平昌オリンピック出場のスピードスケート斎藤慧選手になんとドーピング疑惑が発覚しましたね。
姉・齋藤仁美さんも五輪に出場しているという斎藤慧選手の家族のこと、出身高校や在籍している神奈川大学、また禁止薬物・アセタゾラミド陽性反応でのドーピング疑惑について情報をまとめました。
斎藤慧のプロフィール
名前:齋藤 慧(さいとう けい)
生年月日:1996年2月20日
出身:神奈川県相模原市
身長:161cm
体重:55kg
斎藤慧選手は日本のショートトラックスピードスケート選手で、平昌オリンピックでは5000mリレーと500mに出場予定でした。
過去の歴などは少なく、今までの経歴に関しても公表されていませんが、オリンピックに出場するレベルの選手なので、過去も活躍していたこと間違いないでしょう。
斎藤慧の学歴は?~現在は神奈川大学に在籍
斎藤慧選手の幼い頃からの学歴を調べて見ると、小学校は相模原市清新小学校を卒業、中学校は、小学校と同じく地元の中学校の相模原市清新中学校を卒業しています。
斎藤慧選手の出身高校は光明学園相模原高校
光明学園相模原高等学校
高校は、光明学園相模原高等学校という私立高校で、偏差値は39~45です。 光明学園相模原高等学校では新体操部が有名で男子は全国大会にも出場しており、女子は過去にオリンピック選手を輩出しています。他にも和太鼓部も全国レベルです。
この中でスピードスケート選手ということで、斎藤慧選手が入って来るかと思われますが、今回の騒動の一件で有名な話にはならないかもしれませんね。
斎藤慧選手は神奈川大学人間科学部の現役大学生!
大学は、神奈川大学の人間科学部に入学し、体育会スケート部スピードスケート部門所属です。
神奈川大学の平均偏差値は40~52で、斎藤慧選手が所属する人間科学部は47~45です。
1949年に開校し、創立当初掲げられた三つの精神、「質実剛健」「積極進取」「中正堅実」の元に教育を行っており、株式会社日本格付研究所から、21段階に分かれている格付け順位の3番目である「AA」と評価されている大学です。
箱根駅伝ではおなじみの大学ですよね!また、神奈川大学出身の有名人ではプロサッカー選手の三平和司さん、お笑いコンビアンジャッシュの渡部建さん、ミュージシャンの浜田省吾さんなどがいます。
斎藤慧の家族は?~姉・齋藤仁美も平昌オリンピックに出場
斎藤慧選手の家族は父、母、長女の齋藤仁美さん、長男の悠さん、三男の駿さんの四兄弟です。また他の兄弟に関してもスケートをやっているということで知られています。
長男の悠(ゆう)さんが長野五輪での清水宏保選手の活躍に感動を覚え、銀河アリーナで18年前にスケートを始めた。付き添う形で仁美さんも競技を開始すると、自然な流れで慧さん、そして三男の駿(しゅん)さんもスケート靴に足を通すようになったという。姉弟は揃って相模原スピードスケートクラブに入部。ショートトラック競技に出会い頭角を現すようになった。
引用:市民に五輪での活躍誓う
姉である斎藤仁美さんも平昌オリンピックの代表に選ばれており、斎藤慧選手同様注目を浴びています。
ショートトラック選手 姉・斎藤仁美プロフィール
名前:斎藤仁美
生年月日:1990年7月9日
出身:神奈川県相模原市
小学校4年の時に相模原市にあるスケートリンク「銀河アリーナ」でスケートを始め、相模原市立清新中学校、麻溝台高等学校、神奈川大学人間科学部卒業後日本オリンピック委員会が行っているアスリートの就職支援ナビゲーション「アスナビ」を活用し、2013年に株式会社オーエンスに入社します。
2018年平昌オリンピックのショートトラック日本代表に、弟の齋藤慧選手とともに選出されました。
成績
2017年 全日本ショートトラック選手権大会 1500m優勝、総合2位
2017年 第8回アジア冬季競技大会 1500m9位、リレー4位
2017年 世界ショートトラック選手権大会 リレー3位
2018年2月20日 平昌オリンピック・ショートトラック・女子1000m準決勝進出
引用:wikipedia
この様に過去の成績もかなり優秀なので、平昌オリンピックでの活躍も期待されています。
姉・斎藤仁美の平昌オリンピックでの活躍は?
