「芸人引退」を宣言し、その後は絵本作家・起業家として活動している元お笑い芸人キングコングの西野亮廣さんがまた炎上騒動で話題となりました。
この記事では、西野亮廣さんの芸人引退理由や嫌いと言われる理由などについてまとめています。
この記事の目次
西野亮廣のプロフィール
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名前:西野亮廣(にしの あきひろ)
出身地:兵庫県川西市
生年月日:1980年7月3日
身長:173cm
デビュー:1999年
出身高校:県立川西緑台高等学校
最終学歴:県立川西緑台高等学校卒業
西野亮廣、お笑いコンビ・キングコングとしてデビュー
西野亮廣さんは、1999年に梶原雄太さんとお笑いコンビ・キングコングを結成しました。
結成から間もない2001年(当時21歳)で「はねるのトびら」レギュラーに抜擢され、番組内ではツッコミ兼司会担当として個性派揃いの若手芸人をまとめました。
2005年7月には、フジテレビ月9ドラマ「スローダンス」で俳優としてもデビューし、その後数本の作品に出演。アーティストとしての一面も持ち、現在までに、ムード歌謡・舞台脚本・絵本制作(絵本作家)など、その活動は多岐に渡っています。
2015年4月には、米国・ニューヨークのPlaywrights Horizons The MainStage Theaterにて初の海外独演会「西野亮廣独演会 in ニューヨーク」を開催。現地の方々から才能の高さを絶賛されています。
その後、2016年6月28日に、自身のツイッター上で「芸人引退」を発表。なお、「芸人引退であって芸能界引退ではない」ことも語られており、現在は絵本作家の他、起業家としても活躍しています。
西野亮廣の芸人引退理由は「二足のわらじに対する批判」への反抗?
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2016年6月28日付けのブログで「【お笑い芸人】キングコング西野、引退」の中で、自身の引退理由を語った西野亮廣さん。
芸人引退にまで至った理由として「世間との”芸人”という言葉に対する認識の違い」を挙げられています。
以下、彼の真意を正確に伝えるために、長文引用をさせていただくことをご了承ください。
僕は、たとえば、あと数年で退職で、退職金も出るのに、我慢できずに
「沖縄に移住して喫茶店を始める」
と言っちゃう、皆が右に行くところを左に行っちゃうような、「そんなことしていいの?」「そんな生き方、アリなの?」と、生き方そのものが質問になってしまうような人が、その瞬間とっている姿勢の名前を『芸人』と呼ぶようにしています。
「これと、これと、この仕事をする人」といった感じで仕事内容を制限し、職業名を『芸人』としてしまうと、実は、僕が考えている『芸人』の定義から、一番遠のいてしまうと常々、思っています。
西野亮廣さんはテレビ番組で、芸人と絵本作家の二足のわらじを履いて活動している自分に違和感を持っている一般視聴者との対談を敢行しました。
テレビカメラの前で殴られ続けている間、疑問が確信に変わります。
さんまサンがドラマに出るのは良くて、
たけしサンが映画監督するのは良くて、
又吉君が小説を書くのは良くて、
石ちゃんがグルメレポートをするのは良くて、
オリラジあっちゃんがコメンテーターをするのは良くて、
たむらけんじサンが焼き肉屋をするのは良くて、
厚切りジェイソン君が日本人の生活習慣を斬る本を出版するのは良くて、
キングコング西野が絵本を出版するのはダメ。
もしかして、俺…ただ、嫌われてるだけじゃね?
結局、議論は平行線をたどるばかりで、お互いの理解のズレが埋まることはありませんでした。そこで、西野亮廣さんが出した結論こそ「絵本作家になる」という答えだったのです。
聞けば、芸人が絵本を描くのはアウトだけれど、絵本作家がテレビに出るのはアリだと、彼らは言います。
なるほど、そういうルールなのね!
