日本代表に召集されるなど多くの輝かしい実績を残した元プロサッカー選手の那須大亮さんですが、現在の活動も話題です。
今回は那須大亮さんの小学校・中学・高校・大学など経歴、身長や年齢、結婚した嫁や子供、現在をまとめてみました。
この記事の目次
那須大亮は元一流Jリーガーで今はユーチューバー
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那須大亮さんは、2002年から2019年にかけて、横浜F・マリノスや浦和レッズなどで活躍した元プロサッカー選手です。
那須さんは現役時代センターバックを務め、J1通算で400試合29ゴールの実績を残しています。
那須さんが所属していた頃はクラブ自体の実績も華々しく、浦和レッズ時代の2017年にはACL王者、横浜F・マリノス時代には2003年と2004年にリーグ優勝しています。
そんな那須さんが現役引退後に選んだ職業はユーチューバー。2022年1月1日現在、36万人ものチャンネル登録者を獲得しています。
那須大亮さんのYouTubeチャンネルはこちら→那須大亮 / Daisuke Nasu
一流Jリーガーだった那須さんがユーチューバーに転身した背景には、「サッカー人気をもっと広げたい」との野望のためだそう。
引退後は監督やコーチ業に携わりたい思いもあった。ただ「今の日本では、他のエンタメや野球の人気がサッカーより上にくる。サッカーを1番にしたい」。特定のクラブや選手を育てたい気持ち以上に、サッカーそのものの人気をもっと広げたい。その思いで、18年間の現役生活に続くキャリアとしてYouTubeを選んだ。
那須大亮の経歴① 小学校時代にプレー機会の多さを重視してサッカーを開始
1981年10月10日、神奈川県横浜市に生まれた那須大亮さんは、幼少期から活発で、近所の友達と野球やサッカーをして遊ぶ少年でした。
小学時代にサッカーチーム「3BFC」に入団し、本格的なサッカーのキャリアをスタートさせています。
那須さんが野球ではなくサッカーを選んだ理由については、プレー機会の多さを重視したからだそうです。
本格的にサッカークラブに所属するのは小学校に入ってからだった。野球チームに入るという選択肢も存在していたが、そこでサッカーに傾倒した理由をこう語っている。
「単純にサッカーの方がプレーする機会が多いことが理由ですね。」
引用:こ日の当たらない道から
その後、親の仕事の都合で鹿児島県南さつま市に引っ越すこととなった那須さんですが、鹿児島のサッカーチーム「枕崎スポーツ少年団」に入団してサッカーを続けました。
那須大亮の経歴② 中学時代まではサッカーエリートではなかった
「枕崎スポーツ少年団」時代の那須大亮さんは、意外なことに鹿児島県選抜にも選ばれない選手だったそう。
小学校卒業後、地元の枕崎中学に進学してサッカー部に入部したものの、そこでもそれほど目立つことはなかったようです。
そんな那須さんに転機が訪れたのは、サッカー部に在籍していた他の優秀な選手の視察に来ていた鹿児島実業高校のスカウト陣の目に留まったことがきっかけでした。
ただし、中学時代のチームメイトで県選抜に入っていた選手を、鹿児島実業のスカウトが視察に訪れており、長身で身体能力の高い那須は、中学生の中ではひと際目立っていたのだろう。そこでスカウトの目を引き、声をかけられたという。
引用:名門・鹿実で花開く
当時の鹿児島実業高校のサッカー部といえば、全国高校サッカー選手権大会に4大会連続出場を決めていたほか、優勝1回・準優勝1回の実績を誇る名門。
