プロ野球界のレジェンドである長嶋茂雄さんですが、家族関係に闇があることでも有名な人物です。
この記事では、長嶋茂雄さんの嫁や子供（長男・長女・次女・次男）など家族情報と不仲問題の話題に加えて、気になる健康情報に関してもまとめてみました。
この記事の目次
長嶋茂雄のプロフィール＆経歴
名前：長嶋茂雄（ながしま しげお）
生年月日：1936年2月20日
出身地：千葉県佐倉市
最終学歴：立教大学経済学部卒業
身長：178cm
長嶋茂雄は「ミスタープロ野球」と呼ばれた野球界のレジェンド
長嶋茂雄さんがプロ野球入りする前の1950年代の日本は、東京六大学野球こそ野球の頂点という認識が強く、プロ野球よりアマチュア野球の方が人気が上だったそうです。
そんな状況を一変させた出来事が、東京六大学野球のスーパースターであり、当時の本塁打記録を更新していた長嶋さんのプロ入りだったと言われております。
1950年代はまだドラフト制度が整備されていない時代だったため、プロ野球球団間での争奪戦が起こった長嶋さんのプロ入り先ですが、契約金1800万円に加えて、年俸200万円の条件で読売ジャイアンツへ入団することが決まりました。
長嶋さんが読売ジャイアンツと契約をした1957年当時は、大卒公務員の初任給が9200円という時代でしたので、今に例えると4億円程度の契約金が長嶋さんに支払われたことになります。
プロ入り後の長嶋さんですが、プロ入り１年目となる1958年にいきなり本塁打王と打点王に輝く活躍を見せ、自身が引き連れてきた東京六大学野球のファンたちをそのままプロ野球ファンに定着をさせることに成功しました。
その後も、毎年のように打撃タイトルを獲得する活躍を見せて、「ミスタープロ野球」とまで称されるほどの国民的スターとなった長嶋さんは、現役通算17年間で「首位打者6回、本塁打王2回、打点王5回、シーズンMVP５回」という記録を残しています。
長嶋茂雄、第1期監督就任時は球団創立以来初の最下位に
現役時代は、「ミスタープロ野球」とまで称された国民的スターであった長嶋茂雄さんだけに、読売ジャイアンツ側からは、現役引退と同時に監督就任というVIP扱いが待っていました。
1975年より監督に就任をした長嶋さんですが、その年の読売ジャイアンツは負けに負け続けることになり、勝率382で球団初の最下位に終わっています。
とはいえ、1973年までV9と呼ばれるリーグ9連覇を達成するなど、読売ジャイアンツが1強過ぎて白けムードが漂っていた当時のプロ野球界にとっては、長嶋巨人の弱さは逆に新鮮だったようで、1975年はテレビ中継の視聴率が21.5％（前年17.6％）と好評を博すことになりました。
その後は1976年から1977年にかけてのリーグ２連覇があったものの、1978年から1980年にかけて3年連続でリーグ優勝を逃すという球団初の失態を演じてしまった長嶋さんは、1980年のオフに監督を解任の憂き目にあっております。
長嶋茂雄、第2期監督就任時に監督キャリア初となる日本一を達成！
長嶋茂雄さんがプロ野球界に戻ってきたのは、Jリーグスタート元年である1993年のことでした。
当時の新興勢力であったJリーグに対抗するために、往年のスーパースターである長嶋さんが読売ジャイアンツの監督に就任するという形で始まった第二次長嶋巨人でしたが、就任1年目となった1993年は勝率492の３位に終わっています。
1993年オフにFA制度が導入されたことにより、同年のオフに「3冠王3度」の大物打者である落合博満さんを獲得した読売ジャイアンツは、1994年になると長嶋さんにとって監督キャリア初となる日本一を達成します。
