アジアのスター俳優である金城武さんですが、実は日本人と結婚したなんて噂が流れていた時期もありました。
この記事では、金城武さんの結婚説や歴代彼女に加えて、日本の芸能界から消えた理由や現在の様子まで総まとめしました。
この記事の目次
金城武のプロフィール
名前:金城武(かねしろ たけし)
出身地:台湾台北市
生年月日:1973年10月11日
身長:180cm
デビュー年:1989年
所属事務所:福隆
中華圏を中心に活躍をするスター俳優の1人である金城武さんですが、一時期は日本でもお馴染みの人気俳優だった時期もあります。
台湾では高校時代からCMタレントとして活躍をしていた金城さんの日本デビュー作は、1995年のSPドラマ「聖夜の奇跡」となります。
金城さんの日本でのブレイクのきっかけは、1998年に主役・石川啓吾を演じたドラマ「神様、もう少しだけ」でした。
人気ロックバンド「LUNA SEA」の唄う主題歌「I for You」の切ないメロディも印象に残った「神様、もう少しだけ」は、平均視聴率22.5%の大ヒットを記録しております。
その後は、「二千年の恋」や「ゴールデンボウル」といったドラマで中山美穂さんや黒木瞳さんといった大物女優と共演するなど、日本の芸能界でもどんどん存在感を高めていった金城さん。
この記事では、そんな金城さんにまつわる様々な噂を検証してみたいと思います。
金城武は父親似の日台ハーフ~本名も金城武
金城武は父親が日本人でお金持ち家庭に育った
俳優・要潤さんにかなり似ている印象を受ける金城武さんですが、実は日台ハーフだったりします。
台湾育ちなれど、父親が日本人という家庭に育った金城さんは、本名も芸名そのままに金城武という日本式の名前という意外な事実があります。
日本で例えるなら田園調布や芦屋に該当する天母という高級住宅街で育った金城さんとなりますが、父親は鯉の養殖技術を台湾に初めて伝えた人物だったとか。
ちなみに、幼少期はマンション住まいだったという金城さんは、日本でセクシータレントとして一世を風靡したインリンさんとは、同じマンションに住む幼馴染だった時期もあったそうです。
持ち前のイケメンぶりから、幼い頃のインリンさんに一目惚れをされていたと言われている金城さんですが、自他共に認める父親似であり、家族で父親が1番のイケメンと公言しております。
金城武が日本から消えた原因とは~高額なギャラが原因かネック?
2010年代は日本のドラマや映画に出演していない金城武
日本では4本のドラマと9本の映画に出演した経歴のある金城武さんですが、2010年代は日本での役者仕事をまったくしていない状況となっています。
金城さんが日本で最後に出演した作品は、2009年に公開された映画「レッドクリフ Part II -未来への最終決戦-」となります。
正確には、日本と中国・香港の合作映画となる「レッドクリフシリーズ」となりますが、日本における累計興行収入は100億円を超える大ヒット作となりました。
金城さんは、「レッドクリフシリーズ」では、主要キャストの1人である諸葛孔明を演じており、大きな存在感を発揮しておりましたが、この映画が日本絡みの作品で金城さんの勇姿を確認出来る最後の作品となってしまいました。
金城武が日本で役者活動をしなくなった理由は演技論の違いのせい?
