予約の取れない焼肉店「六花界グループ」を経営する料理人兼実業家の森田隼人さんですが、バイタリティあふれる経歴が話題です。
今回は森田隼人さんのこれまでの経歴や学歴、身長や年齢、結婚した嫁や子供、現在を紹介します。
この記事の目次
森田隼人は焼肉店「六花界グループ」のオーナー
森田隼人さんは、予約の取れない焼き肉店「六花界グループ」の創設者である実業家兼料理人です。
・立ち焼肉店「神田 六花界」
・牛料理「トライリウム」(予約制)
・板前焼肉「初花一家」(会員制)
・肉割烹「吟花」(会員制で女性限定)
・日本酒熟成肉バル「五色桜」(会員制)
・全方位型プロジェクションマッピングと和牛の融合「クロッサムモリタ」(会員制)
「六花界グループ」は、「神田 六花界」と「トライリウム」以外は、住所や連絡先が非公開な会員制度を取っていることが特徴。
そのため、他の上位ランクの4店舗に通うためには、まず「神田 六花界」に通いつめ、店舗側に常連として認められる必要があるそう。
また、「神田 六花界」で常連になってもすぐに全店舗に通えるわけではなく、紹介される先は「吟花」や「五色桜」だとか。
そして、「吟花」や「五色桜」で常連になって初めて「初花一家」が紹介される仕組みです。
そんな独特のシステムを取っていることもあり、一見客が「六花界グループ」の頂点に位置する「クロッサムモリタ」にたどり着くまでには、数年かかるとも言われています。
森田隼人、実はメディア出演には積極的だった
「六花界グループ」のシステムを見ると、知る人ぞ知る料理店を目指しているのかと思われがちな森田隼人さんですが、実はマーケティングのためにメディア出演には積極的です。
森田さんはこれまでに100回以上テレビに出演しています。
また、人気ユーチューバーとのコラボにも意欲的であり、「宮迫ですッ!【宮迫博之】」の異種格闘料理対決企画「有頂天レストラン」で審査員を務めたこともありました。
宮迫博之さんとは、その他にも「牛宮城」関連のプロジェクトでも一緒に仕事をしており、アドバイザーの地位を任されていた時期もあったとか。
森田隼人、マルチな活動ぶりも凄かった
森田隼人さんは、メディア露出に積極的な人物なためか、実業家としては珍しく、自身のYouTubeチャンネル「森田隼人officialYouTube@クロッサムモリタ」も開設しているんです。
森田隼人さんのYouTubeチャンネルはこちら→森田隼人officialYouTube@クロッサムモリタ
2021年12月には、格闘技イベント「EXECUTIVE FIGHT~武士道~」に出演し、元光GENJIの大沢樹生さんと対戦して話題を集めました。
その他にも、ユニクロなどのアパレルブランドのモデルとしても登場する活躍ぶりです。
異業種とのコラボが注目されがちな森田さんですが、もちろん本業でも評価は高く、2020年には農林水産省主催「料理マスターズ」でブロンズ賞も受賞しています。
森田隼人の経歴や学歴① 大阪府出身で父親も実業家・近畿大学を卒業
大阪府出身の森田隼人さんは、実業家の父親からの「実業家のノウハウは渡すが会社も財産も渡さん」という教育方針のもと、スパルタで実業家教育を受けたそう。
ただ、裕福な家庭育ちだったので、幼少期より少林寺拳法や空手、水泳といった習い事もたくさん経験し、ボーイスカウトのリーダーに選ばれるようなアクティブな少年でした。
中学を卒業後は近畿大学附属高校に進学した森田さんは、父親への反発心から高校1年時よりボクシングを習い始めるなど、人並みの反抗期も経験しています。
また、バンドを組んで地元のお祭りで200人を集めるライブを開催するなど、カリスマ性もすでにあったようです。
近畿大学卒業後は設計事務所に就職
高校卒業後の森田隼人さんは、内部進学で近畿大学理工学部に入学します。
就職氷河期の真っただ中に就活することとなった森田さんですが、大学卒業後は無事に設計事務所に就職。
1級建築士の資格を取得し、25歳の若さで独立を果たしています。
しかし、経営は上手くは行かなかったらしく、スタッフの給料を3か月間未払いするような状況だったとか。
しかも、バイタリティに満ち溢れていたスタッフは、古本屋チェーンでCDのせどりをして生活費を稼いでいたため、退職することはなかったそう。
そんなスタッフの行動からヒントを得た森田さんは、古物商の資格を取り、リサイクル事業に乗り出すことになります。
森田さんの事業センスは抜群だったようで、「建築とリサイクルの連携」をテーマに3つの事業を立ち上げるほど成功を掴むことになりました。
さらに、建築とリサイクルが連携できるよう、NPO法人をスタート。
そうすることで、商店街の活性化とか、学校で要らなくなったパソコンを丸々引き取るとか、いろんな仕事が舞い込んでくるように」。潰れた店の廃材をもらいつつ、リノベーションして別の店舗に生まれ変わらせる。学校から引き取った大量の中古PCは発展途上国に販売する。
森田隼人の経歴と学歴② 異業種を渡り歩き、焼き肉店のヒントを得る
都庁の職員だった時代も
大阪で実業家として成功を収めた森田隼人さんは、東京進出も図りますが、リーマンショックというタイミングの悪さもあり、仕事はまったくありませんでした。
そのため、これまでの実績を生かして東京都庁に勤務していたこともあったそうです。ただし、お役所勤めが性に合わず、1年程度で退職しているようです。
都庁を退職後は、ボクシングの元世界王者・内藤大助さんが経営するジムでトレーナーをしていた時期もありました。
元世界王者のジムでトレーナーとして働けた理由は、同じボクシング元世界王者の長谷川穂積さんのジムを設計した際にできたコネを生かしたそう。