どの球団とも加入契約を結べる自由な立場にある選手。日本では1993年からFA制度を採用。98年に改定された現行制度では、1軍登録された年(1年=150日以上)が9年以上の選手を対象とし、新球団には、人的補償1選手と旧年俸の80%の金銭補償か、旧年俸の1.2倍の金銭補償が義務付けられ、新年俸は前年度を超えないという制限がある。
引用：フリーエージェント
しかしながらその成功経験が仇になったのか、毎年オフになると大物選手をFAで獲得するようになった読売ジャイアンツには、プロ野球ファンから「球界の戦力バランスを一方的に壊している」などと批判の声も上がりました。
読売ジャイアンツのFA補強選手一覧（1994年～2000年）
・広澤克実（元ヤクルト：1994年オフ）打点王2回
・川口和久（元広島：1994年オフ）奪三振王3回
・河野博文（元日本ハム：1995年オフ）最優秀防御率1回
・清原和博（元西武：1996年オフ）
・工藤公康（元ダイエー：1999年オフ）最優秀防御率4回 奪三振王2回
・江藤智（元広島：1999年オフ）本塁打王2回 打点王1回
ポジションすらも無視したFA選手乱獲に関しては、当然ながらチームに良い影響力が生じるわけもなく、1997年から1999年にかけて３年連続リーグ優勝を逃すなど、第二次長嶋巨人も不調なシーズンが続くことになります。
65歳という年齢もあり、2001年に監督を退任することとなった長嶋さんですが、第2期監督時の成績は、「就任9年間でリーグ優勝3回、日本一1回」という結果に終わっています。
長嶋茂雄、2004年3月に脳梗塞で倒れる
読売ジャイアンツの監督を退任後の長嶋茂雄さんですが、2002年12月には、アテネ五輪出場を目指す野球日本代表の監督に就任しています。
しかしながら、60代後半の年齢で多大なストレスのかかる代表監督を引き受けた無理が祟ったのか、長嶋さんは2004年3月になると自宅で脳梗塞に倒れてしまいました。
その日、予定の時間を2時間過ぎても自宅から出てこないことを不審に思った運転手が、長嶋さんの部屋に入ると、意識朦朧とした長嶋さんが倒れていた。そのまま、運転手に背負われて大学病院に運ばれたが、重篤な状態だった。
運良く一命は取り留めた長嶋さんでしたが、右半身に麻痺が残ったことや言語能力に問題が出たことにより、アテネ五輪本選の指揮はヘッドコーチだった中畑清さんが取ることになりました。
脳梗塞に倒れた後の長嶋さんは、長年の辛抱強いリハビリの結果、障害を負うことになった機能もだいぶ回復しているとのことですが、家族の意向もあり第一線を退いているため、メディアに露出する機会もほとんどなくなっております。
長嶋茂雄の結婚した嫁は長嶋亜希子さん～死去時は自殺説まで流れた
長嶋茂雄、1965年に東京五輪コンパニオンの亜希子さんと結婚
長嶋茂雄さんが結婚をしたのは、1965年1月のことでした。
お相手となった亜希子さんは、祖父・西村辰五郎さんが出版社「東雲堂書店」を経営していた実業家だった他、父・西村光雄さんも「内外出版社」の社長を務めた経歴を持つ名家の生まれとなります。
名門女子校として知られている田園調布雙葉学園出身である亜希子さんは、高校時代よりアメリカへ留学しており、聖テレサ大学というアメリカの大学を卒業後した後、日本へ帰国することになりました。
２人の馴れ初めに関しては、1964年の初代東京五輪においてコンパニオンを務めた亜希子さんと長嶋さんが報知新聞社主催の対談をした際に、長嶋さんが一方的に亜希子さんに一目惚れしてまったそうですね。
その後、長嶋さんが電話で亜希子さんを口説き続けた結果交際がスタートした２人は、交際開始から40日目に婚約、100日目に結婚という超スピード婚へと至りました。
1964年10月、報知新聞社の「ON五輪をゆく」という企画で東京オリンピックのコンパニオン数人と対談をした際に、その中の一人西村亜希子に一目ぼれし、同年11月26日に婚約。翌1965年1月26日に結婚。
