人気アニソン歌手の黒崎真音さんが2023年2月に35歳という若さで死去し衝撃が走っています。
この記事では黒崎真音さんがライブ配信中に倒れる瞬間の動画や硬膜外血腫と診断された経緯、ワクチンとの関連を疑う声、死因とされる持病の悪化、現在などについてまとめました。
この記事の目次
黒崎真音のプロフィール
黒崎真音のプロフィール
生年月日:1988年1月13日
没年月日:2023年2月16日(没年35歳)
出身地 :東京都
身長 :160cm(実測値)
血液型 :A型
黒崎真音(くろさき・まおん)さんは、アニソンを中心活躍されていた歌手で、2010年のアニメ「学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD」で全話で違うエンディングテーマを歌うという異例と言える形でデビューし、様々なジャンルの楽曲を歌いこなす歌唱力で話題を呼びました。
その後も、「とある魔術の禁書目録II」、「灼眼のシャナIII-FINAL-」、「アクセル・ワールド」、「薄桜鬼 黎明録」、「ヨルムンガンド PERFECT ORDER」、「東京レイヴンズ」、「ドリフターズ」など、話題のテレビアニメの主題歌やエンディングテーマを多数担当し活躍しました。
2019年9月には歌手で女優の神田沙也加さんと音楽ユニット「ALICes」を結成し4曲のシングルを発表しています。
2021年9月18日、ライブ配信中に突然倒れて救急搬送され、搬送先の病院で硬膜外血腫と診断されて緊急手術を受けています。手術は成功し休養期間に入りますが、その矢先の同年12月に「ALICes」のパートナーだった神田沙也加さんが急逝。黒崎真音さんは深く悲しんでいる事が読み取れるツイートを投稿されています。
さや
— 黒崎真音 (@kurosakimaon) December 19, 2021
早く帰っておいで
寒いでしょ
ずっと言ってたよね
さやを一人にしないって
寂しかったら一緒に住もうって
いつでもどこでも会いに行くって
ねぇ
さや
さや
LINEしても既読さえつかないよ
黒崎真音さんはその後もアニソン歌手として活躍されていましたが、2023年2月16日に35歳という若さで死去した事が所属事務所から発表されました。
この記事では、黒崎真音さんが2021年に硬膜外血腫で倒れた件と、2023年の死去についてを中心にまとめていきます。
黒崎真音が倒れる瞬間の動画
黒崎真音さんは、2021年9月18日に配信ライブ中に倒れ、ライブ配信が中断されて救急搬送されています。
ライブ配信中のアクシデントなので、リアルタイムで視聴していた方は大勢いたのですが、倒れる瞬間の動画は現在は出回っていません。
当時リアルタイムでライブ配信を視聴していた方のツイートを見る限り、はっきりと倒れる瞬間が動画として捉えられたわけでは無いようです。
ただ、一部の方は「引き付けを起こして倒れたように見えた」、「最初から調子悪そうな感じがあった」と、異変を感じ取っていた方はいたようです。
黒崎真音さん、配信ライブ中にひきつけを起こして倒れたように見えましたが、大丈夫なのでしょうか。。。
— みけ (@LRYZ55kjxfkLmBE) September 18, 2021
黒崎真音さんどうした!?!?大丈夫かな…?オフラインになった…
— りこすと (@RKST_ANMT) September 18, 2021
最初から調子悪そうな感じあったけど…心配…#maon11th
黒崎真音は硬膜外血腫と診断された事を発表
黒崎真音さんは2021年9月18日の配信ライブ中に倒れて救急搬送され、搬送先の病院で「硬膜外血腫」と診断されて緊急手術を受けています。
その後、しばらくの間情報が発表されずファンの間で心配の声が上がっていましたが、2021年10月1日に黒崎真音さんはTwitterを更新して緊急手術を受けた事を発表。
おはようございます
— 黒崎真音 (@kurosakimaon) October 1, 2021
久しぶりのTwitter
ライブ中に倒れ、緊急手術
適切な医療を受けることが出来たおかげで
やっと意識がハッキリしてきました
体調は日々変化があるものの、今日はとても安定しています