僕は絵本制作を辞めるわけにはいきませんし、梶原君との漫才をこれからも続けていきたいです。
そんなこんなで、僕が出した結論がコチラ。
絵本作家になります。
そしてこの後、(全国各地にネットされていて多くの視聴者が証拠を目撃している)テレビで「芸人 辞めます」との宣言を行うこととなりました。
このような経緯があって、現在は絵本作家として活動をされているわけですが、そもそも西野亮廣さんの人生の選択をなぜ視聴者(世間)に断りを入れる必要があるのか?と思わざるを得ないように私個人としては感じました。
ただ、世間としては、実態は絵本作家でありながら「芸人」を名乗る(名乗っていた)西野亮廣さんの姿勢は許しがたい所業だったようで、芸人引退を宣言した後も、彼に対する厳しい意見が各所から噴出しています。
西野亮廣のことを「嫌い」と公言する人々と意見
出典:https://obs.line-scdn.net/
日本だけでなく米国・ニューヨークでも絵画展を成功させ、現在は絵本作家として注目を集める存在となっている、そんな才能の塊な西野亮廣さんですが、なぜか世間では彼を嫌う声が頻繁に上がっています。
西野亮廣への芸人仲間からの意見
芸人の土田晃之さんは自身のラジオ番組「日曜のへそ」の中で、西野亮廣さんの番組内での立ちふるまいを「嫌い」とバッサリと切ったとされています。
以下の発言は、西野亮廣さんが以前、ハロウィン後の渋谷を清掃しようと呼びかけた際、彼を嫌う人々が先回りして清掃をしたことで結果的に街がキレイになったというエピソードを踏まえての発言です。
この話を終えた後、土田は苦笑しつつ、「すごいですね、西野亮廣さんってね」と漏らす。OA中も、「西野って、何でこういう立ち振る舞いするんだろう?」と感じながら見ていたのだとか。土田によると、現場で出くわしたり、収録合間に話す分には、何一つとして嫌な部分が無いのだという。
それだけに、土田は、西野に対し「(番組中の)あの立ち振る舞い見てると、嫌い」「『何なん?コイツ』って思って」と容赦なく言い放っていた。そして、残念そうな様子で「すごい良いヤツなのに、なんかもったいないな、アイツ」「出し方が下手なのかなと思って。自分の」と残念そうに語っていた。
人間的に悪印象は無いにもかかわらず、番組での立ちふるまいは「嫌い」と言われるのは、よほど問題があるのか?と思ってしまうのですが、編集後の映像しか見ることのできない私たちには見えない何かがあるのでしょうか?
土田晃之さんと同じ太田プロ所属の有吉弘行さんも自身のラジオ「有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER」の中で、西野亮廣さんに対する嫌悪感を告白しています。
この日の放送では、この騒動を茶化したリスナーからのメールを紹介していた。有吉は呆れているようで、ため息混じりに「西野はこういうところあるね」「大風呂敷広げて、『やったぞ』つって、セコく回収して」と非難する。そして、「小賢しいわな」とぽつりつぶやいたのだ。
また、他にも芸人の岡村隆史さんとの対立(後に共演後、和解したとされる)や、芸人対談企画「芸人交換日記」批判による森三中・大島美幸さんとの対立など、これまでに度々、その発言が話題を呼んでいる西野亮廣さんですが、再び炎上騒動を起こしてしまったようです。
西野亮廣に対するネット民の意見
ネットを見ると、西野亮廣さんの小賢しさが嫌い、人を煽る発言が多いから嫌いと言った意見があります。
キングコング西野亮廣さんめっちゃ明坂聡美さんに上からドヤってさ…めっちゃ気持ち悪いな しかも最後に謎のフォロー差し込むその小賢しさが気持ち悪い 誰かにここまで不快感覚えてそれをSNSで言うのって良くないことだと思うけど、言っちゃう。嫌い。今まで好きとも嫌いとも思ってなかったけど。
— 幸宮チノ (@chino_y) 2017年1月21日
キンコン西野はやり方がはちま・jin系なんだよ〜人の怒りや不安を煽ってpvに繋げるやり方は私は嫌いだよ〜どんなにコンテンツが良いものでも売れれば人の気持ちは踏みにじっていいってのやだよ〜〜
