佐藤亮子さんは息子3人と娘を東京大学にいれた教育ママです。
この記事では、佐藤亮子さんの夫や長男・次男・三男・長女たちの学歴、そして東大理科Ⅲ類合格のために行ったという勉強法についてまとめています。
この記事の目次
佐藤亮子(東大ママ)のプロフィール
名前:佐藤亮子(さとうりょうこ)
愛称:佐藤ママ
出身地:大分県
出身高校:大分県の高校
最終学歴:津田塾大学
佐藤亮子さんは、4人の子供(息子3人、末娘一人)を持つ奈良県在住の専業主婦です。2017年の段階で息子3人と娘を東大に合格させている教育ママとして知られていて、愛称は「佐藤ママ」。
息子3人を東大にいれた経験をもとに、独自の教育論に関する著書を出版しています。
佐藤亮子さん自身は津田塾大学出身者で、大学卒業後2年間、私立高校で英語教師を務めていたこともあるそうです。
旦那の佐藤真理さんは、東京大学文学部インド哲学学科卒業の弁護士で、過去に日本共産党から衆議院選挙に出馬したこともある共産党員でもあります。
共産党員で日本共産党から2000年の第42回衆議院議員総選挙に出馬して32337票で落選した泡末候補。
引用:佐藤亮子 wiki
佐藤亮子(東大ママ)の子供の昔の画像
佐藤亮子さんの子供たちの学歴を、簡単な経歴とともにまとめています。
佐藤ママの子供たち画像。
すでに東大に合格している3人の息子たち。
佐藤亮子(東大ママ)の子供① 佐藤真亮(1991年生まれ・長男)
名前:佐藤真亮(さとうしんすけ)
2歳のときに公文に入塾。
2001年に進学塾の浜学園に通い始め、2004年の中学受験で灘中高一貫校へ。
2010年に東大後期受験理科Ⅰ類に合格、2011年東大理科Ⅲ類に合格。
その他の習い事は、1994年にバイオリン、1995年にスイミングを始めています。
佐藤亮子さんの長男画像。
週刊朝日の表紙をかざる長男。
佐藤亮子(東大ママ)の子供② 佐藤理亮(1993年3月生まれ・次男)
名前:佐藤理亮(さとうみちすけ)
2歳になる前に公文に入塾。
2002年に進学塾の浜学園に通い始め、2005年の中学受験で灘中高一貫校へ。
2011年に東大理科Ⅲ類に合格。
その他の習い事は、1995年にバイオリン、1996年にスイミングを始めています。
佐藤亮子(東大ママ)の子供③ 佐藤一亮(1993年3月生まれ・三男)
名前:佐藤一亮(さとうかずすけ)
2歳になる前に公文に入塾。
2005年に進学塾の浜学園に通い始め、2007年の中学受験で灘中高一貫校へ。
2013年に東大理科Ⅲ類に合格。
その他の習い事は、1997年にバイオリン、1998年にスイミングを始めています。
佐藤亮子(東大ママ)の子供④ 佐藤真子(1998年生まれ・長女)
名前:佐藤真子(さとうまこ)
2歳になる前に公文に入塾。
2007年に進学塾の浜学園に通い始め、2011年に私立中学へ進学。
京都の名門中高一貫校である洛南高校に通われており、2017年に東大理科Ⅲ類に合格。
その他の習い事は、2001年にバイオリン、2002年にスイミングを始めています。
簡単に用語説
・灘中学校・高等学校は、中間一貫の男子校であり、中学/偏差値76・高校/偏差値78(どちらも、2016年度偏差値ランキングより)を誇る兵庫県の超難関校。東大・京大などに多数の合格者を出す、進学高です。
・東京大学理系Ⅲ類は医学部で、合格するには宇宙人でなければ無理と言われるぐらいです。日本にある大学の中では最難関としても知られいて、世界的にもトップクラス。
・浜学園は兵庫に本部をおき、関西エリアに展開している有名進学塾です。灘中学校への合格者数は、2016年度までで12年連続日本一となっています。
佐藤亮子(東大ママ)が子供にやらせた勉強法と秘訣
息子3人と娘を東大に入学させたという佐藤亮子さん。その気になる勉強法などをまとめていきます。
子供たちのスケジュール管理
佐藤亮子さんが、子供の勉強のために大切にしていたことの一つは、”スケジュール管理”です。
佐藤ママは、「中学受験は、塾での授業だけではなく、塾の宿題をきちんとやり遂げられるような家庭学習が重要だからです」と話す。
