前川喜平さんは、文部科学省の元事務次官です。天下り事件や加計学園問題など、2017年の政局に影響するような大事に関連して、メディアに登場しました。
ここでは前川喜平さんの家族情報(実家・嫁・息子)と出会いカフェ通い報道で揺れた現在についてまとめています。
前川喜平のプロフィール
名前:前川喜平(まえかわきへい)
出身地:奈良県御所市生まれ
生年月日:1955年1月13日
出身中学高校:麻布中学校・高等学校
最終学歴:東京大学法学部卒業
前川喜平さんは1979年の東京大学卒業後に、文部省に入省しました。その後、要職を経て2014年7月から文部科学審議官、そして2016年6月には文部科学事務次官に就任。
(経歴詳細→前川喜平 略歴 Wikipedia)
まさにエリート官僚の一人でしたが、2017年3月に文部省の天下りあっせん問題により懲戒処分(停職相当)。しかし、その前に自主的に辞職を申し出ていたため退職金が支払われています。
文部科学省は二十二日、天下り問題で辞任した前川喜平前事務次官に、十七日付で退職金を支払ったことを明らかにした。前川氏とほぼ同じ勤続三十七年で、事務次官を自己都合で退職した場合の支給額は約五千六百十万円になる。文科省は、実際の支給額は「個人のプライバシーに関わるので答えられない」としている。
天下りは昨今始まったことではありませんが、上記の件は2017年1月に発覚した天下り事件です。(文部科学省における再就職等規制違反 Wikipedia)
また2017年2月の国会における参考人招致では、前川喜平さんらが登場し謝罪。
「文科省、政府への信頼を損ねた。万死に値する」。7日に開かれた衆院予算委員会の天下り問題に関する集中審議。文部科学省の前川喜平前事務次官(62)は硬い表情で謝罪を重ねた。違法なあっせんの中心だったとされる同省人事課OBの嶋貫和男氏(67)は「認識不足を恥じている」と語る一方、同省からの指示や依頼の存在は否定した。
前川喜平の家族① 実家
前川喜平さんのご家族には、いろいろと凄い人脈があります。
祖父 前川喜作(前川製作所会長)
伯父 前川正雄(喜作の長男・前川製作所社長)
父 前川昭一(前川産業(現:株式会社前川)元社長)
妹 真理子(前川昭一の長女、中曽根弘文元文相、外相夫人)
妹 マヤ(前川昭一の次女、小泉和久東天紅会長夫人)
前川製作所は、前川喜平さんの祖父・前川喜作さんが1924年に創業した総合機械製造企業(産業用冷凍機等)で、世界各地に拠点を構える日本企業です。実父が社長をつとめていた前川産業(前川)は、そのグループ会社に名前が存在します。
そして妹の一人は中曽根弘文夫人、そしてもう一人が東天紅会長夫人。特に中曽根弘文さんとの関係は、今回の一連の騒動の中でも「政治家と太いつながりがあるのでは?」と疑惑の目が向けられるポイントでもありました。
「そんなこと関係ない!」 自民・二階俊博幹事長、「前川喜平前次官と二階派、浅からぬ縁」と質問の朝日記者に激怒(中曽根弘文さんは二階派)
また前川さん本人は、かつて与謝野馨さんの秘書官を勤めたことも。(1994年)
与謝野馨文相(当時)の秘書官を務めたほか、中曽根弘文元文相と親類関係もあり、政界と太いパイプを持つことでも知られた。
前川喜平の家族② 嫁・息子情報まとめ
前川喜平さんはご結婚されていて子供も息子さんがいるとされます。ネットでは息子が二人で、そのうち一人が前川喜平さん同様役人をしていると言われているようです。
その情報源が、上記の家族①でご紹介した前川喜平さんの義弟にあたる中曽根弘文さんのファミリーブログから。2012年に前川喜平さんの姪に当たる方が更新した内容です。
看護師さんに『ご家族は?』と聞かれキヘイおじは『息子が2人で妻は1人です』と返事。高熱でもおやじギャグ精神は健在はのです。伯母曰く、『そこだけは譲れないのよね~』と呆れ気味。
類は友を呼び、キヘイ入院と知った友人から『ついに産まれた?男?女?』とお見舞いメールが。臨月程のドラえもん体型とは思えませんが、、、。
ちなみにそんな父親の姿を見て育った息子(私のイトコ25歳)も役人になりました。
その壮絶さを誰よりもわかっているはずなのに。尊敬出来る姿だったのでしょう。彼に先日久しぶりに会ったら『毎日死ぬかと思っている』と言っていました。既に凄まじい日々が始まっているようです。
またそれによると奥さんは、前川喜平さんの妹(小泉和久東天紅会長夫人)の親友だったそう。
結婚する時(お嫁さんは叔母の親友。日本女子大卒ではない)、挿絵も自分で描いた詩集(結構良く出来ていると評判)を自費出版し「愛の証」としてプレゼントしたロマンティストぶり。まぁ、妹達は『よくぞ兄の所などに来て下さった』とお嫁さんに大感謝したそうです。
ブログにはその他、前川喜平さんに関する人柄・経歴なども記されています。
前川喜平の現在① 加計学園問題
前川喜平さんは、2017年1月に天下り問題により引責辞任。一躍注目を集めましたが、それだけに終わらず、2017年5月にも別の問題で再び脚光を浴びました。
加計学園問題とは
岡山県に拠点がある加計学園の獣医学設置を巡る問題です。
前川喜平・前文部科学事務次官が朝日新聞の取材に対し、昨年9~10月に和泉洋人・首相補佐官と首相官邸で複数回面会し、「総理は自分の口から言えないから、私が代わって言う」などと言われたと証言した。「獣医学部新設を早く認めるよう求める趣旨だった」と語った。昨年9~10月は国家戦略特区での獣医学部新設について、内閣府と文科省の担当者間で協議が続いており、農林水産省などから新設に必要とされる獣医師の需給見通しが示されないとして、文科省が慎重姿勢をとっていた時期にあたる。