— ちょぎ(瀕死のガチョウ) (@chogigori) 2017年1月21日
キンコン西野は嫌いやけどやってることはすごい賢いなあと思うし見習いたいなあとはおもうけどやっぱり嫌い、何がって話す選ぶ言葉が全部嫌い、でもキングコングの漫才は好き(._.) pic.twitter.com/6Sn4kT7Bzb
— 佐々木昂 (@kumori22) 2017年1月25日
キンコン西野、自身の絵本を”総額2500万円弱”自腹で購入 – LINE NEWS https://t.co/OraLsEdKbQ #linenews @news_line_me
— きくちつとむ⊿ (@35_vw) 2017年1月7日
領収書まで公開して何かやらしいヤツ。やっぱりこいつ嫌いやわ😔💧
世間がキンコン西野の事嫌いなのは西野が「色々な媒体を通して自分は、他の誰かのために戦ってあげている」感が異常だからなんじゃないかなぁ。お前に戦ってもらわなくてもいいし、一人でやっていればいいのにそれを大衆のためだと正当化する姿勢がみんな嫌いなんだろうな。私も好きじゃないけど
— かんな (@Itzamna_100) 2016年12月21日
西野亮廣が「お金の奴隷解放宣言」で炎上騒ぎ
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西野亮廣、絵本『えんとつ町のプペル』を全ページ無料公開
2017年1月19日付の記事「お金の奴隷解放宣言。」で、自身の作品を無料公開することを発表し、大きな話題を呼んだ西野亮廣さんですが、クリエイターといわれる方々を中心に賛否両論が巻き起こる大炎上となっています。
無料公開に至った経緯はこちらから。
キングコング 西野 公式ブログ – お金の奴隷解放宣言。 – Powered by LINE
炎上騒動に発展してしまった理由の1つに、「言葉の選び方」があると言われているようです。
じゃあ、なぜこれが批判を浴びているのかと言えば、有り体に言えば「言葉の選び方」の問題だ。徹底的に炎上するための言葉の選び方をしている・してしまっていると言える。というわけで、今回の炎上を解剖・観察してみたいと思う。
「炎上の要件」というのを2つ挙げた。
- 相手の上に立ち、見下すこと(=マウンティング)
- 主語を大きくすること
このふたつである。
以上のような理由があって、今回のような大炎上へと繋がってしまったとされています。
西野亮廣が起業家としての才能を開花??
西野亮廣さんは、絵本作家の他にも起業家として活動が注目されています。
現在ではビジネス書もヒットし、有料でオンラインサロンを開設するなど、アンチも多いものの、活動に共感している起業家や経営者も多いんだとか・・・・
そんな西野亮廣さんの活動の一部をご紹介します。
西野亮廣、著書『革命のファンファーレ 現代のお金と広告』がヒット
クラウドファンディングで国内歴代最高となる総額1億円を個人で調達し、絵本『えんとつ町のプペル』は30万部を突破するなど、次々と新しいことを仕掛けている西野亮廣さん。
2017年10月には、ビジネス書『革命のファンファーレ 現在のお金と広告』を上梓しました。
この本は『魔法のコンパス 道なき道の歩き方』に続く西野亮廣さんの2作目のビジネス書で
発売後すぐにビジネス書ランキングで1位に躍り出ています。
現在ではビジネス書としては大ヒットの15万部を突破しているようです。
10月のランキングは、先月と比べて半数以上が入れ替わる結果となった。トップは、お笑い芸人、キングコングの西野亮廣による「革命のファンファーレ 現代のお金と広告」。
西野のビジネス書としては、「魔法のコンパス 道なき道の歩き方」に続く2冊目だ。
自身がこれまでに体現してきた、いまの時代だからこその資金調達の方法、広告戦略、そして働き方についてまとめている。
本のタイトルどおり、西野は出版業界に“革命”を起こしてきた。絵本「えんとつ町のプペル」では、クラウドファンディングを使って個人で総額1億円を調達。
全文無料公開や個人で毎日新聞に全面広告を出稿するなど、これまでの常識を覆すようなやり方で宣伝をし、結果を出してきた。
