和田アキ子さんが2016年第67回NHK紅白歌合戦でついに落選しました。そして、その後もずっと落選を続けています。
在日韓国人で帰化した和田アキ子さんの紅白落選理由と真相、そして嫌いな人が多いというネットの意見もまとめています。
この記事の目次
和田アキ子のプロフィール
芸名:和田アキ子
本名:飯塚現子(旧姓:和田)
愛称:アッコさん、ゴッド姉ちゃん等
出身地:大阪府大阪市天王寺区舟橋町
生年月日:1950年4月10日
学歴:城星学園高等学校中途退学
身長:174cm
所属事務所:ホリプロ
和田アキ子さんは、芸能界のご意見番として知られる歌手・タレントです。15歳頃からジャズ喫茶などで歌い始め、それを見たホリプロ社長にスカウトされ、1968年にデビューしました。
1972年には「あの鐘を鳴らすのはあなた」でレコード大賞最優秀歌唱賞受賞。
歌手活動以外にもバラエティ番組にも出演。1973年から出演していた人気バラエティ番組「金曜10時!うわさのチャンネル!!」では、番組内の内容(せんだみつおさん等と行うドタバタギャグ)から「ゴッド姉ちゃん」と呼ばれるようになり、デカイ・怖い・強い・姉御肌といったイメージが定着するようになりました。
ただその後は、”ゴッド姉ちゃん”のイメージ定着を嫌った和田アキ子さんが降板を突如申し入れ番組は打ち切り、アッコさん自身も日本テレビへの2年間出入り禁止処分が下されたといいます。
1985年には、現在も続く長寿番組「アッコにおまかせ!」の司会を担当するように。
私生活では、1976年に元マネージャーと結婚しましたが、9ヶ月でスピード離婚。1981年に飯塚浩司さん(現エーアンドケイ社長)と再婚しています。2回目の結婚後に、子宮がんを患い全摘出しているため子供がいません。
帰化した在日韓国人
和田アキ子さんは帰化した日本人で、在日韓国人2世です。父親は韓国・済州島出身で、母親は朝鮮半島出身。芸能界デビューの際に、在日韓国人だとまずいと考えた父親がすでに帰化している和田アキ子さんの叔父の養子に出し、名前も「現子」と改名したそうです。
・和田アキ子さんの名前
出生名:金 福子(김복자)
帰化前通名:金海 福子
帰化後旧姓:和田 現子
再婚後本名:飯塚 現子
アッコさんが、自身の出自を知ったのは、中学生時代に区役所に行った際としています。
和田アキ子の紅白歌合戦2016落選理由とは?
紅白歌合戦2016にて、和田アキ子さんが落選しました。
和田アキ子さんは、2015年までに通算出場39回・連続出場30回(1986年〜2015年)を記録し、女性歌手としては最多出場回数です。その他、司会やトリを務めてきた常連組でした。
・紅組トリ7回…1987年・1991年・1995年・1998年・1999年・2001年・2008年
・司会3回…1987年・1988年・1997年
・1998年には途中からアカペラで熱唱し、抜群の声量から大拍手を受けたという伝説も。
今あなたにうたいたい 投稿者 showakayoudoga
そんな和田アキ子さんが、紅白歌合戦2016で落選。
NHKが説明した落選理由
NHKは、彼女の落選理由について”総合的な選考の中で判断した結果”と説明しています。
矢島CPは「和田さんに関しましては39回、紅白に出ていただいて、歴史の中では紅組のリーダーとか、司会とか、多大なるご協力をたまわってきて、本当に我々としては感謝の気持ちでいっぱいです」と、最大級の謝辞を述べた。その上で、「ただ、今年の選考ということに関しては総合的な選考の中で判断させていただいたということです」と語った。
最近は人気に陰りも
最近は「女が嫌いな女1位」に選ばれるなど人気に陰りが見られました。
和田も「芸能界のご意見番」として人気があったが、最近は「上から目線で偉そう」と鼻につくようになったのか、人気も陰りが見えだしている。先だって「週刊文春」が報じた「女が嫌いな女」のアンケート調査でも和田は堂々の1位。芸能人にとって「嫌う人」が多いのはマイナス材料になる。ネットや報道も世論としての参考になるはず。
🎊祝 民進党蓮舫総書記 3位入賞❣️
— 国粋愛国 真正保守 暴虐支那朝鮮膺懲 (@youhohoi) 2016年11月29日
週刊文春『女が嫌いな女』
2016年ワースト10❗️
1位 和田アキ子
2位 ベッキー
3位 蓮舫
4位 藤原紀香
5位 工藤静香
6位 泉ピン子
7位 安藤美姫
8位 久本雅美
9位 上西小百合
10位 高畑淳子
ラジオでの和田アキ子は好き。テレビでの和田アキ子は強制的キャラ付け感あってやたらうるさいので嫌い。ヌーハラ問題にインドの手掴み持ち出したので自分と同じ考えで共感した。
— マリ猫 (@blood_less) 2016年11月19日
和田アキ子の紅白歌合戦2016落選に対するアッコさんの本人コメントは?