金城武さんが日本で役者活動をしなくなった理由には、「日本と中華圏との演技論の違いが関係しているのではないか?」というネット上の指摘もあります。
日本の映画・ドラマ界の演技論の独特さに関しては、コメンテーターとしてお馴染みなデーブ・スペクターさんも以前から酷評をしています。
連ドラに出演する役者の8割は、とにかく芝居が大げさで「わたし、いま演技してまぁす!」と顔に書いてある。それに、喋り方が不自然だからセリフに集中できない。溜めを作って聞きやすくしているつもりかもしれないけど、セリフが隙間だらけで素人っぽい印象しか残らない。だって、僕らが会話をする時に、そんな勿体ぶった喋り方しないでしょ。その上、すぐに感情を剥き出しにして怒鳴る。大声でセリフを叫ぶことが、気持ちのこもった演技だと勘違いしてるんだろうね。
「出ている役者が過剰演技すぎる!」という日本のドラマや映画の欠点に関しては、金城さんも以前から気になっていたようで、日本における出世作となった「神様、もう少しだけ」では、「もっと抑えた演技がしたい」と制作側に訴え、対立があったとも噂されております。
若手時代から演技論で制作スタッフと喧嘩をするほどのこだわりのある金城さんだけに、自分の演技論が受け入れてもらえない日本の映画やドラマからは自然と足が遠のいてしまったという可能性は大いに考えられる話ではあります。
金城武が日本の映画やドラマに出演しなくなった理由はギャラの問題か?
金城武さんが日本の映画やドラマに出演しなくなった理由に関しては、「ギャラの折り合いがつかないからではないか?」という指摘もネット上にはあります。
純粋な日本資本の映画としては、金城さんが最後に出演した作品は、2008年に公開された映画「K-20 怪人二十面相・伝」となります。
金城さんが主演を務めた「K-20 怪人二十面相・伝」は興行収入20億円を記録し、邦画としてはヒットと呼べる成績を残しております。
しかしながら、日本の数倍の興行規模を誇る中国映画市場などが含まれた中華圏で活躍をする金城さんに見合ったギャラを出せる興行収入かと言うと、疑問符がつく規模のヒットであることは確かです。
元々、売れっ子俳優の1番の収入源はCMと言われるくらいに役者業では稼げない日本だけに、2010年代以降は、金城さんの相場に見合ったギャラが出せなくなり、出演交渉が成立しなくなったという可能性は大いに考えられます。
アメリカで活躍をする俳優・真田広之さんも、後進の役者たちのために母国日本の仕事ですらギャラのディスカウントには応じない方針であるため、2005年に公開された映画「亡国のイージス」を最後に、日本の映画やドラマには(役者としては)出演していなかったりします。
金城さんが日本の芸能界から消えてしまった原因は、役者が稼げない職業となってしまった日本固有の事情が関係してきていると言えるのかもしれませんね。
実は台湾でも役者活動がご無沙汰な金城武
日本の芸能界では、この10年弱ほど見かけない顔となった金城武さんですが、母国台湾でも20年以上映画やドラマに出演していません。
それどころか、母国での芸能活動はこの10年でCM出演3本だけという少なさな金城さんは、台湾では「謎めいた存在」とも揶揄されている立場だとか。
中華圏の大スターである存在感を思えば、やや意外な感じもする金城さんの台湾芸能界離れですが、金城さんは現在でも台湾在住なため、アンチ台湾というわけではないようですね。
金城武はすでに20年あまりも台湾映画に出演しておらず、主な活動拠点を中国・香港・日本に置いている。台湾での住まいとして、台北市街の騒々しい所からやや離れた士林区に自宅があることが以前から知られていたが、これに加えて新たに別の住まいが発覚した。台北市内のメーンストリートの一つ、民生東路沿いにも自宅があることが分かり、「意外と近くにいた」と市民を驚かせている。
金城さんが台湾の映画やドラマに出演しなくなった理由は、中華圏でスターになりすぎた結果、出演料の折り合いがつかなくなってしまったためだと思われます。
芸能でもスポーツでも、大きな存在になればなるほど、マーケットの小さな母国で活躍する余地がなくなるなんて悲哀を持つ有名人は、世界でも案外多いのかもしれませんね。
金城武は彼女いる?~日本人と極秘結婚をしている噂も
金城武には日本人と極秘結婚しているとの噂があった
金城武さんには、2011年にイタリア・ミラノにて、「日本人女性」との熱愛が発覚したとのスキャンダルが降って湧いたことがありました。
当時の金城さんは、ミラノコレクション関連の仕事のためにイタリアに滞在しており、自分の名声が轟いている中華圏以外にいたことで、多少の油断などもあったのだと思われます。
金城さんが、ミラノで「日本語を話す女性」と楽しげに食事などをしているという噂は、即座に中華圏の芸能記者たちの耳にも届き、金城さんは女性と一緒に車に乗り込んだ姿をスクープされることとなりました。
金城さんには以前から、日本人と極秘結婚をしているとの噂が中華圏では囁かれていたため、その生きた証拠が掴めるとばかりに、中華圏の芸能記者たちも張り切っていたのでしょうね。
レストランなどの支払いの際に、女性が「金城」とサインをして会計を済ませていたとの情報まで芸能記者たちに掴まれていたため、「以前より噂されていた金城武の隠し妻が発見された!」と中華圏では大騒ぎとなったようです。
しかしながら、金城さん側は「金城武は独身である」ことをあくまで主張し続け、映画の記者会見でも金城さんが自らの結婚説を否定したため、この問題は一旦は鎮火することになります。
謎の日本人女性の正体はマネージャー姚宜君でプライベートの関係はなし!