今回もその手法は健在で、刊行前にクラウドファンディングで本作に関連する講演会開催権利を予約販売し、初版発行部数を増やした。さらに、新刊本だというのに前半40ページほどがブログで無料公開されている。賛否両論あるところだが、やはりニュースになっているというのは無視できない事実だろう。
西野亮廣、月額千円の有料オンラインサロンを開設
西野亮廣さんは、『西野亮廣エンタメ研究所』という月額1000円の会費をとる有料のオンランサロンも開設しています。
有料オンラインサロンの特典としては「西野亮廣のメモ帳を共有」「作戦会議」「イベントの参加」の3つを掲げています。
西野亮廣エンタメ研究所は、西野が考えるエンタメの未来や、現在とりかかっているプロジェクトを、ただただ野次馬的に見届けたり、場合によってはクリエイターとして強引に参加させられたりする会員制のコミュニケーションサロンです。
※クライアントが絡む公開前のプロジェクトをたくさん抱えておりますので、サロンの内容は秘密厳守とさせていただきます。
上記ルールをお守り頂けない場合は法的処置をとらせていただくことがございます。ご容赦ください。引用:西野亮廣 エンタメ研究所
西野亮廣、新サービス「レターポット」「しるし書店」を開発
クラウドファンディングの申し子である西野亮廣さんは、2017年10月に新サービス「レターポット」の開発費用を2か月間で11,220,863円集め、2017年年末にリリースしました。
「レターポット」とは、「プレゼントするお金に時間をかける装置」だそうで、ざっくりといううと文字をお金に換えるシステムです。
1文字5円で購入したポイントを使って気持ちを伝えたい相手にレターを送る仕組みとなっています。
レターポットの仕組みを西野が動画で説明してみた https://t.co/mPTEI3RFjC
— 革命と信用のキンコン西野📪 (@nishinoakihiro) January 8, 2018
レターポットの仕組みをざっくり図解してみた。
— Yoshidavc📪👶 (@yoshidavc) February 10, 2018
本当によく考えられているなあ。#レターポット #仮想通貨 pic.twitter.com/tKLmIPbOdH
レターポット の仕組みもそうだけど、西野さんは天才。とことん考えてとことん動いてハッピーを拡散してはるからこそ、賛同者達が力を合わせたくなるんだ
— こば📪 (@toho_j1104) January 8, 2018
この世の中の舵取りを西野さんにしてもらって、僕は西野さんのやる事について行くのです。 https://t.co/194grWWi2J
そして、2018年にはクラウドファンディングで9,610,136円を集め、『店主が読んで、店主が”しるし”を入れた世界に一冊だけの本』を扱う古本屋「しるし書店」というアプリもリリースしています。
“どこの誰だか分からない人が読んだ本”と、
“SoftBankの孫さんが読んだ本”が同列で扱われて、同じように値段が下がってしまうのには少し違和感がありまして、
もっと言っちゃうと、孫さんが読んで、孫さんが付箋を貼ったり、線を引いたり、メモを書いたり、そういう”しるし”を入れた本は、むしろ、定価より高い値段でも手に入れたい人がいるのではないでしょうか?そして、その人達が欲しているのは、本そのものもそうですが、
「孫さんが何故この本を選んだのか?」
「孫さんがこの本のどこを面白がったか?」
という”孫さんの視点”ではないでしょうか?僕は、”自分の人生に影響を与える人の視点”には価値があると考えました。
しるし書店は今の「超個人商店時代」にすごくマッチした仕組みなんじゃないかと思う。すごー!
— 生粋の仕分け屋📪(yu hirabe) (@hrb_yu) March 11, 2018
#しるし書店
@nishinoakihiro
— 椿ナオミ (@tsubakinaomi152) April 9, 2018
今まで本にしるしをつけるのは嫌だったけど、しるし書店ができたから本にしるしをつけるのがすごい楽しい!
