CDをリリースする度にオリコン10位以内にも入る程の人気があったORANGE RANGE(オレンジレンジ)ですが、消えた理由の1つにパクリがあるようです。
この記事では、ORANGE RANGEの人気曲5選、そして彼らが消えた4つの理由や現在の様子を詳しくまとめてみました。
この記事の目次
ORANGE RANGEのプロフィール
名前:ORANGE RANGE(オレンジ・レンジ)
出身:沖縄県
略称:RANGE(レンジ)
活動期間:2001年~
メンバー/YAMATO(ボーカル)/HIROKI(ボーカル)/RYO(ボーカル)/NAOTO(ギター)/YOH(ベース)
ORANGE RANGE結成のきっかけは、沖縄市立山内中学校の卒業パーティーにおいてNAOTOがギター、KATCHANがドラムとして在籍していたバンドの存在で、中学校卒業をもって解散したものの、KATCHANが沖縄県立北谷高等学校に進学したNAOTOとYOHを誘い、再びバンドを結成する事から始まります。
その後、当時バンドの練習場だったNAOTOの家によく来ていたHIROKIが、NAOTOから「毎日マンガ読んでるんだったら、歌ってよ」と言われ、ボーカルとして加入しお、YOHの弟でラップが好きなRYOが2人目のボーカルとして加入します。
そして、友人同士でカラオケに行った際YOHがYAMATOを誘いデビュー当時のメンバー構成となります。
アマチュア時代の拠点は沖縄県沖縄市にある7thHeavenKozaというライブハウスで、アマチュア時代にはライブハウスやストリートなどで年間70本にも及ぶライブを行い、ミニアルバム「オレンジボール」で SPICE RECORDSよりインディーズデビューを果たします。
その翌々日にピラミッドというクラブで行ったレコ発ライブではインディーズの高校生のライブとしては異例の800人という動員を記録します。
2003年6月4日にはシングル「キリキリマイ」でgr8! recordsよりメジャーデビューを果たします。また、同年7月16日に発売した2ndシングル「上海ハニー」でブレイクを果たし、2004年2月25日に発売した5thシングル「ミチシルベ〜a road home〜」はオリコン週間シングルチャートで自身初の首位を記録します。
また、「ミチシルベ〜a road home〜」から2006年5月10日に発売した13thシングル「チャンピオーネ」まで9作連続首位獲得を記録します。
特に2004年10月20日に発売した8thシングル「花」は映画「いま、会いにゆきます」の挿入歌ともなり、オリコンシングルチャートに52週登場する程のロングヒットとなりました。
ORANGE RANGE現在のメンバー5人&脱退メンバー
名前:YAMATO(ヤマト)
生年月日:1984年1月14日
担当:高音域ボーカル/MC
影響を受けたアーティスト:レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン/RIZE/Mr.Children
名前:HIROKI(ヒロキ)
生年月日:1983年6月29日
担当:中音域ボーカル/MC
名前:RYO(リョウ)
生年月日:1985年10月1日
担当:低音域ボーカル/MC
名前:NAOTO(ナオト)
生年月日:1983年5月8日
担当:ギター/プログラミング/コーラス//ヴォコーダー/シンセサイザー/パーカッション/ベース、ドラム/作曲/編曲
影響を受けたアーティスト:電気グルーヴ/車谷浩司
名前:YOH(ヨウ)
生年月日:1983年12月11日
担当:ベース
影響を受けたベーシスト:GLAYのJIRO/Dragon AshのIKÜZÖNE/山嵐の武史
旧メンバー
名前:KATCHAN(カッチャン)
生年月日:1983年6月19日
担当:ドラム(結成から2005年7月31日まで在籍)
ORANGE RANGEの人気曲ランキングBEST5
メジャーデビュー後もメジャーデビュー前も人気のあったORANGERANGEの中でも特に人気のあった曲を紹介します。
人気曲No,5「以心電信」
2014年12月1日にリリースされたアルバム「musiQ」に収録されている曲でシングルカットされていないものの、当時本人たち出演のau by KDDIのCMソングにもなった事から知名度の高い楽曲となっています。
2006年に発売されたリミックスアルバム「Squeezed」には石野卓球さんによるリミックスバージョンが収録、2016年に発売されたコラボベストアルバム「縁盤」にはMONGOL800とのコラボレーションバージョンが収録されており、両者ともPVが製作されているものの、オリジナル版のPVは存在していません。
