プロレスラー引退後、YouTube「バルクアカデミー」や総合格闘技「RIZIN」で活躍した北村克哉さんが死去しました。
この記事では北村克哉さんの身長や体重、ステロイド疑惑、結婚や家族、煽り運転や下半身不随、死因はワクチン説やステロイド説の噂などについてまとめました。
この記事の目次
北村克哉のプロフィール
北村克哉のプロフィール
生年月日:1985年12月14日
没年月日:2022年10月12日(享年36歳)
出身地 :東京都杉並区
身長 :182cm
新日本プロレスで活躍した元プロレスラーで、引退後はアマチュアのボディービルダー、YouTuber(バルクアカデミー)、スポーツインストラクターとしてとして活躍されていた北村克哉さんが36歳の若さで死去しました。
北村克哉さんは、プロレスラー引退後はYouTubeチャンネル「バルクアカデミー」でのYouTuberとしての活躍や総合格闘技「RIZIN」に参戦してのボビー・オロゴンさんとの試合などで話題になっていましたが、突然の死に衝撃が走っています。
ここではそんな北村克哉さんについて改めて紹介していきます。
北村克哉の経歴① 高校・大学時代はアマレス選手として活躍
出典:http://www.japan-wrestling.org/
北村克哉さんは、総合格闘技イベント「PRIDE」への憧れから、日本工業大学駒場高等学校時代にレスリングを始めました。
高校時代はフリースタイルの選手として活躍し3年生だった2003年には、全国高校選抜大会でフリースタイル85kg級3位、インターハイでフリースタイル85kg級3位、国民体育大会(少年の部)でフリースタイル97kg優勝の実績を残しています。
高校卒業後は専修大学へと進学してレスリングを続け、フリースタイルとグレコローマンスタイルの選手として活躍しました。
大学時代の北村克哉さんは、2005年の東日本大学生新人選手権(秋季)のフリースタイル120kg級で優勝、同グレコローマン120kg級で優勝、2006年の全日本選抜選手権フリースタイル120kg級で優勝、2007年の全日本学生選手権のグレコローマン96kg級で優勝、全日本大学グレコローマン選手権の120kg級で優勝の実績を残しています。
北村克哉の経歴② 「巌流島」参戦をきっかけにプロレスラーに転身
大学卒業後、北村克哉さんは、K-1などを主催していた「FEG」に入社し、アマチュアレスリングを続けています。
北村克哉さんはFEG時代には、グレコローマンスタイル専門となり、2008年の国体(成年の部)の男子グレコローマン120kg級で優勝、全日本選手権グレコローマン96kg級優勝、2009年の全日本選抜選手権グレコローマン96kg級で優勝、全日本選手権グレコローマン96kg級で優勝、2010年の全日本選抜選手権のグレコローマン96kg級で優勝、全日本選手権のグレコローマン96kg級で優勝の実績を残しています。
2010年の途中、FEGの経営の悪化によりドン・キホーテに移籍し、2011年の全日本選抜選手権のグレコローマン96kgで優勝しています。しかし試合後のドーピング検査により、ドーピング違反が見つかり、この順位を剥奪され、2年間の資格停止処分を受けます。
これが原因の1つとなって北村克哉さんはドン・キホーテを退社し、アマレス選手を引退。2013年から2015年まではケビン山崎さん主宰のトレーニングジム「トータル・ワークアウト」にパーソナル・トレーナーとして勤務しました。
2015年7月、北村克哉さんは異種格闘技イベント「巌流島」に参戦してモンゴル相撲のボロドバートル・オンダラルと対戦し、1R2分16秒で一本勝ちをおさめ格闘家としてデビューしています。そして、この大会を見に来ていた新日本プロレスオーナー・木谷高明さんのスカウトを受け、2016年1月に新日本プロレスに入団しプロレスラーに転身。
北村克哉の経歴③ 新日本プロレス時代
出典:https://www.nikkansports.com/
北村克哉さんは練習生として1年間トレーニングを積んだ後、2017年3月13日に岡倫之とのタッグで、ゲリラズ・オブ・デスティニーと対戦しプロレスラーデビューを果たしました。(結果は負け)
その後、2017年10月から12月の新日本プロレスの若手のトーナメント戦「ヤングライオン杯」にて、5戦全勝での完全優勝を果たして注目されました。
