いまや世界的な人気となっている『ドラゴンボール』の作者として知られている漫画家の鳥山明さん。
先日公開された『パラダイス文書』のデータの日本人リストの中に、鳥山明さんの名前が含まれていたことが話題となっています。
こちらでは鳥山明さんの嫁や子供、年収などについてや、『パラダイス文書」騒動についてまとめています。
この記事の目次
鳥山明が人気漫画家になるまで~若い頃の顔画像あり
鳥山 明(とりやま・あきら)
生年月日: 1955年4月5日
出身地: 愛知県名古屋市
職業: 漫画家・デザイナー
活動期間: 1978年 –
ジャンル: 少年漫画
代表作: 『Dr.スランプ』
『ドラゴンボール』
鳥山明さんは、愛知県名古屋市の出身。
幼少時代は貧しい暮らしだったようですが、両親も明るく鳥山さんは子供時代から絵を描くことが好きだったようです。
学生時代から絵画コンクールなどで入賞し、高校は愛知県立起工業高等学校デザイン科に進学。
当時はマンガ研究同好会に所属し、会長も務めていたと言いますが漫画を描くことはなかったそうです。
卒業後は絵を描く仕事に就きたいとの想いから広告関係のデザイン会社にデザイナーとして就職していますが、約2年半ほどで退職。
その後1年ほどはバイトなどで絵を描いていたそうですが、金銭的に困り始めた頃に週刊少年マガジンの新人賞に入賞すると50万円の賞金をもらえることを知り、23歳で初めて漫画を描くようになりました。
マガジンの方の〆切には間に合わなかったため、週刊少年ジャンプの新人賞に変更し応募。当初は賞金が同額でありながらページ数は半分だったことからギャグ漫画作品でした。
最初は受賞には至らなかったものの、続けてすぐに描き上げた『謎のレインジャック』が当時少年ジャンプの編集者だった鳥嶋和彦さん(現・白泉社社長)の目に留まり、鳥山さんは鳥嶋さんの元で猛修行することに。そのボツになったページ数は、1年で500ページにも及んだと言います。
読み切り作品など数本を経て、1980年に『Dr.スランプ』の連載がスタート。
このとき鳥山さんは25歳でした。
翌年からは『Dr.スランプ アラレちゃん』としてテレビアニメ化もされ、最高視聴率36.9%を記録するなど大人気作品となりました。
以前はテレビにも出演していた鳥山明
若い頃は、結構メディアにも露出されていたようです。
アイディアの不足から『Dr.スランプ』の連載終了を相談した際に3ヶ月後の新連載という条件を出され、1984年8月『Dr.スランプ』を終了し、同年11月には『ドラゴンボール』の連載を開始。
『ドラゴンボール』は連載当初はアンケートでも人気がなかったものの、天下一武道会の展開から人気が出るようになり、1986年にテレビアニメ化されてからは10年以上に渡り視聴率20%以上となる大ヒット作品となりました。
鳥山明の代表作・『ドラゴンボール』
誕生から30年以上経っていますが、『ドラゴンボール超』としてアニメの放送やカードゲームなど現在の子供たちにも人気のある作品となっています。
国外でも40ヵ国以上で放映されています!
大人気ゲーム『ドラゴンクエスト』シリーズ
こちらも30年以上に渡り、鳥山さんが全シリーズキャラクター・モンスターのデザインを手掛けている『ドラゴンクエスト』。
『ドラゴンクエスト』は鳥嶋さんの紹介から軽い気持ちで引き受けたそうですが、鳥山さんも、こんなに長く続くシリーズになるとは思っておらず「そんなに続くなら断っていた」と語っています。
キャラクターデザインは楽しくもキツい仕事であるといい、最初はなんでもない雑魚キャラクターを自由にデザインをしていたが、回を重ねていく内に個人的にあまり興味のない健全なメインキャラクターのデザインが多くなり、ある程度の時代設定や細かく指定されるデザイン設定のため自由に書かせてもらえなくなり、今は騙し騙しで描いているという。ただし引き受けた仕事は目一杯やる主義であり、今後も一生懸命デザインすると語っている。
鳥山明の嫁は元漫画家のみかみなち! 子供はイラストレーターのキッカ
鳥山明の嫁は元少女漫画家・みかみなち!