この本をしるし書店に出品するのが楽しみ( ^ω^ )
超おすすめ本☆#しるし書店 #好きとネットを接続すると、あなたにお金が降ってくる pic.twitter.com/GnqaozZOYb
次から次へと色々なことに挑戦している西野亮廣さんですが、2018年5月、3億円寄付金騒動でネットは大炎上しています。
西野亮廣が美術館建設費3億円の寄付金カンパ騒動でネットは大炎上
西野亮廣、3億円募金にネット上では非難殺到大炎上
そして、度々ネットを炎上させている西野亮廣さんが再び世間を騒がせました。
事の発端は、2018年6月4日付のアメブロ「【悲報】キンコン西野、3億円の借金を抱える」の記事でした。
西野亮廣さんは、ノリで3億円の借金をしてしまい、それを募金でカンパしてほしいとブログで呼びかけたのです。
絵本やビジネス書で次々にヒットを飛ばすも、その印税で贅沢するわけでもない。キングコング西野の食事は毎日コンビニの蕎麦だし、キングコング西野は毎日電車移動だ。満員電車に揺られながら、本の印税は全て皆様に還元している。そんな男をキミは見殺しにできるのか?ここで「できる」と答えられるヤツは、何を食べて育った?どのビタミンを接種すれば、そこまで下衆になれる?圧倒的恐怖だ。キングコング西野史上、これほどまで強く「『リベンジ成人式』のお金を返してほしい」と思ったことがあっただろうか?キングコング西野は今、死にかけている。これまでどおり生きていれば抱えなくてもよかったハズの借金3億円をノリで抱えてしまい、あらゆる間接が震え、激しい下痢に襲われている。たった100円で救える命がある。300万人が100円ずつ募金すればいいのだ。とりあえず、このブログは絶対にシェアしろや。借金返済が番組の企画になっているがガチ自腹だからな。3億円の「ゴチになります」だ。死ぬぞマジで!なんとかしろや!!
この西野亮廣さんの投稿をみるとすでに3億円の借金背負っているような表現がされていますが、実際はこれからお金を借りるつもりだったことが判明。
すでに募金用の口座を公開していたため、振り込んでしまったファンの方もいたとか…
この騒動に西野亮廣さんは、7日のブログで「一部、 誤解を招く表現や演出があった点、本当にごめんなさい。また、手法についても、こちらの非が多々あったことを認識しております。」と謝罪。
ネット上は「詐欺に当たるのではないか?」と批判が殺到し、大炎上しています。しかし、この炎上さえも西野亮廣さんの思うつぼで、いい宣伝効果になっていると指摘する声も上がっています。
戦略家としても知られる西野。彼が物事を進める時は必ずと言っていいほど炎上する。西野を叩きたい人は、炎上がニュースになって日本中へ宣伝されていることに気づいた方がいい。それこそ彼の思うつぼ。西野は人を巻き込む天才なのだ。
西野亮廣が吉本興業を退所するもまた炎上
2021年1月27日、西野亮廣さんが突如「退社する可能性も含めて、吉本興業と慎重に話し合いを進めています」とTwitterで明かしました。これだけでも驚きだったのですが、それ以上に世間を驚愕させたのが、マネージャーとのLINEをさらし、マネージャーや吉本興業を批判したことでした。
「映画館(えんとつ町のプペル)に一人でもお客さんを呼ぶ為に遅くまで走り回ってくださっている吉本興業外部のスタッフさん(田村さん)に対しての、吉本興業マネージャーの対応に、そこそこキレる西野氏 これが芸能事務所の現状です。そりゃ、辞めるタレントが続出するよね」
「連日走り回ってくださっている吉本興業外部のスタッフさんに対しての吉本興業の対応がナメ腐っていたので、会社ごとガン詰めしました。しっかりしろ!」
引用:西野亮廣、ツイッターで吉本マネージャーのLINEを晒して批判展開…「モラル欠如」の声 (biz-journal.jp)
実名まで出ているマネージャとのやりとりをさらしてしまったことは、「さすがにやりすぎ」「パワハラ」「ルール違反」と批判が殺到し、またも炎上する事態となりました。
