占術家の細木数子さんは2008年に全番組降板以降、滅多に表舞台に出てくることがありませんでしたが、2021年11月に死去しています。
細木数子さんの今現在までの活動、激やせや病気説、死去と死因、そして消えた理由についてまとめています。
この記事の目次
細木数子のプロフィール
名前:細木数子(ほそきかずこ)
出身地:東京府東京市渋谷区(現:東京都渋谷区)
生年月日:1938年4月4日
学歴:成徳女子高等学校中退
細木数子、テレビでブレイクするも2008年に全番組を降板
細木数子さんは、かつてテレビに多く出演していた占術家です。
細木数子さんは政治活動家・細木之伴を父に持ち、高校中退後は銀座のクラブなどさまざまな飲食店を経営するようになりました。
1975年には大きな負債を背負った歌手・島倉千代子の後見人となり、一時期は作詞などをしていたこともあったようです。(※その後、島倉の興行権などは手放している)
占術家として名を知られるようになったのは、1980年代。「六星占術」という占い方法を編み出し、「運命を読む六星占術入門」(1985年出版)がベストセラーとなりました。この頃には、陽明学者・安岡正篤との結婚騒動でも話題に。
しかしテレビに頻繁に出るようになったのは、2000年代になってから(それまでは自身の大殺界であるとし控えていたそうです)。細木数子さんによる人生相談の番組は高視聴率を叩き出し、2004年には「ズバリ言うわよ!」や「幸せって何だっけ 〜カズカズの宝話〜」などのレギュラー番組が放映されました。
テレビ出演時には「地獄に堕ちるわよ!」や、芸能人に改名を促すような言動で話題となります。しかし2008年に突如として全番組を降板し、表舞台から姿を消しました。
細木数子の最近の激やせぶりにネット上では病気説も
細木数子さんは2008年の全番組降板以降、滅多に表舞台に立つことが滅多にありません。
全盛期の細木数子さん
言動もそうですが、その雰囲気は人に有無をいわせぬ威圧すら感じます。
2013年1月の正月番組に特別出演。
2008年以降のテレビ出演は片手で数えられるほど。
そんな細木数子さんですが、現在激やせしているのではないかと言われています。発端は、現在も定期的に発売されている著書・六星占術の本の表紙です。
平成26(2014)年度版
だいぶ細っそりとした細木数子さん。
平成28(2016)年度版
以前は、どちらかといえばそんなに痩せているイメージではありませんでしたが…。
しかし、これだとフォトショなどの加工疑惑もぬぐえませんので、ありのままの姿が映った(と思われる)画像をご紹介していきます。
2016年11月に動画サイトにて公開された細木数子さん。
かなり痩せたのがわかります。
2016年11月頃の細木数子さん。
上記の動画コンテンツで共演したカンニング竹山さんとのツーショット。
平成30年(2018)年度版カレンダー
相変わらずほっそりとしています。
2016年に週刊誌で報じられたところによると、「寿命5年」とだいぶ縮まっています。
細木さんは 14年秋ごろから勉強会で、『私の寿命はあと5年。もう死に支度を始めているのよ』と言うようになったそうです。 引用:細木数子進める極秘建設…豪邸3.5億円、寺院は70億円!
2019年時点で細木数子さんは80歳。だいぶ細くなっていますので、何ごとかあったのではと考えてしまいますね。
ちなみに細木数子さんといえば、2008年にテレビ番組全降板前から「(頭などが)震えてる・揺れている」といった症状が見られ、何かの病気?と疑う声がありました。
がん?、パーキンソン病?、老化?といったように具体的な病名をあげる人もいますが、正式に公表されている病気の情報はやはりありません。
細木数子が消えた理由① 暴力団との関係?