引用：長嶋茂雄
長嶋茂雄の嫁・亜希子さんに根も葉もない悪質な噂も…
長嶋茂雄さんとの結婚後は、2男2女に恵まれた亜希子さんですが、国民的スーパースターの妻となった身だけに、色々な苦労があったそうですね。
現役を引退後に監督となった長嶋さんでしたが、2度の任期中は読売ジャイアンツ史上に残る低迷期でもあったため、ファンたちからの批判の声も大きく、そのバッシングの矛先は亜希子さんたち家族にまで及ぶことも多かったとか。
その他にも亜希子さんには、「学生時代から万引き癖があり、現在も自宅周辺の商店街で万引きを繰り返している」との噂がネット上で流れたことまであります。
1 ：大田区民：2001/03/20(火) 15:07
長島夫人は、学生時代からの病的な万引癖があることで知られている。
いまでも田園調布・自由が丘近辺の商店街で、万引きを繰り返しているが、
なにしろあの長島の奥さんであるために、報道タブーの一つとされており、
地元商店街でも、ほぼ黙認されている。
しかし、長島茂雄が単なる無能の馬鹿である事が世間に知れ、
カリスマ性にかげりが見えてきたいま、マスコミは、
この長島夫人の悪質な行為を報道すべきだ。7 ：名無しさん@お腹いっぱい。：2001/03/21(水) 18:42
ソースが無いとネタとの区別がつきません。という訳でネタですな。
28 ：ナナシマさん：2001/03/30(金) 22:50
嘘っぽい。
本当なら反読売のマスコミが飛び付くんじゃないか。
「週間現代」とか。
元々一般人だったため、長嶋さんとの結婚後もメディア露出がほとんどなかった亜希子さんに対して、上記のような誹謗中傷の噂が飛び交った理由には、夫である長嶋さんのアンチ層が原因だったようです。
つまりは、長嶋さんの名声を貶めるために、家族に問題があることにしたがっていた人間たちが少なからずいたということになります。
実際の亜希子さんは、1980年代後半より膠原病を患っていたそうで、当然ながら万引きを繰り返せるような身体状況ではありませんでした。
膠原病とは、原因不明の発熱、関節痛や筋肉痛、筋力の低下、発疹や紅斑、レイノー現象（冷気や冷水により指先が白色や紫色に変化する）などの症状が出現し、全身の諸臓器が侵される自己免疫疾患と考えられています。
引用：膠原病と類縁疾患
また、高校時代から大学卒業までアメリカ留学をしていた亜希子さんが、学生時代に日本で万引き癖で有名になることもありえないため、亜希子さんの万引き癖関連の噂はまったくのデマカセであることが濃厚と言えます。
長嶋茂雄の嫁・亜希子さん、2007年に心不全で逝去
亜希子さんは、2007年9月に、長男である長嶋一茂さん夫妻とレストランで食事中に体調不良となり、病院へ入院したものの心不全で亡くなっております。
64歳という享年を考えれば、特に不思議ではない亜希子さんの最後ですが、ネット上では自殺説も流れています。
当時の亜希子さんは、長男・一茂さんに双子の子供も生まれており、孫の相手で大忙しの時期でもあったため、自殺をするような理由は特に見当たらないようにも見えました。
しかしながら、ネット上では夫である長嶋茂雄さんに愛人がいるとの噂が囁かれ続けており、2004年に脳梗塞で倒れた際も、実は愛人宅であったという説まで存在している状況です。
つまりは、長嶋さんの長年の不倫に耐えきれなくなった亜希子さんが自殺してしまったというのが、「亜希子さん自殺説」の概要となります。
もちろん、これらの噂は週刊誌沙汰にすらなっていないネットの都市伝説の範疇であり、長嶋さんのアンチたちが誹謗中傷目的で流したデマカセの可能性が高い噂でもあります。
長嶋茂雄に子供は4人～長男・一茂はタレントして大ブレイク中
長男・長嶋一茂は意外に野球センスがあった？