佐藤ママが家庭学習で行っていたのは、①宿題をチェックすること(採点すること)、②テストが返ってきた時に見直しを一緒にすること。そして③勉強のスケジュール管理だ。
そのために子供たちが小さい時から、佐藤ママが具体的に何を行っていたかというと、まず小学校6年生までの英才教育を計画しています。
テレビは見せず、3歳までに1万冊の絵本を読み聞かせ、1万曲の歌を歌って聞かせた。言語能力は思考力に直結するからだ。加えて亮子さんは、「小学校6年までの勉強が人生の根幹をなす」として、1歳から公文式教室に通わせて「国語と算数」を先取りし、4年生から「理科、社会」を補強するために受験塾の浜学園に通わせた。
自身の理論を元に、完璧なスケジュール設計です。
ちなみに、幼少時の子供たちに絵本を読み聞かせたりしたことも、のちの受験勉強で活用できたとも言います。
中学受験だけでなく、大学受験のための勉強でも、社会や理科、国語などで、母親が音読して勉強を助けています。普通は子供も嫌がる方法ですが、佐藤家の子供たちは高校3年生になっても大いにこれを活用しました。当然のことですが母親の音読ですから、例えば国語の文章で我が子が知らない世界の内容が出てくれば、母親が解説を入れて、理解の促進につなげます。
”分刻み”とも呼ばれる時間としてのスケジュール管理も万端で、常に時間を子供たちに意識するようにさせていたと言います。
まさに分刻みのタイムスケジュール!
その他にも。
子どもたちの毎日のスケジュール表も、大学入試まで亮子さんが作った。時間感覚を養い管理能力を育むため、家の時計は一つを除きすべて20分早めてある。これで遅刻もしない。一人ひとりにタイマーを与え、休憩時間も分単位で管理させた。
受験時期に、勉強以外は不要論
そして、受験勉強にあたってはそれ以外のことはことごとく”不要”としています。
息子たちには、この時期は「一刻値千金」と時間の大切さを言ってきました。受験勉強というのはシンプルなもので、志望校を決めたらあとは合格しかありません。勉強以外に時間を使うことは無駄なのです。
それに関連してか「恋愛が無駄」なんていう発言もしていて、話題にもなっていましたね。
しかしその発言の内情は、予想通り、受験勉強に関連する理由が。
佐藤:女の子が教えてって寄って来るパターンのことなの。学力レベルの低い子を教えているってことは、自分のためにならないでしょう? それなら受験までの半年間だけ我慢して、大学生になったらいくらでも自由につきあえばいいじゃない、ってこと。
佐藤:高3の1年間だけです。別のご家庭ですけど、つきあってた彼女に10月に振られて、そのショックで大学に落ちたなんて話も聞いたんですよ。だから、受験生の親としては、高3の1年間はそんなことで時間を費やしている場合じゃないって思って。
もちろん勉強以外の時間は不要に基づくものなので、恋愛だけが禁止というわけではありません。かなり徹底して、勉強以外を排除する姿勢です。
あとは人間関係。「受験に恋愛は無駄」と講演会やテレビで言ってきましたが、この直前期は友人付き合いも必要ないでしょう。息子が友達から食事に誘われた時は、断るように言いました。子どもに誘いがあったら、チェックした方がいい。うるさがられるけど、嫌なことを言うのも親の大事な役目です。
家の環境面や、その他の決まりごとなど
子供部屋を作らず、居間で勉強させるなど、環境も佐藤家ならではです。
佐藤:食事と勉強に、できるだけ距離を持たせないためですね。居間に勉強机を置いておくと、食事の後に、子供がだらだらすることも少なくなりますし、私自身も勉強の様子を見やすいんです。食事と勉強を同じ空間にすることで、勉強は特別なことではなくて、より「生活の一部」になるとも考えました。
いろいろ決まりごともありました。
テレビなし、3歳まで叱らない、“お兄ちゃん”と呼ばせないなど、佐藤家の独自ルールを貫く“子育て哲学”
※テレビは居間に置かずに、2階の部屋にあったそうです。
その他にもいろいろな勉強法が話題になります。
母親と子供による二人三脚によってこそ達成できる勉強法!