2008年にテレビ番組を全降板し、それ以降は数えられるほどしか公に姿を見せていない細木数子さん。まずはその消えた理由について見ていきたいと思います。
細木さん自身は「本業に専念する」「(テレビ出演の)充電期間を設ける」ため、と説明していますが、それ以外にも何かしら問題があったのではないかと見られます。
子供時代から父親(細木之伴)のもとには暴力団関係者が出入りしていたとされる細木数子さんですが、それはその時だけではなかったようです。
テレビ出演全盛期の頃にも、週刊誌で暴力団との関係がたびたび報じられました。
そのうちの一つは、上記画像でご紹介したように細木数子さんに関する本「魔女の履歴書」の掲載に関連し、暴力団関係者をつかって作者・溝口敦さんに圧力をかけてきたというもの(そもそも「魔女の履歴書」は細木数子さんを女ヤクザと称し、両者の深い関わり合いが描かれたノンフィクション本です)。
つまり細木数子さんがテレビから消えた理由の第一にあげられるのが、この「暴力団との関係」。
『週刊誌に暴力団との交際などが報じられ、視聴者からも局内でも批判が高まっていった』
細木数子が消えた理由② 島倉千代子の後見人問題
これは①とかぶる部分があるかもしれませんが、1970年代に島倉千代子さんの後見人になった際のいざこざです。
島倉千代子さんはデビュー以降、度重なる借金に苦しみました。人の良さが災いしてか周囲の人間にだまされたり、ストーカーのようになった元夫に手切れ金を渡すためのような借金もありましたが、1970年代半ばにその額は膨れ上がり何億円以上にもなっていたといいます。(島倉千代子さんの借金詳細についてはコチラ)
そんな時に島倉千代子さんに手を差し伸べたのが細木数子さんです。ここまでなら美談のようにも感じますが、その内情はまた少し違ったとの報道がなされています。
一緒になって、借金を返済してくれるという細木女史は、島倉さんにとって救世主だった。細木女史と組んだのち、大スターだったため、電車の切符の買い方も知らなかった島倉さんは、借金返済のために電車にも乗って働き続けたという。しかし、働けど働けど、借金は減らず。逆に2億4,000万円が12億円の負債に膨らんだという。
いくら世間知らずの島倉さんでも、おかしいと思ったようだ。一説には、細木女史は愛人だった暴力団組長とグルになって、島倉さんを騙していたともいわれた。騙されたことに気がついた島倉さんは当時のコロムビアレコードの会長に泣きついて、借金を肩代わりしてもらい、細木女史と袂を分かったというのだ。
少し違った見方の週刊誌記事(「島倉千代子」大借金を10億円値引きさせた「細木数子」の見返り)もありますが、これがいわゆる細木数子さんによる”島倉千代子さん搾取”報道です。
あまりの内容に、近年の細木数子さんの激やせぶりは何か因果があったのではという声も…。
細木数子の衝撃激ヤセに、「島倉千代子さんを地獄に落としたつけが回った」!?
お金に関して、細木数子さんは1990年代にお墓購入にめぐる霊感商法で訴訟問題になったことがありますが、なかなか良い話を聞きませんね。
またテレビ出演時のギャラは、かなり高額だったという話もあります。
細木数子が消えた理由③ 占い的中率の低下
テレビ出演時の過激な発言が注目を集めましたが、肝心の占い自体はだいぶ的外れなものが多かったようです。
細木数子さんの占いの的中か否かの一覧。
もちろん当たっていることもありますが、それ以上に目立つ的中しなかった占い。そのうち、いくつかをあげてみると…。
・スピードワゴン井戸田潤の離婚
・加藤紀子の離婚
:広末涼子の結婚
・北島康介さんの金メダル(2004年)
・秋元康に商売繁盛の予言→その後デビューしたAKB48グループが大成功
・野球の優勝チーム予想
などなど
当たらなかった占い
・新庄剛志の2004年の引退を予言→引退は2006年
・堀江貴文さんの当時の会社(ライブドア)の躍進予言→1ヶ月後ホリエモン逮捕
・小泉純一郎のちの内閣総理大臣は武部勤となると予言→武部は立候補すらせず、安部首相(第一次)に
・おさる(モンキッキー)の改名失敗
・田代まさしに「これからよくなる」と予言→その後、盗撮・薬物・芸能界引退
・野球の優勝チーム予想が外れる
・結婚しない・できないと予言していた芸能人が複数、結婚
・結婚できるといっていた芸能人が未婚のまま
・その他「自殺する・死ぬ」という非情な予言もしていましたが、これも当たらず
などなど
その他にも細木さん独自と思われる参拝方法が、一般的なものと違うと問題になったことがあります。
通常参拝は「二礼二拍手一拝」とされる中、細木流はまず男女で参拝方法に違いがあるとし女性の場合「二礼合掌一礼」という拍手を取り入れない方式だと説明。これには苦情が出たことがあったそう。(細木数子の参拝作法は「誤り」 全国の神社から苦情)
いろいろとあった細木数子さんですが、そもそも彼女自体が視聴者に好まれていなかったという面も言われます。
細木さんの『地獄に落ちるわよ』などの高飛車な態度が視聴者から批判されて、BPOから問題視されたことです
以上のことを見ていくと、細木数子さんがテレビから消えた理由は、ご自分がおっしゃったような「本業専念・充電期間のため」というものだけではないのではないでしょうか。
細木数子の現在① 携帯サイトや著書印税などでお金持ち?
