「K-1」や「RIZIN」で活躍したキックボクシング選手HIROYAさんが結婚を発表し話題です。
この記事ではHIROYAさんが弱いの声や、昔や若い頃の輝かしい経歴、結婚した嫁の元読モの道明歩さん、子供や引退時期、現在などについてまとめました。
この記事の目次
HIROYA(K-1選手)のプロフィール
HIROYAのプロフィール
本名 :河部弘也
生年月日:1992年1月6日
出身地 :神奈川県愛甲郡愛川町
身長 :168cm
血液型 :O型
HIROYAさんはプロキックボクシング選手、総合格闘技選手で、「K-1」、「krush」、「RIZIN」などの格闘技イベントで活躍されています。
元「krush -65kg級」の初代王者で、2005年度のWMFアマチュアムエタイ世界選手権ジュニア部門ピン級の金メダリストでもあります。また、2008年のK-1甲子園のチャンピオンです。
プロキックボクサーとしての2021年3月時点での通算戦績は「56試合出場で38勝18敗0分(KO勝ち20)」となっています。
HIROYAさんは、K-1の元レジェンド選手の魔裟斗さんにその才能を見出されてK-1に参戦した事から、「魔裟斗二世」、「魔裟斗が認めた天才」の異名でも知られています。
所属するキックボクシングジム「TRY HARD GYM」では代表を務め、プロデュースも手掛けられています。
同じくプロキックボクサーで、元「K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級」のチャンピオンの大雅さんは実弟です。
HIROYAはシバターにも敗戦で弱いとも言われている
出典:https://amd-pctr.c.yimg.jp/
HIROYAさんは若い頃は「魔裟斗二世」とも呼ばれた天才選手でしたが、プロ入り後は期待ほどの戦績を残すことはできず、一部ファンからは「弱い」とも言われしまっています。
そして、2020年12月31日にさいたまスーパーアリーナで開催された総合格闘技イベント「Yogibo presents RIZIN.26」でHIROYAさんは炎上系YouTuberのシバターさん(総合格闘家でもある)と対戦したのですが、まさかの敗戦を喫してしまい、さらに弱いという声が高まってしまいました。
このシバターさんとの試合は変則的なミックスルールで、1R目はキックボクシングルール、2R目は総合格闘技ルールというものでしたが、なんとキックボクシングルールの1Rで、HIROYAさんはダウンを奪われてしまいました。
そして、総合格闘技ルールの2Rでは、シバターさんに腕ひしぎ十字固めを極められてタップのような動作をします。審判がHIROYAさんに確認したところ、タップはしていないという事で試合が続行されそのまま引き分けとなったのですが、試合終了後のビデオ判定の結果、やはりタップをしていたと認められ、2R2分38秒腕ひしぎ十字固めでのシバターさんの一本勝ちが確定したのでした。
実はシバターさんの格闘家歴はかなり長いのですが、YouTuberとしてのイメージの方が強いため、HIROYAさんはYouTuberに負けた男として弱いというイメージが強まってしまいました。
さらに、HIROYAさんが試合後に「タップはしてない」、「対処の仕方がわからず片手で殴ろうとした」とコメントしているため、それも負けを認めない言い訳のように捉えられ弱いというイメージにつながってしまったようです。
HIROYAは試合後コメントにて「タップしてなくて、別に痛くなくて、ただ、対処の仕方もわからないんで、踏ん張りながら反対の手で殴ろうとしてたんですけど……まあ、タップはしてないですね。痛くはなかったですね。腕十字ってどこが痛いんですか?」と反論するが、RIZINレフェリー審判団の協議のすえ2RにHIROYAのタップアウトが認められシバターの勝利に変更となった。
ただ、HIROYAさんは現在は弟の大雅さんのサポートに回っていて、半ば引退のような状態である事や、そもそも身長180cm体重も100kg近いシバターさんとの体格差がありすぎる事、また、HIROYAさんは総合格闘技のルールに慣れておらず、オファーも直前だったため練習する時間もなかったなどのHIROYAさんを擁護する意見も多く上がっています。
少なくとも、シバターさんとの試合だけを見てHIROYAさんを弱いと結論づけるのは無理があります。
何より、HIROYAさんは若い頃は素晴らしい戦績を残されており、少年時代にあの魔裟斗さんが認めるほどの天才選手でした。次の見出しからHIROYAさんの若い頃や昔の経歴を見ていきます。