長嶋茂雄さんの第一子となる長男に関しては、タレントの長嶋一茂さんとなります。
長嶋一茂の嫁と子供・落書き事件まとめ！江角マキコと長嶋仁子夫人のママ友対立が背景に
1966年1月生まれの一茂さんは、高校時代より野球に本格的に打ち込むようになり、立教大学に進学後は東京六大学リーグのベストナインに選ばれたことがある他、大学日本代表にも選出された経験もあります。
大学4年時にドラフト会議にて、ヤクルト・スワローズに１位指名をされてプロ入りを果たした一茂さんでしたが、プロではレギュラーを掴むことが出来ずに、1996年に引退をしております。
元プロ野球選手の落合博満さんは、「一茂は練習さえすれば絶対親父を超えてた」とコメント。
事実、お坊ちゃま気質の一茂さんは練習が大嫌いだったそうです。やはり野球センスは親譲りだったのでしょうね。
引退後は、タレント業や役者業で人気を博している一茂さんは、現在は情報番組「モーニングショー」のレギュラーコメンテーターとしてもお馴染みです。
私生活では1999年に、自身の個人事務所「ナガシマ企画」のマネージャーを務めていた仁子さんと結婚をした一茂さんには、2004年6月になると双子の姉妹が生まれています。
一茂さんの双子の娘たちは、公表されている限りでは、長嶋さんにとって唯一の孫でもあります。
長女・有希さんはメディア露出がない為あらぬ噂も…
長嶋茂雄さんの第二子となる長女・長嶋有希さんは、他の兄妹たちとは違い一般人として暮らしているため、成人後のメディア露出が一切ないことでも有名な人物となります。
しかしながら、メディアに一切露出しないという有希さんのスタイルが、ネット上であらぬ噂を招いているようです。
具体的には、有希さんには先天的に知的障害があり、現在は栃木県足利市にある障害者支援施設「こころみ学園」で暮らしているのではないかという説があるようですね。
とはいえ、幼少期の有希さんは上記の画像のように、マスコミ向けにごく自然に露出しており、特に障害があったような雰囲気は見当たりません。
そのため、有希さんの知的障害者説は、長嶋さんのアンチ層が流したデマの可能性が高いと言えます。
有希さんにはその他にも、七光り扱いを嫌って学生時代にアメリカ留学した際に、覚せい剤の味を覚えて薬物中毒の廃人状態になってしまったという説まであり、有名税の範疇を超えた誹謗中傷レベルの噂を一方的に流され続けている状況となっております。
ちなみにこちらの説も、実際に有希さんがアメリカ留学していた場合は、マスコミが放って置かずにニュースになっていると思われるため、そのような報道が過去にないことを踏まえると、ネット発の都市伝説の可能性が高そうです。
次女・長島三奈は「熱闘甲子園」で馴染みだったスポーツキャスター
長嶋茂雄さんの第三子となる次女・長島三奈さんは、1968年6月に生まれております。
日本大学を卒業後の1991年にテレビ朝日に入社し、スポーツ記者として働いていた三奈さんは、1990年代後半になるとスポーツキャスターとして表舞台に顔を出すようになり、「ニュースステーション」や「熱闘甲子園」といった番組で活躍をすることになりました。
長嶋さんが脳梗塞で倒れて以降もしばらくの間は、父親の身の回りの世話をしながらスポーツキャスターとして活動していた三奈さんですが、現在はテレビ朝日から離れて、長嶋さんの個人事務所である「株式会社オフィスエヌ」の社長業が中心となっています。
ちなみに三奈さんには、10年以上の交際が続いていたテレビ局員の彼氏がいた時期もあったそうですが、現在までに結婚歴はありません。
次男・長島正興は元レーサーで現在はアメリカ在住
長嶋茂雄さんの第四子である次男の長島正興さんは、1970年9月に生まれとなります。