ちなみに、森田さんのボクシングジムトレーナー時代は、後に「神田 六花界」を開業するヒントを得るなど有意義なものでした。
「若い選手に何食べたいかを聞くと、やっぱり肉なんですよね。それなら美味しい肉が安く食べられる店を作れば喜んでもらえると思い、30歳の時に立ち食いの焼肉屋、『神田 六花界』をスタートさせました」
森田隼人の身長や年齢
アラフォー世代で身長は意外にも高かった
かなり濃い人生を歩んできた森田隼人さんは、1978年7月15日生まれで、2022年1月現在、43歳です。
また、身長は182cmとかなりの長高身なんです。
世界的デザイナー・コシノジュンコさんとの2ショット写真を見ると、森田さんの長身ぶりが実感できますよね。
森田隼人が結婚した嫁や子供の情報
嫁や子供の存在は公表されていない
「イケメン、高学歴、高収入」と三拍子揃っている森田隼人さんですから、女性からはさぞモテることと容易に予想できますが、結婚情報などは公表されていません。
実業家として物凄い勢いで駆け上がってきた人物だけに、仕事が忙しすぎて結婚してない可能性もありそうです。
また、子供の有無も明らかになっていません。
森田隼人が経営する焼肉店「六花界」は斬新すぎるコンセプトで人気に
森田隼人さんがオーナーシェフとして、東京・神田駅のガ-ド下に「神田 六花界」を開店したのは2009年。
「神田 六花界」は、元金券ショップだった店舗をそのまま利用しているため、わずか2.2坪。
そんな極小スペースに焼き肉店を開業したのは、「お客が雨に濡れずに毎日でも通える立地」にこだわったからでした。
また、良質な肉を低価格でお客に提供するために、もともと従業員を雇わないで立ち食いスタイルの焼き肉店にするつもりだった森田さんのコンセプトとも一致したとか。
ただ、極小の店舗とはいえ神田駅から徒歩30秒という好立地で、家賃は月20万円超えだったそうです。
開店後の「神田 六花界」は、口コミ効果やメディアの取材もあり、気が付けば店にお客が入りきらなくなるほどの大盛況状態となりました。
六花界 (神田)
— こなた (@konata_ueshama) January 26, 2020
お肉+日本酒
以前からずっと気になってたスタンディング焼肉屋さんへ訪問💦
出されたお肉の部位はカイノミ、ソトモモ、ハラミ、シビレ、ギアラ、レバー、トントロ、ハツ、マルチョウ🍖
来客の度に、みんなで日本酒を片手に乾杯🍶
価格もリーズナブルでしたなぁ♪
ごちそうさまでした! pic.twitter.com/1Kv49yAcwI
噂の六花界に来た
— かりんと (@SHU10kGO) December 20, 2021
23時に食べる焼肉と日本酒の美味しさ…
一皿500円なのに、こんなに美味しいお肉を提供してくれるのはきっとここしかないんだろうなぁ pic.twitter.com/ViTU7hpTpV
「神田 六花界」が大成功を収めた理由については、「肉と日本酒」をコンセプトにした飲食店のパイオニア的存在だったことも大きかったとか。
実際、「神田 六花界」は開店当初、日本酒の酒蔵側からも否定されたほど斬新過ぎた存在だったようです。
何より一番否定されたのは、「日本酒の酒蔵」さんからでした。
「うちは魚に合わせて作ってるんだから余計なことをするな!」とお叱りを受けたり、「ロジックはあるのか?」「うちの酒が不味いと評価を受けたら責任を取れるのか?」などのご意見をいただきながら、たくさん勉強させてもらいました。
ちなみに、「六花界グループ」の成功により、日本酒の新たな可能性を見出した功績が認められ、森田さんは日本酒造青年協議会より第12代酒サムライに叙任されています。
森田隼人が経営する焼き肉店「六花界」が会員制の理由
会員制店舗への移行は常連さんへの申し訳なさからだった
「神田 六花界」が大成功を収めたものの、常連客が気軽に利用できる店ではなくなってしまったことに対して森田隼人さんは心を痛めていました。
そのため、常連客向けに「初花一家」を開店することになったのです。
その「初花一家」も友人・知人を連れて来店する常連客が増え、予約に2年待ちの繁盛店になります。
そんな事情もあり、当初は「神田 六花界」に通いづらくなった常連客のためにと開始した会員制店舗は、どんどん増えていくことになりました。
森田隼人はシャボン玉石けんとは無関係
同姓同名の実業家も存在した
森田隼人さんをネットで検索すると、検索関連ワードに「シャボン玉」という謎のワードが出てきます。
このワードの理由は実は、福岡県に本社を置く「シャボン玉石けん株式会社」の社長を務める森田隼人さんという同姓同名の実業家がいるからなんです。
ちなみに、「シャボン玉石けん株式会社」の森田隼人さんもイケメンなうえ、1976年生まれと同世代です。
森田隼人の現在
フランチャイズ店の監修も務めていた
森田隼人さんは現在、フランチャイズ店の監修も開始しています。
森田さんが監修を務めるフランチャイズ店は、牛タン専門店チェーンの「牛舌金庫」とハンバーグ専門店チェーンの「六花界Blender」となります。
どちらも「MIGホールディングス株式会社」がフランチャイズ事業を手掛けるため、森田さんはあくまでアドバイザー的なポジションだといいます。
どんな店舗になるのか、楽しみですね。
森田隼人のまとめ
「六花界グループ」を率いる実業家であり、料理人の森田隼人さんは、これまでに様々な職を経験し、それぞれの場で現在の経営のヒントを得て成功を収めている人物です。
森田さんの今後より一層の活躍を祈りつつ、この記事のまとめを終了させて頂きます。