以上を簡潔にまとめると、ある程度の土台を小学校6年生までに作り上げ、その後受験直前にはそのこと以外に時間を割かないよう徹底させていたとも言えそうです。
しかし、それを実現するためには母親側の強い決意も必要です。
発言などは少し過激なところもありましたが、まさに子供を思ってのことと言えます。
「子供が親元にいる18歳までは、とことん面倒を見て、一緒に学んで、導いてあげたい」と強く決意されたからです。その中の一つが、「勉強」でした。勉強ができれば、より多くの可能性が得られますし、知識を得る楽しさに気づくことができます。佐藤さんには、それらを与えることができるのは、子供を一番よく知る母親だという強い確信がありました。その与え方が、並みの方法でなかっただけです。
そのためには、母親側の時間を割いたサポートも欠かせません。
幼少時の本読み聞かせや、
まず掲げた目標は、3歳までにのべ1万冊の絵本を読み聞かせ、のべ1万曲の歌を歌って聞かせること。4人それぞれ縦長のカレンダーを用意し「正」の字を書いて1冊ずつきちんと記録したという。テレビは特に必要性を感じないので、リビングから2階の「夏暑くて、冬寒い」あまり出入りしない部屋に移動させた。
1日10冊、10曲程度という数字は、テレビがないことと、私がしょっちゅう妊娠中で出歩けなかったこともあって、可能だなと。
勉強のサポートも。
中学受験の算数は難しいから、その手伝いは子供が問題を解きやすいように、1問ずつ余白十分のプリントに作り替えることでした。後の科目は音読や、気の利いた資料や参考書をそろえるなどで手伝いました。
予定通り進まなかった子には、1日2時間ずつ挽回する方法を提示して、二人三脚で完遂しています。その積み重ねだったとはいえ、東大理IIIの試験日の前日までサポートできること自体が、普通ではありません。
なかなか議論を巻き起こす佐藤ママの教育論ですが、
その結果としては、一目瞭然です。
賛同できない部分があるとしても、根底にある子供を思う気持ちには感服します。
当の息子さん(次男)からも、子供自慢を多少窘められつつも、特に不満はないようです。
「多くの人に心配していただいてるので投稿致しますが」で始まる文章は、「母は子供が好きでたまらないという人です。つまるところ子供自慢が行き過ぎてしまったようです」「世間からはもちろん色々と言われておりますが、僕個人は今まで面倒を見てくれた母には感謝こそあれ、特に反感などはありません」と感謝の思いが綴られる一方、「母の発言はなんの資格も、社会的責任もない一個人の主婦のもの」「自慢は行き過ぎると嫌味になりかねません。」と冷静な見方もしています。
まとめ
・東大ママ・佐藤亮子は津田塾大学出身。旦那は東大文学部インド哲学学科卒業の弁護士である。
徹底した管理のもと、子供全員が東大理科Ⅲ類に合格させた東大ママ・佐藤亮子さん。
母親が管理することはすぐにでも実践できますが、たいがいの子供は反発したり素直に言うことを聞かないものです。ぜひ、子供たちのコントロール術も聞いてみたいところですね。
【関連記事】
・お嬢様!たかまつななの実家や父親&慶應大学・東大院生の現在まで総まとめ