金城武さんが自らの口で否定したことで、表向きは鎮火した「金城武極秘結婚説」でしたが、その後も金城さんと「日本人女性」との2ショット現場は、中華圏のマスコミに度々スクープされることとなりました。
中華圏の金城ファンの誰もが知りたがっていた「日本人女性」の正体が明らかとなったのは、2016年のこととなります。
金城さんが出演をした映画「摆渡人」の撮影現場に姿を表した「日本人女性」に、またしても「日本人妻」と騒ぎ立てる中華圏の芸能マスコミに対して嫌気がさしたのか、ついに女性の正体を公表する決断を下した金城さん。
気になる「日本人女性」の正体ですが、姚宜君さんという台湾女性であり、金城さんの担当マネージャーの1人だそうですね。
この姚宜君さんは、台湾芸能界では知らぬ者なしの敏腕芸能マネージャーだという話であり、素性を調べようと思えば即座に正体が判明する存在だと言えます。
さらに言ってしまえば、それ以前に姚宜君さんと中華圏の芸能記者たちとは顔見知りの間柄ではないかと思われます。
言うなれば、中華圏の芸能記者たちによる意図的な捏造ゴシップだったと言えるこの騒動。
海外の芸能マスコミに比べれば、日本の芸能マスコミは品行方正だなんて俗説がありますが、案外本当のことなのかもしれませんね。
金城武は日本人の彼女がいた過去もある
「日本人女性と結婚している」という噂はガセネタだった金城武さんでしたが、過去には日本人の彼女がいたことはあるようです。
金城さんの本当の日本人彼女だった女性に関しては、吉村ミキさんというモデルとなります。
吉村さんは、現在も「美ST」という中年女性向けのファッション雑誌を中心に活躍をされている方なので、ご存知な読者の方もおられると思います。
1971年生まれという、金城さんより2歳年上な吉村さんは、以前は吉村美紀名義で女優活動をしていました。
金城さんの日本における代表作の1つである「神様、もう少しだけ」にて、主人公・石川啓吾の恋人役を演じていた吉村さんは、撮影中に金城さんと恋仲となってしまい、一時期は半同棲状態だったと言われております。
さらには、当時の吉村さんは極楽とんぼの加藤浩次さんと交際中だったため、加藤さんが金城さんに恋人を寝取られる形となってしまったとか。
エンタメ界の大物たちを手玉に取ったと言える吉村さんですが、現在は既婚者となっており、1児の母でもあります。
金城武の現在① 髪が薄くなりハゲてきて劣化したと話題に
金城武はハゲてしまった?
