北京オリンピックで金メダルと銀メダルを獲得したスキージャンプ選手の小林陵侑さんが話題です。
この記事では小林陵侑さんのプロフィール、選手としての経歴、年収、身長、イケメンで韓国俳優チャンギヨンさんと似ていると話題の件、父親や母親、兄弟や姉などの家族についてまとめました。
この記事の目次
- 小林陵侑のプロフィール
- 小林陵侑の経歴① 高校まではノルディック複合で活躍
- 小林陵侑の経歴② 土屋ホームでジャンプ1本に絞りワールドカップ出場
- 小林陵侑の経歴③ 2018-19シーズンに飛躍し世界トップ選手の1人に
- 小林陵侑の経歴④ ジャンプ週間自身2度目の総合優勝〜北京五輪へ
- 小林陵侑の年収
- 小林陵侑の身長は174cm
- 小林陵侑の高梨沙羅に対するフォローがイケメンすぎると話題に
- 小林陵侑が韓国俳優のチャン・ギヨンにそっくりだと話題に
- 小林陵侑の家族① 父親は中学教師の小林宏典さん
- 小林陵侑の家族② 母親は小林智子さん
- 小林陵侑の家族③ 4人兄弟で全員がスキージャンプ選手
- 小林陵侑の兄弟① 兄・小林潤志郎
- 小林陵侑の兄弟② 姉・小林諭果
- 小林陵侑の兄弟③ 弟・小林龍尚
- まとめ
小林陵侑のプロフィール
小林陵侑のプロフィール
生年月日:1996年11月8日
出身地 :岩手県岩手郡松尾村(現在の八幡平市松尾)
身長 :174cm
血液型 :A型
小林陵侑(こばやし・りょうゆう)さんは、日本のエースとも称されるスキージャンプ選手で、2022年北京オリンピックに日本代表として出場し、男子ノーマルヒル金メダル、男子ラージヒル銀メダルを獲得して注目されています。
今回はこの小林陵侑さんについてまとめて行きます。
小林陵侑の経歴① 高校まではノルディック複合で活躍
小林陵侑さんは小学校1年生の時にスキージャンプ種目を始め、3年生の時に本格的に取り組み始めています。
高校卒業まではジャンプ競技と並行してノルディック複合種目にも取り組んでおり、全日本中学大会では、史上2人目となるジャンプとノルディック複合の2冠達成の快挙も成し遂げています。
盛岡中央高等学校時代はノルディック複合で国体2連覇の実績を残しています。
小林陵侑の経歴② 土屋ホームでジャンプ1本に絞りワールドカップ出場
小林陵侑さんは高校時代に、スキージャンプ界のレジェンド選手の1人である葛西紀明さんにスカウトされ、高校卒業後は土屋ホーム(葛西紀明さんは同社スキー部の監督)に進み、これを機にジャンプ種目1本に絞っています。
社会人1年目シーズンの2016年1月23日にポーランドザコパネで開催のワールドカップに出場し、団体戦で日本チームの2本目進出に大きく貢献。翌1月24日の個人戦にも出場して7位入賞と最高のワールドカップデビューを飾りました。
しかし、翌2016-17シーズンは開幕からW杯全試合に出場したものの、結果を残せず1度も30位以内には入れませんでした。
続く2017-18シーズンも開幕からワールドカップ遠征組に選ばれ、その年開催の韓国平昌オリンピックにも日本代表として出場し、個人ノーマルヒルでは日本勢最高の7位入賞の成績を残しました。続くラージヒルでも10位と上位に食い込んでいます。
小林陵侑の経歴③ 2018-19シーズンに飛躍し世界トップ選手の1人に
続く、2018-19シーズンは、小林陵侑さんにとって飛躍のシーズンとなりました。
2018年11月のポーランド・ヴィスワのワールドカップ開幕戦にて、個人戦3位でワールドカップ表彰台に初めて上ると、続くフィンランド・ルカでの第2戦ではワールドカップ初優勝を果たし、翌日の第3戦でも勝利。
さらに、同年12月には、ロシア・ニジニ・タギル、スイス・エンゲルベルクでも優勝し、この時点でワールドカップ4勝目を挙げています。
そして、同年12月30日から2019年1月6日までにドイツとオーストリアで4試合が行われる「スキージャンプ週間」では、ドイツ・オーベルストドルフ、ドイツ・ガルミッシュ=パルテンキルヒェン、オーストリア・インスブルック、オーストリア・ビショフスホーフェンの全てで優勝を飾り、総合優勝にもか輝きました。
「スキージャンプ週間」での4戦全勝(グランドスラム)は史上3人目、また、日本人の総合優勝としては、1997年-1998年の船木和喜さん以来史上2人目という歴史的快挙でした。
小林陵侑さんの勢いはその後も続き、イタリア・ヴァル・ディ・フィエンメでも優勝して、ワールドカップ史上最多タイ記録となる6連勝をマーク。ドイツ・オーベルストドルフ大会でも勝利してワールドカップシーズン10勝目、続くドイツ・ヴィリンゲンでも優勝して11勝目を挙げました。ワールドカップシーズン11勝は日本男子歴代最多勝記録であり、表彰台16回も日本人最多の記録となっています。
