ゴールデンボンバーは、「女々しくて」などのヒット曲で知られるアーティストです。2012年から2015年までは4年連続の「女々しくて」での紅白出場を果たしていましたが、2016年に残念ながら落選してしまいました。
この記事ではゴールデンボンバーの歴代紅白まとめと2016年の落選理由等についてまとめています。
この記事の目次
ゴールデンボンバーとは
ゴールデンボンバー
略称:金爆
2004年に結成。現在メンバーは歌広場淳、鬼龍院翔、喜矢武豊、樽美酒研二の四人です。
キャッチコピーは、「笑撃のライブパフォーマンスと、奇才・鬼龍院翔の創り出すクオリティーの高い楽曲で注目の究極のエアーバンド」としています。その言葉通りに、ボーカルの鬼龍院翔さん以外は、エア演奏のほかダンスなどの衝撃パフォーマンスで魅せるバンドです。
また歌・ライブパフォーマンスだけではなく、芸人顔負けのキャラクターとしても人気です。
2011年8月24日に発売したシングル「女々しくて/眠たくて」で注目を集めました。
ゴールデンボンバーの歴代紅白合戦まとめ【2012年~2015年】
ゴールデンボンバーは、これまでに2012年・2013年・2014年・2015年と紅白に4年連続で出場し、いずれも自身最大のヒット曲「女々しくて」を演奏しました。
毎回ライブパフォーマンスでは、楽しく魅力的な仕掛けを披露してくれるゴールデンボンバー。やや他局よりも制約が厳しいと噂されるNHKにおいても、それは健在でした!
2012年 初出場
2012年に紅白初出場を決めたゴールデンボンバー。出場決定した際には早くも苦言を呈されるなど、そのパフォーマンスに期待が高まりました。
11月26日の初出場歌手発表会見で放送禁止用語を口にし、物議をかもした金爆。29日のリハーサル後の囲み取材でも下ネタ発言を連発し、会見が強制終了。NHK側も「求められてるものを勘違いされているのでは」と憤慨。
そんなゴールデンボンバーの紅白初出場は、やはりいろいろとやってくれました。
初出場の2012年は、皆が樽美酒仮面!?
動画サイトへ。
ダンサーも全員樽美酒仮面・コスチューム。
超盛り上がったゴールデンボンバーの紅白初出場。
会場には3500名ぐらいいたと言い、樽美酒仮面で埋め尽くされました。
2013年 2回目
2013年は、体操で観客のど肝を抜く!(?)
実は影武者(体操選手)で、最後に土下座謝罪。
たらい付き。
ソックリさんに扮した体操選手と見事な入れ替わりでした。
もちろん大盛り上がり!
樽美酒は「うまくいきましたね! 練習した甲斐があった(笑) ばらしちゃったけど。してやったりなんてとんでもない(観客が)沸いてましたね!」と喜んでいた。
2014年 3回目
2014年は、翌年の未年にちなんで未パフォ。
動画サイトへ。
生丸刈りパフォーマンスも!?
毛刈り歴50年の職人が登場し、樽美酒さんの髪を刈り上げます。
最後には”あけおめ”顔出し看板。
樽美酒さんが「ハゲましておめでとうございます」と締めくくり。
樽美酒さんが、羊との裏話を語っています。
樽美酒が羊の群れの中をダッシュするVTRが流されたが、これはクリスマスに千葉・マザー牧場で撮影されたと紹介。朝6時に集合で、羊たちと坂道を何本もダッシュしたようで、「マジでキツかった」と振り返った。羊から「最初は警戒して近寄ったら逃げられてた」が、回数を重ねるうちに距離が近づき、最後は羊に囲まれた写真とともに「仲間として迎え入れられてました」と綴っている。
2014年も、もちろん「女々しくて」の曲目で登場した金爆でしたが、やや葛藤があったよう。鬼龍院翔さんは、頭を丸めてくれた樽美酒研二さんへの感謝を語りながら、以下のようにコメントしています。
3度目の紅白、正直「ローラの傷だらけ」を歌いたい気持ちは強かったです、
ローラの傷だらけを歌いたかった理由は、また同じ曲で出るという後ろめたさとかではなく、女々しくてではなくローラの傷だらけなら一昨年、去年とはテイストの違った、
歌とリンクしたパフォーマンスが出来るのでは、と目論んでいたのが大きいです。
しかしやはり、当然ですが、女々しくてほどヒットしていない浸透していない曲ではどうにもなりませんでした。
3度目の紅白、同じ曲で、運良く大成功できた前回、前々回を上回るパフォーマンスをやらなくてはいけないそれが何より難しく、最大の悩みでした。
そして結果、来年の干支である羊の毛刈りの流れで樽美酒さんも毛を刈られ、初日の出になるという案になりました。それを上回るパフォーマンス案が出れば、もちろん坊主にしないで済むパフォーマンスにしたかったのですが、いくら考えても、どうしても今回はこれ以上のものが出てきませんでした。
研二さんに案を話し、坊主になってくれるか聞いたところ、最初は少し戸惑っていましたが、パフォーマンスの為ならと、了承してくれました。
2015年 4回目
2015年は相撲パフォーマンス!
ゲスト審査委員・又吉さんを連れ出し相撲対決。
最後は除夜の鐘を鳴らします。
又吉さんとの相撲勝負に勝った樽美酒さんが、除夜の鐘を頭で鳴らし、締めくくり。
ただ本音が出たことも?
