2005年公開の映画「NANA」でレイラ役に抜擢され、その後歌手としてデビューした伊藤由奈さん。
2010年代に入ってから活動が急減しましたが、伊藤由奈さんが消えた理由と現在の活動、そして結婚と旦那についてまとめました。
この記事の目次
伊藤由奈のプロフィール
出典:http://blogs.c.yimg.jp/
名前:伊藤由奈(いとう ゆな)
出身地:アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルス
生年月日:1983年9月20日
身長:163cm
体重:非公表
スリーサイズ:非公表
最終学歴:不明
事務所:ソニー・ミュージックレコーズ
アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルスで生まれた伊藤由奈さん。その後、同国のハワイ州ハワイで育ち、中学生の頃にはすでにデモテープを作成したり、オーディションに参加したりしていたとされています。
2004年、オーディションを経て、映画「NANA」の芹澤レイラ役に起用され来日。その後は日本に移住し活動。
2005年、REIRA starring YUNA ITO名義でリリースしたシングル「ENDLESS STORY」で歌手デビューを果たすと、オリコン週間シングルチャート8週連続ベスト5入りの快挙を成し遂げ、一躍注目を集める存在に。また、年末には第56回NHK紅白歌合戦にも出場。
2006年、3rdシングル「Precious」はこの年の邦画実写映画興行収入第1位に輝いた「LIMIT OF LOVE 海猿」の主題歌にもなり大ヒット。翌2007年のアルバム「HEART」がオリコン初登場1位を獲得するなど、高い人気を維持し続けていました。
しかし、2010年に初のベストアルバム「LOVE ~Singles Best 2005-2010~」をリリースしてからというもの、CDリリースが途絶え、現在に至るまで本アルバムが最後のリリース作品となっています。
伊藤由奈が消えた理由① 日本語が不自由との噂は本当?
高校を卒業後に来日し、その後一躍ヒット歌手の仲間入りを果たした伊藤由奈さん。
まだハワイで暮らしていた小学校3年生の頃から現地の日本語学校に通い始め、最終的には高校卒業まで通い続けていたことをインタビューで語られています。
伊藤:高校卒業して日本に来たんですけど、その時にダンスとか歌のレッスンとかしていました。「NANA」のオーディションの2週間後かな。「You are REIRA、よろしく」って言われた時に、初めて本当にserious ボーカルレッスンをやり始めて。2004年の夏の終わりぐらいに。
伊藤:そうですね。1番最初は、「ENDLESS STORY」を自分らしくだけではなく、日本語でちゃんと表現できるように、日本語の発音を集中して練習してました。
伊藤:ハワイで小学校3年生から高校の卒業まで日本語学校に通っていたので、ベースにはあったんですけど。多分、日本では英語を書くのと読むのは全然OKな方が多いと思うんですよ。でも実際にconversationしましょうとなったら「うーん…。」って感じ。私もそうだったんですよ。
インタビュワー:日本語が上手くなったとか。
伊藤:なんとなく、ちょっと分かってきたかなぁ?と思います。歌詞をもらった時に、こういう風に歌うんじゃないかな?とか。メロディーを聴きながら、フレージングもちょっと分かってきたのかな?と思うんですけど、最初よりは。でも、まだまだですね(笑)。
伊藤:
私はハワイにいた時、日本語学校に通ってたんですけど、実際、日本に来てみたら、文法とか、「こういう時には、こう言うんだよ」っていう判断が分からなかったことは確かに多かったですね。日本語の練習をしてた時、「たちつてと」の発音が難しくて、発音するたびに「違う!」って言われて。「もう、どうすればいいのよ!」って、すごいパニックになってた。
日本語が苦手との噂があった彼女ですが、テレビ番組などでの受け答えを見る限り、聞き取りも会話も何ら問題ないレベルでこなされていることが分かります。
伊藤由奈さんが消えた理由には、日本語が不得手なことが背景にあるとの噂があったのですが、動画からもお分かりいただけるように日本語能力には特に問題がなさそうです。
伊藤由奈が消えた理由② 一発屋?人気がなくなっただけ?
