日テレ『24時間テレビ』に模したタイトルで知られるフジテレビの特番『27時間テレビ』。
歴代マラソンランナーについてや、視聴率が低迷し「つまらない」と言われていることなどについてまとめてみました。
27時間テレビとは
『27時間テレビ』は、1987年から始まったフジテレビ『FNSの日』特番の第11回放送からの通称で、これまで『27時間テレビ』としては20年以上、全体ではトータルで30回以上に渡り続いていています。
『FNS27時間テレビ』(エフエヌエスにじゅうななじかんテレビ)は、1997年以降の『FNSの日』の通称であり、1年に1度夏に生放送されている日本の長時間特別番組。その年のメインコンセプトテーマに沿った内容となる。2005年以降は放送時間が25 – 26時間になることもあるが、本項目では便宜上、回数が多く通称として使われる「27時間テレビ」としている。「27HTV」と略されることもある。
『FNS27時間テレビ』最初の司会はダウンタウン
通称が『27時間テレビ』となって最初の司会はダウンタウンが務めています。
それまでは、ビートたけしさんを中心としたものでした。
この番組はフジテレビの夏の恒例行事となっている『27時間テレビ』の原点というべき回である。それまで放送時間はまちまちであったものが、この回から27時間に定着。さらに、この年はフジテレビがお台場へ移転して初めての放送であり、ダウンタウンの総合司会も話題となった。
だが、そんな記念すべき放送回は台風9号によって、あらゆる企画が予定通りにいかなかった。
歴代MC
その後のMCは中居正広さん、みのもんたさん、ナインティナイン、笑福亭鶴瓶さんなど数々の大物タレントが担当しています。
タイトルは日テレの毎年恒例チャリティー番組『24時間テレビ』を模したもので、その目玉企画でもある24時間マラソンに似せた27時間マラソンや、スペシャルドラマなども制作・放送されてきました。
毎年テーマが掲げられ、そのテーマに沿いながら既存のフジテレビ番組も絡んでいくような内容となっています。
27時間マラソン歴代ランナーをご紹介
『27時間テレビ』では毎年ではないものの、『24時間テレビ』の目玉である”24時間マラソン”を模して今まで何回か同様のマラソンを行っています。
2004年(最初)・加藤浩次 87kmリタイヤ
27時間テレビ最初のマラソンランナーを務めたのは、極楽とんぼ・加藤浩次さん。
フジテレビ本社のあるお台場まで100kmマラソンに挑みました。
27時間マラソン当時の加藤浩次
妻の緒沢凛さんと娘さんの写真がプリントされたTシャツを着てマラソンを走った加藤さん。当時は35歳。
普通のマラソンとは違い、道中で数々の妨害が含まれるというものでした。
しかし加藤さんは途中で脱水症状となり、87km地点であえなくリタイヤ。
生放送中にゴールできないというある意味リアリティのある結果となっています。
2011年・矢部浩之 100km完走
2011年には、ナインティナイン・矢部浩之さんが100kmマラソンに挑戦。
見事100kmを完走しています。
27時間マラソンゴール時の矢部浩之
矢部さんは当時39歳で、放送時間内に無事ゴールイン。
ゴール手前から一緒に並走していた相方の岡村隆史さんと抱き合う姿も話題となりました。
また、マラソンゴール後には当時交際が噂されていた現奥さんでもある青木裕子さんへのプロポーズがあるのでは?とも噂されていましたが結局なく、実際のプロポーズは翌年で2013年に結婚されています。
2012年・草彅剛 100km完走
2012年の『27時間テレビ』の総合司会はタモリさんが務めていますが、このときの27時間マラソンランナーが草彅剛さんとなっています。
「タモリさんのために走ります」
草彅さんは、タモリさんのために100kmマラソンを走ると宣言。当時38歳でした。
前年の矢部さんの完走を見て、「SMAPの団結を高めるため」という理由からも自ら志願しており、「100kmぐらいは走らないとSMAPじゃない」とも語っていました。
