喉頭がんにかかり、声を失ってしまった音楽プロデューサーのつんく♂さんですが、アクシデントにもめげずに芸能界で奮闘中だったりします。
この記事では、つんく♂さんの家族情報の他、術後のリハビリ状況や現在の活動に関してまとめてみました。
つんく♂のプロフィール
名前:つんく♂
本名:寺田光男(てらだ みつお)
出身地:大阪府東大阪市
生年月日:1968年10月29日
学歴:近畿大学商学部卒業
身長:170cm
デビュー時期:1992年
所属事務所:TNX
シャ乱Qのボーカリストとして、1992年にメジャーデビューを果たしたつんくさんは、1994年にリリースしたシングル「シングルベット」がミリオンヒットに輝く大ヒットとなり、一躍大ブレイクを果たします。
その後も「ズルい女」や「いいわけ」といった大ヒット曲を世に送り出したシャ乱Qですが、全盛期は2年程度の短いものでした。1996年頃から発生したヴィジュアル系ブームの波に呑み込まれたシャ乱Qは、1996年の後半頃には人気が低迷し始めることとなりました。
シャ乱Q自体はそのまま芸能界からフェードアウトして行くことになりましたが、つんくさん本人のピークはこの先に待っていました。1997年よりアイドルユニット「モーニング娘。」のプロデュースを開始したつんくさんですが、こちらが予期せぬ成功を収めることになります。
以降は、音楽プロデューサーとして様々なアイドルやアーティストに楽曲を提供することとなったつんくさん。音楽プロデューサー時代のつんくさんのヒット曲には、下記の作品があります。
「LOVEマシーン」164.7万枚(1999年)
「恋のダンスサイト」123.0万枚(2000年)
「ハッピーサマーウェディング」99.1万枚(2000年)
「恋愛レボリューション21」98.6万枚(2000年)
「ザ☆ピ~ス!」68.2万枚(2001年)
・浜崎あゆみ
「LOVE~Destiny~」65.1万枚(1999年)
・プッチモニ
「ちょこっとLOVE」112.4万枚(1999年)
・ミニモニ。
「ミニモニ。ジャンケンぴょん!」76.3万枚(2001年)
つんく♂の家族情報!嫁は元タレントの出光加奈子
名前:出光加奈子(いでみつ かなこ)
生年月日:1980年11月30日
出身地:佐賀県玄海町
つんくさんは、元タレントの出光加奈子さんと2006年に結婚をしています。「出光加奈子ってタレントなんていったっけ?」と思っている方も多いことかと思われますが、加奈子さんは全国区のタレントではなく、ローカルタレントでした。
加奈子さんは、福岡でタレント活動をしており、「ももち浜ストア」といった番組でレポーターとして活躍をしていたそうです。
加奈子さんは、福岡では「いでみっちゃん」の愛称で知られていたそうで、気さくな人柄で人気を博していました。
つんく♂と嫁・加奈子の馴れ初め
2人の馴れ初めに関しては、福岡で仕事をした折に加奈子さんに一目惚れをしたつんくさんが、芸人の博多華丸(はなまる)さんに紹介して貰い知り合ったと言われております。
当時のつんくさんは、30代後半の売れっ子プロデューサーながらも独身を謳歌していた身だったため、もしかしたら「つまみ食い」程度の軽い気持ちで、華丸さんに加奈子さんを紹介して貰ったのかもしれませんね。
その後、本格的な交際に至った2人は、出会ってから1年程度で結婚にまで至ったと言われておりますから、つんくさんはよほど加奈子さんに惚れ込んでしまったのでしょうね。
出光加奈子に気になる噂!出光興産の創業者一族なのか?
