1999年に番組が開始され、一時は社会現象まで巻き起こした人気番組「ロンドンハーツ」。この番組のドッキリ企画で「半身不随?」という噂があるようです。
ロンハーのドッキリで半身不随の事故の噂の真相や被害者について情報をまとめました。
この記事の目次
人気番組ロンハーこと『ロンドンハーツ』とは?
ロンドンブーツ1号2号(田村淳・田村亮)が司会を務めるバラエティ番組。
1999年に『イナズマ!ロンドンハーツ』としてスタートし、2001年10月にはに火曜21時枠に移動し、同時に『ロンドンハーツ』と改題。以後長年にわたり人気の番組で、『ロンハー』の愛称で親しまれています。
様々な番組企画が人気を呼び、瞬間最高視聴率は30.4%を記録。台湾や韓国でも放映されました。
日本PTA全国協議会が実施する「子供に見せたくない番組」で2004年から2011年までの8年連続で1位を記録。(2012年より調査中止)
「ブラックメール」などの人気企画があり、「ビューティフル女芸人奇跡の1枚」の写真を展示した「奇跡の一枚」写真展では来場者数が10万人を超える人気でした。「格付けし合う女たち」は、その後女性の中での心理的な序列など、「マウンティング女子」ブームに発展、社会にも大きな影響を与えてきました。
ロンハーで生まれた人気タレントたち
出典:http://tvmania.hatenadiary.jp/
misono
「うぬぼれ注意オンナの自分番付!」などの企画に登場するメンバー。
益若つばさ
若い女性に人気のモデルさんでしたが、ロンハーにも出演し活躍の場が広がりました。
ダレノガレ明美
「格付けし合う女たち」で一気にブレイクしました。
狩野英孝
ドッキリ企画や格付けなどの常連。「50TAプロジェクト」などにも参加。
他にも、この番組で人気が出たり、知名度が上がったタレントは多く存在します。
PTAの「子供に見せたくない番組1位」という不名誉な評判もあり、通常の女優やタレントは出演しにくい分、若手芸人やあまり売れていないグラビアアイドル候補の登竜門の役割も果たしていました。
ロンハーには「ドッキリ」企画が多い!その中で大事故となる企画が
ロンハーの人気企画の中には、「ドッキリ」企画が多いのも特徴です。
この番組の視聴率に貢献したと言われている「The Bl@k Mail」も、ターゲットが浮気するかどうかをトラップガールに成りすましたロンブー淳とメールで連絡しあい、仕掛け人女性がターゲットをだましていくものです。最後に仕掛け人女性と、本物の彼女が入れ替わる、一種のドッキリ企画です。
初めは一般人が多く登場していましたが、途中から若手芸人と、そのファンを装った仕掛け人女性で企画が進行しています。最後のお仕置きが、「生放送でネタ晴らし」「ロケが来て撮影される」などでした。
「落とし穴」や、「家の2階部分の床が抜けて1階に落ちる」などの大掛かりなものが登場していきます。このように、ロンハーと言えば、大掛かりなドッキリでも有名です。
「ドッキリで発掘!未来の○○オーディション」でも、ブレイクしていないタレントを集めて嘘番組のオーディションと称し隠しカメラで監視。最後には落とし穴に落とすなどの企画があります。
そんな大人気のロンハーの人気企画で、あわや大事故となる企画が!
2016年7月1日(金)に放送の『アメトーーーーク!&金曜★ロンドンハーツ 姉妹番組3時間SP!!』の中の「ロケットベッド」というものでした。
ロンハーであわや半身不随の事故!問題の企画『ロケットベッド』とは?
このロンハーのドッキリで行われた「ロケットベッド」とは、ベッドがロケットのように跳ね上がり、上に寝ている人間が勢いよく放り出される、というものです。宙に浮いたり、爆破されたりと言うわけではなく、頭側が勢いよく立ち上がる動きをするベッドでした。
番組企画内では、エステティックサロンで、ターゲットとなる女性がリラックスした状態でフェイシャルマッサージを受けています。
すると突然ベッドの天板部分が勢いよく持ち上がり、壁へ激突。この壁は薄い素材でできており、壁を突き破った女性は、壁の向こうにある白い粉の中へまっさかさまに落ちていきます。
しかし、この番組では、ターゲットとなった女性タレントさんは、まったく防御姿勢を取れていません。
これは、リラックスしていて、何かにぶつかるなどまったく予想も理解もできていないことを表しています。女性は防御姿勢を取れないままに、何のクッションもない粉の中に勢いよく突っ込んでいったため、頚椎損傷で半身不随になる恐れがあるのでは?と厳しい批判にさらされました。
ロンハーであわや半身不随の事故!被害にあった女性タレントとは?
出典:https://instagrammernews.com/
このロンハーの企画で被害にあった女性タレントさんは「祥子」さんです。
名前:祥子しょうこ
生年月日:1985年4月13日
出身地:熊本県
血液型:A型
高校卒業後、街中でスカウトされて地元熊本でテレビ番組のリポーターをしていた祥子さん。
芸能活動を本格的に行いたいと決意し、上京します。芸能事務所のオーディションを受けながらアルバイトをかけもちする生活でしたが、あまりうまくいかなかったようです。
週刊ポストの「謎の美女」というグラビアシリーズでヌード撮影などにも挑戦。このグラビアシリーズが人気となり、ロンハーなどのバラエティ番組にも出演します。
あわや半身不随の事故!ロンハーの企画に批判殺到!
