書『トイレの神様』を発売する。
同年11月18日…「第43回日本有線大賞有線音楽優秀賞」「特別賞」を受賞。
同年11月25日…音楽番組『ベストヒット歌謡祭2010』に出演し、「ゴールドアーティスト賞」を受賞。
同年12月31日…初となる『第61回NHK紅白歌合戦』に出場する。
2011年4月4日…朝の情報番組『やじうまテレビ!(テレビ朝日系)』のテーマソングに自身の曲「きみとぼく」が起用される。
同年7月18日…朝の情報番組『おはよう朝日です(ABCテレビ)』の特番で東日本大震災の被災地を応援する歌として自身の曲「ひまわり」を披露する。
2012年4月…シンガーソングライターとしての成長のために渡米して、ライブをしながらアメリカ大陸を横断する。
2013年1月…全国区のラジオ局で『植村花菜の「あなたの夢を花菜えまShow」』のパーソナリティを務める。
植村花菜は一発屋?~芸能界から消えた・干された理由は性格の悪さ?
植村花菜、「トイレの神様」が売れて天狗になった?
植村花菜は「トイレの神様」が売れて天狗になった?
植村花菜さんが「消えた」「干された」と言われる理由については色々と言われていますが、ネットメディアで報じられる内容では「トイレの神様」が売れたことにより天狗になってしまったからだとされています。
植村花菜さんはメジャーデビューから5年あまりは売れない時期が続き不遇な時代を過ごしていました。
そして、次のアルバムで売れなければ契約解除という瀬戸際を迎えた時、プロデューサーがゆずなどのプロデュースで知られる敏腕の寺岡呼人さんに変わり、雑談の中から祖母とのエピソードを歌にすることを勧められて書いた曲が「トイレの神様」でした。
そして、「トイレの神様」がスマッシュヒットを飛ばして植村花菜さんはいくつかの栄誉ある賞を受賞し、売れたアーティストを象徴する『紅白歌合戦』にも出場を果たしたことで一躍有名になりました。
しかし、植村花菜さんはこのブレークにより天狗になってしまい、方々で礼儀を欠いた行動をしてしまったことが結果的に「消えた」「干された」と言われる状況に繋がっていったと言われています。
植村花菜、「紅白歌合戦」で和田アキ子を激怒させた?
植村花菜は”芸能界の女帝”を激怒させて干された?
植村花菜さんは「トイレの神様」がヒットした2010年の年末に放送された『第61回NHK紅白歌合戦』に出場しましたが、この時に新人らしからぬ発言をしたことから”芸能界の女帝”と言われる和田アキ子さんを激怒させたと言われています。
「トイレの神様」は9分52秒と非常に長い曲のため、ひとりひとりの尺が決められている『紅白歌合戦』に出場する際には部分的にカットして編曲する必要がありました。
植村花菜さんは結果的には間奏を間引いて7分50秒に収めて歌いましたが、当初は『紅白歌合戦』の制作サイドに「カットする部分が無いので切らずに歌わせていただければ」と打診していたと言われています。
この発言に対して激怒したのが同番組に多数の出演経験を持つ大ベテランの和田アキ子さんであり、「誰の曲にもカットする部分は無い」と『紅白歌合戦』は平等の条件であることを指摘し、「そんなに歌いたければ私を切ってでも歌えばいい」と激怒しました。
この和田アキ子さんの言葉の真意は「私を切ってでも歌うからには芸能界では今後生きていけない」という暗にメッセージを込めた怒りであり、”芸能界の女帝”を怒らせてしまったことから植村花菜さんはその後番組に使われづらくなり次第に「消えた」「干された」状態になったとも言われています。
植村花菜、所属事務所に反発し社長に解雇された?
植村花菜は恩義を忘れた結果「消えた」?
