2009年に社会人野球からドラフトを経ずにメジャーリーグのレッドソックスに入団した田澤純一(田沢純一)さん。
この記事では、田澤純一さんが結婚した嫁や子供、そして現在までの年棒推移について詳しくまとめました。
この記事の目次
田澤純一(田沢純一)のプロフィール
「直メジャー」を実現した異例の投手・田沢純一
出身地: 神奈川県横浜市
生年月日: 1986年6月6日
身長: 約180.3 cm
体重: 約90.7 kg
投球・打席: 右投右打
ポジション: 投手
プロ入り: 2008年 アマチュアFA
初出場: 2009年8月7日
年俸: $900,000(2019年)
引用:Wikipedia – 田沢純一
田澤純一、ドラフト指名を拒否してメジャー挑戦の物議【田澤ルール】
田沢純一さんは横浜商大高校時代に夏の甲子園に出場するも登板は無く、高校卒業後に新日本石油に入社して社会人野球でプレーを始めました。
2006年の「第33回社会人野球日本選手権大会」で活躍を見せるも2007年のドラフトでは残留となりましたが、2008年に社会人野球で大会新記録を作るなど目覚しい活躍をしたことから、同年9月11日にメジャー挑戦を表明しました。
日本のプロ野球界でドラフト上位指名確実と言われながらも「直メジャー」を選択したことから「田沢問題」として物議を醸し、その結果NPB所属球団を経ずにメジャーリーグに挑戦した選手は該当球団退団後も一定期間は日本のプロ野球界ではプレーできない通称「田沢ルール」が作られました。
2008年に当時新日本石油ENEOSの田沢が12球団に対しドラフト指名回避を要望する文書を送付。その際、特異な“田沢ルール”が作られている。
「ドラフト指名を拒否して海外のプロ球団と契約した場合、海外球団を退団した後、大卒・社会人出身選手は2年間、高卒選手は3年間、NPBでプレーできない」
田沢純一さんはボストン・レッドソックスに入団後、現在までにマイアミ・マーリンズ、デトロイト・タイガース、ロサンゼルス・エンゼルス、シカゴ・カブス、シンシナティ・レッズを渡り歩いてきました。
田沢純一さんですが、2020年3月11日にレッズから契約解除となっており、現在は無所属となっています。今後もマイナー契約してくれるところを探し、メジャー復帰を目指しているようです。
田澤純一が結婚した嫁や子供情報
田澤純一、情報が一切なく現在も独身?
田沢純一の結婚や嫁、子供に関する情報は皆無
田沢純一さんの結婚や恋愛話はもちろん、嫁、子供の情報を検索してもまったく出てこないことからまだ結婚していないようです。
田沢純一さんはメジャーリーグ挑戦から現在まで好不調を繰り返して球団を転々としてきましたので、恋愛する余裕は無かったのかもしれません。
とはいえ、田沢純一さんはまだ32歳のため、メジャー挑戦も終末期に差し掛かっている現在ではそろそろ恋愛や結婚も視野に入れ始めているかもしれませんね。
田澤純一の現在までの活躍と年棒推移
田澤純一の年棒推移 レッドソックス時代
田沢純一、23歳の頃の年棒は約1億3400万円
田沢純一さんは2008年12月4日に、メジャーリーグのボストン・レッドソックスと総額400万ドル(約4億円)で3年のメジャー契約を結びました。
2013年には現在読売ジャイアンツでプレーしている当時クローザーの上原浩治さんにつなぐセットアッパーとして活躍し、ワールドシリーズ制覇へ大きく貢献しました。
2015年には日本人のメジャーリーガーとして史上5人目となる3年連続60試合登板、翌年には同じく史上5人目となる通算300試合登板を果たしましたが、成績はいまいち振るわなかったことやシーズンオフ時の11月3日にFAとなったことから同年にマイアミ・マーリンズに年棒アップにて移籍することになりました。
なお、ボストン・レッドソックス在籍中の田沢純一さんの年棒推移は以下のようになります。(1ドル=100円換算)
2011年(25歳)…133万ドル(約1億3300万円)
2012年(26歳)…92万ドル(約9200万円)
2013年(27歳)…81万5000ドル(約8150万円)
2014年(28歳)…127万5000ドル(約1億2750万円)
2015年(29歳)…225万ドル(約2億2500万円)
2016年(30歳)…337万5000ドル(約3億3750万円)
