ハーフでエキゾチックな魅力を持つ高橋メアリージュンさん。2013年に難病の潰瘍性大腸炎、2018年に子宮頸がんであることを告白しています。
高橋メアリージュンさんの病気や闘病、現在の病状などについてまとめてみました。
この記事の目次
高橋メアリージュンのプロフィール
高橋メアリージュン
愛称: メアリー・メア
生年月日: 1987年11月8日
出身地:滋賀県
血液型: A型
身長:169 cm
日本人の父親とスペイン系フィリピン人の母親を持つハーフです。
高橋さんは2004年に、雑誌『CanCam』で専属モデルとしてデビュー。
2012年には同誌を卒業し、現在は『CLASSY.』や『Oggi』、『GINA』などで活躍しています。
女優としても活躍
NHK連続テレビ小説『純と愛』のマリヤ役など、女優としても活躍しています。
高橋さんは4人兄弟の長女
妹のユウさん(真ん中)もモデル、弟の裕治さんはJリーガーで京都サンガF.Cに長年在籍、2018年よりサガン鳥栖に移籍しました。
https://twitter.com/mjtaka1108
高橋メアリージュン 公式ブログ
高橋メアリージュンの病気① 2013年に潰瘍性大腸炎であることを告白
高橋さんは、2013年に自身のツイッターで潰瘍性大腸炎であることを告白していました。
なるべく言わないでおこうと思っていたのですが、異常に化粧室に行く頻度が多かったり、皆様にハッキリとしないままご心配をおかけしてしまっているのでご報告させて頂きます。先日、潰瘍性大腸炎と診断されました。少しでも早く治せるよう努めます。皆様ご理解の程よろしくお願い致しますm(__)m
— Maryjun_Takahashi (@Mjtaka1108) 2013年11月7日
異変が起きたのは8月頃からで、痛みはなかったそうですがトイレへ行くたびに血便が出ていたため「おかしい」と感じたと言います。
潰瘍性大腸炎とは?
潰瘍性大腸炎とはいったいどんな病気なのでしょうか?
潰瘍性大腸炎は大腸の粘膜(最も内側の層)にびらんや潰瘍ができる大腸の炎症性疾患です。特徴的な症状としては、下血を伴うまたは伴わない下痢とよく起こる腹痛です。病変は直腸から連続的に、そして上行性(口側)に広がる性質があり、最大で直腸から結腸全体に拡がります。
血便、粘血便、下痢、腹痛が主な症状です。ひどくなると体重減少や貧血、発熱がみられます。治療によって改善しても数カ月から数年後に再び悪化し、それを繰り返す場合(再燃緩解(さいねんかんかい)型)や、症状がだらだらとずっと続く場合(慢性持続型)などのタイプに分類されます。
潰瘍性大腸炎は厚生労働省より特定疾患に指定されており、いわゆる難病です。
原因は腸内細菌、自己免疫反応の異常、食生活の変化など様々な説が言われていますが、明らかにはなっていないと言います。
発症年齢のピークは男性で20~24歳、女性では25~29歳と言いますので、高橋さんはまさに当てはまっています。
過去には、安倍首相や若槻千夏さんも患っていた病気です。
その後、段々と症状は重くなり、一日20回以上トイレに行くこともあったという。メアリージュンは「酷くなると何も食べられず、白湯すらも食べられない」「死んじゃうのかなと思った。初めてだったので」と、恐怖を語った。
また、突然トイレに行きたくなることも多かったため、ドラマや映画の撮影時にはオムツを着用していたが、ときには耐え切れなかったこともあったそうだ。撮影を振り返り、メアリージュンは「履いていなかったらヤバかったですね…」と語っている。
当時は映画「るろうに剣心」の撮影中
症状がひどくなると何も食べられなくなるため、点滴をしながら乗り切ったと言います。
ピーク時には6kg痩せてしまい、女優業を続けられるか不安になったそうです。
一瞬、「降板」も頭をよぎったこともありました。心の底からやりたい役だから、そんな言葉浮かぶはずないんですが、それぐらい精神的にもやられてしまっていました。でも、「ここでやめたら演じる資格はない」「絶対負けない」と心に決めて。すると、自然と体調も少しずつよくなりました。だから、折れそうな心が由美によって救われたんです。
また、主演の佐藤健さんにだけは病気のことを打ち明けたそうで、いつも「絶対治るよ。大丈夫」と言ってくれていたそうです。
その後高橋さんの闘病が『news every.』に取り上げられ、それを見た視聴者から多くの反響を呼び、励ましの言葉や同じ病気を抱える人達から「勇気づけられた」との声が寄せられました。