ロンハーの企画であわや半身不随?の危険なドッキリを仕掛けられた祥子さん。
粉の中に勢いよく落ちていく祥子さんは、首が大きく後ろに反った状態になっています。頭は重いので、体の動きについていけず、首がムチのようにしなって大きく動いてしまいます。
交通事故などでよく知られる「むち打ち」も同じ状態です。祥子さんの場合には、頭が大きく後ろにしなっているだけではなく、その後に強く打ちつけられていますので、頸椎の骨折や脱臼を伴う外傷性頸部症候群になってもおかしくない状態でした。
祥子さんは受身を取れない状態のまま激突。
この企画を観た視聴者からは、『半身不随の事故になる前に辞めるべき!!』と企画に対し厳しい批判が殺到しました。
首は、重い頭を支えているのに、たった7個の頸椎が組み合わさっただけの首で支えられています。頸椎の合間からは、脳と全身を結ぶ頸髄神経が出ています。狭いところを通っている神経は、衝撃が加わることで損傷してしまうことがあります。
特に脊髄を損傷した場合には、一般的に脳からの運動命令が末梢に伝わらず、麻痺に至ります。
赤星憲広さんという野球選手は、試合中のダイビングキャッチで重度の中心性脊髄損傷となり、引退することとなっています。プロレスラーなどの格闘家でも、試合中の技によって頚椎損傷、全身不随になった例があります。
祥子さんは、幸い麻痺などはなかったようでしたが、辛辣な意見がテレビ局に殺到しても当然です。
ロンハー以外でもバラエティ企画には事故が多い
ロンハーだけに限らず、バラエティ番組で危険な企画による事故が起こった例があります。
お笑いタレントのスギちゃんは、バラエティ番組の企画で10mの飛び込み台からプールに飛び込んで、胸椎の破裂骨折をしています。
ももクロの妹分である3B juniorの当時12歳のメンバーがヘリウムガスを吸入し、脳空気塞栓症を起こしました。
この時に4秒ほど吸入した直後から右手の震えがあり、約5秒後に後ろに倒れています。脳空気塞栓症だけなら良かったのですが、受け身を取ることができなかった12歳の少女が後頭部を強打、全身性硬直性間代性痙攣。意識障害をお越し緊急搬送されました。
現在も治療が続けられていますが、脳に多発性の病変があり、高次脳機能障害を残す可能性があるとされています。
バラエティ番組で過去には死亡例も!批判殺到の危ない企画!
バラエティ番組の企画では、死亡事故も起きています。
1993年6月24日、「ウッチャンナンチャンのやるならやらねば」内で「やるやらクエストⅡ」という番組企画が行われます。
この日、ゲストとして参加していた香港のロックバンドBEYONDのメンバー黄家駒(ウォン・ガークゥイ)が2.7mのセットから転落。
このやるやらクエストⅡというのは、スタジオ内に組まれた狭いゴンドラのようなセットが約3mに吊り上げられ、他のメンバーと揉み合う状態になります。この時に内村さんと黄家駒さんがセット後ろのベニヤ板の壁を押し出すようにして床まで落下。
黄家駒さんは、急性硬膜下出血と頭蓋骨骨折となり東京女子医科大に緊急入院しましたが、脳挫傷のため死亡に至りました。
内村さんも骨折するなどの重傷を負っています。
このように、過去の死亡事故をみても、ロンハーの企画も、非常に危険で、批判されても当然かもしれませんね。
批判相次ぐのロンハー!視聴率はいいの?
あわや半身不随の大事故になる企画を放送したロンハー。
視聴率は取れているのでしょうか?
昨今は、若者のテレビ離れと視聴率の低迷に苦しむテレビ局。
2012年6月に朝日新聞が行ったアンケートで、回答者のうち75%が最近のテレビ番組はつまらないと答えています。
また、このつまらない番組のジャンルトップがバラエティでした。
ロンハーは、瞬間最高視聴率が30%を超えたこともありましたが、現在では6.1%まで低迷してしまっています。
2015年からずっと視聴率が2ケタを超えることができず、火曜21時枠から金曜21時枠に引っ越ししてもさらに視聴率は低迷したままです。
ロンハーを放送しているテレビ朝日は2017年10月にTBSと視聴率が逆転。
ずっと民放4位であったTBSは視聴率を回復。
それに対し、テレ朝はドラマもバラエティも深刻なまでの視聴者離れが続いています。
低迷するロンハー!打ち切りとの噂も??
2017年10月、フジテレビは看板バラエティ番組である「とんねるずのみなさんのおかげでした」と「めちゃ×2イケてるッ!」の終了を発表しました。
視聴率がひとケタ台と低迷しているロンハーも打ち切りになるのではとささやかれています。
まとめ
■2016年7月放送のロンハーのドッキリ企画『ロケットベッド』にて、あわや半身不随?の危険なドッキリをタレントの祥子さんに仕掛け、視聴者から非難が殺到した。祥子さんは半身不随にはなっておらず、幸い麻痺などはなかった。
■過激な企画を連発するロンハーだが、最近は視聴率もひとケタ台に落ち込み、打ち切りの噂も出ている。
いかがでしたか?
過激な企画で人気を誇っていたロンドンハーツ。あわや半身不随かといわれた企画で非難を浴びていますが、辛辣な意見が出るのは、仕方がないことなのかもしれません。
ぜひ、みんなが楽しくみれる斬新な企画をみたいですよね。
これからも、お騒がせ番組『ロンハー』に注目です。
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