この年のテーマが「団結」であるためもありますが、もしかするとこのときにはすでにSMAPの不協和音は始まっていたのかも…。
小雨の降る中、ゴールまで1キロを切ったあたりから、木村拓哉と稲垣吾郎が並走して激励。午後8時過ぎ、ラストスパートをかけ、東京・台場の同局内のスタジオで待っていた総合司会のタモリの元へゴールし、熱い抱擁をかわした。「96キロで実は泣きそうになっていた。リタイア寸前だった」と草なぎ。タモリは「最後までよくやりました」とねぎらった。
草彅剛と並走する木村拓哉と稲垣吾郎
ゴール後、タモリと抱擁する草彅剛
タモリさんのために走った草彅さん、タモリさんと熱い抱擁を交わしています。
ゴール後、香取慎吾とも抱き合う草彅剛
仲のよい2人の抱擁姿も話題に。
実は『27時間テレビ』放送前には、当時まだ続いていた『笑っていいとも』が9月で打ち切りだとの噂が囁かれていました。すでに内定していたとまで言われていましたが、結果この年の打ち切りはなく、2014年3月まで放送は続いています。
草彅さんは2016年の『SMAP×SMAP 』ビストロSMAPコーナーでタモリさんがゲストとして来た際に、このときの27時間マラソンについて言及。
「周囲の応援は力になる」と語り、逆に唯一嫌だったこととしてツタンカーメンに扮した笑福亭鶴瓶さんと並走しなければならなかった場面を挙げていました。
草なぎは「自分のペースで走りたいのに『ツタンカーメンのコーナーがありますから、剛くん、そこだけペース合わせてください』って言うんだけど」と、スタッフから無理な注文だったことを明かす。「もう、合わせられるもんじゃないの! 遅くて、鶴瓶さんが! 本当にあれ、辛かった!」と鶴瓶に足を引っ張られたことを振り返った。
2015年・大久保佳代子 88km完走
2015年は、大久保佳代子さんが選ばれています。
『めちゃイケ』内で27時間マラソンランナーがメンバー内から選ばれることが発表され、大久保さんが指名されると、本人は最初拒否していました。
大久保が「絶対いやだ。もう一回、話し合いましょう」と嫌がっていると、加藤浩次が「黙ってやれよババァがよ」ときつい一言。2004年に100kmマラソンに挑戦し87kmでリタイアした加藤の暴言に大久保は「加藤さんだけには言われたくない!」と猛反発。そんな中、加藤から「本当に嫌な仕事をやれって言ってんだよ!」と焚きつけられ、大久保は思わず「やるよバカヤロー」と言い返し、さらに「絶対に87kmを超える!」と宣言し、目標距離は88kmに設定された。
やむを得ず走ることになった大久保佳代子
当時大久保さんは44歳でしたが、この加藤さんの「ババァ」発言には「お前が走れ」と世間から批判の声が殺到したほか、意思に反して走ることになった大久保さんには「かわいそう」との声もありました。
さらに加藤さんは大久保さんが完走した際には「何でもする」と発言し、坊主になることを宣言しました。
マラソン中には放送事故も
大久保さんが仮装しながら走っている横には、全く無関係な一般人が並走する放送事故も。
後にこれは、ニコ生主であった「はしもとくん」という人物だったこともわかっています。
完走した大久保佳代子
大久保さんは、見事88kmを完走。
加藤浩次は宣言通り断髪し丸坊主に
大久保さんがゴール後、その場で加藤さんの断髪式が行われ加藤さんは坊主姿に。
翌日には『スッキリ!!』生放送も控えていたため、心配もされていました。
番組エンディングで、毎年恒例の新人アナウンサーがスポンサーの提供を読む間に、丸刈りにした加藤だが、その姿が公開されると「うわー!」と頭をなでながら自身も驚き。頭の一番上に長く残った髪の毛には「これはやばい!」「これはまずい」と連呼し「言ったのは俺だから仕方ない」と話しながらも「人生で初めてだ、こんな坊主にしたの」と“スッキリ”した様子だった。
無事88kmを完走した大久保さんですが、追走していた一般人の実況にて車で移動するような場面が流されたことから「ワープ疑惑」が浮上。
ですが、後にこれは元々スタッフと警備員が移動するところを撮影したもので、それを誤解してツイッターに載せてしまった視聴者から拡散されてしまったことが原因であること、大久保さんは実際にちゃんと走っていたことが明らかとなっています。