こうした反響に高橋は、「勇気出して告白して良かったです。でもこれで終わりではなく、まだまだ知らない方もたくさんいますし、私もまだ知らない病気があります。引き続き潰瘍性大腸炎だけでなく、難病や病気の認知度や理解が広がるきっかけになるよう、お力になれればなと思っています」とコメントするとともに、自身の病気については「気持ちは前向きに、諦めずに治療していきたいと思います。いつか良い報告が出来ますように」と、前向きな気持ちをつづっている。
高橋メアリージュンの病気② 2015年には顔面麻痺症状も本人は否定
また、2015年9月には顔面麻痺のような症状に襲われたことも明かしています。
きっかけは、初のコント挑戦となる番組『SICKS』の収録でした。
具体的には「覚えるだけならまだしも、それを刷り込むのが結構な作業で。セリフ言ってるだけで中身は何も無く、これでいいや、こうしてりゃ良いでしょ?というような作り笑い、こなしてる風は大嫌いで…」との自身のこだわりもあり、「撮影本番3日前にセリフ量を見て『ありえない…』と思いかけた」ほど追い込まれていたが、練習に練習を重ねて、緊張の中で本番の撮影を迎えた結果、「とっても体力使ったけど(笑) 本当に楽しかったです!!!」と、本人としてもとても充実した仕事となったという。
ところが、その撮影が終わったあと、「色んな顔をしたので表情筋を凄く使ったわけですが…なんか緊張とかプレッシャーとか色々あったからか、何が理由なのか分からないけど。いきなり顔が『ちょっと休ませて!』と…一部おやすみに入って動きづらくなっちゃいました」と顔面麻痺の症状が出てしまったそう。そのため、現在は「うまく笑えない」状態で、通院して投薬治療を行っているという。
初のコント番組の収録がとても過酷なものだったようで、収録後に顔が動きづらくなってしまったと言います。このブログにより、「顔面麻痺」とニュースなどで取り上げられました。
※現在はこのブログエントリーは削除されています。
その3日後には、『映画 みんな!エスパーだよ!』のヒット御礼舞台あいさつに参加し、すでに症状も治っていたそうで、本人が顔面麻痺とは診断されていないと否定しています。
この日は通常通りにマイクを握り、表情豊かにあいさつ。セクシーな役どころに「衣装合わせでパンチラを覚悟しました。下着も衣装でお願いしますと言いました」と振り返った。一部で「顔面まひ」と報じられたことについては「大丈夫です。そう診断されたわけでもないので」と笑顔で否定した。
高橋メアリージュンの潰瘍性大腸炎の現在の病状
診断された翌年には、徐々によくなっていると状況を説明していた高橋さん。
高橋は、「食べるものも前ほど制限がなくなってきた」と明かし、「なかなか治りにくい病気だと聞くけど、完治したという声もあるので前向きに治療していきたい。たくさんの方に励ましてもらったので、これから自分が励ませる人間になりたい」と言葉に力を込めた。
2015年には、潰瘍性大腸炎を乗り越え健康体になったことを明かしています。
モデルを中心に女優としても活躍する高橋メアリージュンが、難病の潰瘍性大腸炎を乗り越え、健康な体を取り戻した喜びを報告している。
高橋は自身のブログに6月29日、「健康あっての美。」と題したエントリーを投稿。数種類の食べ物の写真をアップし、普通に食事ができる体調になっていることを明かした。
ただ、潰瘍性大腸炎は数年ごとに寛解や再発を繰り返す症例も多いと言い、余談は許されない状況かもしれません。
寛解を維持するためには、継続的な内科治療が必要だと言われています。
高橋メアリージュンの潰瘍性大腸炎告白にネットの反応は
あーー!高橋メアリージュン!!
— みわさん (@Sanrin_yakisova) 2016年1月27日
同じ病気とゆーことで一気に仲間意識芽生えたぞ!笑
由美さん美人だったので調べてみたら…高橋メアリージュンも撮影中同じ病気が悪化していたことが判明。私も頑張るしかない。
— まつーこ! (@matsuko627) 2015年11月6日
そういやメアリージュン難病悪化してる時に映画撮影してたんやよね…あと役作りの為に裏でいろんな努力してはったってエピソードをたくさん聞いてほんますごい人やなぁって思った…!
— たっぴー (@1tappy7) 2015年11月9日
「治らない難病を発病したけど、私は治ると思ってる。実際に、今では、随分と良くなった。私は諦めない。みんなも諦めないでほしい」今日の高橋メアリージュンさんの言葉は、重く説得力のある言葉だった。
— 古瀬正也(まぁーぼー) (@maaabooo) 2015年11月15日
高橋さんの病気の告白に勇気づけられた人や、その姿勢に心打たれた人も多かったようです。
今後も注意が必要な病気ですが現在は寛解しているようですので、このままいい方向に向かうといいですね!