小林陵侑さんは、圧倒的な成績で2018-19シーズンワールドカップ総合優勝を決めましたが、これは日本男子史上初であるだけでなく、欧州勢以外としても史上初という歴史的な快挙でした。
小林陵侑の経歴④ ジャンプ週間自身2度目の総合優勝〜北京五輪へ
小林陵侑さんはその後も、2019-20シーズンはワールドカップ3勝、2020-21シーズンもワールドカップ3勝の好成績を残しています。
2021-22シーズンは再び調子を上げ、フィンランド・ルカ大会でシーズン1勝目(ワールドカップ通算20勝目)、ドイツ・クリンゲンタール大会で2勝目、スイス・エンゲルベルク大会で3勝目を上げるなど順調に滑り出し、2021年末から2022年初めにかけての「スキージャンプ週間」では4戦中3勝を挙げ、グランドスラムは逃したものの、自身2度目となるジャンプ週間総合優勝を飾っています。
その後、小林陵侑さんは2022年2月の北京オリンピックに日本代表として出場、個人ノーマルヒル金メダル(日本人選手として50年ぶりの快挙)、個人ラージヒル銀メダルという輝かしい成績を残しています。
小林陵侑の年収
出典:https://instagrammernewsimg.s3.ap-northeast-1-ntt.wasabisys.com/
スキージャンプ選手として輝かしい成績を残している小林陵侑さんの年収にも注目が集まっています。
小林陵侑さんの年収は概ね2500万円〜3000万円ほどではないかと推測されます。
まず、小林陵侑さんは現在は、土屋ホームの社員という立場で普通にサラリーをもらっており、これが年収で400万円ほどと推測されます。
これに、ワールドカップの賞金は上位30位までに配分されますが、1位が日本円にして約110万円、2位が約90万円と続き、30位になると約1万円強です。小林陵侑さんは既にワールドカップで通算20勝以上を挙げており、優勝に届かない場合でも上位入賞を多く記録しているため、少なくとも平均して年収で2000万円程度はあると推定されます。
小林陵侑さんのスポンサー契約についての情報は詳しくはわかりませんが、こちらもある程度の収入につながっていると思われます。ただ、スキージャンプ競技はそこまでメジャーではないので、契約金はそれほど高額ではない可能性が高いです。
また、小林陵侑さんは土屋ホームのCMに出演していますが、小林陵侑さんは土屋ホームの社員なので、おそらく出演料などは発生しておらず、代わりにボーナスなどで給与として支払われている可能性が高いです。
以上から、小林陵侑さんの現在の年収は2500万円から3000万円ほどではないかと思います。
ただ、今回のオリンピックでの大活躍により、一般での知名度と人気が飛躍的に上昇しました。今後はスポンサーやテレビCM出演などが大幅に増えて、同時に年収も大きく跳ね上がる可能性が高いと思われます。
小林陵侑の身長は174cm
出典:https://hashtag-athleteone.com/
スキージャンプ競技は選手の身長や体重のデータがとても重要です。
小林陵侑さんの最新の身長データは、所属する土屋ホームスキー部の公式ウェブサイトに記載されているプロフィールデータによると「174cm」です。また体重は「59kg」となっています。
小林陵侑の高梨沙羅に対するフォローがイケメンすぎると話題に
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今回の北京オリンピックでは、小林陵侑さんはジャンプ混合団体に高梨沙羅さん、佐藤幸椰さん、伊藤有希さんとのチームで出場し、日本チームは暫定1位に立ちました。しかし、1度目のジャンプで見事なジャンプを決めていた高梨沙羅さんが、その後の抜き打ち検査でスーツ規定違反が指摘され失格するという波乱の展開となり、日本チームは4位という結果に終わりました。
高梨沙羅さんは、自身の失格がなければ日本チームがメダルを獲得していた可能性が高かった事に責任を感じたためか、競技終了後にに泣き崩れてしまいます。それを見た小林陵侑さんが歩み寄り高梨沙羅さんをハグする場面がテレビで放送され、この行動がイケメンすぎるとネット上で話題になっています。
高梨沙羅ちゃんをぎゅっとハグしてる小林陵侑選手😢👏
— よもぎ。 (@brilliant_lose8) February 7, 2022