出光興産は、売り上げ3兆円を誇る、日本を代表するエネルギー系の大企業です。
創業は石油小売業から始まっており、現在でもガソリンスタンドなどを経営しております。
出光加奈子さんには、日本を代表する実業家一族の関係者ではないかという噂があります。加奈子さんと関連があるのではないかと噂されている実業家一族に関しては、名字そのままに、出光興産を創業した「出光」一族となります。
この荒唐無稽とも言える噂の発生原因は、出光興産の創業者である出光佐三さんが、福岡県宗像市出身であることが関係して来ています。
佐賀県出身である加奈子さんですが、ネット上では福岡県宗像市出身という誤情報が出回っており、加奈子さんが出光一族の関係者という噂の根拠にされていました。
もちろん、加奈子さんは出光一族とは無関係の庶民の出となりますが、こんな根も葉もない噂が広がってしまう原因には、本当に有名実業家一族の芸能人がいることが挙げられます。
歌手では「chay(チャイ)」、モデルとしては「まい」名義で活躍している永谷真絵(まい)さんが、食品メーカー「永谷園」の創業者一族であったりと、芸能活動をするお嬢様は昔からいたりします。
男性ですと、スポーツキャスターの松岡修造さんが、阪急グループの創業者一族なことは有名な話ですよね。
とはいえ、そんな華麗な一族出身の芸能人はかなりレアですが、この手の噂の大半はガセと思っていれば、ネットの噂に騙されることも少なくなりますね。
つんく♂の嫁・加奈子は料理上手?つんく♂がオノロケしている?
子供たちのお弁当作りにも熱心だという出光加奈子さん。
美味しそうなお弁当ですよね。
出光一族という噂はデマだった出光加奈子さんですが、「料理上手」というもう1つのネット上の噂に関しては本当だったりします。加奈子さんの料理上手ぶりにはつんくさんもオノロケており、ブログで度々加奈子さん作のお弁当などを紹介しています。
加奈子さんの料理上手ぶりは、つんくさん用のお弁当作りにも発揮されているようで、つんくさんは仕事場に愛妻弁当を持っていくことが多かったようですね。
「男をつかむなら、まず胃袋をつかめ!」という格言が日本には存在しますが、料理上手な女性ほど有名アスリートや有名芸能人と結婚する機会が多いため、案外本当のことなのかもしれませんね。
つんく♂の子供は3人?次女はアレルギー持ち?
出光加奈子さんは、情操教育の一環として、子供たちに家事の手伝いをさせることも少なくなかったりします。
画像は、つんくさんの長男と長女が、加奈子さんの命により餃子作りを手伝っている1シーンです。
つんくさんには、現在3人の子供がいます。長男と長女は、2008年に双子という形で一緒に生まれて来ており、次女は2011年に生まれております。
つんくさんの子供たちは、つんくさんがマスメディアやブログなどで頻繁に子供ネタを話すため、ファンにとってはお馴染みの存在でもあります。
つんくさんの長男と長女に関しては、幼稚園からインターナショナルプレスクールに通っていたため、英語がペラペラだともっぱらの評判だったりします。
次女は、アレルギー持ちのため、乳製品や卵が食べられない体質であることをつんくさんがカミングアウトしています。
乳製品が食べられないということは、生クリームやチョコレートまで食べられないことにも繋がります。
そのため、クリームなしのクレープを作って次女に食べさせるなど、出光加奈子さんも色々な工夫をしているとか。
次女のアレルギー症状は他にもあり、「眠くなると体の体温が上がり、体が痒くなる」といった症状まであることをつんくさんが告白しております。上の2人の子供が健康優良児なため、次女のアレルギー体質に関しては、つんくさんもかなり不憫に思っているようですね。
つんく♂の気になる噂!長女が歌手デビューした?
