1992年から長らくアニメ『クレヨンしんちゃん』の主役・野原しんのすけ役を演じてきた声優の矢島晶子さん。6月1日に同役の声優を同月29日付けの放送で降板することが発表されて話題になっています。
矢島晶子さんの現在までの活躍について詳しく総まとめしましたのでご紹介します。
この記事の目次
矢島晶子のプロフィールや経歴
誰もが知る声の持ち主、矢島晶子
矢島晶子さんは『クレヨンしんちゃん』を代表作として長らく野原しんのすけのイメージを築き上げてきました。その他には『新機動戦記ガンダムW』のリリーナ・ドーリアン役や近年では『ポプテピピック』のピピ美役などを担当しています。
矢島晶子さんについての詳しいプロフィールはこちら。
本名: 矢島 晶子(やじま あきこ)
愛称: あっこ
出生地: 新潟県柏崎市
生年月日: 1967年5月4日
血液型: B型
身長: 153 cm
体重: 非公開
職業: 声優
事務所: フリー(AIR AGENCYと業務提携)
配偶者: なし(結婚歴あり)
活動期間: 1988年 –
引用:Wikipedia – 矢島晶子
2018年6月1日にアニメ『クレヨンしんちゃん』で主役の野原しんのすけ役を演じてきた声優の矢島晶子さんが同月29日の放送回を最後に降板することが発表されました。
矢島晶子さんが降板する理由を含め、現在までの活躍について詳しく総まとめしましたのでご紹介しましょう。
クレヨンしんちゃんの声優、矢島晶子さん降板するんだ(*´・ω・)
— タカヒー (@Tka68508850) 2018年6月1日
クレヨンしんちゃんのこのコラボは、今でも忘れない(*´Д`*)#クレヨンしんちゃん#矢島晶子 #セーラームーン pic.twitter.com/diOUooG7Z7
矢島晶子さん降板が話題になってるけど、クレヨンしんちゃんといえばこのOP「ユルユルでDE-O」
— みんなの動画 (@minnano_dougaww) 2018年6月2日
この曲懐かしいしけっこー好きやったなあ…
pic.twitter.com/om36SNKQcP
矢島晶子、小学生時代から演劇をはじめる
小学校時代から演劇をしていた矢島晶子
矢島晶子さんは新潟県柏崎市で生まれて2、3歳の頃に家族で神奈川県川崎市に引越し育ちました。
矢島晶子さんは小学校5年生の頃から短大時代まで演劇部に所属していたようで、将来は演劇の道に進みたいと思いましたが父親の反対により和菓子店の接客販売員として就職しました。
しかし、矢島晶子さんは同時に父親に秘密で夜間の演劇学校に通っており、本格的に演劇の道に進むために会社を退職しました。
そして同学校の昼間コースを受けた矢島晶子さんはまさかの落選となってしまいいきなり進路を絶たれてしまいましたが、とある講師から稽古をつけてくれることになり稽古場代だけ払って演劇の勉強を始めました。
矢島晶子、スカウトされて声優デビュー
舞台デビューでスカウトされた矢島晶子
矢島晶子さんは舞台俳優・長島雄一(現在はチョーとして活動)の娘役で舞台デビューしましたが、芸能事務所「ぷろだくしょんバオバブ」のマネージャーで声優だったたてかべ和也さんにスカウトされて声優に転向しました。
矢島晶子さんはアニメ『アイドル伝説えり子』で主人公・田村えり子役で声優デビューを果たしました。
そして、声優としての仕事に早く慣れるために矢島晶子さんは同時に機内放送用のアニメ『ロジャー・ラビット』で端役を務めました。
1990年代から本格的に人気アニメ『ちびまる子ちゃん』や『燃えろ!トップストライカー』、『YAWARA!』などに出演し演技力を上げていく中で、1992年4月から放送開始したアニメ『クレヨンしんちゃん』の野原しんのすけ役を26年3ヶ月に渡って担当しました。
矢島晶子さんは国内アニメ以外にも映画『ホーム・アローン』シリーズのケビン役や、『スター・ウォーズ エピソードI』のアナキン・スカイウォーカー役、『シックス・センス』のコール役など子役の吹き替えを多く担当しました。
矢島晶子さんは2010年4月にぷろだくしょんバオバブを退所して、2015年9月1日からはAIR AGENCYと業務提携しながらフリーとして現在まで活動してきました。
2017年1月9日に放送されたバラエティ番組『人気声優200人が本気で選んだ!声優総選挙!3時間SP(テレビ朝日系)』では矢島晶子さんは16位に選ばれるなど人気声優のひとりとして活躍し続けてきました。
矢島晶子の結婚した旦那と子供について
矢島晶子は離婚経験があるバツイチ?