人気曲No,4「上海ハニー」
2003年7月16日にリリースされ2004年6月21日にも再発されたORANGE RANGEの2枚目のシングルです。
ORANGE RANGEが一躍有名となった曲で、ノンタイアップながら20万枚以上の売り上げを記録し、第3回MTV Video Music Awards Japan 2004 Best New Artist Videoとして受賞もされています。
人気曲No,3「ロコローション」
2004年6月9日にリリースされた6枚目のシングルでオリコンシングルチャートでは2週目で1位を獲得し、3週目も1位をキープした曲です。
MTV Video Music Awards Japan 2005 Best buzzASIA Japanとして受賞されている曲です。
人気曲No,2「イケナイ太陽」
2007年7月18日にリリースされた通算17枚目のシングルで、フジテレビ系ドラマ「花ざかりの君たちへ〜イケメン♂パラダイス〜」のオープニングテーマにもなった大人気曲です。
作成秘話として、アルバム「musiQ」の事には制作されていたものの、「大人になってから歌おう」と約束をし、2007年のリリースとなりPVも大人になったORANGERANGE本人と過去のPVを組み合わせて作ったものとなっています。
人気曲No,1「花」
人気曲No,1はやはり竹内結子さん、中村獅童さん主演の映画「いま、会いにゆきます」の主題歌にもなった2004年10月20日にリリースされた8枚目のシングル「花」です。
オリコン初登場1位を飾り、以来通算4週1位を獲得し、6週連続売り上げ10万枚突破を記録し、2004年オリコン年間シングル売り上げランキングでも4位を気宇六しています。
ORANGERANGEのシングルとしては初のミリオンセラーとなり最大のヒット曲にもなっており、現在でもカラオケなどで歌われ、ORANGERANGEの代表曲ともなっている大人気曲です。
ORANGE RANGEの曲はパクリ?盗作疑惑を認めた?
当時人気絶頂だったORANGERANGEですが、その人気と共に浮上したのが曲をパクっているのではないかという疑惑です。
ORANGERANGEのパクリ疑惑に関してはネットで検索しても「ORANGERANGE パクリ 一覧」と出てくる程似ている曲が多く、曲を全て通して似ている曲もあれば、サビなどの部分的に似ている曲があるなど多くの似ている曲が出てきます。
しかし、何年もバンドという文化が続いている中で似ている曲があるのは仕方ない事とも思いますが、パクリ疑惑に関してはネット上だけではなく週刊誌などでも取り上げられています。
実際「ロコローション」は、楽曲のメロディや歌詞の一部などが、リトル・エヴァなどが歌いヒットした「ロコ・モーション」とそのまま一致し、申し入れがないままオリジナル曲とされていたことに対し、製作者側からの抗議がありアルバム「musiQ」収録時には正式に原曲製作者とORANGE RANGEのカバー曲扱いとなっています。
・「ロコローション」
・「ロコ・モーション」
この事からORANGERANGE自身も盗作を認めたという事になります。
またORANGERANGE自身も盗作に関して認めているコメントをしています。
「オレたちの中の合言葉はパクろうぜ!です(笑)。まずはカヴァーするんですよ。で、ここをわかんないようにしようとか、ここ使ったらバレるだろ、とか話し合う(笑)」
このコメントから、実際に部分的にパクっているという事がわかります。元々ある曲をORANGERANGE風にかカヴァーしたらどうなるか?という形で作っているとも言えますが、あまりにも似た曲が多くあり、ネット上でも現在でも話題になる事もあります。
当方ORANGE RANGEのファンですが、10年間パクり続けてるバンドと言っても差し支えないです
— らすね@なろう連載中 (@Lacenaire_ssw) 2017年4月24日
久しぶりに聴くとORANGE RANGEいいな!でもカイリーミノーグのロコモーションを平気な顔してパクったのは許さないぞ
— レッドエレファンツYEAH (@RedElephantsvbc) 2016年8月12日
この様にORANGERANGEファンの方までも擁護ではなく認めてしまう程です…。実際にメンバーがあの様なコメントをしているので、ファンも擁護するにも出来ませんよね。
ORANGE RANGEが消えた4つの理由とは?