大久保佳代子「ワープ疑惑」の原因となった写真
これにより大久保さんには「やらせ疑惑」の噂が出てしまいましたが、後に本人も自身の口で否定しています。
2023年・ハリー杉山ら6名が100km完走
2023年の『27時間テレビ』では、「100kmサバイバルマラソン」と題したマラソン企画に18名が参加しました。
参加したのはこちらの18名。
出典:https://tmbi-joho.com/
賞金1000万円をかけたサバイバルマラソン
「100kmサバイバルマラソン」は「100キロの道のりを、必要以上に休憩時間を取らずに走った場合、いったいいつゴールできるのか?」をテーマとしており、優勝者には賞金1000万円が贈られるという内容になっています。
出典:https://www.youtube.com/
ランナーが次々と脱落
ランナーは先導車を追いかける形で走りますが、引
き離されて「鬼」に追い越されると脱落となるとい
うルール。終盤は先導車が外れましたが、その過酷
さからランナーが次々と脱落していきました。
出典:https://twitter.com/
優勝はハリー杉山
最終的に、18名の内12名が途中で脱落となり6名が
完走しました。見事1位になり賞金1000万円を獲
得したのはハリー杉山さんです。
「100kmサバイバルマラソン」完走者の順位は以下の通りとなっています。
2位:ワタリ119
3位:大倉士門
4位:井上咲楽
5位:団長(安田大サーカス)
6位:山本賢太(フジテレビアナウンサー)
「100kmサバイバルマラソン」ではランナーたちが16、17時間で100㎞を完走しています。女性である井上咲楽さんも16時間半で完走したことから、この企画は、毎年のように番組終了間際にランナーがゴールする『24時間テレビ』のマラソン企画への皮肉かとも言われていました。
『27時間テレビ』で16、17時間くらいで走り切るランナーが続出したことにより、『24時間テレビ』のマラソン企画に対して「茶番」「闇が暴かれた」といった批判的な意見が飛んだ。また「『27時間テレビ』のマラソン企画は『24時間テレビ』への痛烈な皮肉になった」とする声も見られた。
27時間テレビは2017年から大幅内容変更!原因はSMAPにあり?
2017年の総合司会のキャスティングは当初は違った?
毎年、主に7月に放送されていた『27時間テレビ』ですが、2017年は初の9月放送となり内容も大幅に変更されました。
真夏の恒例大型番組『FNS27時間テレビ』(フジテレビ系)が、今年は9月9~10日に放送される。例年のお笑い色を弱め、2020年の東京五輪に向けて、世界から注目を浴びる日本をもっと知るため「歴史」をテーマにするという。総合司会にはビートたけしを据え、番組キャプテンは関ジャニ∞の村上信五が務める。
毎年掲げられていたテーマも2017年は「にほんのれきし」と、バラエティ色の強かった例年とは異なった趣旨の番組になりました。
また、当初は総合司会のキャスティングも違うものだったと言われています。
もともとフジは、村上のジャニーズ事務所の先輩である中居正広と、明石家さんまという“名司会コンビ”を想定していました。中居についてはほぼ決定していたのですが、直前になってジャニーズ側が中居を降ろす代わりに村上を起用するという案を、フジに申し入れたのです。中居といえば、昨年のSMAP解散騒動でジャニーズを退社したI氏がマネージャーを務めていた、いわゆる“I派”。
このI氏はSMAPのマネージャーを務めていた飯島三智さんのことですが、その”飯島派”である中居さんを出させるわけにはいかないと、ジャニーズの一方の派閥・藤島ジュリー景子氏(現在のジャニーズ事務所社長)によって”ジュリー派”である関ジャニ∞の村上信五さんが抜擢されたと言われているようです。
MCとしても幅広く活躍するようになった村上さんを育てるためという説もあったようですね。
長年続いていた「さんま・中居の今夜は眠れない」が中止に!