和田アキ子さんを激怒させたエピソードと合わせて植村花菜さんが「消えた」原因としてネットメディアなどで言われているのは、”恩師社長”を裏切るような言動をしていたからだということです。
東スポで2013年2月2日に報じられた記事の内容では、植村花菜さんは2012年3月末で退所した所属事務所の社長との決別が「消えた」「干された」原因になったようです。
「昨年3月末で所属事務所を辞めたことが原因ですよ。事務所の社長は、かつて矢井田瞳を見いだしてブレークさせるなど、辣腕で知られる。植村も社長のおかげでここまで大きくなった。ところが、売れて勘違いしたのか、植村はだんだんと事務所の方針に反発するようになった。最後は退社をチラつかせる植村に、社長が『じゃあ、勝手にしろ!』ということになったようだ」
この”芸能の神様”の名前が出されていませんが、Wikipediaで確認する分には矢井田瞳さんの所属事務所やレーベルと植村花菜さんは接点が無いようです。
もしかすると植村花菜さんが退所したキングレコードのことを指しているのかもしれませんが、矢井田瞳さんはキングレコードからCDを出した事はなく関係無いようです。
2018年6月まで植村花菜さんが所属していたベルウッドレコードは同社の子会社ですが、辞めた時期的にも辻褄は合いません。
そうすると植村花菜さんが所属しているクリアスカイコーポレーションということになりますが、確かに矢井田瞳さんは所属していた時期がありますが、現在は所属アーティストが不在で会社も休眠状態となっています。
ネットメディアの伝える内容からすると、”芸能の神様”とは同社の田口幸夫さんということになりそうですが、ことごとくアーティストが退所していることから同社にも問題があったのかもしれません。
そして、植村花菜さんが「消えた」「干された」原因として、事務所の意向を無視して強引に結婚に踏み切ったことも挙げられています。
植村花菜ってすっかり消えたなあ
— Ginger (@Gingerdoesemall) 2015年3月29日
植村花菜まじで消えたな。残した曲は多いのにな。本当に大阪帰ったんだな。
— 赤間 (@za3gh) 2013年1月27日
ここまでで、植村花菜さんが「消えた」「干された」と言われてきた原因についての印象としては性格が悪くて仕事を失ったというエピソードはデマ、もしくは誇張であり、実際は「トイレの神様」に続くヒット曲が書けないまま細々と芸能活動を続けてきたという方がしっくり来るようです。
植村花菜、結婚した旦那・清水勇博はジャズドラマー
植村花菜、バンド「Indigo Jam Unit」の清水勇博とNYで出会い電撃結婚
植村花菜の旦那・清水勇博
生年月日:1983年3月27日
植村花菜さんは2013年、アメリカ放浪中にニューヨークで出会ったバンド「Indigo Jam Unit」のジャズドラマー・清水勇博さんと結婚しました。
シンガーソングライターの植村花菜(30)が29日、自身の公式ブログで入籍を発表した。
お相手は現在、米ニューヨークに在住しインストゥルメンタルバンド 「Indigo Jam Unit」でドラマーとして活躍している清水勇博(29)。
清水勇博さんは、渋すぎるジャズバンドとして音楽好きの間では有名で、重低音がカッコよすぎると評判を呼んでいます。
植村花菜さんと旦那・清水勇博さんは現在までに不仲などは伝えられていないため、離婚危機などとは無縁のおしどり夫婦のようです。
植村花菜の元彼氏・キンコン西野と旦那・清水勇博は正反対の性格?
植村花菜の元彼氏・西野亮廣
2011年5月に同郷のキングコング・西野亮廣さんとの交際が発覚した植村花菜さんですが、2012年1月には破局しています。
【嫌い】キンコン西野亮廣が嫌われる理由は?芸人引退や炎上騒動もまとめ
植村花菜さんの旦那・清水勇博さんの性格について、過去に熱愛報道されたことがあるお笑いコンビ「キング・コング」の西野亮廣さんと比較して書かれています。
植村といえば、かつてお笑いコンビ「キングコング」西野亮廣(32)と交際していたが、昨年1月に破局。原因は「性格の不一致。ああ見えて彼女は気が強く、痴話喧嘩では両者譲らずの展開になることが多かった」(事情通)というから、清水は西野とは正反対の性格なのかも。
植村花菜が2015年1月27日に子供を出産
植村花菜、息子・タロちゃんの子育てエピソードにほっこり
現在はNYで子育て中の植村花菜
植村花菜さんは、2015年1月27日に第一子となる男児を出産。陣痛が33時間も続く難産だったそうですが、「赤ちゃんの顔見た瞬間、辛かったこと全てが吹っ飛んでいきました!!!」と語っています。
子供の本名や画像などは公開されていませんが、ブログやTwitterで「タロちゃん」として登場しています。
このおじさんを指差して、息子がしきりに「ママ!ママ!」と言っています。息子の目には、ママはこんな風に見えているんでしょうか(笑)? pic.twitter.com/Y6J9V257gt
— Ka-Na(植村花菜) (@KaNaJpop) September 21, 2016
息子が、今朝ご機嫌ナナメだったので、抱っこしながら「あなたの歌うたってあげようか?」と聞くと「歌って」というので、「なんてことない日々」を息子を抱きしめながらアカペラで歌いました。歌い終わると息子が静かに泣いていたので、どうしたん?と聞いたら「感動して泣いた」やって。機嫌直った!