HIROYAの若い頃や昔の経歴① 9歳でキックボクシングをはじめる
タイの有名ムエタイ選手・シン・ノッパデッソーンと小学生時代のHIROYAの写真。一番手前は弟の大雅
HIROYAさんは小さい頃は泣き虫で、父親の強くしたいとの想いから3歳で空手を習い始めたそうです。HIROYAさんの父は趣味でキックボクシングをやられていて、それを見たHIROYAさんは「空手より楽しそうだな」と思い、9歳の時にキックボクシングを始めたという事です。
HIROYAさんは、2003年、11歳の時に「K-1ちびっこファイト」に出場し、憧れていたという魔裟斗さんとの対面を果たしています。
2005年3月、13歳の時にタイで開催されたムエタイのアマチュア世界大会「2005 W.M.F. WORLD CHAMPIONSHIP」に出場。男子ジュニア部門のピン級でチャンピオンに輝いています。
さらに、2006年、14歳の時にインドで開催されたキックボクシング大会「2nd OPEN ASIAN KICK BOXING CHAMPIONSHIP 2006」に出場し、男子ジュニア・ローキック部門54kg級での優勝を飾っています。
HIROYAの若い頃や昔の経歴② 魔裟斗に認められ15歳でK-1に参戦
2006年9月、当時14歳のHIROYAさんは、憧れていた魔裟斗さんが所属する「シルバーウルフジム」を1人で訪れ、自分の練習を見て欲しいと魔裟斗さんに頼みました。
HIROYAさんは、そこで「シルバーウルフジム」の大人を相手にスパーリングをして、その相手を圧倒しました。それを見た魔裟斗さんはまだ少年だったHIROYAさんの技術と才能に驚き、当時K-1のイベントプロデューサーだった谷川貞治さんに紹介しました。
HIROYAさんはこれをきっかけに谷川貞治さんからのオファーを受けてK-1への参戦を決めます。
そして2007年2月、15歳の時に「K-1 WORLD MAX 2007」 の日本代表決定トーナメントに参戦し、当時20歳の高橋明宏さんとアマチュアルールで対戦。左フックでダウンを奪ったところで相手陣営からタオルが投げ込まれ、3R2分45秒TKO勝ちをおさめ、見事K-1初勝利を飾りました。
その後、HIROYAさんは、2007年4月4日の「K-1 WORLD MAX 2007」にて、西村憲孝さんと対戦、1Rで3ダウンをを奪う圧倒的な試合を見せて1R47秒KO勝ちし、鮮烈なプロデビューを果たしました。
HIROYAの若い頃や昔の経歴③ 中学卒業後ムエタイの武者修行でタイ留学
K-1でプロキックボクサーとしてのデビューを飾ったHIROYAさんは、中学卒業後に、ムエタイの武者修行のため、タイ・バンコクのインターナショナルスクールへ留学されています。
この間もK-1の試合にコンスタントに出場し、2007年12月の「K-1甲子園 U-18日本一決定トーナメント」では、当時若手の有望株だった才賀紀左衛門さんと対戦し判定勝ちを収めています。
さらに、2008年4月の「K-1 WORLD MAX 2008」での、藤鬥嘩裟さんへの判定勝ち、2009年10月の「K-1 WORLD MAX 2009」での日下部竜也への判定勝ちなど、有力選手を相手に勝利を重ね、プロデビュー戦以来11連勝を含む18勝2敗という圧倒的な強さを見せつけました。
HIROYAの若い頃や昔の経歴④ 初代Krush -65kg級王座に輝く
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デビュー以来破竹の勢いを見せ、「魔裟斗二世」の評判に違わぬ活躍を見せていたHIROYAさんでしたが、その後伸び悩み敗戦も増えていきます。
しかし、2014年1月から3月にかけて開催された「初代Krush -65kg級王座決定トーナメント」にて、1回戦で西川康平さんに2RKO勝ち、準決勝でNOMANさんに2RKO勝ち、決勝でTaCaさんに2RKO勝ちと、3連続KOで優勝し、「初代Krush -65kg級王座」に輝きました。
これがHIROYAさんにとって初のプロでのベルト獲得となり、試合後には「やっとお父さんにありがとうって恩返しができた」と父への感謝の気持ちをコメントされていました。
HIROYAの結婚した嫁は元読モでベビトレヨガ講師の道明歩
2021年3月4日、HIROYAさんは自身のTwitterで結婚した事を発表しています。
本日入籍いたしました‼️
