茨城県水戸市の路上で6人を刺傷する通り魔事件を起こした塩原弘和容疑者が注目されています。
この記事では塩原弘和容疑者の実家の父親や母親などエリート家族、結婚の有無や結婚歴、名門中学や高校、職業などの経歴、水戸市の通り魔事件を起こした動機などについてまとめました。
この記事の目次
- 塩原弘和は6人が重軽傷を負った茨城県水戸市通り魔事件の犯人
- 塩原弘和の実家は茨城県笠間市内の戸建で数年前まで家族と暮らしていた
- 塩原弘和の実家の家族① 父親は元警察署長で9年ほど前に他界
- 塩原弘和の実家の家族② 母親は塾経営者
- 塩原弘和の実家の家族③ 兄弟は弟が1人
- 塩原弘和が結婚している結婚歴があるという情報は現在の時点ではない
- 塩原弘和の経歴① 地元の名門国立中学で陸上部でも活躍
- 塩原弘和の経歴② 名門の県立高校を2年留年後中退し通信制高校を卒業
- 塩原弘和の経歴③ 国立の茨城大学を5年かけて卒業
- 塩原弘和の経歴④ JAに2006年4月から2022年12月まで勤務していた
- 塩原弘和が茨城県水戸市6人刺傷の通り魔事件を起こした動機
- まとめ
塩原弘和は6人が重軽傷を負った茨城県水戸市通り魔事件の犯人

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2025年7月28日の18時前後、茨城県水戸市内の路上(JR水戸駅から北西に約650mのオフィス街)で、6人の男女が刃渡り約50cmのナイフで無差別に斬りつけられ重軽傷を負う通り魔事件が発生し、塩原弘和容疑者(事件当時48歳)が殺人未遂容疑で現行犯逮捕されました。
塩原弘和容疑者は犯行時、両手に刃渡り約50cmのナイフを持ち、腰にも刃渡り約20cmのナイフを差し、顔全体を覆うゴーグル付きのマスク(サバイバルゲームなどで使用するものと見られる)を装着した異様な出立ちをしていたという事です。
塩原弘和容疑者は6人の男女を無差別に斬りつけた後、被害者の男性や通行人の男性ら複数人によって取り押さえられ、通報で駆けつけた警察官も加わってその場で現行犯逮捕されています。
塩原弘和の実家は茨城県笠間市内の戸建で数年前まで家族と暮らしていた

茨城県水戸市の6人刺傷通り魔事件を起こした塩原弘和容疑者の生い立ちや経歴についても関心が集まっています。
塩原弘和容疑者は事件当時は事件現場近くの水戸市内の19階建てのマンションでの1人暮らしだったという事ですが、2018年にこのマンションを購入し茨城県笠間市の実家から引っ越してきた事がわかっています。
茨城県笠間市内の実家は1990年に新築された戸建の2階建て住宅で、塩原弘和容疑者は両親や家族と中学時代から2018年までここで暮らしていたようです。
登記簿謄本によれば塩原容疑者は、現場近くの19階建てマンションの中層階の約72平方メートルの部屋を新築当時の2018年に購入しており、笠間市内の実家から1人で転居したとみられる。
実家の2階建て住宅は1990年に新築、父母が半分ずつ共有していたが、2016年12月に父親の持ち分全てを母親が相続していた。
引用:〈水戸・通り魔〉「なんでボクばっかり…」サバイバルナイフやナタで6人を襲撃した48歳男は国立大出身の元JA職員、父は元県警幹部で地元の名士「昼夜かまわず大喧嘩していた」
塩原弘和容疑者の実家の近隣住民の証言によると、塩原弘和容疑者の家族はこの住宅を新築して引っ越してくる前は笠間稲荷神社(茨城県笠間市笠間)の近くから引っ越してきたとの事です。
引っ越してきた当時は、塩原弘和容疑者の実家の家族構成は祖父母と両親、塩原弘和容疑者、弟の6人家族で白い犬も飼っていたとの事。
塩原容疑者一家は30年ぐらい前に笠間稲荷神社の近くからここに引っ越してきたんですよ。当時は本人が中学生くらいで、祖父母と父母と弟の6人家族でした。白い犬も飼っていました。
引用:〈水戸・通り魔〉「なんでボクばっかり…」サバイバルナイフやナタで6人を襲撃した48歳男は国立大出身の元JA職員、父は元県警幹部で地元の名士「昼夜かまわず大喧嘩していた」
塩原弘和の実家の家族① 父親は元警察署長で9年ほど前に他界