紅白歌合戦2016に出場していれば、通算40回目の出場となっていた和田アキ子さん。落選を受け、本人コメントが発表されていますのでご紹介します。
今回、このような形になり、とても残念に思っております。
40回という節目でもありましたので、正直悔しい気持ちもあります。
ただ、今までトリも務めさせて頂き、司会も務めさせて頂き、紅白歌合戦には色々と勉強させてもらいました。
感謝の気持ちでいっぱいです。
これも、これからの歌手人生のための1つの通過点と思っております。
和田アキ子は、これからも、歌い続けていきます!!!
いくつになっても、声が出る限り、誰かの心のオンリーワンの歌手になれるように、今後も邁進していきます!
ラジオで語った本音とは?
落選後の11月26日に出演したラジオ番組では、本音を吐露しています。
知らせを受けてからは「毎日泣いていた」という。「私の正直な気持ちを言えば、言いたいこともいっぱいあります」と納得がいかない思いもあるが、落選が発表された直後、お笑い芸人の出川哲朗や松村邦洋らから温かい言葉を掛けられ、「こんなに人の気持ちが優しいと感じられる私をもう一回戻してくれたことに、ある意味で紅白に感謝しなければいけないなと思うようになりました」と、気持ちは落ち着いたと語った。
「私は1位になったこともない。ランキングとかで。でも、記録に残ってないけど、記憶には残ってると思うんです」と、これまでの長い歌手生活を振り返った和田。「彼ら彼女たちの心の中には歌手・和田アキ子がいつでもいると思います。一緒に育ってきました」と、何よりも大切なファンに感謝の気持ちを語った。
「早く日本を出たい」発言もありました。
86年から30年連続で出場していた紅白。その30年間は出演を終えてから1月1日から外国へ旅行するのが恒例だったという。しかし今回そのルーティンが崩れることに戸惑いを感じながらも、テレビで紅白を観るつもりはない様子。「今回は観たくない。とっとと日本を後にしたい。テレビ、NHKだけスクランブルかけてほしい」と冗談を交えながら、最後は「和田アキ子は不滅です!」と力強く述べた。
ポロっと本音をいう場面も?
聞き捨てならなかったのが思わず漏れた和田の本音。再来年、事務所の後輩の鈴木亮平が大河ドラマ『西郷どん』の主演を務めるが、和田の口からは『大河やるんだから、その事務所は強いって言うのに、関係なかった』とまるで事務所の上層部に対する批判ともとれる発言が飛び出した。
和田アキ子の紅白落選…ネットの反応
ネットからは「やっとか…」と言うような声が多く聞かれました。
和田アキ子、紅白落選。
— 観世麸(松菊会総長) (@kanzefu) 2016年11月23日
これは英断、拍手もの。
寧ろ、もっと早く落選させておけば良かったのに。
全くCD売れてないのに昔の売れた曲だけで粘り続けて何年もゴリ押しで出てきたことが見苦しくて反吐が出るけど、もうそんな醜態晒す人を見なくてもすむと思うと良かった良かった。#紅白落選
12: 2016/11/24(木) 11:22:47.85 ID:L9qr7nwm0
さんざん言われてるけど今まで出場してたこと事態が異常なだけで・・・
19: 2016/11/24(木) 11:24:43.83 ID:/QbiobiH0この日を待ちわびていた
31: 2016/11/24(木) 11:27:20.36 ID:7oMJVIQkO年寄りでも若いのでもいいが人気のあるのを出せ
もちろん惜しむ声もあります。
今年紅白みれないけど、みれるなら俺は個人的に和田アキ子さんの歌を聞きたいけどな。彼女の歌は詳しくないけど彼女のソウルフルな声きらいじゃない。
— Lotus Juice@12/21? (@lotusjuice) 2016年11月24日
“売れる音楽だけがいい音楽なら世界一うまいラーメンはカップヌードルだ”
甲本ヒロトさんがいつか言ってたよ。
落選を受けての本人コメントも、やや賛否が分かれます。
和田アキ子の落選よりも金爆落選の方がはるかに寂しい。
— 月(ゆえ) (@tukinoshito) 2016年11月24日
そして悔しいと言ってる和田アキ子よりも冗談で現実を受け入れてる金爆の方が謙虚だと思った。。
金爆の樽美酒、紅白落選「女々しくてバブルは終了」https://t.co/XSS4xMxRao
紅白落選を
— ShounanTK (@shounantk) 2016年11月27日
「泣いた」と悲劇にする人と
「落選を悲しむのではなく、連続出場できた事に、胸を張らせて頂きます!」と潔く去った日本人らしい人がいる
昔、某演歌歌手が
「紅白は在日ばかり」と
優遇枠を匂わしていたが
今となっては伝えたい
和田アキ子さん
長い間お疲れ様でした pic.twitter.com/uWiDMTPRFP
ニュースの見出し見ただけですけど、和田アキ子が紅白落選を受けてちゃんと「残念で悔しい」って世間に言えるの、素敵だと思うんですよね。
— MENSANS (@uudaiy) 2016年11月24日
何故か、他の事象と関連づける声も?