さらに、決定的となったのは、西野が自身のオンラインサロンの会員向けに送ったメッセージだった。そこにはTwitterで明らかにした会社との揉め事を詳細に公表。ある会員が困惑した表情で明かす。 「さすがにびっくりしました。西野さんの現在の仕事は個人事務所である『株式会社NISHINO』の仕事が99%だと言い、吉本とは、“タレントと芸能事務所の関係じゃなく、お得意様”と表現されていました。さらに、Twitterで触れたマネジャーの実名を明かし、彼が嘘を付くなどと、人格否定までしたのです」
最後には「だって他で食えるもん」という締めで終わったメッセージに、さすがの吉本もサジを投げた。引用:キングコング西野亮廣・吉本退社 致命傷だった「ルール違反のオンライン暴言」(NEWSポストセブン) – Yahoo!ニュース
そして、1月30日に吉本興業から西野亮廣さんとのマネジメント契約の終了が発表されました。西野さんは「円満退社」であることを主張していましたが、実際は西野さんの言動に激怒した吉本興業側から契約終了が通告されたものとみられています。
「円満退社だなんてとんでもない。そう思ってるのは西野本人だけですよ。すでにネットではいろんな記事が出ていますが、やはりマネージャーとのSNSのやり取りを実名込みでアップしたのは非常によくなかった。このご時世、あれは“パワハラ確定”です。西野本人は、『マネージャーが半年や1年で変わってしまうのがストレスだった。意思疎通ができないし、熱量が違ってくる』と説明していましたが、吉本ではタレントが望みさえすればそれほど頻繁にマネージャーが替わることはありません。要は、西野に就きたがる現場マネージャーがいなかったというだけです。彼は“ロジックのすり替え”的な論法がお得意ですが、今回の“円満退社”に関していえば、彼だけがその“すり替え”を真実だと信じ込んでしまっているのだとさえ思われてきます。
また、西野亮廣さんは退所直後の2021年2月にも一般女性を公開説教したとして炎上しています。西野さんは製作総指揮・原作・脚本を担当した映画「えんとつ町のプぺル」が2020年12月に上映されて以来、自ら映画館に赴き、「ファンと一緒に鑑賞」するということを続けていました。しかし、コロナ禍において入場者が集まってしまうことを懸念した女性ファンが、西野さんのユーチューブチャンネルのライブ配信で「西野さん自身がなぜ行くのか」と疑問を投げかけたのです。
女性の発言に西野さんは猛反論。それでも怒りが収まらなかったのか、ブログにも長文で想いを綴り、女性のことを「癌」呼ばわりまでしたのです。
これに西野は「自粛警察気味になっている。20時までの営業を守っている飲食店に営業するな、集客するなと言うのはどうなのか。言う相手を間違っている。法定速度を守っている車に走るな、と言っているようなもの。納得いかないなら政治家になって自分がルールを作った方がいい」などと猛反撃。約30分間にわたってやりあったが、チャットで話すしかない女性がほぼ一方的に〝説教〟される格好となった。
さらに翌日、女性は西野のブログに自分のことが書かれているのを発見。ライブ配信と同様の主張や「ルールを守っている人を攻撃してしまう人が一番の癌なので、そこは真っ先に潰さなきゃいけない」などと長文が書かれていた。
引用:西野亮廣が一般女性を30分公開説教 ブログで「癌」呼ばわりか (2021年2月10日) – エキサイトニュース (excite.co.jp)
絵本作家として成功を収め、映画『えんとつ町のプペル』も大ヒットとなった西野亮廣さんですが、少々天狗になってしまっていたのかもしれません。吉本興業の後ろ盾がなくなり、今後自身の力だけでどこまで活躍できるのか注目が集まっています。
西野亮廣について総まとめすると…
・西野亮廣は、クラウドファンディングを使い資金を集め、絵本の出版や、新サービス「レターポット」「しおり書店」などをリリースした。
・西野亮廣は、絵本の無料公開や3億円借金のカンパ騒動など定期的にネットで批判や炎上を起こしている。
・西野亮廣は2021年1月に吉本興業を退所したが、直前にマネージャーとのLINEをさらしマネージャーや吉本興業を批判したことで炎上していた。
以上、西野亮廣さんの芸人引退理由や炎上騒動についてまとめました。
常に炎上しているイメージの西野亮廣さんですが、炎上するごとにパワーアップしている印象です。
しかし、彼の不遜とも取れる物言いが炎上を引き起こす原因とも言われており、「言葉の使い方」の怖さを思い知らされます。