矢島晶子さんの結婚についてや旦那、子供についての情報はほとんど公開されていないようですが、ウィキペディアでは「離婚歴あり」となっていますので少なくとも1回以上結婚を経験しているようです。
矢島晶子さんは離婚した旦那と喧嘩したエピソードについて、「喧嘩していたらいつの間にか声がしんちゃんになっていた」と語っていたことがあるようです。
旦那からしてもいきなりしんちゃんの声になられたら怒る気も無くしてしまったかもしれませんね。
矢島晶子さんが何故離婚したのかも一切不明ですが、子供についても同様に不明ではあるものの「子供はいない」という声が多いようですので出産は経験していないようです。
矢島晶子さんにとってしんちゃんが子供のような存在だったのかもしれませんね。
矢島晶子『クレヨンしんちゃん』の声優を突如降板した理由とは?
矢野晶子、降板理由は「しんのすけの声を保ち続ける事が難しくなった為」
野原家を離れた矢島晶子
2018年6月1日に矢島晶子さんは26年間務めたアニメ『クレヨンしんちゃん』の野原しんのすけ役を、6月29日放送回を最後に番組を降板することを番組公式サイトで明らかにしました。
矢島晶子さんが野原しんのすけ役を降板したのは自己申告であり、「しんのすけの声を演じ続けることが難しくなった」ということでした。
「(降板を申し出た)理由は、しんのすけの声を保ち続ける事が難しくなった為です。キャラクターの声を作る作業に意識が集中し、役としての自然な表現が出来にくくなってしまった為です」
野原しんのすけ役としてのイメージが完全に定着していた矢島晶子さんの突然の降板に、ネット上ではツイッターなどSNSで悲痛な声が挙がっています。
矢島晶子さん、しんちゃん降板のニュースを知りました。人気のでるアニメを作るのは難しいですが、長く続けるのはより難しいですね。月並みですが長い間お疲れ様でしたm(_ _)m
— 本郷みつる/Hongo Mitsuru (@megatenhongo) 2018年6月1日
最初にオーディションで選ぶ側にいた者としては最高の出逢いでした。素晴らしい演技をありがとうございました。
矢島晶子さん降板かぁ。
— Shuta Sueyoshi AAA (@SHUUTY_ss) 2018年6月1日
ついにこの日が…
26年間聞き慣れた矢島さんのしんちゃんが聞けなくなると思うと少しどころか、だいぶ寂しいけど、これだけの期間継続されたことはとてつもなく凄い事だと思うし、これからも世代を超えてしんちゃんは愛されていくんだろうな。
矢島晶子さんお疲れ様でした。
矢野晶子、しんちゃん役で喉が限界になっていた
矢島晶子さんは2017年4月にスポニチアネックスの取材に応じて野原しんのすけの声の出し方について「お酒を飲み過ぎちゃった時などの”おえぇ?”の”お”でやるとしんちゃんになる」と答えていたように、かなり喉に負担をかける発声方法であることを明かしていました。
そのため、週に1回ペースの放送でのアフレコでは、矢島晶子さんは収録後に喉が潰れてしまい他の作品のためのクリアーな声が出せなくなるため、作品によってはオファーを断らざるを得ないことが多かったそうです。
「『しんのすけ』というキャラクターとは離れますが、声の仕事には関わっていきます。また別の機会に他のキャラクターでの私の演技を受け取って頂けましたら幸いです」
それでも、26年3ヶ月も『クレヨンしんちゃん』を中心に声優として活動してきた矢島晶子さんの声は多くの国民にとって”しんちゃん”として定着しているためやはり残念だと言わざるを得ないでしょう。