歌唱前には4年連続で同曲を歌うことに「光栄」と話していた鬼龍院翔だが、歌のイントロでは「『女々しくて』以外も歌わせてくださ~い」と本音(?)を叫び笑わせていた。
例年、ならではのパフォーマンスで紅白の話題をさらったゴールデンボンバー。視聴者からの好感度も高かったように思いますが、2016年の紅白歌合戦では落選してしまいました。
ゴールデンボンバーの紅白歌合戦2016落選理由はなぜ?バブル終了?
理由「女々しくてバブル終了」?
2016年にも「女々しくて」の曲目で5回目の出場を決めていれば、卒業宣言(?)があったかもしれないゴールデンボンバー。2015年の紅白出場前には、そうリップサービスたっぷりに語っていました。
「私たちは『女々しくて』一本でいく覚悟はできてる。来年も『女々しくて』で出れたらギネスですよね」と、新記録樹立に意欲的だ。
「来年出て、記録を作ったら後輩のために道を譲りたい」(鬼龍院)と、まさかの卒業宣言が飛び出しつつも、樽美酒は「出るのも難しいからね。出られるように一生懸命、頑張ります」と“優等生”コメント。
結果、5年連続出場の夢は途絶えてしまったゴールデンボンバー。その理由は一体何だったのでしょうか。
NHKはゴールデンボンバーの落選理由について触れていませんが、以下の選考基準から漏れてしまったことが考えられます。
NHKは選考基準として、「今年の活躍」、「世論の支持」、「番組の企画・演出意図に合致するか」の3点をかねてから挙げている。
2016年の紅白落選を受け、例年さまざまなパフォーマンスで活躍したゴールデンボンバーの樽美酒さんが、ブログで理由を推察しています。
今年は紅白歌合戦ダメだったみたいですね 落選した理由は歴然!
周りのアーティストさんが話題性ぎっしりで皆さんが凄かった…
そういう事だと思います!
しかしながら我々ゴールデンボンバー全員一年間しっかり働き抜きました‼︎
まだ今年終わってませんが 笑
それは間違いない事実!
来年ももちろんしっかり働くつもり!
いや、働きます!そして再来年…そしてその次の年もしっかり働く気満々です!
しっかり頑張ればきっとまたお声を掛けて下さるかもしれない
だいたい4年連続出場できた事が奇跡
落選した事を悲しむのではなく、4年連続出場できた事に胸を張らせて頂きます!これで女々しくてバブルは終了です!
まずは、この世に超ウルトラスーパー名曲を生み出してくれた鬼龍院さんに感謝!
そして、後のザコ3人組も音楽は生み出せませんが自分ができる事をしっかりこれまで通り頑張って行きましょう!
樽美酒さんは、ゴールデンボンバーの落選理由について「周りのアーティストさんが話題性ぎっしりで皆さんが凄かった…」と分析しています。2016年にはRADIOFISH(オリラジ)の出場が決まりピコ太郎さんの参加も噂されているため、そういったことを踏まえての落選だったのかもしれませんね。
コメントも潔くて人柄がにじみ出ていますね。是非、また頑張ってもらいたいです。
ゴールデンボンバーが紅白落選を受け本音を吐露
ゴールデンボンバーは2016年紅白落選を受け、「月刊ゴールデンボンバー」にて心境を語っています。
出典:https://www.youtube.com/watch?time_continue=2&v=K9b_ef9EigQ
動画内容を簡単にまとめると以下の通りです。
・落選してホッとしている部分もあると激白。
・NHKということでパフォーマンスには気遣う必要があった。
・2015年のパフォーマンス決定の流れについて……企画会議→OK→上層部からNG→再会議→OK→上層部からNG→再再会議・・・最終的に又吉の協力を得て決定。
・再再会議なんて「ぱよえ〜ん」(動画まんま)というところがある。
(※ネットニュース対策を考え、言葉だけだとキツイ表現になるため、この単語)
・事務所はがっかりしている。
・また頑張ってでよう!
パフォーマンスも魅力の一つである金爆ですが、舞台がNHKということもあって気遣うことが多かったようですね。
ネットからは金爆落選を惜しむ声が多数です。
ゴールデンボンバーは毎年観たかったなぁ…紅白。
— muhnny⊿ FCMA (@muhnny) 2016年11月24日
今年の紅白ではゴールデンボンバー見れないの(´;ω;`)
— 前川さなえ/ぷにんぷ_さな (@puninpu) 2016年11月24日
出場が決まって記事になるのはそんなに特別なことじゃないと思うけど、出場しないことが記事になるってことが、ゴールデンボンバーさんの紅白への貢献度とか期待度、人気度やらなんやらを表してるよなぁと思いましたです。はい。
— ゆーちょ(^ω^)ノ (@yuu_cyo) 2016年11月24日
ゴールデンボンバー残念だけど、紅白落選してニュースになるのは一流の証だよなぁ。興味持ち始めた頃は、正直ここまで知名度のあるバンドになるとは思わなかったから4年も出れてたことがとんでもない奇跡。何年後かに返り咲いてまた紅白の舞台での女々しくて見たいなぁ。
— yasu33 (@yasu1723) 2016年11月24日
ゴールデンボンバーは2017年以降も紅白に出ることはなくなっています。
ゴールデンボンバーの落選は残念ですが、充電期間を経てのカムバックに期待です!