その後も新日本プロレスで活躍を続けた北村克哉さんでしたが、練習中の怪我によってプロレスラーを続ける事が困難になり、2019年2月5日に新日本プロレスを退団してプロレスラーを引退されています。
北村克哉の経歴④ YouTuberやボディビルダーとして活躍しRIZINにも参戦
プロレスラー引退後の北村克哉さんは、国際ボディビルディング・フィットネス連盟(IFBB)のプロボディビルダーを目指す事を表明し、2019年5月8日にYouTubeチャンネル「バルクアカデミー」を開設してYouTuberとして活動を開始しました。
同年10月からはボディビルダーとしての活動もスタートさせ、精力的に大会に出場し、2020年11月14日の「IFBB Professional League Japan National Pro Qualifier」では、ボディビルヘビーウェイト部門で出場5人中2位の成績を残しました。
2020年12月13日配信のABEMA「K-1DX」シリーズ「安保瑠輝也、誰とでも戦います」に挑戦し、元K-1 WORLD GPスーパーライト級王者の安保瑠輝也さんとキックボクシングで対戦し、1RKO負けを喫して話題になりました。
2021年11月20日開催の総合格闘技イベント「RIZIN.32」に出場してボビー・オロゴンさんと対戦して総合格闘家としてデビューしましたが、2R2:34で一本負けを喫しました。
その後もボディビルやYouTuberとして精力的に活動されていましたが、2022年10月12日に急死しました。まだ36歳という若さでした。
北村克哉の身長と体重
北村克哉さんの身長は「182cm」です。新日本プロレス時代のプロフィールでは公称身長は「183cm」となっていますが最新のデータでは身長は182cmです。
また、体重については、2020年にTwitterで「120kg」に到達したツイートされています。
体重120kg徐々に増えてきましたが、まだギリギリ腹筋は割れてます#腹筋 #アブドミナル #abdominal @katsuya体重120kg徐々に増えてきましたが、まだギリギリ腹筋は割れてます@KitamuraKatsuya @KitamuraKatsuya pic.twitter.com/VByoCE6kRh
— 北村克哉 (@KitamuraKatsuya) February 16, 2020
最新の体重のデータは不明ですが、直近でも北村克哉さんは極限まで筋肉をつけられていたため、身長から見てもかなり体重は重かったはずです。
北村克哉にはステロイド使用疑惑があった
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北村克哉さんはボディビルダーとしても活躍し、極限まで鍛え上げた筋肉を持っていましたが、一部ではアナボリックステロイド(筋肉増強剤)の使用を疑う声も上がっていました。
アナボリックステロイドは、短期間で飛躍的に筋肉を増強できるドーピング剤の一種で、血圧上昇やコレステロール値上昇などの多くの副作用がある事が知られており、オリンピック競技など多くの公式のスポーツ競技での使用が禁止されています。
ただ、日本の法律上は個人での所持や使用は合法とされています。また、プロレスの世界ではエンターテイメントとしての要素が強いために、大きな筋肉をつけるためにあえてリスクを承知でステロイドを使用する方もいるようです。
また、北村克哉さんはアマチュアレスリング選手時代の2011年にドーピング違反によって全日本選抜選手権グレコローマン96kg級優勝の順位を剥奪され、2年間の出場停止処分を受けた過去があります。
この時、北村克哉さんはドーピング違反について、意図的なものではなく、海外から取り寄せて使用していたサプリメントなどに偶然違反成分が含まれていた可能性が高いと説明されています。
北村克哉さんのドーピング検査を行い違反を通知した日本アンチ・ドーピング機構も「意図的な使用ではないと推定」との見解を示していますが、こうした過去が北村克哉さんがステロイドを使用している疑惑へとつながった面もあったようです。
そして、北村克哉さんが2022年10月に36歳という若さで死去された事と、ステロイド使用疑惑を関連づける声も上がっています。北村克哉さんの死因の真相がステロイドの副作用を疑うネット上の声については後半で改めて紹介します。