週刊文春や朝日新聞などが、加計学園問題とともに前川喜平さんの証言を報道。また前川さんが記者会見を開くなどしてさらに騒動になりましたが、その前に彼自身のスキャンダルが報じられています。
それが出会い系のお店通いです。
前川喜平の現在② 出会いカフェ通い報道
出会い系のお店に通っていたと報じられた前川喜平さん。
告発に先立つ5月22日には読売新聞の朝刊社会面において、〈前川前次官 出会い系バー通い〉という見出しで、前川氏が次官在任中に新宿・歌舞伎町の出会い系バーに出入りしていたことが報じられた。8段ブチ抜きの“スクープ”だった。
こうした形態の店は売春や援助交際の温床になっているとの指摘もある。男性と女性が報酬で折り合った場合、ホテルなどに連れ出すこともある。店はこうしたやり取りには関わらない。読売新聞によると、前川氏は文科審議官だった2年前から、この店に通っていたという。「しょっちゅう来ていた時期もあった。値段の交渉をしていた女の子もいるし、私も誘われたこともある」という、店によく来ていた女性の証言を紹介していた。
また、その後前川さんが実際に出入りしていたというお店に直撃した記事も。
前川氏出入りの「出会い系バー」直撃 貧困女性の調査目的「ぜってー、そんなわけない。ホテル行ってるよ!」 (1/2ページ)
疑いを向けられる中、前川喜平さんは実地調査と主張!
その後の5月25日に行われた会見(加計学園問題にまつわる)では、もちろん出会いカフェ通いの話題にも質問が飛びます。
そこでは出会い系のお店に行った事実を認めながらも、買春目的ではなく「実地の視察調査」のようなものだったと説明しました。
出会い系バーというものがありまして、読売新聞で報じられたが、そういったバーに私が行ったことは事実です。
いろいろなことが実地の中から学べた。その中から、多くの人たちが親の離婚を経験しているなとか、中学・高校で中退や不登校を経験しているという共通点を見いだした。
ある意味、実地の視察調査という意味合いがあったわけですけれど、そこから私自身が文部科学行政、教育行政をやる上での課題を見いだせた。ああいうところに出入りしたことは役に立った。意義があったと思っている。
前川さんは出会い系バーにいった経緯について、ドキュメンタリー番組を見てその存在を知り、実際に話を聞こうと思ったと説明しています。また同会見では、このタイミングでの”出会い系バー”報道についての権力の存在を尋ねられていましたが、「そんな国とは思いたくない」と回答しました。
ただ実際に加計学園問題に関するものだけではなく、前川喜平さんの出会い系バー報道は大きくメディアで取り上げられる結果にもなっています。(媒体により、前川喜平さん擁護派か非難派に分かれている感じにも見受けられますね)
また前川喜平さんはこの”出会い系のお店通い”について以前から政府側に把握されていたそう。
前川さんはこうした政府内の行政に加え、メディアに強い危機感を持つ。昨秋、警察庁出身の杉田和博官房副長官から、突然、こう言われた。
「君は新宿の女性のいる店に行っているらしいじゃないか。注意したまえ」
なぜ、そんなことを知っているのか。だから今回の読売新聞の報道には再び驚いた。
「今、一番恐れているのは、マスコミも官邸側に遠慮し、報じるべきことを報じないことだ。これは国民の知る権利の大きな危機と考えます」
一部では警察の捜査対象に引っかかったのでは、という見方もありますが……。
「昨年から警視庁は東京五輪対策として『盛り場総合対策本部』を設置し、目を光らせています。前川氏はたまたま網に引っ掛かったのかもしれませんが、当局にマークされていた可能性も捨てきれません」(捜査関係者)
前川喜平の騒動に対するネットの反応
前川喜平さんが出会い系のお店に通っていた事実からすると、仮に本当に”実地調査”だったとしても、疑いを晴らすことは難しいですね。もちろん一連の騒動では政治的な何かが絡んでいるようなタイミングにしか思えませんが、出会い系のお店通いなんていうゴシップ的要素の強さは、周りが放っておきません。
もちろんネットの反応も、呆れ気味です。
64: 2017/05/25(木) 17:40:13.98 ID:OnAEkQK80へー、ならしょうがないねー
誰かが信じてくれるよ
69: 2017/05/25(木) 17:40:30.91 ID:HPNb5L160貧困の調査wwwwwwwwwwwwwwww
他に調査することあるだろwwwwwwwww79: 2017/05/25(木) 17:41:09.06 ID:YKOdGPRG0クズすぎるw
106: 2017/05/25(木) 17:42:36.51 ID:aQqSQWEG0小遣いあげたことまで認めちゃったよw
131: 2017/05/25(木) 17:43:26.66 ID:vdIUtg2E0いやあ仕事熱心だねー
ってなるかい!
なお前川喜平さんは事務次官辞任後は、教育に関するボランティア活動をされているそうです。
前川さんは辞任後、二つの夜間中学校の先生、子どもの貧困・中退対策として土曜日に学習支援を行う団体の先生として、三つのボランティア活動をしている。