また、2000年から続いていた同番組の大人気コーナー「さんま・中居の今夜は眠れない」も2017年は中止となり、これについては明石家さんまさん本人が自身のラジオ番組内で言及しています。
「さんま・中居の今夜は眠れない」
さんまさんが1年の間に気になった上位10位の女性を発表するという名物企画「ラブメイト10」も、毎年注目されていました。
「これまで生放送だった『27時間テレビ』は今年から録画になったんですが、さんまは、『あのコーナーだけでも生放送でぜひやりたい』と食い下がったそうです。ところが、中居の所属するジャニーズ事務所が断固突っぱねたらしい。ジャニーズ事務所からは『今、中居を生放送でさんまさんと絡ませるのは…』という返答だったとのことです」(前出・芸能ライター)
なんと中止の原因は、2017年の放送日前の9月8日が香取慎吾さん、草彅剛さん、稲垣吾郎さんのジャニーズ事務所退所日となっており、そのため同コーナーを生放送でやるとなるとさんまさんがこの件について中居さんに尋ねる危険がある、ということが不安視されたことからだと言われています。
さんまさんは解散が囁かれていた時期に直接中居さんに同コーナー内で質問するという前科があったことから、かなり警戒されてしまったようです。
さんまのツッコミは予想以上のもので、前年末の特番でSMAPと共演した際のメンバーのギクシャクぶりを暴露したのはもちろん、「なぜ歌番組に出ないのか」「なぜ新曲を出さないのか」とファンに代わって追及したかと思えば、ジャニーズ事務所内の派閥抗争や、飯島三智マネージャーの名前にも触れるなど、テレビではタブー化し、誰も口にできないがみんなが訊きたかったことを、中居にぶつけていた。
そもそも放送が9月になったこと自体が、当初はまだ確定していなかった元SMAPメンバーの退所の行方を配慮してのものだったとの説もあります。
詳細が発表される日にはまだ中居正広さんがジャニーズ事務所に残留するかどうか不明だったので、例年通り放送した場合、退所報道が出たあとに番組に出演する可能性があったんです。それは事務所にとって最悪。そのため、中居さんの動向を把握した上で放送するために9月に放送をズラしたといわれているんですよ。仮に残留なら何事もなかったように同コーナーを放送し、事務所を辞めるならコーナーを放送しないという手筈が整えられていました。
引用:すべては中居正広のせい…『FNS27時間テレビ』の内容がガラリと変わる黒すぎる事情とは!? 関係者が暴露「またしても…」
2018年と2019年もビートたけしと村上信五がMC
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3年連続のキャスティング
2018年と2019年の『27時間テレビ』も2017年と同様、総合司会はビートたけしさん、番組キャプテンを村上信五さんが務めています。
2018年は「にほん人は何を食べてきたのか?」をテーマに、ほぼ事前収録されたものが9月に放送されました。
2019年は「にほんのスポーツ」をテーマに11月に放送されました。3年ぶりに生放送主体に戻り、名物コーナーであった「さんま・中居の今夜も眠れない」の「ラブメイト10」が3年ぶりに復活しています。
2020年から2022年の『27時間テレビ』に関しては、新型コロナの影響もあり放送が見送られました。
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代替番組を放送
2021年と2022年は『27時間テレビ』に代わる番組として『ラフ&ミュージック』が放送されています。
第1弾からおよそ1年、今回放送される第2弾は、昨年と同じく2夜連続、ゴールデンタイムで合計約9時間にわたる生放送となる。番組MCには、“キャプテン”を務める松本人志、“サポーター”の中居正広、ナインティナインの4人が再び集結。さらに、“アシスタントサポーター”の千鳥とアンタッチャブルも出演し、2組がコーナーMCを務めるスペシャル企画も予定されている。
引用:『FNSラフ&ミュージック2022~歌と笑いの祭典~』放送決定 松本人志、中居正広、ナインティナインら豪華MC陣が再集結
2023年にお笑い路線に戻し4年ぶりに放送される
出典:https://www.daily.co.jp/
4年ぶりに復活
『27時間テレビ』は2023年に4年ぶりに復活しています。2023年は7月に放送され、MCは千鳥、かまいたち、ダイアンの3組が務めました。
2017年から2019年の『27時間テレビ』は教養・情報番組のような真面目な路線になっていましたが、2023年は『千鳥の鬼レンチャン』をメインにしたお笑い路線に戻っています。
また、マラソン企画も8年ぶりに行われました。
千鳥(大悟、ノブ)、かまいたち(山内健司、濱家隆一)、ダイアン(ユースケ、津田篤宏)の3組がMCを務め、4年ぶりに復活を遂げた同番組。
このたび、27時間を彩るスペシャル企画の内容が続々と解禁。既に発表済みの「100kmサバイバルマラソン」のほか、FNS27局対抗で行う「FNS逃走中」といった人気番組とのコラボ企画の数々、また同番組の名物企画「さんまのラブメイト10」の放送も決定した。
27時間テレビは「つまらない」の声も…最近は視聴率も低迷
視聴率低迷…つまらない理由は?