イケメン美女だった中高年芸能人ほど、「劣化の噂」が囁かれる機会が多い日本のネット界ですが、金城武さんも例外ではなかったようです。
日本のネット上にて、金城さんに「ハゲた説」が流れた理由に関しては、この写真が原因となります。
日本では、2009年以降はお目にかかる機会が減っていた金城さんだけに、この写真における生え際のスカスカ具合は、必要以上に日本のネットユーザーたちの印象に残る羽目になってしまいました。
金城さんと同じアジアのイケメンスター枠である福山さんなどは、年齢の割に髪の毛がふさふさなため「植毛説」がネットで流れているなど、大衆が興味津々なイケメンスターの髪の毛問題。
バラエティ寄りの中居正広さんなどは、自身の「髪の毛の噂」を逆にテレビ番組などで笑い話にしていますが、正統派のスターほど、ネットの陰口に悩まされる時代になってしまったと言えるのかもしれませんね。
金城武の現在② 中華圏の芸能マスコミの捏造ゴシップ騒動に巻き込まれる
エディ・ポンに映画の主役を奪われた?
最近の金城武さんですが、またしても中華圏の芸能マスコミの捏造ゴシップ騒動に巻き込まれてしまっていたとか。
具体的には、映画「侠隠」の主人公・李天然役を演じるはずだった金城さんが、エディ・ポンさんに主役の座を奪われて降板したというゴシップ騒動となります。
日本でも役者のドラマや映画の降板ゴシップなどは定期的に週刊誌ネタとなっていますが、役柄を奪われたというまでの記事は中々お目にかかれないような気もします。
「予算何十億円もかけるプロジェクトで、本当にこんな前近代的なことが起こり得るのだろうか?」と疑問に思う読者の方も少なくないと思われますが、その疑問通りに、この騒動は中華圏の芸能マスコミ側が流したガセネタだったようです。
金城武の所属事務所ではこの話題について、「まったくの誤報。映画制作側から一切の働きかけはなかった」とコメント。エディ・ポンの所属事務所でも、「状況は分からないが、撮影現場で金城武さんの姿は見ていない」とコメントを発表し、取って代わったと指摘された報道について事実関係を否定している。
最近は度を超えたゴシップ報道により、ネット世論のみならず、芸能関係者たちからも苦情が殺到している日本の芸能マスコミですが、中華圏の芸能マスコミと比べると大分マシと言えるのかもしれませんね。
金城武の現在③ 特に俳優活動もなし
金城武さんは2016年に映画「擺渡人」、2017年に映画「恋するシェフの最強レシピ」に出演していますが。2018年以降の俳優活動は何もない状態となっています。
金城武さんの公式HPも更新されておらず、現在何をしているのか不明です。
http://www.fulongstars.com/takeshi/index.htm
まとめ
・1998年のドラマ「神様、もう少しだけ」で日本での知名度を上げた金城武だが、2010年以降日本での役者活動はしていない。また、台湾でも目立った活動はない。その原因の1つとして、高すぎるギャラに折り合いがつかないためではといわれている。
・金城武は、日本人と極秘結婚をしているとの噂が中華圏では囁かれていたが、実際は独身であり、「謎の日本人女性」の正体は、姚宜君さんという台湾女性の担当マネージャーの1人だった。
・現在の金城武の姿に、日本のネット上では髪が薄くなり劣化したといわれている。
・金城武の俳優活動は2017年の映画「恋するシェフの最強レシピ」が最後となっており、2018年以降の俳優活動はない。現在何をしているのか不明。
金城武さんは、プライベートを晒さないスターの1人として有名ですが、中華圏の芸能マスコミの苛烈さを踏まえると、自己防衛のためには当然の選択なのかもしれませんね。
最近は日中合作映画なども増えてきているので、また日本絡みの映画でお目にかかる機会もありそうではある金城さん。
日本のネット上では「ハゲた」などといじられていますが、甘いマスクは相変わらず健在なため、金城さんの日本芸能界復帰を心待ちにしている日本人女性なども多そうですね。
金城さんの役者活動が今後も順調に続くことを祈りつつ、この記事のまとめを終了させて頂きます。