「新宿スワン」や「東京卍リベンジャーズ」の作者としてお馴染みな人気漫画家の和久井健さんですが、漫画家としてはかなり異色な経歴の持ち主でもあるそうですね。
この記事では、和久井健さんの本名と年齢などプロフィール、生い立ちと経歴・家族・結婚情報、作品の絵柄が変わった説、そして関東連合との関係などをまとめました。
この記事の目次
和久井健は「新宿スワン」や「東京卍リベンジャーズ」の作者
和久井健さんといえば、「新宿スワン」や「東京卍リベンジャーズ」といったヒット作を世に送り出したことで知られている漫画家となります。
これまでの連載作品の累計発行部数が4000万部を超えている和久井さんですが、その人気ぶりとは裏腹に、プライベイトを明かさない漫画家としても知られています。
この記事では、そんな和久井さんのこれまでの経歴や様々な噂の他、絵柄が変わった説の真相について紹介させて頂きます。
和久井健の経歴…関東連合系スカウト会社出身だった?
和久井健、実体験を元にあのヒット作を作っていた
2004年に「新宿ホスト」という作品が「ヤングマガジン新人漫画賞」の佳作に入選したことをきっかけにデビューを飾った和久井健さんですが、漫画家としてはかなり異色の経歴の持ち主となります。
和久井さんの漫画家になる前の職業については、スカウト会社に勤務するスカウトマンでした。
スカウトは繁華街で女性に声をかけ、風俗店やキャバクラ、ガールズバーで働くよう誘う。一般的に店と雇用関係はなく、女性の紹介料として報酬を受け取る。
そんな和久井さんのスカウトマン時代の経験談を元に作り上げた作品が、初連載作となる「新宿スワン」だったそうですね。
「新宿スワン」に関しては、一般人では覗くことの出来ない闇社会をリアルに描いた力作だったこともあり、全38巻で800万部もの売上を記録するヒット作となり、ドラマ&映画化もされました。
和久井健、関東連合系スカウト会社出身説の真相は?
元スカウトマンの経歴を持つ和久井健さんですが、勤務していたスカウト会社については「かつて実在した日本一のスカウト会社」との情報しか存在しない状況となります。
そのため、ネット上では「関東連合系のスカウト会社に所属していたのではないか?」との噂も浮上して来ている状況です。
873名無しさんの次レスにご期待下さい2021/07/18(日) 17:19:36.41ID:n2TrAezw
まえ作者を関東連合の親派といったけど
関東連合の息がかかったスカウト会社の幹部だった話があるんだね
未成年のころは、マジ構成員だったのかも
実際の話、スカウトした女性の紹介料の他、売上の数%をマージンとして受け取ることが出来るスカウト会社は、闇社会の巨大な利権となっていました。
そのため、関東連合などの半グレ系勢力がシノギとしていたのはもちろん、暴力団もスカウト会社を経営していた時代がありました。
とはいえ、前述の通り、和久井さんが勤務していたスカウト会社の名前はあくまで不明となっているため、どのような資本の会社に勤務していたのかは断言出来ない状況となります。
和久井健の本名や年齢・性別…素顔はイケメンだった
和久井健、素顔はイケメンだった
和久井健さんに関しては、元スカウトマンの過去が影響しているのか、プライベイト情報を非公開にしている漫画家の1人となります。
そのため、和久井さんの本名についても当然のことながら公表されておりません。
和久井健さん(写真右)
とはいえ、素顔の公開まではNGではなかった和久井さんは、ドラマ版の「新宿スワン」に出演していた元格闘家の武田幸三さんのブログで2ショット写真を公開していたこともありました。
ちなみに、上記の画像は2008年に公開されたものとなっているため、近年の和久井さんはもっとおじさん化しているものと思われます。
和久井健、年齢はアラフォー世代か?
プライベイト情報を非公開としている和久井健さんは、当然ながら年齢も不明となっています。
とはいえ、和久井さんは、「疾風伝説 特攻の拓(連載期間1991~1997年)」や「湘南純愛組(連載期間1990~1996年)」の愛読者だったことをカミングアウトしています。
狂乱麗舞
— 東京卍リベンジャーズ【公式】 (@toman_official) April 16, 2019
同じ少年マガジンで連載してた〝特攻の拓〟へのオマージュです(^^)
痺れるほど好きでした。
(和) pic.twitter.com/wJENsaHh3I
そのため、和久井さんは1970年代後半から1980年代前半くらいの生まれと推測出来るため、2021年現在でアラフォー世代ではないかと思われます。
和久井健の出身地と生い立ち
和久井健、出身地と生い立ちも不明だった
プライベイト情報を非公開にしている和久井健さんは、当然ながら出身地と生い立ちについても不明となっています。
とはいえ、若かりし頃にスカウトマンをしていた経歴を踏まえると、東京かその近隣出身でアウトロー界隈に人脈があった可能性なども考察出来ます。
そのため、少年時代の和久井さんはやんちゃな少年であり、不良仲間たちとつるむ毎日だったのかもしれませんね。
和久井健の家族や結婚情報…一切非公開だった
和久井健さんに関しては、前述の通りプライベイト情報を非公開にしている漫画家の1人となります。
そのため、結婚や子供情報なども当然のことながら非公開としており、婚姻歴などは不明となっています。
とはいえ、成功した漫画家のうえにイケメンな和久井さんが女性にモテることは想像に容易いため、カミングアウトしていないだけで結婚はしているのではないかと思われます。
和久井健の作品の絵柄が変わった?…実は営業努力だった
和久井健、「新宿スワン」の後にスランプもあった
初連載作である「新宿スワン」がいきなりのヒット作となった和久井健さんですが、当然ながらスランプ期間もありました。