これまで20回以上の放送となる『27時間テレビ』ですが、視聴率低迷や「つまらない」という声が多く聞かれるようになっています。
こ月3日から翌20時54分まで放送された『FNS27時間テレビ女子力全開2013乙女の笑顔が明日をつくる!!(フジテレビ系列)』だが、その視聴率が発表された。FNS27時間テレビはこれまで平均視聴率10~14%、そして瞬間最高視聴率は20~29%の間となっている。
そして今年行われたテーマ「女子力」の平均視聴率は9.8%と10%に届かず過去最低となった。瞬間最高視聴率は20.8%となった。
つまらない理由としてはフジテレビ自体の企画力に問題があると言われています。
生放送の部分も小ネタレベルで面白いものはありましたが、全体的には内容が酷すぎますし、進行もグダグダでつまらなかったですから、他局ながら心配になりました。同僚とも『今のフジは、あそこまで企画力や制作力が落ちたのか』と話したくらいです」(在京キー局関係者)
フジテレビ自体が嫌われている?
それまで最低でも平均視聴率10%はキープしていた『27時間テレビ』ですが、2013年にはそれも割れてしまう事態に。
この頃にはちょうどフジテレビの韓国推しが話題になっていた頃でもあり、視聴率が低いのは番組のせいではなく、フジテレビ自体が嫌われているからではという意見も寄せられていました。
フジテレビの韓国偏向
『サザエさん』のカツオの部屋に、なぜか東方神起のポスター。
フジテレビの韓国偏向
天気予報で後ろの七夕の短冊に、「KARAのライブに行けますように」「少女時代のようなきれいな脚になりますように」。
『27時間テレビ』の最初の司会を務めた松本人志さんが、同番組に苦言を呈する場面も。
昨今の制作姿勢に対し、松本は「僕はちょっと思うところが……」と自ら口火を切り、「パロディーやってんのに、日テレの真逆にいっていない時がある。大久保さんのマラソンとかさ」と、ネット上で“ワープ疑惑”が騒がれたオアシズ・大久保佳代子のマラソン企画を例に挙げ、「チャリティーじゃないんやから、別に走る意味もないし、別にヤラセでもいい。もう、(番組の意味自体が)ねじ曲がっちゃってる」と持論を展開した。
松本さんは番組の芸人の扱い方についても不満を持っていると語っていました。
今年の内容についても、深夜のコーナーで物議を呼んだ若手芸人の名前を挙げ、「丸投げで雑に扱っているのが、なんかねぇ。僕はもうちょっと愛を持ってやってほしい」と苦言を呈す。さらに、同番組にかぎらず最近の傾向として、芸人に丸投げする番組が増えているとし「うまくいったらお互いの徳、まずかったら芸人が損をする感じが、すごく悲しい。芸人は頑張っているから」と現状について、芸人の立場から思いを吐露した。
『27時間テレビ』は2019年に番組歴代最低の5.8%という視聴率を記録。4年ぶりの放送となった2023年は以前のようなお笑い路線に戻しましたが、視聴率は6.5%と振るわず今後の番組の行く末に心配の声があがっているようです。
「明石家さんまさん(68)出演の名物コーナー『明石家さんまのラブメイト10』などの人気企画に、豪華出演者がめじろ押しというラインナップにもかかわらず、番組平均視聴率は6.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)という厳しい結果でした。 前回の’19年は番組史上初の11月放送と時期的な影響も関係したかもしれませんが、平均視聴率5.8%と歴代最低を記録。前回から数字は上回ったものの、その前年の’18年の平均視聴率は7.3%でしたから、これではとても満足のいく結果とはいえません」(大手広告代理店関係者)
まとめ
『27時間テレビ』の歴代マラソンランナーや「つまらない」と言われている理由などについてまとめてみました。
近年は若い世代を中心にテレビ離れが叫ばれており、視聴率低迷も仕方がないことなのかもしれませんが、歴史ある番組ですので今後も長く続いていってほしいですね。