外務大臣や防衛大臣、自民党政調会長などを歴任した後、第100代内閣総理大臣に就任した岸田文雄さん。
ここでは、岸田文雄さんの政治家家系がわかる家系図や、身長、学歴、美人と話題の裕子夫人や、3人の子供、デマとも言われている息子は三井物産に務めている説の真相などについてまとめました。
この記事の目次
岸田文雄の身長などプロフィール
岸田文雄のプロフィール
生年月日:1957年7月29日
出身地 :東京都渋谷区
本籍地 :広島県広島市南区比治山町
身長 :174cm
血液型 :AB型
岸田文雄さんは、内閣特命担当大臣、外務大臣、防衛大臣、、自民党国会対策委員長、自由民主党政務調査会長(自民党政調会長)などを歴任した大物政治家です。
ニックネームは「キッシー」で、親しい友人からはそう呼ばれているので、そのように呼んで欲しいと国民に向けて呼びかけていました。こうした親しみやすいキャラクターの評判は良いようです。
2020年9月、安倍晋三さんの後継として総理大臣候補に上がっていましたが自民党総裁選で菅義偉さんに敗れています。
しかし1年後に再び総裁選に出馬。2021年9月29日の総裁選では、決選投票の結果河野太郎さんを破り自民党の総裁に選出されています。これにより菅義偉さんの後任として第100代内閣総理大臣に就任することになりました。
岸田文雄の身長
岸田文雄さんの身長は「174cm」です。
首相官邸のホームページのアーカイブに、建設政務次官時代の岸田文雄さんのプロフィールが残されており、そこに身長は174cmと記載されているため間違いないかと思われます。
岸田文雄の家系図
そんな岸田文雄さんの家系は、超大物政治家と超大物経営者を多数輩出した家系です。上画像が岸田文雄さんの家系図になります。この家系図を見ながら、岸田文雄さんの華麗な一族を簡単に紹介します。
岸田文雄さんの父・岸田文武さんは、通産省出身の元衆議院議員。
岸田文雄さんの祖父の岸田正記さんも元衆議院議員で、海軍参与官や、海軍政務次官、自由党総務などを歴任した人物です。
その祖父・岸田正記さんの娘で、岸田文雄さんにとっては叔母にあたる玲子さんは、元首相・宮澤喜一さんの弟で、元参議院議員の宮澤弘さんの夫人です。その宮澤弘さんの息子の宮澤洋一さんは、現職の参議院議員で、岸田文雄さんの従兄弟にあたります。
岸田文雄さんの弟・岸田武雄さんは、三菱商事に勤務しており、その夫人・篤子さんは、湖池屋(コイケヤ)創業者の小池和夫さんの長女にあたります。
さらに、岸田文雄さんの母・澄子さんの父で、岸田文雄さんの祖父にあたる井口良二さんは、元日東製粉社長で、三菱商事常務などを務めた大物経営者。その息子の井口三郎さんも、新日本振興社長を務めた人物です。その井口三郎さんの夫人の三英子さんの兄の糸山英太郎さんは、衆議院議員、参議院議員を務めた人物です。
岸田文雄の学歴① 小学校・アメリカのパブリックスクールから千代田区立永田町小学校
続けて、岸田文雄さんの学歴についても見ていきます。
岸田文雄さんは、小学校1年生から3年生までは、父・岸田文武さんが在ニューヨーク日本国総領事館に勤務していた関係で、アメリカ・ニューヨークに住んでおり、現地のパブリックスクールへ通っていました(1963年9月入学)。学校名などは明かされていませんが、この学校で人種差別を経験し、政治家を目指す原点となったという事です。
小学校4年生からは日本に帰国し、1965年4月から「千代田区立永田町小学校」に転入されています。
岸田文雄の学歴② 中学・千代田区立麹町中学校
出典:https://www.fureai-cloud.jp/
岸田文雄さんは小学校卒業後、1970年4月に「千代田区立麹町中学校」に入学されています。上の画像は、同中学の会報に岸田文雄さんが、卒業生として「創立70周年記念インタビュー」で掲載されたものです。
このインタビューによれば、中学生当時の岸田文雄さんは軟式テニス部に所属されていたとの事です。
岸田文雄の学歴③ 高校・開成高等学校
岸田文雄さんは中学卒業後、1973年4月に東京都内屈指の進学校である「私立開成高等学校」へと進学しています。同校の最新の偏差値は「78」東京都内で1位、全国でも2位(1位は神戸市の灘高等学校)という、国内のトップエリート達が進学する超難関校です。