和久井さんのスランプ期間は数年程度でしたが、「新宿スワン」以降に発表された3つの連載作品が次々に短期打ち切りになるなど、それなりに苦労をしたそうですね。
そんな中で2017年より始まった新連載作品が「東京卍リベンジャーズ」となっています。
「東京卍リベンジャーズ」に関しては、当時流行していたアニメや漫画を参考にプロットを煮詰めており、満を持して世にはなった作品でもありました。
「和久井先生の中に『次の作品はぜひアニメ化したい』という気持ちがあったんです。ただ、ヤンキー等のアウトローを描いた作品がアニメ化することはほとんどなくて、先生と色々考えていたんですが、そのころ『Re:ゼロから始める異世界生活』や『僕だけがいない街』が流行っていて『タイムリープものと掛け合わせればおもしろいんじゃないか?』と。そこからヤンキーマンガとタイムリープものをかけあわせた、斬新な設定ができていきました」(土屋一幾氏)
和久井健、絵柄が変わった理由は営業努力だった
和久井健さんは、絵柄が変わった漫画家の1人としても知られています。
和久井健先生は、新宿スワンと東京卍リベンジャーズで絵が全然違うのでびっくりしすぎたなぁと今不意に思い出した。
— トウヤ (@SazanamiTouya) August 4, 2021
あんなに絵柄変えることできるのも、なんていうかすごい。
和久井さんの絵柄が変わった理由については、キャリアを積む内に自然とそうなったわけではなく、連載媒体が青年誌から少年誌に移った際に、読者層の変化を考慮して意図的に変えたそうですね。
本作への和久井の気合いの入れ具合は「『新宿スワン』ではかっこよくてきれいな女性を描いてきましたが『今度は少年誌的なかわいい女の子を描く』と意気込んでいて、連載開始前にヒロインのヒナの登場シーンの見開きをペン入れして仕上げしたものを何度も描いては自主的に全ボツにして描き直していらっしゃいました」というエピソードからもうかがえる。
ちなみに、より多くの読者に読んでもらいとの和久井さんの意向から、「東京卍リベンジャーズ」の連載期間中ですら絵柄はマイナーチェンジされ続けているとか。
和久井健「東京卍リベンジャーズ」の東京卍會のモデルは関東連合?その真相は?
和久井健さんの代表作である「東京卍リベンジャーズ」は、元ヤンキーでフリーターだった主人公・花垣武道が、タイムリープ能力を手に入れたことをきっかけに人生をやり直すSF作品です。
2017年。26歳のフリーターとして底辺の生活を送っていた花垣武道は、中学時代の彼女だった橘日向が弟の直人とともに暴走族東京卍會(東卍)の抗争に巻き込まれ死亡したニュースを目にする。翌日、バイト帰りに何者かによって電車のホームへと突き落とされた武道は、轢死を覚悟した瞬間に人生の絶頂期だった12年前の2005年にタイムリープする。
引用:東京卍リベンジャーズ
その「東京卍リベンジャーズ」の物語の中軸を担う存在が、「東京卍會」となります。
「東京卍會」に関しては、元々は暴走族だったものの成人後は半グレ化しており、賭博、詐欺、強姦、殺人などの犯罪行為に手を染める反社集団となっていました。
そのため、「東京卍會」に対しては「関東連合」がモデルだったのではないかとの声も存在します。
東京卍會って関東連合がモデルだと思ってたけど誰も触れてないし違うんかな
— ライカ (@ikaikairuka11) July 15, 2021
東京卍リベンジャーズ全部見たけど、紀崎がもろ見立真一だったりS62世代とかもろ関東連合の最悪世代の呼び方だったり関東連合ネタがいっぱいあった。
— ゆう (@vinyl_12123) July 8, 2021
東京リベンジャーズは関東連合だったw pic.twitter.com/RNpeOHnmEM
— メット (@helmet_tv) July 11, 2021
また、花垣武道に対しても最初の世界線ではレンタルビデオ店で働いていたことから、実家がレンタルビデオ店を営んでいた「関東連合」元リーダー・柴田大輔さんをモデルにしていたのではないかとの説も存在するようですね。
とはいえ、実際の柴田さんは成人後は実業家として成功しており、一時期は売上40億円の企業を経営していた猛者なため、花垣武道のモデルではないように思われます。
また、東京卍會を凶悪な組織に変えた稀咲鉄太のモデルは見立真一、東京卍會のトップである佐野万次郎のモデルは石元太一ではないかと言われています。
・柴田大輔の現在と顔画像!関東連合での活躍~工藤明男の本出版まで総まとめ
・石元太一の現在!生い立ちや父親・事件とその後まとめ【関東連合元リーダー】
・見立真一の現在!関東連合の経歴や失明伝説~彼女情報や最近の様子まとめ
その他、東京卍會が創設されるきっかけとなったチームである「黒龍(ブラックドラゴン)」というものも登場しますが、こちらは関東連合の前身組織であるブラックエンペラーをモデルにしていると言われています。
和久井健の収入はいくら?…年収は10億円以上だった?
なんと、、、
— 東京卍リベンジャーズ【公式】 (@toman_official) July 21, 2021
累計3000万部突破しました〜🎊🎊🎊
一昨日またしても重版がかかり、
電子の売上も集計してもらったところ、
3200万部超になってました……😱
おそろしいスピード……本当に読者の皆様のおかげです🙇♂️
アニメも映画も舞台も、そして原作も、引き続きよろしくお願いいたします‼️#東リベ
和久井健についてまとめてみると…
和久井健さんに関しては、漫画家には珍しいスカウトマン出身という経歴があるものの、その時代の経験がヒット作を生み出すなどプラスに働いていたようですね。
和久井さんの今後より一層の活躍を祈りつつ、この記事のまとめを終了させて頂きます。