つんくさんにそっくりだと評判の長女・「Hotzmic」(ホツミック)さん。
長女の名前に関しては、Hotzmic=ほずみではなく、みずほを逆から読んで、英語表記でもじってみたのではないかという説がネット上で囁かれています。
つんくさんには、ネット上で長女が歌手デビューしたとの噂が流れていた時期がありました。結論を言ってしまうと、噂ではなく後に事実だと判明した話題となります。
つんくさんが楽曲を提供していたCSゲーム「リズム天国」シリーズの第4作目、「リズム天国 ザ・ベスト+」の収録楽曲のPVがYouTubeで公開されたことが、この噂の始まりとなりました。
上記PVにて「I’m a lady now」という曲を歌っている「Hotzmic」(ホツミック)さんが、「つんくさんの長女ではないか?」という噂は、動画が公開された2015年6月頃から、ネット上で囁かれ始めます。
今考えると、同月に発売された「リズム天国 ザ・ベスト+」の話題作りのためのステマではないかと思われるこの騒動。つんくさんの所属事務所である「TNX」が「噂は事実」と認めたことで、一旦の決着が付きました。
今月11日に発売されたニンテンドー3DS向けゲーム「リズム天国 ザ・ベスト+」に収録されている楽曲「I’m a lady now」を、音楽プロデューサー、つんく♂(46)の長女(7)が歌っていることが21日、分かった。
ちなみに、つんくさんの次女も「Katzmic」(カツミック)という名前で「I’m a lady now」のPVに登場しております。
写真左の少女がKatzmicさんとなりますが、こちらも長女と同じ理由から、ネット上では次女の本名はみずかではないかという憶測がなされています。
余談ながら、Hotzmicさんは「リズム天国 ザ・ベスト+」限定の歌手活動だったようで、以降は学業に専念しているようですね。
2014年に喉頭がんが発覚したつんく♂
つんくさんが喉頭がんにかかってしまった理由に関しては、やはりタバコや酒が大きかったようです。
バンドマン出身ということもあり、ヘビースモーカーで大酒飲みという状況が長く続いていたつんくさん。
子供が生まれて以降は、酒もタバコも控えるようになったという話ですが、時既に遅しの典型例となってしまいました。
つんくさんが喉頭がんであることを公表したのは、2014年3月となります。喉の不調自体は2000年代中盤辺りからあったようで、声帯の一部に瘢痕(はんこん)も見つかっていたようです。
その後、喉のコンディションが悪化したことで、2014年2月に精密検査を受けてみたところ、喉頭がんが発見されたという流れとなりました。
つんく♂によると、7~8年ほど前から声帯左側に違和感があり、ファルセットなどが出せない状態。しかし昨年10月から声全体がハスキーになり、声が出しにくい状態に。今年2月に全身麻酔手術をし、細胞の検査をしたところ、喉頭声帯にがんが見つかった。
つんく♂の病状は重かった?喉が窒息しかねないほどがんが悪化した?
当初は、早期発見の喉頭がんと発表されていため、つんくさんの病状が深刻な事態まで発展するとは誰も思っていませんでした。
大金持ちのつんくさんですから、病院で最新の治療を受けていたと思われますが、何が起こるのか分からないのがこの病気の本当に恐ろしい部分ですね。
当初は、喉頭がんに対して放射線治療で乗り切ることを選択したつんくさんでしたが、がん細胞は医師の想像を超える速さでつんくさんの体を蝕んで行きました。2014年10月には、放射線治療で死滅しなかったがん細胞が肥大化したことにより、長時間のフライトに耐えられない体となってしまったつんくさん。
2014年10月5日に行われた、モーニング娘。’14のニューヨーク公演。このとき、つんく♂さんの喉は、放射線治療で治りきらなかった癌が肥大化、飛行機に乗り長時間気圧の変化の影響を受けることで、窒息死してしまう可能性があるほどまでに悪化していたのだといいます。
歌手としての命である声よりも、現実の自分の命を守ることを決意したつんくさんは、喉頭がん治療の最終手段である声帯の摘出手術を選択することになりました。
つんくさんがこの辛い選択を選んだ理由は、当時小学校にも上がっていなかった3人の子供たちの行く末を見守りたいという気持ちが強かったからという話です。
声を失ったつんく♂!子供たちとは筆談で会話している?