そのため、本来なら尻込みしてもおかしくない状況でしたが、慕っていた先輩の進学先だったことも手伝い、那須さんは鹿児島実業高校への入学を決断しました。
那須大亮の経歴③ 鹿児島実業高校に進学
那須大亮さんが進学した鹿児島実業サッカー部は、高校サッカーの名門校であるのと同時に、多くのJリーガーを輩出するプロ養成校的存在の学校でもあります。
・片野坂知宏(元Jリーガー、ガンバ大阪監督)
・前園真聖(元日本代表)
・城彰二(元日本代表)
・平瀬智行(元日本代表)
・伊野波雅彦(元日本代表)
・岩下敬輔(元日本代表)
那須さんが鹿児島実業サッカー部に入学した際にも、2年先輩に遠藤保仁さんがいました。
説明するまでもありませんが、遠藤さんといえばサッカー界のレジェンド。日本代表の試合に152試合出場を誇り、ガンバ大阪や京都サンガなどで活躍した選手です。
また、那須さんの同期には日本代表やフランスのプロリーグで活躍をした松井大輔さん、1年下の後輩には京都サンガや湘南ベルマーレで活躍した田原豊さんもいます。
高校時代に急成長
鹿児島実業高校時代の那須大亮さんは、監督の家で下宿をしながら、サッカー漬けの毎日を過ごしていたそう。
そんな那須さんがレギュラーを掴んだのは高校2年の頃で、中学時代に県選抜経験者だったライバルたちを見返す結果になりました。
高校3年時には全国高校サッカー選手権大会で準優勝したメンバーになり、さらに日本高校サッカー選抜入りを果たすなど、全国区の選手へと成長。
ただ、プロからのオファーはなく、高校を卒業後は駒澤大学に進学しています。
那須大亮の経歴④ 駒沢大学3年時にJリーグ入り
駒沢大学時代の那須大亮さんは、U-19日本代表に選ばれたほか、大学2年時に全日本大学選手権優勝を達成しています。
その結果、横浜F・マリノスのスカウトから声がかかり、大学3年時にプロ入り。
とはいえ、当時の横浜F・マリノスのセンターバックには、中澤佑二さんや松田直樹さんといった日本代表クラスの選手がいたため、入団1年目は出場機会を得られませんでした。
その後、岡田武史さんが監督に就任したことにより、那須さんはボランチにコンバート。
これが功を奏し、入団2年目にレギュラーを獲得、横浜F・マリノスのリーグ優勝に貢献しています。
以降、チーム事情に合わせて様々なポジションを守る「ユーティリティ・プレイヤー」として活躍しました。
クラブでの活躍が認められ、アテネ五輪日本代表入りも果たした那須さんですが、アテネでは思うようなプレーができず、戦犯扱いを受ける苦い経験もしています。
しかし、現地ギリシャ入り後にコンディションを崩し、本大会初戦のパラグアイ戦で失点に直結する致命的なミスを犯し、前半のみで交代。2戦目のイタリア戦では、2点ビハインドの前半18分、負傷した徳永悠平に替わり途中出場。駒野友一と入れ替わる形で左SBに入るも、日本は2-3で敗れた。最終戦となったガーナ戦は起用されず、不完全燃焼に終わった。
引用:那須大亮
那須大亮は高身長イケメン
那須大亮さんは、モテないキャラと自虐した動画をアップすることもありますが、現役時代はサッカー好きの女子たちからイケメン扱いされていました。
那須さんも負けてない←
— ゆきんこ (@yukiiiiiko22) May 22, 2018
イケメンのくしゃっとなる顔好き#那須大亮 #vissel pic.twitter.com/WiW2AOnqze
そんな那須さんの身長は、CBとしては小柄ながらも一般男性としては長身な180cmです。
那須大亮の年俸推移
年俸は意外と低かった?