デビュー曲「ENDLESS STORY」や3rdシングル「Precious」が大ヒットとなった彼女。しかし、その後にリリースされた楽曲の数々はこれら2つのような大ヒットには繋がりませんでした。
2006年に4作、2007年に3作、2008年にも3作の楽曲がリリースされましたが、2009年は2作、2010年には遂に年間1作しかシングルが発売されない(配信楽曲は数曲あり)状態となり、その後は2011年のfeaturing楽曲を最後に曲のリリースが途絶えています。
結局のところ、彼女が消えた理由としては「人気がなくなったから」というのが真相のようです。特に何かやらかして干されたということはないようですね。人気映画の主題歌だから大ヒットしただけであって、彼女自身に人気があったわけではなく、その後が続きませんでした。
伊藤由奈の現在① ロサンゼルスを拠点に活動
伊藤由奈さんは楽曲のリリースが途絶えた後、活動拠点をロサンゼルスに移し、歌やダンス・演技のレッスンを受け始めたといいます。
新人アーティストのプロデュースやボーカルコーチを行いながら、世界で活躍する歌手や女優になるという自身の夢を叶えるべく奮闘しているようです。
伊藤は突然、日本を離れた理由について「もっともっと大きな夢を持っていたので、今じゃなきゃ無理かな、遅くなる前にやってみようと思って、ロスに行きました」と告白。「歌手や女優として世界に行きたい」というのが彼女の夢で、「歌も演技もエンターテインメント全てが大好きなので。わたしにはそれしかないです」と力強く前を向く。
出典:https://twitter.com/heartlove43?ref_src=twsrc%5Etfw
伊藤由奈さんのTwitter
基本的に英語でのツイートが行われていますが、2013年に近況を報告した時は、日本人のファンに向けて日本語で書かれていました。
現在もTwitterで活動状況を度々報告されており、ロサンゼルスを拠点とした活動を継続されていることが分かります。
YunaIto (@heartlove43) | Twitter
また、Instagramではプライベートの様子も公開されています。
Yuna Ito (@itoyuna43) • Instagram photos and videos
2016年の熊本地震の際もロサンゼルスからメッセージを届けてくださいました。
出典:https://twitter.com/heartlove43/
被災者に向けてのメッセージ
伊藤由奈の現在② 8年ぶりに日本でライブ
伊藤由奈さんは2019年9月に、「機動戦士ガンダム」誕生40周年を記念して千葉県・幕張メッセで開催された音楽フェス「GUNDAM 40th FES “LIVE-BEYOND”」に出演しました。
出典:https://girlschannel.net/
音楽フェスに出演
2009年にリリースした「機動戦士ガンダム00」のエンディングテーマ「trust you」と、MISIAさんの楽曲で「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」のエンディングテーマ「オルフェンズの涙」のカバーの2曲を歌唱した伊藤由奈さん。実に8年ぶりの日本でのライブとなりました。
伊藤も「楽しくて楽しくて、皆さんのリアクションもすごかったので、すごくうれしい気持ちでいっぱいです。2曲じゃ足りなかったです。もっと歌いたかった!」と興奮。
これからもロスで自身の夢を追い続けるという彼女だが、「“I miss Japan”なので、またぜひ呼んでいただきたいですね。皆さんのラブコールがあれば、また来ます」と約束した。
伊藤由奈の現在③ 結婚したことを発表(旦那の写真あり)
伊藤由奈さんは2022年7月に、自身のInstagramで結婚したことを報告しました。
ハワイで挙式したとのことで、ウエディングドレス姿での旦那さんとのツーショット画像も投稿しています。
出典:https://ameblo.jp/
ウエディングドレス姿を披露
歌手の伊藤由奈(38)が4日、自身のインスタグラムを更新し、「I’m married!!」と結婚を報告した。新郎の腕に支えられて”歓喜のエビ反り”をする写真など、ハワイで挙げた挙式でのウエディングドレス姿を投稿した。
Instagramには旦那さんの顔が分かる画像も投稿されています。ただ、旦那さんがどのような方であるかは一切公表されていません。
出典:https://ameblo.jp/
伊藤由奈さんと旦那さん
旦那さんは、ありののままの伊藤由奈さんを愛してくれる素敵な男性ではあるようですね。
伊藤は英語で「みんな久しぶり! 前回の投稿から、たくさんのことがあったけど、これが一番の出来事。結婚しました!」とファンに報告し、ウエディングドレス姿を公開。お相手についての詳細は明かしていないが、「あなたでいてくれてありがとう、そのままのわたしを愛してくれてありがとう」とつづっている。
伊藤由奈さんの結婚報告には、日本のファンからも多くの祝福コメントを寄せられていました。
コメント欄には「おめでとうございます お幸せに…!」などの声とともに、歌手のCrystal Kayからも「Congratulations sis」と祝福が寄せられた。
まとめ
かつて人気アーティストとしてヒット曲を歌った伊藤由奈さん。
その後、日本での楽曲リリースは徐々に減少してしまいましたが、出身地であるアメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルスを拠点として現在も活動を継続されています。
その実力が高く評価されている彼女の今後の活躍が、日本に伝えられる日もそう遠くはないと思われます。心待ちにしておきましょう。