— HIROYA/河部弘也 (@Hiroya_TRYHARD) March 3, 2021
まだまだ未熟者ですが引き続き応援のほどよろしくお願いいたします。
プロポーズの動画がYouTubeに上がったので是非見てください☺️https://t.co/fs5qMYi6Fw pic.twitter.com/fXhT8gYUL1
HIROYAさんは自身のYouTubeチャンネルでプロポーズの様子なども公開されています。
HIROYAさんが結婚した嫁は、道明歩(どうみょうあゆほ)さんという方で、HIROYAさんは16歳の頃からこの方と交際されていたという事です。
高校生だった16歳の時から交際している一般女性
2人の馴れ初めは、元々、道明歩さんがHIROYAさんのファンで、試合観戦に来たのをきっかけに知り合い交際に発展したという事です。出会った当時はHIROYAさんが高校1年生、道明歩さんは高校3年生だったという事です。したがって、嫁の道明歩さんがHIROYAさんの2歳年上、2021年の現在の年齢は31歳前後だと思われます。
HIROYAさんの結婚した嫁の道明歩さんは一般女性という事ですが、高校生の頃には読者モデルとして活躍していて「cawaii」の表紙を飾ったこともある人気モデルでした。高校卒業後に短大に進学して幼稚園教諭の免許を取得し、幼稚園の先生として働いた後、ヨガインストラクターに転身されています。
その後、ベビトレヨガインストラクターの資格を取得し、現在は一般のヨガ教室とベビトレヨガの教室を主宰されています。
HIROYAと嫁・道明歩の子供は?
元読モのヨガインスタラクター・道明歩さんとの結婚を発表したHIROYAさんですが、現在のところ子供はいないようです。結婚発表時に嫁の道明歩さんが妊娠しているといった報道もありませんでした。
HIROYAさんの嫁の道明歩さんは元幼稚園教諭でベビトレヨガインストラクターの資格も取得されるなどとても子供好きな様子なので、HIROYAさんとの子供についても前向きに考えているのではないかと想像されます。
HIROYAが2021年での引退を示唆
2018年、HIROYAさんは契約上のトラブルなどから「K-1」を離脱し、その後は「RISE」や「RIZIN」などの試合に出場されていたものの、引退を示唆する発言もされていました。
そして、2021年1月1日には、2021年中の引退を示唆するコメントも出されています。
かつて“魔裟斗2世”と称された28歳は「来年中に引退試合をしたいなと思います」と、2021年での現役引退を示唆。「僕はRIZINに恩があるので、少しでも盛り上げたいし、裏方として今後できることがあればなと。最後RIZINで引退試合をできればな」と希望を語った。
このコメントから、HIROYAさんは2021年「RIZIN」の年末の恒例の格闘技イベントで引退試合を考えているのではないかと予想されます。
HIROYAの現在
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HIROYAさんは、現在は既に現役選手をセミリタイア状態にあります。現在は自身が代表を務める「TRY HARD GYM」の経営や、弟のキックボクシング選手・大雅さんのサポートに力を入れられています。
また、2019年12月に自身のYouTubeチャンネル「HIROYA x 大雅チャンネル」を投稿し、弟の大雅さんと共に現在も精力的に運営されています。
まとめ
今回は「K-1」などで活躍したキックボクサーで、炎上系YouTuberのシバターさんとの総合格闘技イベントでの対戦でも話題になったHIROYAさんについてまとめてみました。
HIROYAさんはシバターさんにまさかの敗戦を喫した事から「弱い」とも言われてしまいましたが、若い頃や昔は「K-1」のレジェンド選手・魔裟斗さんにも認められ「魔裟斗二世」とも呼ばれた天才選手でした。
そんな、HIROYAさんでしたが、2021年3月に結婚を発表しました。HIROYAさんの結婚した嫁は16歳の頃から交際していたという元読モでヨガインストラクターの道明歩さんです。
2人の間にはまだ子供はおらず、妊娠もされていないという事です。
現在、HIROYAさんは自身が代表を務めるジム「TRY HARD GYM」の経営やYouTubeチャンネルの運営に力を入れられており、プロ選手としてはセミリタイアのような状態にあるようです。本人も2021年中の引退を示唆するコメントを出されています。