北村克哉の家族
北村克哉さんの家族については情報を明かされておらず、家族構成などは不明です。
ただ、2020年にTwitterでアメリカンブリーという犬種のオスを家族に迎えた事をツイートされていました。名前はWINと名付けられたそうです。
家族を紹介します、アメリカンブリーのWINオス 名前の由来は勝ち 勝ちたい 験を担ぎ WINにしました
— 北村克哉 (@KitamuraKatsuya) January 23, 2020
寝る子は育つ家族になった頃は体重8kgそれから4カ月後 今は体重30kg#アメリカンブリー #amricanbully #まだ子供だから食トレと眠トレはかかせていません#寝る子は育つ #友達も増えた pic.twitter.com/5EsDY9dunT
北村克哉さんはこの愛犬のWINを家族として大切に育てられている様子でしたが、2022年に急逝された事を受けて、犬の世話をしてくれる人はいるのだろうかと心配する声も上がっています。
そういや亡くなった北村克哉氏は犬飼ってたはずなんだよな
— ぐるたみんLAS原理主義穏健派 (@LAS_LAS_muscle) October 14, 2022
あの犬大丈夫かな
誰かちゃんと世話してあげてるのかな
北村克哉は結婚はしておらず独身
北村克哉さんは結婚はされておらず独身でした。
北村克哉さんのFacebookのプロフィールにも「独身」と記載されています。これまでに結婚歴や離婚歴もないようです。
北村克哉は煽り運転撃退動画でも話題に
北村克哉さんはYouTuberとしても活躍されていましたが、投稿動画の中でも煽り運転を撃退する動画「日本一のバルクが煽り運転を撃退してみた」が話題になっていました。
北村克哉さんはラウンドワンにボーリングをしに行くという趣旨で動画撮影をしていましたが、ラウンドワンに車で向かう途中、後続の黒いレクサスから執拗に車間を詰められた挙句パッシングまで受けるという煽り運転を受けました。
北村克哉さんは煽り運転されている事に対して「ちょっと話を聞きにいきます」と車を停めて降車しましたが、煽り運転の運転手はまさか筋肉隆々の大男が降りてくるとは思わなかったのか、凄い勢いで車を発進させて逃走してしまいました。
ただ、この動画については、車間を詰めて煽り運転を受けていたはずなのに、北村克哉さんの車が停車した時点で煽り運転の車がかなり車間を空けて止まっているのはおかしいとしてヤラセ動画ではないかと疑う声も上がっています。
北村克哉は過去の下半身不随発言でも物議を醸していた
北村克哉さんはSNSやYouTubeなどインターネットでも精力的な活動を展開されていましたが、あるアンチに粘着されて執拗な嫌がらせを受けていたようです。
北村克哉さんは2019年にこのアンチに対してInstagramで、「ザコは大口叩くべきではないです!下半身不随にして一生車椅子生活にしてあげましょうか?」と発言しこれが物議を醸しました。
この発言に対して、下半身不随で苦しんでいる人や車椅子の人に対して失礼すぎるとしてアンチだけでなくファンからの批判の声も多く上がりました。
北村克哉が下半身不随にして一生車椅子にしてやると発言したのマジっすか
— ファイヤーもあい (@firemoai) October 26, 2019
自分も人の事言えませんがマジなら北村もろくなもんじゃないっすね
北村克哉が36歳の若さで死去で死因について様々な憶測が
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プロレスラー引退後のアマチュアボディビルダーとしての活躍、2021年の総合格闘技イベント「RIZIN」への参戦の他、YouTuberとしても精力的に活動されていた北村克哉さんでしたが、2022年10月12日に36歳の若さで死去し衝撃が走っています。
北村克哉さんは体に異変を感じて自ら救急車を呼び、救急搬送されたという事ですがそのまま容態が急変して死去されたという事です。
元新日本プロレスのプロレスラーでボディ―ビルダーの北村克哉さんが12日に死去していたことが本紙の取材で明らかになった。死因は不明。36歳だった。
関係者によると北村さんは同日に体調に異変を感じ、自ら救急車を呼んで病院へ。その後に容体が急変したという。