高橋メアリージュンの病気③ 子宮頸がんを告白~ワクチン3回打つも罹患
2018年1月発売の著書で子宮頸がんだったことを告白
2018年1月22日、高橋メアリージュンの著書「Difficult? Yes. Impossible? …NO. わたしの『不幸』がひとつ欠けたとして」が発売されました。
現在30歳となった高橋さんですが、29歳の誕生日2016年11月8日に子宮頸がんが見つかったことを告白しています。
『2016年11月8日。願掛けも兼ねて、29歳の誕生日に検査結果を聞きに病院 へ向かいました。撮影では馴染み深い診察室。白衣の医師とふたり。ごくふつうの風景の中で、 医師は、「高橋さん、検査の結果、がんが見つかりました」まるでなんてこともないようにそう言いました』
これまでも難病・潰瘍性大腸炎や顔面神経麻痺などを経験してきた彼女。そこに新たな「壁」が立ちはだかったのです。転移していれば「抗がん剤治療」もしくは「子宮摘出」を考えなければいけない。「抗がん剤は高いと聞く。子宮を残したい」その思いは感情を揺さぶりました。
引用:高橋メアリージュン、子宮頸がんを告白 借金生活・潰瘍性大腸炎を経験…衝撃の半生が明らかに
難病の潰瘍性大腸炎もよくなってきた矢先に、今度は子宮頸がんに…
次々と立ちはだかる壁に高橋さんもショックを受けたことでしょう。
子宮頸がんワクチン3回受けるも罹患
高橋さんはブログで今までに計3回の子宮頸がんワクチンを接種したことをブログで報告していました。それにもかかわらず、子宮頸がんになってしまいました。
今まで、ワクチンを接種すればかからないといわれていた子宮頸がんですが、
彼女の告白によりワクチンも万全でないことが明らかとなりました。
高橋メアリージュン official blog 2011-02-16「ワクチン3回目。」 https://t.co/96OHS8qPzC
— Muhammad Wong (@Muhammad__Wong) 2018年1月26日
高橋メアリージュン、子宮頸がんを告白 モデルプレス https://t.co/oLRBYhEkBm #子宮頸がん #ワクチン https://t.co/htYSJwOC0B
気になる現在の病状はというと、その後の検査で子宮頸がんを克服したことを医師から告げられました。
転移などはなかったようですので、とりあえず一安心といったところでしょうか。
また、衝撃の告白をした高橋さんですが、著書では自身の借金生活も告白しています。
高橋メアリージュン衝撃の告白~15歳から父親の借金を返す日々
次々と病気を患うも、モデル・女優として華やかな生活をしているかと思いきや、実は借金返済の日々を送っていることを著書で告白しました。
15歳から今でも家族の借金を返済中
2018年1月22日発売の著書では、15歳から芸能活動をはじめて、30歳になった今でも家族の借金の返済をしていることを告白しました。
中学1年生のとき、父親の経営する牛乳店が倒産。闇金からの電話、繰り返す引っ越し、クリスマスにサンタクロースはいなくなった――。
『わたしが中学1年生のときに、父が経営していた牛乳屋が倒産しました。長男が小学6年生、次女・優は小学4年生。末の弟はまだ7歳の小学1年生だった頃です。』
15歳でオーディションに受かり、芸能界の世界へ。いまでも家族の借金を返済し続けている日々です。
『会社からいただいたお給料は、「高橋家」に一度入れています。そこから、両親がわたしたちに生活費として振り込む。この生活が 15 年近く続いています』
未だに借金は返し終わらず、一度両親にお金を渡してから生活費をもらっていることに衝撃を受けます。綺麗に着飾ってツンとした印象もあった高橋さん。
この告白で、彼女を見る目が変わった方も多いかもしれませんね。
前述で紹介のとおり、高橋さんは妹のユウさんはモデル、弟の裕治さんはプロのサッカー選手です。著書では借金の総額は語っていませんが、兄弟全員で返済するほどの借金額であるようです。
お金がなくモデル仲間のプレゼントも買えなかった…
高橋さんは、収入を借金返済に充ているため、モデル仲間から誘われたパーティーも「ごめん、その日仕事で……。また別でお祝いさせてね」とパーティーに持っていくプレゼント を買うお金もなく断っていたと語っています。
たまに顔を出した食事会でも、食べながら、(いくら払うんだろう……)とドキドキしていたことがあります。特にみんながお酒を何杯もおかわりをしているときなんかは会を楽しむどころではありませんでした。
しかし、つらい生活も前向きに捉え、収入面のでいえば大変でも大好きな演技の仕事にたくさんの時間を注げると感じているそう。
女優として近年は連続ドラマで多数出演している高橋さん。彼女の演技は定評があるのも、苦労をしたからこそ、人の心を打つのかもしれません。
まとめ
・高橋メアリージュンは、2015年9月には顔面麻痺のような症状に襲われたことも明かすも、その後本人は否定している。
・高橋メアリージュンは、2018年1月発売の著書で、2016年11月8日に子宮頸がんが見つかったことを告白した。
・高橋メアリージュンは15歳から芸能活動をはじめて、30歳になった今でも家族の借金の返済をしていることを告白した。
華やかな見た目とは裏腹に壮絶な半生を送ってきた高橋メアリージュンさん。
現在は子宮頸がんも克服されたということで一安心ですね。
子宮頸がんにかかり「人生一度きり。伝えたいことを伝えよう」と本を出版したそうです。
彼女の決意が感じられ素晴らしい本だと思います。
ぜひ、機会があれば読んでみてください!
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