ご心配、ご迷惑をお掛けした皆様、大変申し訳ありませんでした
回復を目指します
その後の10月15日、黒崎真音さんはオフィシャルブログで、急性硬膜外血腫と診断された事や脳の緊急手術を受けた事を改めて発表。
ライブの生配信中に倒れ、救急搬送、そして脳の緊急手術をしました
無事です
生きてます
急性硬膜外血腫
黒崎真音さんは、タクシーで現場に行ったところまでは覚えているものの、それから倒れるまでの記憶があまり無い事や、手術を受けてICUにいた事の記憶もほぼ無い事。手術から2日、3日後に目が覚め、しっかりと意識が戻ったのは1週間後だった事なども明かされていました。
黒崎真音が倒れるまでの経緯をブログで公表
黒崎真音さんは2021年10月23日に更新したブログで、倒れるまでの経緯についても詳細に公表されています。
黒崎真音さんはまず、子供の頃から頭痛持ちで、周りの人よりも何倍も頭痛になる頻度が多かった事を明かしました。
そして、倒れる少し前の2021年9月2日頃に、突然身体がだるくなって激しい頭痛に見舞われたそうです。この時は、黒崎真音さんは「いつもの体調不良だ」と判断して常備薬を飲んで寝てしまったそうです。
その翌日、体が熱いと感じたため体温を測るも「36.7℃」と平熱とあまり変わなかったとの事。しかし、この日から、座っていても身体がだるくなり、気合を入れなければ立てないほどの体調不良に見舞われたようです。
最初、黒崎真音さんはコロナかもしれないと思ったため、保健所に連絡をして病院でPCR検査を受けたものの結果は陰性。9月中にコロナワクチン接種を予定していたそうなのですが、この体調では接種できないと思い、別の方に回したそうです。
9月18日の配信ライブの日になっても体調は全く良くならず、むしろここ最近で最も体調が悪い状態だったそうですが、責任感が強い黒崎真音さんは無理をしてタクシーに乗って現場へと向かっています。
そして、ここで記憶が途切れており次に気がついた時には病院のICUだったと、黒崎真音さんは倒れるまでの経緯を振り返っていました。
黒崎真音の硬膜外血腫とワクチンの関連を疑う声も
黒崎真音さんの持病の硬膜外血腫と新型コロナワクチンの関連を疑う声が多く見られます。
黒崎真音さんは、配信ライブ中に倒れる約1ヶ月前の2021年8月7日に1度目の新型コロナワクチンの接種をされていたようです。
ワクチン摂取から2日
— 黒崎真音 (@kurosakimaon) August 9, 2021
朝は平熱36.3
今も平熱36.3❣️
副作用終わったかな?
体のダルさもないし、やっぱり1回目は次の日1日は休んだ方が良いね❣️
あくまでもわたしの経験ですが..
いろんなケースがありそうなのでそないあれば憂いなしって感じでした❣️
あとは2回目だー
どうなることやら❣️😵
そのためか、黒崎真音さんが硬膜外血腫をワクチンの副反応ではと疑う声がいくつか上がっていました。
アニソン声優の黒崎真音氏がワクチンで脳血栓のこと、マスゴミの隠蔽は平壌運転です。 pic.twitter.com/e1QwVsYI4G
— 東雲くによし(孫向文) (@sonkoubun) September 19, 2021
黒崎真音さん突然の急逝。ご冥福をお祈りします。
— 吉良海☒💉💉💉💉💉💉💉💉💉 (@zenzenmikan) March 1, 2023
頭痛持ちだったみたいで、
ワクチン1回目打ってひどくなり、
硬膜外血腫で倒れられて、
ワクチンとは無関係だと思わされて、事務所に打たされ続けて、また、悪化して、お亡くなりになりました。
笑福亭笑瓶さんも血管の持病の悪化で急死されました。 https://t.co/IK6AIbufC7 pic.twitter.com/G02cmaiq2g
ただ、専門家によると、硬膜外血腫の原因の9割は外傷によるものだという事です。
硬膜外血腫の原因は、半数は交通事故、4 割が転落事故で、残りがその他の原因です。
黒崎真音さんは配信ライブ中に転倒されているため、その時に頭を打ったのが硬膜外血腫の原因ではと見る向きもあるようです。
ただ、黒崎真音さんは以前から頭痛持ちで、2021年9月はじめ頃から極度の体調不良に陥っていたようなので、転倒によって硬膜外血腫が引き起こされたと言い切る事も、体調不良とワクチンが絶対に無関係と言い切る事もまた難しいかと思います。