鳥山明さんの奥さんは、元少女漫画家のみなみなちさんであることがわかっています。
鳥山明の嫁・みなみなち
みなみなちさんは1976年にデビューした少女漫画家ですが、鳥山さんと結婚した1982年以降は目立った活動はしておらず、1985年には漫画家を引退しています。
鳥山さんとみなみさんの馴れ初めは、鳥山さんがみなみさんにいたずら電話をかけたことがきっかけだったそうです。
鳥山明の嫁・みなみなちは”かめはめ波”の名付け親だった!
みなみなちさんは、鳥山明さんの代表作・『ドラゴンボール』でおなじみの必殺技“かめはめ波”の名付け親だったことがわかっています。
名前の由来はハワイ王国のカメハメハ大王から。鳥山が技の名前を考えていたとき、鳥山の妻である、みかみなちが提案したものを、「ばかばかしくて亀仙人らしい」と採用した。
また、鳥山さんを見出した現・白泉社社長の鳥嶋和彦さんは、『ドラゴンボール』自体がみなみさんの一言がきっかけで生まれたというエピソードも明かしています。
また鳥嶋氏は、『DRAGON BALL』は鳥山氏の奥様が言った「うちの旦那は変わっている。ジャッキー・チェンのカンフー映画を観ながらマンガを描いている」という一言から生まれたいう意外な誕生秘話を明かした。
引用:編集者&マンガ家志望は必読! 鳥嶋和彦、三浦建太郎が『DRAGON BALL』『ベルセルク』のウラ話満載で語る「才能あるマンガ家」「面白いマンガ」の作り方
鳥山さんは以前、みなみさんについて「あのセンスと知識にはかなわない」と評しており、それが鳥山さんの作品にも生かされていたようですね。
鳥山明の子供は3人!娘はイラストレーターのキッカ
鳥山明さんとみかみなちさんの間には、3人の子供がいます。
息子1人と娘2人で、息子さんは鳥山佐助さん、娘さんの1人は鳥山きっかさんとなっていますが、もう1人の娘さんは不明なようです。
きっかさんは中学生の頃に「読売国際漫画大賞」に挑戦する美術部員として新聞記事に取り上げられており、当時は愛知県清須市立清洲中学校に通っていたこともわかっています。
ジュニア部門に今年も二十人が挑戦する清洲町立清洲中学校の美術部部員。
絵を描くことが大好きな部員ばかりで、作品づくりに余念がない。二年の鳥山きっかさん(13)は、漫画「ドラゴンボール」などで知られる
漫画家鳥山明さんの長女。広告の裏にアニメのキャラクターを描いたのは五、
六歳のとき。以来、わき出るアイデアを絵として表現する毎日だ。
鳥山明の娘・きっかさん
真ん中の、メガネをかけているのがきっかさんのようです。鳥山さんソックリだと言われていますね。
こちらは10年以上前の写真なので、きっかさんは現在はすでに成人しています。
現在きっかさんは『キッカ』名義で画家・イラストレーター・アーティストとして活動しており、ツイッターのアカウントもあります!
劇団偉人舞台「デラックスマン」を鑑賞!
— キッカ《KIKKA》 (@kikka800) 2017年11月27日
イラストとコスチュームデザインをお手伝いした作品。
面白さはもちろん、驚きの展開もあり…とにかく楽しく、あっという間です。
そして衣装を着ている演者の皆さんを見た時の感動といったら…
皆さま、お疲れ様でした!
そしてありがとうございました! pic.twitter.com/0e9YrJhjQI
キッカさんは凛として時雨やDÉ DÉ MOUSEさんなどアーティストグッズや、レディースファッションブランド「MIDDLA」のデザインも行っています。
そしてイラストレーターのキッカさん @kikka800 による新グッズも販売するよ!✨✨
— DÉ DÉ MOUSE (@DEDEMOUSE) 2017年4月28日
Tシャツ、タオル、お茶碗に鏡!
今日は!
お祭り!!✨✈︎✨ pic.twitter.com/bBaHOrlqZ3
鳥山明の娘・キッカが描いた「アラレちゃん」
鳥山明さんの代表作のひとつ、『Dr.スランプ』のアラレちゃんを描いたキッカさんの絵です。
お父さんとはまた違う絵柄ですが、やはり上手ですね!