— Ka-Na(植村花菜) (@KaNaJpop) 2018年8月26日
今やすっかりママの顔ですね。かわいらしい息子さんのエピソードにほっこりします。
植村花菜の現在~芸名を変更しNYで音楽活動をしていた!
植村花菜、「Ka-Na」として心機一転NY拠点に再出発!
日米を股にかけて活動していく新生「Ka―Na」
植村花菜さんは2018年現在、27日に更新したブログで所属レーベルであるベルウッドレコードを退社して独立したことを発表し、個人レーベルとして「Hanana Records」を立ち上げニューヨークを拠点に日米で活動していくようです。
植村花菜さんは芸名も新たに「Ka―Na(カナ)」に変えたことを報告しています。
独立を機に芸名も変更するとし「これからは植村花菜改め『Ka―Na』という名前で活動していきます」と発表。「芸名の変更は非常に勇気のいる決断でしたが、いつの日か『Ka―Na』が『植村花菜』を超えられる日が来るように、ニューヨークでこれまで以上に音楽に邁進し、チャレンジし続けていきたいと思います」と誓った。
植村花菜がKa-Naに改名するニュースを見て松竹のDA-DAを思い出してしまった
— アスワンハイダム (@hpuv_s) 2018年8月28日
トイレにはそれはそれはキレイなKa―Naに改名した植村花菜がいるんやで。
— のえ☆うちんだい (@noe_uchindai) 2018年8月27日
最後に、植村花菜さんを検索すると目にすることがある「逮捕」という物騒なキーワードについてご紹介しましょう。
植村花菜のヒット曲にとばっちり?「トイレの神様」といわれた男が逮捕
「トイレの神様」といわれた窃盗犯逮捕!植村花菜に失礼の声も
「トイレの神様」と捜査員の間で異名を取った窃盗犯が逮捕された事件により自身の代表曲と混同されていたようです。
報じられた内容によれば、無職の46歳の男が東京都清瀬市にある清瀬駅の女子トイレに忍び込んで計7回におよぶ窃盗を繰り返していたようです。
男は女子トイレを利用していた女性が壁にかけたショルダーバッグなど持ち物を用を足している間に、隣の個室の便器の上に立って奪っていました。
このトイレには防犯カメラが無かったことから犯人像を特定できず、現地警察署の捜査員らは「トイレの神様」と呼称して捜査していました。
しかし、この「トイレの神様」という呼称がネット上で「失礼」という声も多く、SNSや掲示板などで炎上していたようです。
「神様の使い方を間違えてる。トイレの神様、いい曲なのに」
「トイレの神様って女神様なんだけどね。46歳のオヤジじゃないはず。歌のイメージが悪くなる」
「トイレの神様歌った人に失礼だから、そのネーミングやめたほうがいいと思う」
トイレの神様逮捕って、捜査員も変な呼び名つけるなよw
— なすのっぴ (@T_Sosetsu) 2018年7月14日
このネーミングはいただけないと思う・・・。
— タムタム@184系 (@tamutamu184kei) 2018年7月13日
「トイレの神様」逮捕 東京・清瀬駅の女子トイレで窃盗相次ぐ(TOKYO MX) – Yahoo!ニュース https://t.co/5gydTkGFW7
植村花菜について総まとめすると…
・植村花菜は2013年、アメリカ放浪中にニューヨークで出会ったバンド「Indigo Jam Unit」のジャズドラマー・清水勇博さんと結婚した。
・植村花菜は2015年1月27日に第一子となる男児を出産。ツイッターやブログでは「タロちゃん」の呼称で登場する。
・植村花菜は現在、芸名を「Ka-Na」と改名し、ニューヨークを拠点に音楽活動をしている。
2010年に「トイレの神様」で一躍ブレークを果たしたシンガーソングライターの植村花菜さんについて総まとめしてきました。
植村花菜さんは「トイレの神様」が大ヒットを飛ばして天狗になり、和田アキ子さんや恩師社長を激怒させたことで「消えた」「干された」と言われていましたが、実際にはアーティストとしての水面下での模索期間だったようです。
植村花菜さんはアメリカでの音楽活動から自身の音楽を見出し、現在までに旦那・清水勇博さんと出会った地でもあるニューヨークに拠点を移して活動してきました。
今後は芸名を「Ka―Na」として”植村花菜”以上の活躍、そして「トイレの神様」以上のヒット曲を出すために頑張っていくようです。