黒崎真音本人のワクチンと自身の硬膜外血腫との関連についての見解
黒崎真音さん本人は自身の症状がワクチンの副作用ではと言われている事についてブログで以下の見解を綴られていました。
ただ、わたしの頭痛に関してはここ2、3ヶ月の出来事ではないので一部の人から言われているワクチンの副作用だとは考えにくいですね
まぁ100%そうだとも言えなければ、100%違う、とも言えないんじゃないでしょうか
なので勝手にわたしがワクチンを2回打ったことになっていたりワクチンのせいでこうなった、みたいなことを言うのはちょっと違うんじゃないかなぁと、当事者は思っております
黒崎真音の現在…持病の悪化に伴い死去
黒崎真音さんの現在についてを検索されている方が多いようですが、すでに触れているように黒崎真音さんは2023年2月16日に35歳という若さで死去しています。
黒崎真音さんの死去は、所属事務所の「ART ONE Entertainment」が、2023年2月28日に発表しています。
歌手の黒崎真音(くろさき・まおん)さんが16日に亡くなっていたと28日、所属事務所が公式サイトで発表した。死因は持病の悪化だとし、通夜・告別式は近親者のみで執り行われたという。
発表では「弊社所属、黒崎真音が2月16日に持病の悪化に伴い急逝いたしました」と報告。
所属事務所の発表によると、黒崎真音さんとは自身の映画の公開や新曲の発表などの今後の事を話し合っていたという事で突然の死去だったようです。
自身の映画の公開、夏以降のスケジュールや新曲の発表など、今後の事を話し合っていた中での突然の出来事でした。
また、黒崎真音さんの通夜や葬儀については遺族の意向により近親者のみで執り行われた事も併せて発表されています。
黒崎真音の死因は非公表
黒崎真音さんの死因は所属事務所からは「持病の悪化」とのみ発表されています。
この持病が何を指しているのかは明らかにされておらず実質的に死因は非公表となっています。
ただ、事の経緯から見て、この「持病」というのが、2021年9月に倒れた際に診断された「硬膜外血腫」を指していると見る向きが多いようです。
黒崎真音さんの死因になった持病と見られている急性硬膜外血腫ですが、専門の医療機関の説明によると、手術後に「慢性硬膜下血腫」という症状に移行する事があるようです。
一般に、受傷後早期に手術を行い、適切な治療が行われた場合、経過がよいことが多いとされます。しかし、後遺症が残ってしまった場合には、術後早期からリハビリテーションを開始し、機能の回復に努めます。その後、自宅退院か、リハビリテーション病院などへの転院かを検討します。また、手術を行った場合でも慢性硬膜下血腫に移行することがありますので、経過を診させていただきます。
この慢性硬膜下血腫は放置すると稀に死亡する事もあると説明されていますが、1度倒れて手術も受けている黒崎真音さんが術後に何らかの体調不良があったとすれば、放置していたとは考えづらいように思えます。
現在までに明らかになっている情報から黒崎真音さんの詳しい死因を推し量る事は難しいです。このように情報が限られている点も新型コロナワクチンとの関連を疑う声につながっている部分もあるようです。
まとめ
今回は、2023年2月16日に死去した人気アニソン歌手の黒崎真音さんについてまとめてみました。
黒崎真音さんは2021年9月18日の配信ライブ中に倒れて救急搬送され、「硬膜外血腫」と診断されて緊急手術を受けていました。このライブ中の倒れる瞬間の映像は現在は残されていませんが多くのファンが目撃しているようです。
黒崎真音さんが硬膜外血腫と診断された事と新型コロナワクチンとの関連を疑う声も上がっていますが、黒崎真音さんは以前から頭痛があり、ライブの少し前から極度の体調不良があったことなども明かしていて、本人もワクチンと関係しているとは考えづらいとの見解を持っていたようです。
そして、黒崎真音さんは倒れてからから約1年半後の2023年2月に35歳の若さで死去しています。死因については「持病の悪化に伴い急逝」とのみ発表されていて詳しいことは公表されていません。