駒沢大学在学中の1992年よりレーサーとして活動を始めた正興さんですが、レーサーを志したきっかけは、高校時代にアメリカ留学をした際に見た本場のレースに感動したからという、感受性の強い青春時代のエピソードが残っています。
レーサーとしては、F1やインディカー・シリーズといった大舞台にはたどり着けなかった正興さんですが、全日本GT選手権（現SUPER GT）で2度の優勝を誇るなど、日本レベルではそれなりの実力者ではあったようですね。
2008年にレーサーを引退した後の正興さんに関しては、アメリカに移住して環境問題の研究者になっているとの話があります。
ちなみに、正興さんの結婚や子供情報などは現在のところは非公開となっております。
長嶋家は家族絶縁状態だった！～父親の資産管理巡り一茂と三奈に確執？
長嶋一茂、家族に無断で父の愛用品を売却
2004年に脳梗塞に倒れた後も2005年に文化功労者が授与された他、2013年になると国民栄誉賞まで授与されるなど、華々しい話題には事欠かない長嶋茂雄さんですが、家族間のトラブルにより週刊誌を騒がす機会もありました。
長嶋家のお家騒動に関しては、長嶋さんの資産管理を巡る長男・長嶋一茂さんと次女・長島三奈さんの対立という、資産家家庭には良くある話となります。
一茂さんと三奈さんが対立をしたきっかけに関しては、脳梗塞に倒れた後の長嶋さんの復帰時期を巡る意見の相違がきっかけでした。
「長嶋さんの復帰時期を巡って家族間で意見が食い違いました。心配する多くのファンを早く安心させてあげたいと考えた一茂さんに対して、三奈さんは、お父さんのプライドや名誉を考え、完全に前の姿に戻るまでは公の場に立つべきではない、無理はさせたくないという考えでした」（前出・ベテラン記者）
その後、2009年頃に一茂さんが家族に無断で長嶋さんの記念品や愛用品などをコレクターに売り払ってしまったという、一歩間違えれば警察沙汰になってもおかしくない行動が発覚します。
兄妹の断絶の発端は０９年、田園調布の自宅などに保管されていた長嶋氏の記念品や愛用品の数々を一茂が独断で福井県福井市にあった「スポーツミュージアム山田コレクション」に売却したことだ。
大量に売り払った“お宝”の中には、０７年に亡くなった亜希子夫人の私物も含まれており、これに長嶋氏と三奈さんが激怒。
さらには、長嶋さんの個人事務所である「オフィス・エヌ」が所有していた「長嶋茂雄」の商標期限切れのタイミングを見計らって、一茂さんの個人事務所である「ナガシマ企画」が「長嶋茂雄」を商品登録をしてみたりと、長嶋家に対する背信行為が続いた一茂さん。
兄の暴挙が続いたことに不信感を抱いた三奈さんは、父である長嶋さんや長嶋家を守るために、一茂さんとの絶縁を決断したとも言われております。
「長嶋茂雄商標登録問題」として知られるこの問題は、「オフィスエヌ」の猛抗議で弁護士同士の協議の後、「オフィスエヌ」に商標が戻される結果になった。これにより、兄妹間の確執は決定的なものとなった。
長嶋一茂、家族絶縁状態の悲しい現実を語る
一連のお家騒動報道ですっかり悪者扱いされてしまった長嶋一茂さんは、自身に対するネガティブな報道をした週刊誌などを名誉毀損で訴えております。
その過程で裁判に出廷した一茂さんが口にした話題が、長嶋家の冷え切った家族仲でした。
「（絶縁とは）何を持ってなのかな、と。話せば長くなりますけど、もともと長嶋家はバラバラで、母の生前も6人そろって旅行に行ったことも、食事だってそろってしたことは一度もないです」
「僕は中学から家を出ましたし、弟（次男・正興）もアメリカに行った。去年手紙はやりとりしましたけど、一度も会っていない。だいたい弟の所在を知る人間もいません。妹（長女のこと、法廷では実名）にしても、会っても年に1回です。このように、基本的にバラバラなので、もともとが家族断絶といってもよいと思います」