「たくさんハグしてあげました」ってサラッという姿イケメンすぎた pic.twitter.com/NC3IcUx11T
高梨沙羅選手にハグしに行く小林陵侑選手がイケメンすぎる。身長差素敵すぎる!!! pic.twitter.com/RmwcMNiKfV
— こえだ (@kooeda_noo) February 7, 2022
小林陵侑が韓国俳優のチャン・ギヨンにそっくりだと話題に
高梨沙羅さんに対するハグによって見た目も性格もイケメンだと話題の小林陵侑さんですが、現在ネット上で小林陵侑さんと韓国のイケメン俳優のチャン・ギヨンにそっくりだという話題が盛り上がっているようです。
#小林陵侑 選手、韓国俳優の #チャン・ギヨン に見えちゃうんだけど、どうよ?#モーニングショー
— ミコチェラー (@cindymiko_) February 7, 2022
韓国俳優の
— .゜+モモ∞゜*. (@momochan_923) February 7, 2022
チャン・ギヨンドラマで見たとき
小林陵侑くんに似てると思っちゃってから
目がおかしいw
小林陵侑くんがチャン・ギヨンに見える病にかかってしまった。
私、小林陵侑選手は韓国俳優の
— (@ponwoo_o2) February 11, 2022
チャン・ギヨンくんにしか見えない
韓国ドラマ好きな方なら
みんなそう思っていると思う。 pic.twitter.com/D75G6VCl2a
画像を並べてみると確かに似ていますね。
小林陵侑の家族① 父親は中学教師の小林宏典さん
続けて、小林陵侑さんの家族について見ていきます。
小林陵侑さんの父親は、中学校で保健体育の教師をされている小林宏典さんという方で、2022年2月の現在は57歳です。
父親の小林宏典さんもスキー経験者でクロスカントリーの選手だったそうです。中京大学体育学部の出身で大学時代は運動生理学を学び、子供たちに幼い頃から身体能力を高める教育を施したそうです。
かなり厳しい父親だったそうで、小林陵侑さんの家族と親交がある方によれば「巨人の星の父親の星一徹そのもの」のような人だったそうです。
小林陵侑の家族② 母親は小林智子さん
小林陵侑さんの母親は小林智子さんという方で、2022年2月の時点で年齢は57歳ということで、父親の宏典さんと同い年です。
母親の智子さんについては情報がなくどういった経歴の方なのかは不明です。
2019年に小林陵侑さんが岩手県民栄誉賞を受賞した時には、母親の智子さんも出席し「最高の孝行息子です」と感激した様子で話されていました。
小林陵侑の家族③ 4人兄弟で全員がスキージャンプ選手
小林陵侑さんは4人兄弟の3番目で、兄と姉、弟がおり全員がスキージャンプ選手として活躍されています。
小林陵侑さんら4人兄弟は全員が子供時代からスキージャンプに打ち込んで結果を残しており、「小林4きょうだい」としてスキージャンプ界では知られた存在です。
特に、兄の小林潤志郎さんは北京オリンピックにも代表として出場しており兄弟での出場が話題になっていました。
小林陵侑さんの3人の兄弟の詳しいプロフィールなどは次の見出しから順番に紹介していきます。
小林陵侑の兄弟① 兄・小林潤志郎
小林陵侑の兄・小林潤志郎のプロフィール
生年月日:1991年6月11日
出身地 :岩手県岩手郡松尾村(現在の八幡平市松尾)
身長 :168cm
血液型 :A型
小林陵侑さんの兄・小林潤志郎(こばやし・じゅんしろう)さんは、雪印メグミルクに所属するスキージャンプ選手です。
出身高校は小林陵侑さんと同じ盛岡中央高校で、弟と同様に高校時代はノルディック複合の選手として活躍し、3年生の時にノルディックスキージュニア世界選手権複合・個人スプリントにて、日本人史上2人目となる金メダルを獲得しました。
高校卒業後は東海大学の国際文化学部地域創造学科(札幌キャンパス)へと進学し、2年生だった2011-12年シーズンから本格的にジャンプ種目に転向し1年目からワールドカップ日本代表に選出されています。
大学卒業後は、雪印メグミルクスキー部に所属し、2014-15シーズンはユニバーシアード冬季大会で混合団体優勝、男子団体2位の成績を残しています。
2017-18シーズンは、全日本スキー選手権大会のノーマルヒルで初優勝を飾っていますが、この時の準優勝は小林陵侑さんで、兄弟1位2位で話題になりました。
そのすぐ後に開催されたポーランド・ヴィスワのワールドカップ開幕戦で自身初となるワールドカップ優勝を飾り、そのシーズンのスキージャンプ週間では総合4位の好成績を残しています。