子供たちを喜ばすために、子供向け番組への楽曲提供にも熱心だったつんくさん。
声帯を失う前は、自宅で子供たちに自作曲を語り弾きすることもあったそうですね。
これから先の10年20年を生きるために、声帯を摘出して声を失ってしまったつんくさん。術後の声を失ってしまったつんくさんの姿を見て、子供たちがショックを受けたことは言うまでもありません。
しかし、家族に心配をかけないためにも、積極的に外出して家族サービスを続けるつんくさんの前向きな姿を見て、子供たちも元気を取り戻したそうですね。
術後のつんくさんのコミュニケーション手段は、当初は筆談がメインとなりました。つんくさんと会話するために、当時3歳だった次女も努力を重ね、あっという間にひらがなを習得したと言われております。
とはいえ、やはり自分の声で家族と会話をしたかったつんくさんは、「食道発声法」という方法で声を取り戻すことを決意しました。
偶然にも、つんく♂さんのスタッフの1人が過去に同じく声帯を全摘出していたんです。でも今も変わらず仕事を続けている。肺ではなく胃にためた呼気を逆流させて発生する『食道発声法』という方法で、日常会話に支障はない程度に声は出せるんです。つんく♂さんは彼の影響で、この発声法の練習を始めているそうです。今はまだ歌うことは考えていない。話すために頑張ると言っているそうですよ」(前出・芸能関係者)
その後のつんくさんに関しては、2016年には家族と「食道発声法」で会話出来るようになったそうですが、テレビなどに出演する際には、PCなどを用いた筆談がメインとなっていますね。
つんく♂の現在!ハワイに移住の理由とは?
良くも悪くも、一歩国外に出ると、一般人に戻れるのが日本の芸能人です。
そのため、精神を休養させることを目的に海外移住する方も結構いるようですね。
つんくさんは、2016年の7月に家族揃ってハワイに移住しています。つんくさんがハワイに移住した理由は、当初は子供の教育のためという当たり障りのない理由がマスメディアなどでは報道されていました。
しかし、2017年9月に改めてハワイへの移住理由を語ったつんくさん。
その理由に関しては、つんくさんの術後の体や心をケアする目的が大きかったようです。
日本にいる限りは、喉頭がんで声帯を失ってしまったことを周囲の人間全員が知っている状況ですから、つんくさん的にも病気を引きずり続けてしまう部分もあったのでしょう。
ハワイに移住すれば、一部の日本人移住者たち以外にとっては、つんくさんはただの移住者となります。そのような環境下ならば、周囲に病歴なども知られていない状況で暮らせるため、精神的な負担が少ないのかもしれませんね。
また、つんくさんの音楽プロデューサー業も仕事量だけは確保していたものの、2002年を境にヒット曲には恵まれない状況が続いておりました。そのため、仕事やプライベイトの両面で気分転換をしたい時期だったのだと思われます。
つんく♂の気になる現状?激やせでがん再発を心配されている?
一般的に、大病をすると一気に老け込むと言われておりますが、つんくさんもまさにそんな生気のない容貌となってしまっております。
ハワイ移住後のつんくさんですが、ネット上では健康面を心配する声が絶えない状況となっています。
移住後も頻繁に来日しては、日本で芸能活動に励んでいるつんくさん。本来ならば、病気を乗り越えて一安心といった状況なのですが、問題はテレビやイベントなどに出演した際のつんくさんの容貌です。
一言で言ってしまうと、激やせした姿のまま日本で活動を続けているつんくさんの姿がありました。
やつれた状態から一向に回復しないつんくさんの姿に、ネット上ではがんの再発を心配する声もあります。
つんく♂、ニュースで今近大入学式でてた………めっちゃやばい激ヤセ
— きょん (@0225Dai) 2017年4月1日
もしかして…再発?😨😨😨
喉頭がんの5年生存率は70%であり、予後が良好な部類のがんとは言われておりますが、逆に言うと3割の方は予後不良で亡くなられてしまうことになります。
今後が非常に気になる、つんくさんの健康状態とは言えそうですね。
まとめ
ハワイへの移住が、つんくさんの終活のためだったというオチにはならないことを祈っております。
小林麻央さんや野際陽子さんのように、2017年もがんで亡くなる有名人の話題は多かったりもします。小林さんの場合では、小さな子供を2人残しての無念の死となり、日本中が涙を流したばかりです。
2017年で49歳となる若さのつんくさんだけに、天国へ旅立つにはまだまだ早い時期だと言えます。
つんくさんが子供たちの健やかな成長を見守れる日々が続くことを祈りつつ、この記事のまとめを終了させて頂きます。