J1通算400試合出場の実績を誇っている那須大亮さんですが、実は出場機会が減ったタイミングで移籍するパターンが多かったため、年俸は意外に伸びなかったようです。
そんな那須さんの最高年俸は4500万円、現役時代の累計年俸は5億2760万円となっています。
2002年:360万円(横浜F・マリノス)
2003年:700万円(横浜F・マリノス)
2004年:1500万円(横浜F・マリノス)
2005年:2500万円(横浜F・マリノス)
2006年:2500万円(横浜F・マリノス)
2007年:2500万円(横浜F・マリノス)
2008年:2500万円(東京ヴェルディ)
2009年:4000万円(ジュビロ磐田)
2010年:4000万円(ジュビロ磐田)
2011年:4500万円(柏レイソル)
2012年:3500万円(柏レイソル)
2013年:4000万円(浦和レッズ)
2014年:4000万円(浦和レッズ)
2015年:4000万円(浦和レッズ)
2016年:4000万円(浦和レッズ)
2017年:3000万円(浦和レッズ)
2018年:3800万円(ヴィッセル神戸)
2019年:3800万円(ヴィッセル神戸)
那須大亮の引退理由は脳が揺れる現象のせいだった
2019年シーズン限りで現役を引退した那須大亮さんですが、引退理由は実は病気でした。
引退の数年前から、ヘディングをした際に脳が揺れるような感覚に襲われていた那須さんは、プレーに支障をきたすようになっていました。
そのため、徐々に出場機会が減っていき、引退した2019年はリーグ戦に1試合も出れずじまいでした。
ただ、病院でMRI検査を3度受けても異常は発見されず、病名は不明となっています。
背中から醸し出す溢れんばかりの熱気
— RED Wine Walker (@REDWineWalker) December 16, 2019
闘志漲り、真横に突き出すガッツポーズ
そのカッコ良い生き様、那須の兄貴こそ、男が惚れる男
水を履き替えるシーン
俺の中では今でも浦和の漢として脳内に焼き付いている
たとえ引退しても兄貴は永遠に浦和の誇り pic.twitter.com/tSY4NKJDcY
那須大亮が結婚した嫁と子供2人について
嫁は一般人で子供は2人生まれている
那須大亮さんは、2010年7月に大阪出身の一般女性と結婚しています。
那須さんの奥様の名前は明かされていませんが、とても可愛らしい方で、元モデルというだけあって170cmと高身長のようです。
那須さんも高身長ですから、ピッタリですね。
そんな2人の間には、2011年と2016年にそれぞれ娘が生まれています。つまり、那須さんは2児のパパなんです。
那須大亮の現在
「那須大亮 / Daisuke Nasu」は儲かっていなかった?
那須大亮さんが運営する「那須大亮 / Daisuke Nasu」は、2022年1月1日現在で再生数が1億1624万回を超え、人気チャンネルの1つ。
一見すると、YouTubeドリームを掴んだかに思える那須さんですが、2020年5月のインタビュー時点では、経費がかかりすぎて利益は薄い状況だそうです。
ただ那須氏の場合は「利益はほぼない」。動画の編集をプロに頼む、膨大な仕事をこなすマネジャーを雇う。機材や道具の購入もある。「経費がかなりかかります」と明かした。配信開始から約2年が経過したが「まだ駆け出しもいいところ。収益化は後回し。大きなものを生むための先行投資期間です」。
とはいえ、「那須大亮 / Daisuke Nasu」は日々成長を続けており、現在はインタビュー当時から5割以上登録者数が増加しています。
現在は「那須大亮 / Daisuke Nasu」も黒字化に成功しているかもしれません。
那須大亮さんのYoutubeチャンネル超面白い。
— ヒロキ (@Hi69n_HF) November 14, 2021
高校の体験入部シリーズとか、野球してた側からしたら元プロが練習参加とか本当にありえないというか、超絶羨ましいし見てて楽しい。
(野球はプロアマ規定でNG)
那須大亮さんのYouTubeチャンネルは育成年代サッカー大好きな方にとっては本当に面白い。
— ⛔️クチナーレフットボーラー⛔️ (@eIsXmBUMtio1v26) October 29, 2021
あと今サッカーをやっている2、3種の現役の子供達にも見てもらいたいですね。
必ずやモチベーションアップにつながること間違いなしです
那須大亮のまとめ
那須大亮さんは鹿児島実業高校出身のJリーガーであり、日本代表メンバーにも選ばれたことがある実力派のサッカー選手でした。
「脳が揺れるような感覚にとらわれる病気」が原因で引退しますが、近年はサッカー人気普及のためにユーチューバーとして積極的に活動しています。
那須さんの今後の活動に期待です。