しかし、一方で今後は矢島晶子さんが多くの作品に出演していくことが予想されるため、ファンなどは喜びの声を挙げている人も多いようです。
矢島晶子さんお疲れさまでした。矢島さんの声あってのしんのすけなんだろうけど、これはもう仕方がないことだよね。後任のしんのすけがどうなるか楽しみなのと、矢島さんの少女役を聞く機会が増えると嬉しいです。
— 世間 (@Seken_KSC) 2018年6月2日
しんのすけ
— 余白 (@yohaku_kenran) 2018年6月2日
矢島晶子から声優変更かー
ルパンと一緒で
模倣できる役者になるだろうな
そうじゃなかったら暴動が起きそう
まぁ仮にそうなっても ドラえもんと一緒で
しばらく経てば沈静化するだろうけど
矢島さん 長い間お疲れ様でした
普通の女子声も好きなんで
役が増えてくれたら嬉しい
矢島晶子の昔の若い頃の画像特集
矢島晶子の昔の若い頃の画像①
矢島晶子さんの昔の若い頃はニュースキャスターのような印象の美人ですね。
矢島晶子の昔の若い頃の画像②
矢島晶子さんはネット上でかわいいと言われることが多いようです。
矢島晶子の昔の若い頃の画像③
矢島晶子さんはすでに50代に入っているため、しんちゃんのアフレコの後に喉の状態を整えるのが難しくなってきたのかもしれませんね。
矢島晶子の昔の若い頃の画像④
矢島晶子さんは『ドラえもん』の大山のぶ代さんや『ドラゴンボール』の野沢雅子さんのように国民に最も馴染みのある声優の一人でしょう。
アニメ『ドラえもん』のドラえもん役で知られた声優の丸山のぶ代さんは降板の半年前に告知がありましたが、矢島晶子さんは突然の発表だったため直前まで悩んでいたのかもしれませんね。
矢島晶子さんが降板して以降の野原しんのすけ役は全く同じように演じられる声優を起用するのか、現在のドラえもんのように新しいイメージの声優を起用するのかは不明ですが、多くのファンは前者に期待しているようですね。
ものまね紅白に矢島晶子さんが出演した回何度も観ちゃう
— さ*く*ら*ぶ (@sakulove_sssk) 2018年6月1日
しんちゃんの声で観客が沸く瞬間が大好きで矢島さんの凄さを思い知る pic.twitter.com/9UYvITvvoW
矢島晶子さん、26年間お疲れ様でしたー!
— heikayuuji (@heikayuuji) 2018年6月1日
残りの1ヶ月、噛み締めるように「しんちゃん」の演技を拝見させてもらいます……!#矢島晶子 #クレヨンしんちゃん pic.twitter.com/4GwhXsVuLa
矢島晶子について総まとめすると…
・矢野晶子が降板した理由は、かなり喉に負担をかける発声方法でしんのすけの声を保ち続ける事が難しくなった為である。
1992年からアニメ『クレヨンしんちゃん』の野原しんのすけ役を26年3ヶ月間務めてきた声優の矢島晶子さんについて総まとめしてきました。
矢島晶子さんは2018年6月29日の放送回で『クレヨンしんちゃん』を降板し、野原家を離れてしまうことになりますが、後任声優はまだ発表されていません。
降板してから矢島晶子さんがどんな作品に関わるのかもまだ発表されていませんが、『クレヨンしんちゃん』を降板してから関わる一番の大作に注目が集まるでしょう。
現在、役者、歌手で往年のスターの訃報が相次いでいますが、大物声優の降板も同じような衝撃を受ける人も少なくないでしょう。