岸田文雄さんは高校時代は野球部に所属し、ショートとセカンドを守っていたとの事。プロ野球では広島カープの大ファンだったそうで、後楽園球場でカープ対巨人戦もよく観戦されていたとの事でした。
また、この頃には文学にはまり小説家に憧れた時期もあったそうです。
岸田文雄さんの小学校から高校までの学歴については、2018年に池上彰さんが週刊文春のウェブ版の連載記事の中で触れていたので、情報ソースとして紹介しておきます。
岸田氏は、祖父も父も自民党の衆議院議員。広島が選挙区になっているとはいえ、幼少期はニューヨークに住み、その後は東京の永田町小学校に麹町中学校、開成高校という典型的なエリートコース。
岸田文雄の学歴④ 大学・早稲田大学法学部
岸田文雄さんは高校卒業後2年浪人し、1978年4月に早稲田大学法学部へと進学されています。この2年の浪人の理由は、東大進学を目指し何度も受験されていたようです。3度不合格となり、早稲田大学法学部へと進学を決められたようです。
大学時代は国内を旅行して回ったりと、かなり自由に遊んでいたという事で、多くの友人にも恵まれたという事でした。
衆議院議員の岩屋毅さんは、岸田文雄さんの早稲田大学時代の友人だそうです。
岸田文雄の大学卒業後
岸田文雄さんは1983年3月に早稲田大学法学部を卒業し、その後は日本長期信用銀行に就職されています。本店勤務、海運業界担当の営業などを経験し、5年間勤務した後退職して政治家の道を志し、1987年当時、衆議院議員を務めていた父・岸田文武の秘書として働き始めています。
1993年に衆議院議員選挙に出馬し初当選を果たし、その後は連続当選しており、外務大臣、防衛大臣、党政調会長などを歴任するなど、政権の中枢で活躍を続けられてきました。
2020年9月15日、総裁選を終えたのを区切りとし、自民党政調会長を退任されています。
そして、2021年8月に自民党総裁選への出馬を表明。河野太郎さん、高市早苗さん、野田聖子さんとの選挙戦を勝ち抜き自民党の第27代総裁に選出され、第100代内閣総理大臣への就任が決まりました。
岸田文雄の夫人の岸田裕子が美人だと話題
若い頃はイケメン政治家とも言われた岸田文雄さんですが、その夫人・岸田裕子さんが美人だと話題になっています。
岸田文雄さんと裕子夫人との馴れ初めはお見合いだったそうで、岸田文雄さんが31歳、裕子夫人が24歳だった1988年に結婚されています。
岸田文雄さんが裕子夫人に一目惚れし、プロポーズされたという事でした。
岸田文雄さんと裕子夫人の夫婦仲は現在もとても良いようで、離れている時も寝る前には必ず電話をしているとの事でした。
また、裕子夫人は、普段の岸田文雄さんが忙しい中でも家族への気遣いをしてくれ、お風呂掃除などの家事もやってくれる事などを明かしています。
ふだんの主人は料理こそしませんが、お風呂掃除などは手際よくやってくれます。忙しい毎日の主人ですが、家では家族への気づかいもしてくれますよ
そんな岸田裕子夫人は、中国地方で最も歴史の古い名門ミッションスクールとして知られる「広島女学院高等学校」の出身です。
裕子夫人の実家は広島県三次市で、造酒や銀行業を営んでいた旧家で、岸田文雄さんの実家(本籍地)も広島である事から、なんと偶然にも祖母同士が同級生の友達同士だったのだそうです。
こうした縁から、裕子夫人は、岸田文雄さんに初めて会った時に「私、この人と結婚するんじゃないかな」と運命的なものを感じられたのだそうです。
岸田文雄さんは東京在住ですが、裕子夫人は、岸田文雄さんの地盤のある広島に残って子育てをしながらその地盤を守ってきたという事で、内助の功で夫を支えられてきたようです。
なお、岸田裕子夫人の父は、広島県三次市にある老舗企業「三次開発興業株式会社」の社長である和田邦二郎さんの長女だと言われていますが、公表された情報ではないので真偽不明です。
岸田文雄の子供(3人の息子)① 長男・岸田翔太郎
岸田文雄さんは、裕子夫人との間に3人の息子を儲けられています。
岸田文雄さんの長男は、岸田翔太郎さんという方で、岸田文雄さんの議員秘書を務められています。将来は岸田文雄さんの地盤を継ぎ、政治の世界へと進まれるのではないかと思います。
そんな岸田翔太郎さんは1991年1月14日生まれで、2021年に30歳を迎えられています。
修道高校を経て、慶應義塾大学法学部政治学科へ進学卒業されたようです。
岸田文雄の息子の岸田翔太郎は三井物産社員はデマ?
