北京オリンピックモーグル5位の成績を残した川村あんりさんが話題です。
この記事では川村あんりさんのハーフの噂や東久留米出身ながら新潟湯沢町に拠点を置いて活躍した経歴、父親や母親、兄弟などの家族、高校などの学歴や英語がペラペラの件などについてまとめました。
この記事の目次
川村あんりのプロフィール
川村あんりのプロフィール
生年月日:2004年10月15日
出身地 :東京都久留米市
身長 :153cm
川村あんりさんは、現在の国内の若手ナンバー1の実力と目されているフリースタイルスキーの選手で、2022年北京オリンピックではモーグル種目に日本代表として出場し5位の成績を残しました。
北京オリンピックでは金メダル候補と目されながらも5位という結果でしたが、メダル圏内の3位とはごく僅差での敗北でした。まだ若手という事もあり、次回の冬季オリンピック(イタリア・ミラノとコルティナでの共催)でも金メダルの最有力候補になるのではとの期待が高まっています。
今回はそんな川村あんりさんについてまとめていきます。
川村あんりがハーフっぽくてかわいいと話題
北京オリンピックではモーグル5位の結果で注目された川村あんりさんですが、ハーフっぽい顔立ちでとてもかわいい事でも大きな話題となっています。
モーグルの川村あんりちゃんめちゃくちゃハーフっぽい顔立ちだけど純日本人なのね
— 🍆kato (@fttzshw6x3n6) February 6, 2022
川村あんりって日本人?!
— のむりん (@nm52553235) February 3, 2022
めちゃくちゃハーフ顔😯
川村あんりさんはハーフではなく日本人ですが、ハーフだと間違われるほど英語がペラペラな事も話題です。これについてはこの後さらにみていきます。
川村あんりの出身は東久留米でハーフではなく純日本人
ハーフっぽくてかわいいと話題の川村あんりさんですが、出身は東京都東久留米市、両親も日本人で純粋な日本人です。
川村あんりさんもハーフなの?と質問受けることがあるようで、自身のインスタグラムのストーリーで質問を受けて、英語で「no! i’m fully japanese」(いいえ、私は完全に日本人です。)と回答されていました。
なお、川村あんりさんは生まれたのは東久留米市ですが、フリースタイルスキーに取り組むため、3歳の頃から冬の間は新潟県南魚沼郡湯沢町を拠点に活動していました。
東京都東久留米市出身。3歳の冬に初めてスキーに乗ると、以後はスキー愛好家の祖父が新潟県湯沢町に持っているマンションを拠点に、都内から毎週末に滑りに行く日々となった。
この事から、川村あんりさんは東久留米市生まれの湯沢町育ちと言われる事もあり、本人も東久留米市出身であると同時に魚沼出身という意識を持たれているようです。
川村あんりは英語がペラペラ
ハーフではない川村あんりさんですが英語がペラペラで、それもハーフの噂が出た原因の1つになったようです。
川村あんりさんはInstagramでは英語でメッセージを掲載しています。世界を舞台に活躍する選手のなので英語をかなり勉強されたようです。そうした努力が実り海外のファンも増えているようです。
競技後のインタビューでもペラペラな英語で回答して話題になっていました。
川村あんりさんの中学時代の担任だった教師の小片宏記さんは、川村あんりさんが中学時代はあまり英語は得意ではなかったと話されていました。
この事からも川村あんりさんが、高校へ進学後にかなり英語を勉強された事がわかります。
英語も決して得意とは言えなかった。だから今、SNSやテレビのインタビューで流暢な英語を操る川村を見るたびに、小片さんは「中学時代からのギャップを感じますね(笑)」と驚かされるそうだ。
川村あんりの家族① 父親は元アイスホッケートップ選手の修一さん
続けて、川村あんりさんの家族についてもみていきます。
実は川村あんりさんの両親は2人とも元アイスホッケーのトップ選手でその事も話題を集めています。