元々崩壊した家族関係だからこそ起こったお家騒動なのかと思いきや、一方では親子仲に問題はなく、一茂さんと長島三奈さんの不仲が長嶋家の不幸の始まりであり、一連のトラブルの元凶となったという説も存在します。
「一茂さんと三奈さんの間を亜希子さんがうまく取り持っていました。彼女が亡くなってから、一茂さんと三奈さんはそれぞれの道を歩むようになりました」（前出・長嶋家の知人）
一茂は結婚後、双子の娘を連れてたびたび田園調布の自宅を訪れ、ひとり暮らしの長嶋さんを喜ばせていた。
「それから三奈さんも一茂さん一家と張り合うように、ことあるごとに実家に立ち寄るようになり、一茂さん一家は足が遠のくようになっていった。長嶋さんも心を痛めていたと思います」（前出・球界関係者）
一茂さんと三奈さんとの対立に関しては、当初は長女・長嶋有希さんが三奈さん寄りだったものの、2010年頃に長年務めていた「オフィスエヌ」の役員を解任されてしまい、現在は次男・長島正興さん共々2人の争いからは距離を置いているそうです。
長嶋茂雄の現在～父親の入院で一茂・三奈のバトル再燃か？
長嶋茂雄、胆のうの機能が低下して入院していた
長嶋茂雄さんの現在ですが、2018年8月になると、同年の7月上旬に肝のうの病気で緊急入院していたことが明らかになっています。
ミスターの緊急入院を最初に報じたのは、8月9日発売の「女性セブン」（23・30日号）で、その後、「週刊ポスト」「週刊新潮」なども報じている。
報道によると、肌や目が黄色くなる黄疸の症状がみられ、胆石もできているという。
入院中の長嶋さんに付き添っているのは、次女である長島三奈さんと長嶋さんの運転手を長年務めている男性だそうですね。
長嶋さんの容態に関しては、週刊誌報道だけでも重病説や命に別状はない説などが入り混じっており、外野には本当の病状が判断がつかない状況が続いております。
長嶋一茂、父親の見舞いに訪れずハワイ旅行？
長嶋茂雄さんの緊急入院により、再び注目が集まることとなった長嶋家のお家事情ですが、長嶋一茂さんが父親の看病にも行かずに、夏休みのハワイ旅行に出かけたことが物議を醸しています。
といっても、一茂さん的には父親の病状を心配していないというわけではなく、妹の三奈さんとの不仲のせいで父親の病室に顔が出せない状況というのが真相だとか。
「一茂さんは長嶋さんの見舞いに訪れておらず、容体については旧知の球団関係者から聞いているそうです。三奈さんから直接、聞ければ細かな病状がわかるのですが、脳梗塞で倒れて以来、長嶋さんの復帰時期などをめぐって一茂さんと三奈さんに芽生えた意見の食い違いが今も解消されていないので聞きづらいようです。リアルタイムで情報が入ってこないので、一茂さんとしては“回復の兆しがあるから日本を離れても大丈夫”という判断をしたのでは」（長嶋家の知人）
病床の長嶋さんにとっては、自身の体調よりも心配であろう一茂さんと三奈さんとの確執ですが、解決の目処は立っていないようですね。
長嶋茂雄について総まとめすると…
・長嶋茂雄には子供は4人おり、長男・一茂はタレントとして、次女・三奈はスポーツキャスターとして活躍している。
・長嶋茂雄は2004年に脳梗塞に倒れ、その後一線を退いた。
・長嶋茂雄の資産管理をめぐり、一茂と三奈が対立。現在は絶縁状態となっている。
・長嶋茂雄は2018年8月、肝のうの病気で緊急入院したと報道された。
妻に先立たれたとはいえ、次女・長島三奈さんが身の回りの世話を全面的に見てくれているため、必ずしも寂しい老後とは言えない長嶋茂雄さんですが、往年のファンの方たちとっては心配となるニュースが続いております。
長嶋さんが健在のうちに、長嶋一茂さんと三奈さんとの仲が改善することを祈りつつ、この記事のまとめを終了させて頂きます。