上の東スポの北村克哉さん死去後の第一報記事では死因は「不明」とされていましたが、死去の翌日に日本レスリング協会公式サイトで報じられた記事では死因は「急性心不全」と発表されています。
全日本選手権優勝3度、世界選手権に両スタイルで出場の実績を持ち、プロレス・プロ格闘技で活躍した北村克哉さん(東京・東京工高~専大OB)が10月12日午後3時54分、急性心不全のため搬送先の病院で死去した。36歳。
ただ、この死因「急性心不全」というのは、現在は死亡診断書に正式な死因として記載する事は禁止されています。報道などで死因が急性心不全と発表される場合は、心停止に至った直接的な原因が不明な場合を示しています。
また、北村克哉さんが死去前日の11日にInstagramでかなり激しい筋力トレーニングをしている写真を、食事制限や減量というハッシュタグをつけて投稿した事から、過酷なトレーニングや減量と死因との関連性を匂わせるような報道も出ています。
関係者によると死因は調査中だが、最後の投稿は前日11日のインスタグラムだ。高負荷の筋トレの写真と、ハッシュタグに食事制限、減量の文字が続いたこともあり、過酷な減量と高負荷のウェイトトレーニングでかなり無理をした可能性も考えられる。
こうした内容から、北村克哉さんの本当の死因についてネット上で様々な説が囁かれています。これについては次の見出しから紹介していきます。
北村克哉の死因の真相はワクチンの副作用という説も
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北村克哉さんの死去が急死だったため、例のごとく、新型コロナワクチンの副作用が死因ではと疑う声があるようです。
北村克哉さん急死報道を見てるとワクチンの副作用じゃないかと勘繰ってしまう
— ヨワタリさん (@marantan102) October 14, 2022
ただ、北村克哉さんが死去の前に新型コロナワクチンの接種を受けていた事実は確認できません。現在は若くに人が死去すると必ずコロナワクチンとの関連性を疑うような声が出るため、これもそうしたパターンで特に根拠はないようです。
北村克哉の死因の真相にはステロイドの副作用説も
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上でも触れていますが、北村克哉さんには以前からステロイドを使用している疑惑がありました。
この事から、北村克哉さんの突然の死去はステロイドの副作用が関係しているのではと疑う声が多く見られます。
事実として、ステロイドを使用していたボディビルダーやプロレスラーなどが、若くして死去するケースは過去にも多く見られるため、北村克哉さんの死因とステロイドを関連づける声が上がるのも無理からぬ事だと言えそうです。
北村克哉亡くなったんや。ステロイドとの因果関係はわからんけど、相当やってたやろうしなぁと思ってまう。日本でもこういう死に方するトレーニー増えるやろなぁ
— 猫isゴッド (@tashikaniiiwa) October 14, 2022
まとめ
今回は、2022年10月12日に36歳という若さで死去した元プロレスラーでボディビルダー、YouTuberの北村克哉さんについてまとめてみました。
北村克哉さんは身長182cm、体重120kgの巨漢で、若い頃はアマレス選手として実績を残し、新日本プロレスでの活躍を経て、ボディビルダー、YouTuber、総合格闘技などで精力的に活動されていました。
家族については全く情報がなく、結婚もしておらず独身ですが、2020年から愛犬を飼われていて家族のように可愛がられていました。
また、YouTuberとしては煽り運転を撃退した動画が話題になった他、Instagramでアンチに対して「下半身不随にして一生車椅子生活にしてあげましょうか?」などと暴言を吐きこれが物議を醸しました。
その後も、2020年の安保瑠輝也さんとの木ックボクシングルールでの対戦や、2021年の「RIZIN」でのボビー・オロゴンさんとの対戦などで話題になりましたが、2022年10月に突然の死去となりました。
北村克哉さんの死因は「急性心不全」と発表されていますが、実質的に死因不明で、死因の真相としてステロイドや新型コロナワクチンの副作用説などが囁かれています。