和田アキ子が紅白落ちてキレたから地震が起きて、でもどうにもならなくて泣いたから雪が降ったってマジ?
— やまだ★不動産デブ (@fat_boy_debu) 2016年11月23日
これまで賛否両論あった和田アキ子さんの紅白出場。2016年に落選したことにより、これもまた大きな反響を生んだようです。
和田アキ子の紅白落選の真相
NHKは和田アキ子さんの落選理由について、”総合的に判断した結果”と説明しました。NHKの選考基準は以下の通りです。
NHKの井上啓輔氏は、例年どおり選考ポイントは(1)今年の活躍、(2)世論の支持、(3)番組の企画・演出の3点を総合的に判断したと説明した。
そういったことを考えるなら、もっと早くに落選していても良いのでは?という見方もされます
が、そこにはアッコさんの所属事務所ホリプロとNHK側の攻防があったとみられています。
それこそ、ホリプロ所属人気女優とのバーター出演です。(和田アキ子さんが先輩ですが…)
11月17日発売の『週刊文春』(文藝春秋)だった。同誌によれば、NHKサイドから「今年は出場いただけない」と通知されたとのこと。
「和田は数年ほど前から『当落ギリギリ』と言われる存在でしたが、昨年は紅組の司会に綾瀬はるか(31)が起用されたため、同じホリプロということで和田がねじ込まれました。今年はやはりホリプロの高畑充希(24)が朝ドラ『とと姉ちゃん』で主演を務めていたことで、そのまま司会に抜擢されれば、また和田を出演させられると考えていたんです。しかし、最終的に司会に選ばれたのは有村架純(23)。ホリプロ側は苦肉の策で、鈴木亮平(33)が2018年の大河ドラマに主演することから、こちらをダシに和田の出演も希望しているそうですが……」(スポーツ紙記者)
アッコさん自身も「大河やるんだから、その事務所は強いって言うのに、関係なかった」とラジオで触れていたと言いますので、事務所の力は紅白選考に大きな影響を与えていたのかもしれませんね。
そして、それが今年はうまくいかなかったという結果になったと言えるでしょう。
その他、NHKによる”世代交代”・”ヒット重視”・”大手プロへの対応”の変化も?
今年は和田アキ子さんだけではなく大物演歌勢も落選・卒業したため世代交代が進み、またヒット曲に重きを置いた選考であることをNHKは発言しています。
(以下はベテラン演歌勢が減ったことに対するNHK側の回答)
「気持ちとしては、『秋恋歌』がヒットした香西さんが入っていらっしゃいますし、男性では三山(ひろし)さん、山内(惠介)さんとヒット作を出した方がいらっしゃいます。今年のヒットということをひとまず考えている、ウエートを占めているということかなと考えております」
そして2016年10月には週刊文春によるLDHとバーニング間の「レコード大賞買収報道」もありましたので、大手芸能事務所への優遇が少し失われたのでは?という見方もされます。
実は紅白に大きな影響力があった大手芸能プロ系の歌手の落選が多いのも事実。先の日本レコード大賞絡みの金銭スキャンダルをキッカケにNHKが大手プロ系と距離を置きたかったという事情もあったようだ。そして、徹底取材している「週刊文春」を警戒した“文春砲対策”だったともいわれている。
2016年のアッコさん紅白落選は、以上の事柄が作用し、NHK側の選考基準がやや変化した結果だったのではないでしょうか。
和田アキ子とNHKのその後は仲が悪い?
和田アキ子さんは2016年の紅白落選後、恨み節と思われるような発言もありました。
さらに、翌17年1月放送の「ダウンタウンなう」(フジテレビ系)の「本音でハシゴ酒」に出演した際、「(NHKには)もうちょっと大人の対応をしてほしかった。やっぱり持ちつ持たれつやったから」と明かし、復活を振られても「私はもうないな」「ありえないな」と言い切っていた。
「NHKサイドもここまで言われてオファーを出しづらい。遺恨を解消してほしいと願う声も多いんですが…」(前同)
12月のFNS歌謡祭に出演が決まるなど大忙しだが、紅白で名前がないのはなんとも残念だ。
和田アキ子さんは2017年以降も紅白に落選していますが、NHKがそもそもオファーを出していないという説も浮上しています。
まとめ
・和田アキ子はNHK紅白歌合戦に2015年までで通算39回出場。しかし2016年の紅白歌合戦に落選。2017年以降もずっと落選している。
特にこれといったヒット曲もなかったので和田アキ子さんの落選は当然といえば当然なのかもしれません。結局2017年~現在まで紅白には出場しませんでした。
しかし、いないとなると寂しい気も…しないでもないですが…
今後アッコさんが紅白に復帰する日はくるんでしょうか?