この年棒推移からも田沢純一さんは2013年以降の活躍から飛躍的に年棒を伸ばしたことが分かります。
田澤純一の年棒推移 マイアミ・マーリンズ時代
田沢純一、32歳の頃の年棒は最高額となる約7億円
田沢純一さんは当時イチローさんが活躍していたマーリンズに2年で14億円という破格の契約金で移籍しました。
加入年のスプリングトレーニングでは7試合登板して無失点と好調な様子を見せていた田沢純一さんですが、2017年には肋軟骨の炎症を起こして故障者リスト入りとなり、不調続きとなったことから2018年5月17日に戦力外通告を受けました。
米大リーグ、マーリンズは17日、田沢純一投手(31)を戦力外にしたと発表した。同日、本拠地マイアミでのドジャース戦で救援登板して1回3失点を喫し、試合後に明らかにされた。2年契約最終年の今季は22試合に登板し、1勝1敗、防御率9.00と不振だった。
田澤純一の年棒推移 タイガース、エンゼルス、カブス、レッズ時代
田沢純一、33歳現在は年棒が約7分の1に
田沢純一さんは2018年6月4日にデトロイト・タイガースとマイナー契約を結ぶことになりました。
しかし、タイガースで結果を出すことができず2018年7月9日に契約解除、7月14日にロサンゼルス・エンゼルスとマイナー契約を結びました。
9月1日にメジャー契約を結び昇格しましたがシーズン終了後、2019年1月26日にシカゴ・カブスとマイナー契約を結び移籍しました。
田沢純一さんは3月23日に契約を一度解除された後26日に再契約を結び、メジャー昇格後は年棒が約1億円になることが伝えられています。しかし、成績が奮わず、7月11日に解雇されました。
その後、2019年8月11日、約1カ月のブランクを経て、シンシナティ・レッズとマイナー契約を結びました。しかし、こちらでも成績が奮わず、2020年3月11日の契約解除されています。
メジャー挑戦から2020年現在で11年目を迎え、総年棒額が2368万5000ドル(約26億535万円)になりましたが、現在までの11年間について以下のように語っています。
田沢 (10年は)あまり気にはしていないです。あの時点で、こんなにできると思ってこっちに来たわけではないんでね。まずは、3年契約で来たところが、ここまで野球ができている。僕が仮に日本を選んでいたとすれば、イチローさんとは一緒に野球ができなかったかもしれないですから。本当に貴重な経験をさせていただいたと思っています。
田澤純一「田澤ルール」がネックとなり日本球団と契約できない?
田澤ルールは今すぐ撤廃するべきとの意見も
マイナー契約からメジャーを目指している田沢純一さんですが、NPBなら欲しがる球団は複数あるようです。
しかし、自らがきっかけとなり出来た「田沢ルール」がネックとなり日本球界での活動は難しいともいわれています。
田沢ルールってつまらないね。個人的にはプロ野球もJリーグも外国人枠を無くした方が面白いと思う
— スーパー夫の育休つぶやき superotto (@ikukyusuperotto) June 12, 2018
田沢純一、新たな挑戦「直メジャー」10年を語る(日刊スポーツ) https://t.co/chxjMsCyH8
もう田澤ルール廃止したらすればいいのに!ここまでメジャーで実績出してるのに、帰ってきてもどこの球団でも投げれる姿見れないのは辛いでしょ!! 5年連続50戦登板の田沢純一が誇る「すごい財産」 (日刊スポーツ) https://t.co/JP3EkieUYO
— @明日も生きれてたらラッキー (@smile_of_life91) September 18, 2017
田澤純一(田沢純一)についてまとめると…
・田沢純一は「直メジャー」で右肩上がりに年棒が上がっていたが、2019年に7分の1になった
・田沢純一の2020年現在はマイナーリーグからも契約解除されて、無所属となっている。
・田沢純一は結婚しておらず子供もいない。
日本人として初のNPBでのプロ野球界を経ずにメジャーに挑戦した田沢純一さんについて総まとめしてきました。
田沢純一さんはメジャーリーガーとして破格の年棒を稼いできましたが、2011年の東日本大震災の際にはチームメイトだった松坂大輔さん、岡島秀樹さん、正田樹さんらと多額の義援金を送っています。
一日も早くメジャーに昇格できるといいですね。