岸田文雄さんの長男の岸田翔太郎さんは父の議員秘書をしているという事ですが、以前は三井物産に勤めているとの情報がありました。
議員秘書をしているとの情報が出た事でこの三井物産勤務説はデマと言われていますが、この翔太郎さんが、秘書になる前に商社勤めをしていた事は事実です。以下は2020年9月9日の産経新聞に掲載された記事の一部です。
岸田氏の長男で秘書の翔太郎氏が商社勤めをしていた平成27年ごろ、震災復興に向け、水産加工品の海外への販路開拓などを手がけた縁もあるという。
言わずもがな、三井物産は、国内を代表する商社です。
そして、ビジネス系のウェブメディアの広告スペースに下の画像の記述が発見されています。
ちなみにこの広告バナーをクリックすると、三井物産のウェブサイトに飛ぶようになっています。当時の若手社員のメッセージを利用したウェブ広告であると考えられます。
さらに、2017年に千代田区で開催されたバドミントンの大会に、岸田翔太郎という人物が出場しており、この人物は三井物産チームと記載されています。
出典:https://www.chiyodaku-badminton-ac.com/
岸田文雄さんの長男の岸田翔太郎さんは、慶應大学時代からバドミントンをされている事が知られており、この三井物産の岸田翔太郎さんが、岸田文雄さんの長男の岸田翔太郎さんである可能性は非常に高いでしょう。
これらの情報を総合すれば、岸田翔太郎さんは大学卒業後に三井物産に勤めていた可能性がかなり高いと思います。したがって岸田翔太郎さんが三井物産に勤務していたという情報はデマ情報ではないと思われます。
岸田文雄の子供(3人の息子)② 次男・岸田晃史郎
岸田文雄さんの次男は岸田晃史郎さんという方で、1997年5月28日生まれです。
岸田晃史郎さんは、兄と同じ修道高校出身で、高校時代はハンドボール部に所属していたと言われていますが、確証のある情報ではありません。その後は、おそらく大学に進学されたと思われますが、詳しい情報は公表されていません。
父の岸田文雄さんと仲が良いようで、囲碁の対戦をしている様子がテレビで紹介されています。
岸田文雄の子供(3人の息子)③ 三男
岸田文雄さんの三男については名前や年齢などは不明なのですが、岸田文雄さんが2020年6月2日に以下のツイートをされています。
息子が三人いますが、昨日で三男が20歳を迎えました。
— 岸田文雄 (@kishida230) June 2, 2020
家族でお酒を飲むって改めて良いもんですね。 pic.twitter.com/BO6Q1q1nq1
2020年6月1日に20歳になられたという事なので、2000年6月1日生まれのようです。
まとめ
今回は、第100代内閣総理大臣・岸田文雄さんについてまとめてみました。
岸田文雄さんの家系は有力な政治家一族で、祖父の岸田正記さん、父の岸田文武さんも元衆議院議員です。こうした有力な政治家一族の出身である岸田文雄さんは強力な地盤を持っており、これまでに外務大臣、防衛大臣、自民党政調会長などを歴任されてきました。
そんな岸田文雄さんは1988年に広島の名家の出身である裕子夫人と結婚され、3人の子供を儲けています。
岸田文雄さんのこれからの活躍にも期待したいと思います。