鳥山明の気になる年収や資産・自宅の情報まとめ
鳥山明さんといえば、今や世界的な漫画家・デザイナーとなっていますが、年収や資産の方も気になりますね。
昔は芸能人などの長者番付が公開されており、その時に発表されていた鳥山さんの申告所得額がこちらになります。
1995年 11億*400万
1996年 *6億6000万
1997年 *3億9400万
1998年 *8億2800万
1999年 *2億5900万
2000年 *3億8300万
2001年 *5億7900万
2002年 *6億1700万
2003年 16億*500万
2004年 14億8000万
2005年 *9億5600万
引用:鳥山明先生の年収がヤバイwwwwwwwwwwwwwwwwwww
鳥山明の年収
わかる範囲だけでも、平均年収額はなんと7億円となっています!
また、鳥山さんの事務所兼仕事場となっている「BIRD STUDIO(バードスタジオ)」は法人となっているため、実際にはもっと収入があると言われています。
鳥山明のバードスタジオはここ数年年商30億申告所得7億円前後で推移。
漫画家の法人収入の場合原価とか人件費がなく年商=収入のようなものなので
節税のため色々と金を使い経費として計上する。
バードスタジオの場合23億前後毎年何かに投資するなり使いまくるわけですね。
法人持ってる漫画家の申告法人所得は搾りカスと見た方が懸命。
鳥山明の自宅兼事務所・BIRD STUDIO
こちらが愛知県清須市にある、鳥山さんの事務所「BIRD STUDIO」。
かなり派手な外見ですが、色はドラゴンボールのイメージからだと言われています。鳥山さんの世界観を感じさせる外観ですね。
鳥山明の自宅兼事務所・BIRD STUDIO
鳥山明の自宅兼事務所・BIRD STUDIO
『ドラゴンボール』は、2012年地点で世界の発行部数はなんと2億部以上!すごいですね。
1984年より『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて連載が始まり、95年までの約10年半にわたって人気を博した『ドラゴンボール』。1986年からフジテレビ系で11年にわたってアニメーション『ドラゴンボール』『ドラゴンボールZ』『ドラゴンボールGT』が放送された。海外でも単行本は24ヶ国語に翻訳され、全世界の発行部数は2億3000万部に上り、アニメも40ヶ国以上で放映されている。
鳥山さんはこのように『ドラゴンボール』やキャラクターデザインを手掛けている『ドラゴンクエスト』など、世界的に人気となっている作品が複数あるため、収入も継続して入ってくる状態のようです。
4: 名無しさん 2014/03/23(日)16:46:42 ID:crhrpdwU5
>>3
最近映画やったしドラゴンボールヒーローとかいうカード筐体ゲーは続投
地上波でもDB改の続編放映予定あり、且つMXなどで旧アニメ再放送
版権料だけで食ってるんやなほんま化物コンテンツやで
鳥山さんがあまりにもすごい収入であるため、中には真実かは不明ですがこのような都市伝説まであります。
「最も有名なのは『鳥山ロード』でしょう。これは愛知県在住の鳥山が群を抜いた高額納税者だったことから、鳥山のご機嫌を取るために地元の自治体が鳥山邸から名古屋空港(当時)まで直線道路を敷いたというもの。ただ該当するような道路は存在せず、これは都市伝説だと言われています。その派生形として、鳥山が住んでいた町が(現在は合併で市に昇格)、鳥山邸の前に立派な道路を作ったという話もありますね」
鳥山さんのその総資産は明らかにはなっていませんが、現在でも年間数億円の収入があると見られており、数百億円だも言われています。
「パラダイス文書」により鳥山明の脱税が発覚!?~現在の顔【画像】あり
「パラダイス文書」の日本人リストに鳥山明の名前が含まれていた!