2018年平昌オリンピックにも出場していますが、個人ノーマルヒル31位、個人ラージヒル24位と結果を残せずに団体戦メンバーからは外れ、満足のいく結果は得られませんでした。
2022年北京オリンピックには弟の小林陵侑さんと共に代表に選ばれ、個人ノーマルヒル27位、個人ラージヒル24位の成績でした。
小林陵侑さんが個人ノーマルヒルで金メダルを獲得した瞬間には、兄の小林潤志郎さんと抱き合って喜びを爆発させ、その兄弟愛あふれる姿も話題を呼びました。
出典:https://img.news.goo.ne.jp/
5歳上の兄・潤志郎は陵侑が2回目のジャンプを終え、ジャンプ台を降りた後、真っ先に陵侑に駆け寄り、そして抱き合って喜びを分かち合った。「『ヨッシャー』しか言っていなかったです。めっちゃうれしいですし、やってくれて本当にうれしかった」と満面の笑みで祝福した。
小林陵侑の兄弟② 姉・小林諭果
小林陵侑の姉・小林諭果のプロフィール
生年月日:1994年5月16日
出身地 :岩手県岩手郡松尾村(現在の八幡平市松尾)
身長 :169cm
小林陵侑さんの姉の小林諭果(こばやし・ゆか)さんは、小学校4年生の時にスキージャンプ競技を始め、兄弟達と同じく盛岡中央高校のスキー部で活躍しました。
2012年3月3日の蔵王大会でワールドカップ初出場(1日目40位、2日目41位)。その後、早稲田大学に進学して競技を続けています。
2015年のワールドカップ札幌大会にて、初めてポイントを獲得し(1日目30位、2日目24位)、その年の冬季ユニバーシアードで混合団体で金メダル、個人と女子団体で銀メダルを獲得する活躍を見せました。
早稲田大学卒業後はCHINTAIスキークラブに所属。2017年のユニバーシアードで女子団体で金メダル、個人でも銀メダルを獲得しています。
小林陵侑さんの北京オリンピック金メダルで、この姉・小林諭果さんにも注目が集まっており、スキージャンプを生中継したTBSに小林諭果さんがゲスト出演した時にはネット上でもかわいいと話題になっていました。
小林陵侑の兄弟③ 弟・小林龍尚
小林陵侑の弟・小林龍尚のプロフィール
生年月日:2001年8月10日
出身地 :岩手県岩手郡松尾村(現在の八幡平市松尾)
身長 :173cm
血液型 :A型
小林陵侑さんの弟の小林龍尚(こばやし・たつなお)さんは3歳の時にクロスカントリースキーを始め、小学校1年生でジャンプを、中学1年生からノルディック複合種目を始めています。
兄弟達と同じく盛岡中央高校へ進学し、3年生の時には、2019年のノルディックジュニア世界選手権で個人24位、団体4位の成績を残し、同年の全日本ジュニアスキー選手権大会では優勝を飾っています。
高校卒業後は、兄の小林陵侑さんの後に続いて土屋ホームに入社し、同スキー部の選手兼任監督の葛西紀明さんからも、次世代のホープとして期待を寄せられています。
小林龍尚さんは憧れの選手として、兄の小林陵侑さんを挙げ、長兄の小林潤志郎を含めた3人で同じ大会に出場して共に団体戦を戦いたいという夢も語っていました。
小林龍は憧れの選手を報道陣に尋ねられ、「まあ、陵侑ですね。多分それが一番欲しかった(コメント)と思うんですけど」と答えるなど、ちゃめっ気もあり、物おじしない性格だ。長兄で28歳の潤志郎(雪印メグミルク)、23歳の陵侑とともに活躍するのが目標で、「お兄ちゃんたちがまだ若いうちに同じ舞台に立ち、小林、小林、小林と続く団体戦をやってみたい」と夢を膨らませている。
まとめ
今回は、北京オリンピックのスキージャンプ種目で、個人ノーマルヒル金メダル、個人ラージヒル銀メダルという圧倒的な成績を残して注目を集めているスキージャンプ選手の小林陵侑さんについてまとめてみました。
小林陵侑さんは、小学生の時にスキージャンプをはじめ、高校時代にはノルディック複合で国体2連覇の経歴を持ち、高校卒業後は土屋ホームに所属して世界で活躍し、2018-19シーズンワールドカップで日本人史上初となる総合優勝の偉業を成し遂げた選手です。
ワールドカップでの成績などから推測して年収は2500万円から3000万円ほどと推測されます。
小林陵侑さんは見た目も内面もイケメンで知られており、韓国俳優のチャン・ギヨンにそっくりという声も多く上がっています。
家族は、父親は元クロスカントリー選手の宏典さん、母親は智子さん、兄弟は、兄・小林潤志郎さん、姉・小林諭果さん、弟・小林龍尚さんの3人で全員がスキージャンプ選手として活躍されています。
世界トップ選手の1人として今後も数々の伝説を残す事が予想される小林陵侑さんの活躍をこれからも応援していきたいと思います。