父と母が履いていたのはスキー板ではない。ともにアイスホッケーの選手だった。父修一さん(56)は実業団の強豪西武鉄道で12年間プレーし、ディフェンスで日本選手権などに出場。
川村あんりさんの父親の川村修一さんは、1965年5月30日生まれ、北海道の出身で、強豪・コクドアイスホッケー部(後のSEIBUプリンスラビッツ)で12年間にわたってディフェンスとして活躍した選手です。
現役引退後は同チームのコーチを務められていました。
川村あんりの家族② 母親も元アイスホッケートップ選手の綾子さん
川村あんりさんの母親の綾子さんはコクドの名門アイスホッケーチーム「コクドレディース」でプレーした選手で、1999年の世界選手権では日本代表にも選ばれています。
川村あんりさんの母親の綾子さんは、川村あんりさんの父親の修一さんの2歳年下で、同じくコクドの女子アイスホッケー部で活躍した事から、この当時に知り合い結婚されたようです。
母綾子さん(54)は、女子の名門コクドレディースのフォワードとして活躍。日本代表で99年世界選手権にも出場した。
川村あんりさんの母親の綾子さんは現役引退後はチームのサポート役に回られていたようです。
川村あんりの家族③ 兄弟については不明
川村あんりさんの兄弟については情報がなく不明です。
北京オリンピックで注目された際の報道でも、兄弟についての話題は1度も出ていません、また川村あんりさんの子供時代の画像でも兄弟と写っているような写真は見つからないので、兄弟はおらず一人っ子の可能性が高そうです。
川村あんりの学歴① 出身小学校は東久留米市立第六小学校
出典:https://yumeijinhensachi.com/
続けて、川村あんりさんの学歴と、その当時のフリースタイルスキー選手としての経歴についてをみていきます。
川村あんりさんは3歳の時にはじめてスキーを始めています。スキー愛好家である祖父が新潟県の越後湯沢にリゾートマンションを所有しており、そこに東京から通ってスキーに打ち込むようになり、早くも4歳の時にモーグルスキーをはじめています。
川村あんりさんは、スキーシーズン以外は出身地である東久留米市で過ごしたため、公立校「東久留米市立第六小学校」に入学し、週末だけ越後湯沢にスキーをしに通っていました。
しかし、次第にスキーに本格的に取り組むようになると、冬場は湯沢町内の小学校に通いながら、スキーの練習に集中するようになったそうです。
川村あんりさんのはじめての全日本スキー連盟公認大会への出場は、7歳で小学1年生だった2012年1月8日の埼玉県スキー連盟主催「第12回埼玉県松之山温泉モーグル競技会」(会場は新潟県十日町市松之山温泉スキー場)で、15位で予選落ちという結果でした。
そして、その2年後の2014年1月12日、9歳で小学3年生の時に出場した「松之山温泉競技会」では自身初の大会優勝を飾っています。その後、川村あんりさんはスキー選手としての才能の片鱗を見せ始め、スキー連盟公認の大会で度々上位の成績を残すようになります。
川村あんりの学歴② 出身中学校は湯沢学園
川村あんりさんは中学校に上がるタイミングでさらに集中して練習に打ち込むために、本格的に拠点を越後湯沢へと移し、小中一貫の公立校「湯沢学園」へと入学しています。
中学に上がるタイミングで生活拠点を完全に湯沢町に移し、小中一貫校の湯沢学園に入学。
川村あんりさんは、中学1年生(湯沢学園7年生)の終わりの2018年3月25日、JOCジュニアオリンピックカップ2018全日本ジュニアスキー選手権大会のフリースタイル競技に出場し、2位に大差をつけての優勝を飾っています。
2019年2月2日、中学2年生(湯沢学園8年生)の時には、「フリースタイルスキー秋⽥・⽥沢湖モーグル競技会兼ワールドカップ田沢湖大会出場選考会」に出場し優勝。