今回平昌オリンピックに兄弟で選出されたことで、この様なコメントを残しています。
仁美さんは「姉弟4人で目指してきた夢の舞台にようやく立つことができます。五輪では次の世代の子どもたちに夢をつなげられるようなレースをしたい」と決意を表明。慧さんも「銀河アリーナが僕らの原点。市スケート協会をはじめ、支えてくれた皆さんにメダルで恩返しできるよう、全力で頑張ってきます」と力強く語った
引用:市民に五輪での活躍誓う
斎藤慧選手は今回の騒動で出場が出来なくなってしまったものの、姉の仁美さんには頑張ってほしいところですが、斎藤仁美さんの成績も残念な結果に終わってしまいました。
スピードスケート・ショートトラックの女子1000メートル準々決勝に出た斎藤仁美(27=オーエンス)は、2組4着で準決勝を逃した。最終周で前の走者と接触して減速。「一瞬のチャンスを狙いきれなかった」と悔やんだ。
今回の斎藤慧選手の騒動で動揺してしまった部分もある様でしたが、それを決して言い訳にはしませんでした。
「五輪って本当に色々あるんだなと感じて。悔しい部分が色々なところでたくさんあって。そういう思いをちゃんと出し切りたかったけど」
想像もしていなかった知らせが突然飛び込み、開幕前に心はかき乱された。 「動揺はしたし、したけど、それを言ってはいけない。私は私で応援してくれている方がいる。それを力に変えようと思った」
前向きな姿勢でいる仁美さん、今後も頑張ってほしいところですね。
斎藤慧がドーピングでオリンピック出場停止!本人のコメントは?
斎藤慧選手がドーピング? 禁止薬物アセタゾラミドに陽性反応
今回騒動となっているのが斎藤慧選手のドーピング疑惑です。2018年2月4日江陵選手村で受けたドーピング検査にて利尿作用のある禁止薬物・アセタゾラミド陽性反応が出たため、選手村を離脱となってしまいました。
CASはドーピング陽性反応で斎藤慧選手を暫定資格停止としましたが、日本オリンピック委員会は2018年1月29日に日本国内での合宿中に受けた検査では斎藤慧選手は陰性であったことを明かしています。
斎藤慧選手は嵌められた?本人の反論コメントとは
このアセタゾラミドは日本では市販で購入できるものではなく、医師の処方が必要な医療用の医薬品の成分に含まれているもので、噂では故意に入れられたものではないか?という噂もあり、本人はこの様にコメントしています。
ドーピングを行おうと考えたことはこれまでに一度もありません。アンチドーピングの講習会や連盟主催合宿での指導などを通じて、アスリートとしてドーピングは絶対にしてはいけないと理解していました。また、無意識に摂取することがないよう、けがをした時や体調を崩した時に病院で処方される薬については、事前に専門家に相談していましたし、日常の食事や飲み物にも気を付けていました。
このコメントを見る限りはとてもドーピングをしたとは思えませんが、結果的に斎藤慧選手は自発的に選手村を離脱してしまうこととなりました。
今回の結果については身に覚えのないことで不可解であると感じ、自身の身の潔白を証明するために戦っていきたいと考えておりますが、今、それを要求することはオリンピックを戦っているチームの皆に迷惑をかけると思ったので、暫定資格停止という決定を受け入れ、自発的に選手村を出てチームを離脱致します。
せっかく決まったオリンピックをこの様な形で去るのは本人も納得がいかなかったはずです。しかし、ここまでのコメントを見る限りはやはり斎藤慧選手は自らドーピングをしたとは思えません。
斎藤慧選手のドーピング疑惑はスケープゴートだった!!?
このドーピングによって様々な議論がされています。日本アンチ・ドーピング機構のアスリート委員である松田丈志さんはこの様なコメントをしています。
「斎藤選手を信じれば、知らずにうっかりしたか、以前にあったカヌーの事件のように、第三者から故意に摂取されてしまったという可能性もあります」
・カヌー鈴木康大の嫁や子供など家族&事件の全容まとめ!逮捕はある?
これに続いて「斎藤選手は29日に陰性だったのに、わざわざ五輪が始まる時期にアセタゾラミドを取るメリットがありません。」というコメントも残しています。
また、スケープゴートにされたのではないか?という説もあります。
斎藤は1月29日の合宿中に受けた検査では陰性だったし、4人が出場するリレーの補欠。ここにきて禁止薬物を使うメリットは確かにない。本人が言うように、不可解な点もある。薬物違反者が増えてきた日本に対しWADAは、ドーピングへの意識を高めるために、斎藤をスケープゴートにしたのではないかと言う人さえいます
もしもこれが真実だとしたら怖い話ですし、信じられない話です。せっかくのオリンピックの夢がこんな風に散ってしまうのは悲しいことです。
まとめ
・斎藤慧は選手村で受けたドーピング検査にて利尿作用のある禁止薬物・アセタゾラミド陽性反応が出たため、出場停止となった。
・斎藤慧は自身のドーピング疑惑について全否定。身の潔白を証明するために戦っていくとコメントを発表した。
・斎藤慧の姉・斎藤仁美もショートトラック選手で平昌オリンピックに日本代表として出場した。
・斎藤慧の出身高校は光明学園相模原高校。現在は神奈川大学人間科学部に籍をおいている。
斎藤慧選手のドーピングに関しての真実は定かではありませんが、様々なコメントを見る限り斎藤慧選手がドーピングをするメリットは確かにありません。
出場停止となってしまったのは確定ですが、どうしてドーピングとなってしまったのか?その部分はこれから先も目が離せないところです。
もしも斎藤慧選手が本当に自ら飲んでいないのであれば、斎藤慧選手の為にも真実が明らかになってほしいです。
【関連記事】