塩原弘和容疑者の実家の家族はエリート家族だった事がわかっています。
まず、塩原弘和容疑者の父親は警察官で、警察署長や県警本部の課長を務めた幹部だった事が明らかにされています。
2007年に警察官を退任後も茨城県笠間市の自警団会長や地域パトロールなど防犯活動にも力を注ぐ人格者であったとの情報が出ています。
皮肉なことにその男の父親は警察署長や県警本部の課長を務めたほどの警察幹部で人格者だった――。「すでに亡くなっているのですが、署長時代は薬物乱用防止のキャンペーンをはじめ少年健全育成、非行防止に積極的に取り組んできた。2007年に退職してからも、地元笠間市の自警団の会長を務め、高齢者が特殊詐欺に遭わないよう積極的に地域パトロールをし、声かけをおこなっていた。
引用:〈水戸・6人刺傷〉「ナニみてんだ」“ぼっち”だった元エリート…父は元警察署長で自警団の会長、母は塾経営者、教育委員会幹部の親族も…クロスボウも購入していた48歳男の闇
塩原弘和容疑者の父親は今回の水戸市の事件から見て9年ほど前(地元紙記者によれば2016年頃)に死去しています。
9年ほど前、父親の他界をきっかけに、塩原容疑者の生活は一変する。
引用:【独自証言】「父親は警察署長、母親は塾経営者、エリート一家なのに…」6人無差別刺傷…塩原弘和容疑者(48)の“裏の顔” 茨城・水戸市
塩原弘和の実家の家族② 母親は塾経営者

塩原弘和容疑者の実家の母親は塾を経営しているとの情報が出ています。
母親は塾を経営。
引用:【独自証言】「父親は警察署長、母親は塾経営者、エリート一家なのに…」6人無差別刺傷…塩原弘和容疑者(48)の“裏の顔” 茨城・水戸市
塩原弘和容疑者は母親と折り合いが悪く、実家の近隣住民によると母親に対して大声で怒鳴ったり、ガラスが割れるほど暴れる事もあったという事です。
近隣住民は塩原弘和容疑者と母親が「昼夜問わず大喧嘩していた」と話しており、近隣にも知れ渡るほど母親との仲が険悪な様子だったようです。
容疑者と母親がよく言い合ったり何かモノを壊す音がしていましたよ。昼夜問わずに大喧嘩していて、容疑者の『何でボクばっかり』という声も聞きました。
引用:〈水戸・通り魔〉「なんでボクばっかり…」サバイバルナイフやナタで6人を襲撃した48歳男は国立大出身の元JA職員、父は元県警幹部で地元の名士「昼夜かまわず大喧嘩していた」
塩原弘和の実家の家族③ 兄弟は弟が1人
塩原弘和容疑者は長男で兄弟は弟が1人いる事がわかっています。
塩原弘和容疑者の弟については年齢や職業などは不明ながら結婚していて妻と子供がいる事がわかっています。
実家近隣住民によれば、塩原弘和容疑者の弟は家族を連れて実家へ毎月遊びに来ていたとの事なので、実家との関係は良かったと推測されます。
弟さんは奥様と子供を連れて月に1度ほど遊びに来ていました
引用:〈水戸・通り魔〉「なんでボクばっかり…」サバイバルナイフやナタで6人を襲撃した48歳男は国立大出身の元JA職員、父は元県警幹部で地元の名士「昼夜かまわず大喧嘩していた」
その他、塩原弘和容疑者の親族には県教育委員会の幹部もいたとの情報もあるため、塩原弘和容疑者の家族は地元でそれなりの地位を築いている一族だと見られています。
塩原弘和が結婚している結婚歴があるという情報は現在の時点ではない
塩原弘和容疑者が結婚している、過去に結婚歴があるなどの情報は現在の時点では出ていません。
塩原弘和容疑者は事件当時は水戸市内のマンションに1人暮らしをしている事や、事件の数年前までは実家で両親らと暮らしていた事、実家の近隣住民や元職場の関係者からも塩原弘和容疑者が結婚している、もしくは過去に結婚歴があるといった証言は1つも出ていないので、塩原弘和容疑者は結婚しておらず独身で、過去に結婚歴もないという可能性が高いと見られています。
塩原弘和の経歴① 地元の名門国立中学で陸上部でも活躍