そして、中学3年生(湯沢学園9年生)だった2019年12月にはフィンランドのルカで開催されたフリースタイルスキー・FISワールドカップで、国際試合初出場にして、日本勢で最高となる2位という成績を残し銀メダルを獲得しました。
’22年北京五輪の雪上を彩る新ヒロイン候補が誕生した。フリースタイルスキー・女子モーグルW杯に今季初参戦の中学3年生、川村あんり(ジョックス)が、12月7日にフィンランド・ルカで行なわれたW杯開幕戦でいきなり2位になり、表彰台に上がった。
続く、FISワールドカップ中国太舞大会(2019年12月14日、現地時間)では日本勢最高となる5位を獲得。
中学卒業直前の2020年3月15日には、国際スキー連盟主催の、2019-2020シーズンフリースタイルスキー女子部門最優秀新人賞に選ばれています。
国際スキー連盟(FIS)は3月15日、フリースタイルスキー女子の最優秀新人賞に川村あんり(ジョックス)を選出したと発表した。川村は2019年12月のワールドカップ開幕戦で初出場ながら2位に入り、今季W杯総合7位でシーズンを終了していた。
川村あんりの学歴③ 高校は日本体育大学桜華高等学校
出典:https://niigata-nippo.ismcdn.jp/
川村あんりさんは湯沢学園を2020年3月に卒業、同年4月に日本体育大学桜華高等学校へと進学しています。
川村あんりさんは高校進学後も世界を舞台に活躍しています。
2020-2021シーズンは、2020年12月のFISワールドカップ・イードレ大会(フィンランド)でモーグル2位、デュアルモーグル3位(いずれも日本勢最高順位)、2021年2月の同ディアバレーリゾート大会(アメリカ)でモーグル2位(日本勢最高順位)を記録。
2021-2022シーズンは、2021年12月のワールドカップ・イードレ大会で、モーグル種目にて自身初となるワールドカップ優勝を決めています。この大会ではデュアルモーグルでも5位に入っています。
さらにその後のアルプ・デュエズ大会(フランス)でも2位、続く2022年1月のトランブラン大会(カナダ)では自身2度目のワールドカップ優勝を決めています。続くディアバレーリゾート大会でも1戦目で2位、2戦目で優勝と調子を上げ、今回の北京オリンピックへと挑みました。
オリンピックでは金メダル候補とも目されましたが残念ながら5位に終わっています。ただ、3位とは僅差であり、その実力を十分に見せてくれました。
川村あんりさんにはこの大会前から、オリンピックでの日本女子史上最年少メダル獲得の期待がかかっており、それが重圧になったとも報じられています。試合後には涙を見せながらも、気丈に受け答えし、さらにインタビュー終了後にはインタビュアーを気遣う様子も見せ、その姿がネット上で絶賛されていました。
インタビューが終了となった直後、川村は立ち去る前に自らインタビュアーに向かい、「寒い中、ありがとうございました」と感謝の想いを伝えた。この一言は画面が切り替わらず、中継でも放送に乗ることに。気丈な発言とともにネット上で話題になった。
まとめ
今回は、2022年北京オリンピックに出場し、モーグル5位の成績を残した川村あんりさんについてまとめてみました。
川村あんりさんは、エキゾチックな顔立ちや英語がペラペラな事からハーフではと噂されていましたが、東久留米市出身の純粋な日本人です。家族の情報としては、父親と母親が共に実業団でプレーした元アイスホッケー選手である事や、兄弟はおそらくおらずひとりっ子の可能性が高い事などがわかっています。
学歴については、東久留米市立第六小学校を経て、新潟県の湯沢学園へと進学、卒業後は日本体育大学桜華高等学校へと進んで現在も在学中です。
川村あんりさんは2021-2022シーズンにFISワールドカップで3勝を挙げるとなど、現在国内の若手選手の中で最も実力をつけてきている選手です。早くも次回の冬季オリンピックでの金メダル獲得の期待が高まっています。今後の活躍にも注目していきたいと思います。