ヒット曲を多く出したORANGE RANGEですが、気付けばテレビから消えてしまいました。その理由はパクリを認めた事も関係している様に思いますが、実際にORANGE RANGEが消えた理由は天狗になってしまったからという噂もあります。
消えた理由①
やはり第一の噂としてはパクリを認めた事です。実際後にパクりと認めた曲もカヴァーとして作曲者などの表記は変えていますが、だからと言って今までパクリを誤魔化していた事に間違いはありません。
消えた理由②
噂ではありますが、音楽番組で共演したポルノグラフィティに対して楽屋の廊下で一人のメンバーが「おい邪魔だ、どけ」と言ってしまい、ポルノグラフィティのメンバーが振り向きが「それが人に頼む態度か?」と返すと「うるせぇんだよ」とか暴言吐いたそうです。
ポルノグラフィティと言えば音楽業界の大先輩ですが、そんな先輩に対してその態度はまずいですよね。それに加え、それ以来ラジオなどでポルノグラフィティをけなす発言をしたり、「紅白の視聴率、ポルノグラフィティには絶対負けない」と発言をしていたりもしていたそうです。
消えた理由③
ラジオ番組の中でファンと電話する部分があり、電話が終わった後に「今の女絶対ブス」と発言としたという噂もあります。ファンに対してその発言はアーティスト、ましてやプロとして活動する上でしてはいけない行為です。
消えた理由④
こちらはきえた理由というよりも自分達で決めた道とも言えます。
一度爆発的に売り上げが上がったものの2000年後半からはヒット曲に恵まれず売り上げが落ちてきてしまいました。そんな中ではメジャーとして活動するよりも、インディーズとして活動する方が事務所にもっていかれる部分もなく、圧倒的に収入に繋がります。
最近ではORANGERANGEだけではなく、あえて事務所から独立するアーティストが増えていますが、ORANGERANGE以外のアーティストも同じ様な理由で事務所を離れているのではないかと思われます。
実際事務所にもよりますが、事務所に所属しているとCDやグッズの売り上げの半分程は事務所の収入となってしまいますし、事務所は売り上げをあげる為に「売れる為の曲」を作らせようとするので、本人の本当にやりたい曲とは異なってしまいます。
そういった部分からあえてインディーズに戻ったという見方もあります。
ORANGE RANGEの現在~勢力的に活動中
テレビなどで見る事が少なくなってしまったORANGERANGEですが2016年には結成15周年、2021年には結成20周年という事もありテレビに出演し、今現在もフェスなどに出演し、勢力的に音楽活動を行っています。
沖縄ミュージシャン×沖縄の現役高校3年生が、”高校最後の卒業制作”として立ち上げた「Smile Together Project」に、HIROKI・NAOTO(#ORANGERANGE)の参加が決定!!
— OR STAFF (@or_staff) February 8, 2021
詳細は「Smile Together Project」公式Instagramにてご確認ください。https://t.co/ErgYr6LYuE pic.twitter.com/WOnjcI82f5
テレビから消えたからと言って解散などはしておらず、音楽活動を続けているという事はファンにとっても嬉しい事ですね。
現在も人気は健在!
実際に今でもORANGERANGEの人気は健在で、ファンもしっかりといるのはネット上で調べてみてもわかります。
7/20 👉Dragon Ash
— Mi@7/20DA初参戦 (@iyoriOR_SNBM) 2017年7月9日
7/29 👉ORANGE RANGE
9/16 👉イナズマロックフェス
11/11 👉サンボマスター
ぼっち参戦予定あり!#DA #Dragon Ash #OR #ORANGE RANGE #SMBM #サンボマスター
最近ずっと暑いしさ、気温高いし。そろそろORANGE RANGEとBase Ball Bearの季節じゃね?さて。CD引っ張り出してくるかッ💿
— ちゃんちー (@as0b0_2775) 2017年7月9日
この様にORANGERANGEの存在をしっかり覚えているファン、ORANGERANGE目当てでフェスに行くファンなどもいます。
消えた理由として挙がっているあえてインディーズに戻ったというのもしかしたら本当かもしれません。
まとめ
一時期人気となってから、消えたと言われてしまっている現在ですが、実際は今でも勢力的に活動しており、人気も健在です。
消えた理由や盗作疑惑に関しては賛否両論とありますが、最近ではテレビに出演した事からORANGERANGE熱が再熱しているファンもいるので、もしかしたらこれからORANGERANGEブームがまた来るかもしれません!