11月5日に公表された「パラダイス文書」により、2005年に発覚したアメリカの不動産事業出資の申告漏れの該当者の中に鳥山明さんが含まれていたことが判明しています。
産経ニュースによるとタックスヘイブンは美しい島国に多いほか、フランス語などで「税の楽園」と表現することからICIJは「パラダイス文書」と名付けた。パナマ文書と同様に、ヨーロッパの有力紙「南ドイツ新聞」が入手し、ICIJと共有した。情報源を一切明らかにされていない。
引用:パラダイス文書って何? 鳥山明さん、鳩山由紀夫・元首相の名前も
「パラダイス文書」は重要なことを要請している。富める者が税を逃れ続けるなら、富の再分配は滞り、社会また国家の健全性を壊してしまうからだ。
国際調査報道ジャーナリスト連合(ICIJ)による「パラダイス文書」の功績は、タックスヘイブン(租税回避地)が最大の売りとする「秘匿性」を突き崩したことにある。タックスヘイブンを利用する富裕層らに秘密が漏えいするリスクや恐怖心を植え付けたからだ。
2005年当時には、この不動産事業に20人以上が出資しており総額約30億円もの税逃れが発覚していましたが氏名などはは明かされておらず、今回それがパラダイス文書により初めて明かされた形となっています。
パラダイス文書には、「ドラゴンボール」「ドクタースランプ」などで知られる漫画家の鳥山明氏ら日本人12人が米国の事業体に出資したことを示す資料もあった。この事業体が行った不動産リース事業をめぐっては、後に国税当局が税逃れと判断して出資者を追徴課税したことが2005年に報じられている。
鳥山さんもこれにより、総額4000万以上の節税をしていたと言われています。
2004年度に発表された鳥山氏の納税額は、1507万円。高額納税者番付の常連だった鳥山氏が、こんな “税金逃れ” をしていたとは驚きだ。不動産事業の出資者は、1人あたり2000万~2億5000万円投資していたという。
「鳥山さんは多いほうで、2億5000万円出資したと聞いている。この出資は、一口2000万円でも4年間で4200万円の節税ができるとして、出資者が募られていた」(証券会社関係者)
鳥山さんはこれに対し、書面でのコメントを発表しました。
事業への出資はすでに閉鎖した東京のドイツ系証券会社があっせん。鳥山氏は取材に「日々多忙のため、税務面はおまかせにしていますのでお話しできることはありません」と書面で回答した。
「パラダイス文書」の件を鳥山明に直撃取材!現在の鳥山明の顔写真も
その後、週刊誌記者がこの件について鳥山さんに直撃。
現在の鳥山さんの姿も明らかとなり話題となっています。
自宅前で記者の直撃を受ける鳥山明
鳥山さんはパラダイス文書の件を報道で知り、驚いたと回答。
ひさしぶりに明らかとなった現在の鳥山さんの姿には「ええ感じのおっさんになっとるやん」「もっとジジイかと思ってたわ」などの声も。
節税に関しても、仕事に集中するため他人に任せておりノータッチで、自身がサインをする場合など必要最低限なことしか関与していないとコメントしています。
76: 名無しさん 2017/11/06(月) 05:48:28.83 ID:v1Jnyypd0
鳥山明クラスになると金の事はめんどくせえから人任せだろ
これはしょうがねえだろ
131: 名無しさん 2017/11/06(月) 06:30:34.70 ID:5FRHcUZ10
逆に鳥山レベルで金持ってて全部普通預金とかいねえだろ。
まとめ
■鳥山明は法人「バードスタジオ」を設立しており、ここ数年年商30億申告所得7億円前後である。
■公表された「パラダイス文書」により、2005年に発覚したアメリカの不動産事業出資の申告漏れの該当者の中に鳥山明が含まれていた。これによって鳥山明は4000万円ほど節税したとみられる。また、この件で週刊誌が本人を直撃した際に、現在の鳥山明の姿が週刊誌に掲載された。
今回「パラダイス文書」により過去の脱税疑惑が発覚した鳥山明さんですが、その莫大な資産からも鳥山さんは実際にこの件については本当に委託していてあまりよくわかっていないのではないかとも推測されています。
この件に対しては後に追徴課税もされており、脱税と言うよりは投資に失敗したという形なのではとも言われています。
このことが明らかになったことで現在の『ドラゴンボール』のコンテンツ終了を心配する声も聞かれていましたが、そのような事態はなさそうですね。
最近では「僕はもう引退したい!」とも発言していた鳥山さんですが、これからも鳥山さんの活躍を望んでいる人はまだまだ大勢いそうです。
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