細木数子、テレビに出ずとも占いで大金を稼ぎ出す
2008年以降、表舞台から姿を消した細木数子さんは、今も占いに関する活動でお金を稼いでいます。
・(激やせでその表紙が話題になりましたが)六星占術に関する著書
・携帯サイトのコンテンツ
・勉強会・セミナー
テレビに出ていなくても、細木数子さん人気は未だ健在です。
その収入はかなりのもののようで、近年の報道で数億円・数十億円とも言われる豪邸・施設を建設と伝えられています。
細木数子の現在② 京都と東京神楽坂に豪邸を所有
細木数子さんは東京の神楽坂にあるビルと京都の豪邸で生活していたようです。
このビルには細木数子の姪の家族も一緒に生活していたそうです。
・東京神楽坂のビル
細木が東京・神楽坂に2年前から建築していたビルがついに完成した。敷地面積60坪にそびえる高さ20mのベージュの4階建て。小料理店やうなぎ店などが軒を連ねる“名物商店街”のなかでは、かなり異質な存在感がある。
「土地だけで2億3千万円ほど。上物も合わせると3億5千万円にもなる物件です」(神楽坂の不動産業者)
・京都のお寺
京都にいるときに彼女が生活している邸宅を訪れると、なんとその隣に巨大な寺院が建設中!
建物はまだシートで囲まれているが、すでに屋根には瓦もふかれている。庭石にするのだろうか、そばには大きな岩がゴロゴロと転がっており、寺院と邸宅の敷地をつなぐための石橋まで作られていた。現場に掲示されている建築計画には細木がオーナーを務めている前出のA社のほかに京都市にある宗教法人の名前が……。
「細木さんは’14年秋ごろから勉強会で、『私の寿命はあと5年。もう死に支度を始めているのよ』と言うようになったそうです。“後世に残るような建物を造りたい”と、寺を建築することを思いついたようです。彼女は寺の建設費用は70億円と公言していますが、主な資金源は著書の印税と、携帯電話の占いサイトの会費のようです」
細木数子の現在③ 2021年11月8日に死去
細木数子さんの娘(養女)で占術家のかおりさんが2021年11月10日にインスタグラムを更新。細木数子さんが「呼吸不全」で亡くなったことを明かしました。
母・細木数子が呼吸不全で8日に満83歳で永眠しました。
突然のことでした。
数日前には鰻が食べたいと言って、美味しそうに食べていたのに。
ケーキを持って帰ると喜んでいたから、母の分のクリスマスケーキも予約していたのに。
いつかは訪れることだと分かっているけど、いざ直面すると想像以上に悲しいです。でも、引退してからは自宅で気ままに過ごし
ひ孫と笑顔で楽しそうに遊ぶ姿は、あの頃とはまるで違う優しい表情でした。
昔から病院で逝くのは絶対に嫌だっ!
って言ってたけど、その通り大病することなく自宅で過ごせたし、希望通り家族が見守るなか自宅で最期を迎えたことは良かったのかなと思います。
細木数子さんの娘のコメントによると、細木数子さんに特に大きな病気はなかったそうです。
細木数子について総まとめすると…
・細木数子が突如テレビから消えた理由について、ヤクザ・暴力団との関係が囁かれたが、実際は「本業専念・充電期間」のためである。
・細木数子は2013年頃から激やせぶりが話題となり、病気説も囁かれていた。
・細木数子は最近まで著書やセミナー、携帯サイトの会費などで大金を稼いでいた。しかし、2021年11月に呼吸不全のため亡くなっている。
占いは信じる人も信じない人もいると思いますが、細木数子さんについてはテレビから消える前も後も少なからず信頼する人がいて、例えばタレント・梅宮アンナさんは現在でも細木さんのサイト愛用者だということを明かしています。
そんな細木数子さんですが、2021年11月に亡くなりました。ご冥福をお祈りします。