塩原弘和容疑者の経歴についても現在までに判明している内容を順番にまとめていきます。
塩原弘和容疑者は、地元の国立の附属中学を卒業しているとの情報が明らかにされています。
茨城県内で国立大学の附属中学は「茨城大学教育学部附属中学校」しか該当しないため、塩原弘和容疑者の出身中学は茨城大学教育学部附属中学校の可能性が高いと見られています。
中学では国立の附属中学
引用:〈水戸・6人刺傷〉「ナニみてんだ」“ぼっち”だった元エリート…父は元警察署長で自警団の会長、母は塾経営者、教育委員会幹部の親族も…クロスボウも購入していた48歳男の闇
塩原弘和容疑者は中学時代は陸上部に所属してリレーの選手として表彰されるなど活躍していたとの当時の関係者の証言も出ています。
名門校といわれる中学で、塩原容疑者は中学時代では陸上部に所属していてリレーかなんかで賞状をもらうほど優秀だったみたいですよ。
引用:〈水戸・通り魔〉「逃げろ!」黒いお面をかぶってナタ、サバイバルナイフで次々襲いかかった元名門校出身の48歳男…水戸黄門まつりを控えたオフィス街で
塩原弘和の経歴② 名門の県立高校を2年留年後中退し通信制高校を卒業
塩原弘和容疑者は中学卒業後は名門の県立高校へ進学したようです。しかしこの県立高校は2年留年した既に中退し、その後は通信制高校に編入してそちらの高校を卒業しているようです。
高校も“名門”と呼ばれる県立高校に進んだものの、高校は2回留年した後に中退、その後通信制高校に通った
引用:〈水戸・6人刺傷〉「ナニみてんだ」“ぼっち”だった元エリート…父は元警察署長で自警団の会長、母は塾経営者、教育委員会幹部の親族も…クロスボウも購入していた48歳男の闇
塩原弘和容疑者が中退したという名門県立高校がどこかは特定されていませんが、茨城県内の名門の県立高校としては「水戸第一高校」や「土浦第一高校」、「竜ヶ崎第一高校」、「竹園高校」、「緑岡高校」などが挙げられます。
塩原弘和の経歴③ 国立の茨城大学を5年かけて卒業

塩原弘和容疑者は高校卒業後は、国立の茨城大学へ進学したとの情報が出ています。
塩原弘和容疑者の元職場(JA)の関係者によれば、塩原弘和容疑者は茨城大学を5年間かけて卒業したと話していたという事です。
茨城大学に進んで5年間で卒業したそうです。
引用:〈水戸・6人刺傷〉「ナニみてんだ」“ぼっち”だった元エリート…父は元警察署長で自警団の会長、母は塾経営者、教育委員会幹部の親族も…クロスボウも購入していた48歳男の闇
塩原弘和容疑者が卒業したとされる茨城大学の偏差値は「42.5〜52.5」となっています。(学部により異なる、塩原弘和容疑者の大学の出身学部は不明)
塩原弘和の経歴④ JAに2006年4月から2022年12月まで勤務していた

塩原弘和容疑者は、大学卒業後の2006年4月より地元のJAに入社し、今回の事件の2年半前の2022年12月に自己都合で退職したとの情報が明らかにされています。
2006年の4月から地元のJAに新卒入社、2022年12月に自己都合で退職しています。職場では頭がいいことで知られていましたが、本人はコミュニケーションを取るのは上手ではなかった印象があります」(JA時代の上司)
引用:〈水戸・6人刺傷〉「ナニみてんだ」“ぼっち”だった元エリート…父は元警察署長で自警団の会長、母は塾経営者、教育委員会幹部の親族も…クロスボウも購入していた48歳男の闇
JA時代の塩原弘和容疑者については他に、「勤務態度は真面目で無断欠勤や職員とのトラブルなども聞いた事がない」、「コミュニケーションを取るのは上手くなく大人しい印象」、「お酒も飲まず、バーベキューなどの社内イベントにはあまり顔を出さない」、「仕事評価は可もなく不可もないという感じ」、「言葉遣いは丁寧」といった証言が出ています。
塩原弘和が茨城県水戸市6人刺傷の通り魔事件を起こした動機

塩原弘和容疑者が、茨城県水戸市内の路上で無差別に6人を刺傷する事件を起こした動機は2025年8月13日現在の時点ではまだ解明されていません。
塩原弘和容疑者は逮捕後の取り調べで動機について聞かれ「私を止めに来た人を切りつけた」などと意味不明な供述しているとう事です。
また、事件の少し前には自宅マンションの共用スペースで他の住人とすれ違った際に、「何見てんだお前!」、「おれは監視されてるんだ」などと突然怒り出した事や、事件から見て10年ほど前から「誰かに付きまとわれている」などと警察に相談していたとの情報が明らかにされています。
こうした事から、塩原弘和容疑者が今回の無差別通り魔事件を引き起こした動機には、たとえば統合失調症などの何らかの精神的な疾患が関連しているのでは?と推測する向きもあるようです。
まとめ
今回は、2025年7月28日に茨城県水戸市の路上で発生した6人が負傷の無差別刺傷事件の犯人の塩原弘和容疑者についてまとめてみました。
塩原弘和容疑者の実家は茨城県笠間市内で、父親が元警察署長、母親が塾を経営するエリート家族の出身であある事がわかっています。
塩原弘和容疑者の経歴は、国立大学の附属中学から名門の県立高校へ進学するも中退し通信制高校を卒業。高校卒業後に国立の茨城大学を卒業し地元のJAに入社し事件の2年半ほど前の2022年12月に自己都合で退職しています。
塩原弘和容疑者が通り魔刺傷事件を起こした動機は解明されていませんが、本人の過去の言動などから統合失調症などの精神的な疾患が動機に関連しているのでは?と推測する向きもあるようです。

















