愛子さまは天皇陛下の孫で、皇太子ご夫妻のご息女です。
この記事では、愛子さまの障害の噂、学習院に進学してからの不登校・欠席問題など現在までのご様子をまとめています。
この記事の目次
愛子さまのプロフィール
敬宮 愛子内親王(としのみや あいこないしんのう)
続柄:皇太子徳仁親王第一女子(今上天皇皇孫)
称号:敬宮(としのみや)
全名:愛子
身位:内親王
敬称:殿下
お印:ゴヨウツツジ
生年月日:2001年12月1日(14歳)
生誕地:日本・東京都千代田区・宮内庁病院
〜ご家族〜
父親:皇太子徳仁親王
母親:皇太子徳仁親王妃雅子
愛子さまは今上天皇の皇孫にあたり、父親が皇太子徳仁親王で、母親が同妃雅子さまです。
2001年12月1日に宮内庁病院で誕生し、今上天皇より賜剣の儀にて人間国宝・大隅俊平作の守り刀が授けられました。また皇太子さま待望の第一子ということがあり、出産翌日には皇居前広場にて約2万5千人もの人々が集り誕生を祝っています。
命名の儀では皇太子ご夫妻の意向を汲んだ天皇陛下から「愛子」と命名され、そして「敬宮」の称号を受けました。由来については、『孟子』の「仁者は人を愛し、礼ある者は人を敬ふ。人を愛する者は人恒に之を愛し、人を敬ふ者は人恒に之を敬ふ」に拠るものとされています。
愛子さまは学習院に通われています。2006年に幼稚園、2008年に初等科、2014年に女子中等科に進学し、2016年現在学習院女子中等科3年に所属されています。
2014年には、昭和天皇・香淳皇后の武蔵野陵と伊勢神宮を初参拝。同年12月1日の誕生日には天皇皇后両陛下に初めて一人でご挨拶に訪れたと報じられています。
愛子さまに発達障害(自閉症)の噂?噂の出処やエピソードまとめ【幼少期~2014年頃】
幼少期に流れた発達障害の噂
愛子さまは、生誕後しばらくメディア露出が少なかったため、2004年頃から海外メディアを中心に発達の遅れや自閉症ではないのかという報道をされたことがあります。
これに対して宮内庁がその噂について否定。その他にも父親である皇太子さまが愛子さまの成長ぶりを収めた私的なビデオや写真が公開されるなどしています。
2004年頃の愛子さま。
動画はこちらより。皇太子さまを「パパ」と呼ぶ愛子さまの声が収められています。
現在は大きくなった愛子さま…しかし未だ言われる発達障害の噂
現在は健やかに成長され、とても大きくなった姿が印象的な愛子さま。父親である皇太子さまだけではなく、母親の雅子さまにも似た面差しです。
大きくなった愛子さま。
美しく大きくなられた愛子さまは、画像で見る限りご健康そうですが、現在も発達障害の噂が言われています。その理由は、幼少時代から現在までの愛子さまのエピソードの中で、いくつかそれらしき点が見受けられためです。
まずネットなどを確認すると現在も愛子さまに噂される障害は、幼少期に言われていた自閉症・アスペルガー症候群などの発達障害です。
発達障害とは。
発達障害には広汎性発達障害 (PDD・図中の自閉症スペクトラムも含)、注意欠陥・多動性障害 (ADHD) 、学習障害 (LD)などがあります。
発達障害は「脳機能の発達が関係する生まれつきの障害」とされ、その原因はいくつか説があるものの解明されていません。幼少・子供時代に始まり生涯続くものとされ、障害の度合いによって大きなハンディになる可能性もあります。
愛子さまに噂されるものは、中でも自閉症スペクトラムと言われるものです。これは3つの社会的能力「コミュニケーション能力・想像力・社会性」が欠如している場合があると言われています。
実際の自閉症スペクトラムの症状としては、以下のような例が挙げられるようです。
コミュニケーション力の障害
- 言葉の遅れ
- 早口の絶え間ないおしゃべり:相手の気持ちをおしはかることが苦手なため、会話が成り立ちにくい
- 空気が読めない:雰囲気で当然みんながわかると思っていることに理解が及ばない
想像力の障害
- 相手の立場になって考えられない
- 変化を嫌う
- 人の視線がわからない
社会性の障害
前で紹介したコミュニケーション能力の障害、想像力の障害が原因となり、他人と関係をつくることが困難である場合が多い。
その他に併せ持つ障害
感覚過敏:聴覚、味覚、嗅覚などの五感に敏感、または逆に鈍感
- 赤ちゃんの声に強く反応する
- 肌を触られると強く反応する
- 好き嫌いが多く、偏食
何通りかの意味を持つ言葉の理解が困難
愛子さまに発達障害(自閉症スペクトラム)が噂される6つの理由とは
それでは、愛子さまに発達障害(自閉症スペクトラム)が噂されるようになったいくつかの理由をご紹介していきます。
①2014年の武蔵野陵参拝時には、順番間違い。
本来ならば、皇太子さま・雅子さま・愛子さまの順で歩く。この時は玉串奉奠も正確にできていなかったと言われています。
また愛子さまは2014年の小学校卒業・中学入学の折に武蔵野陵に初参拝していますが、それが遅すぎるということで、問題視されていたことがあったようです。
皇族方は卒業など節目に際しては、昭和天皇と香淳皇后が眠られる武蔵野陵と武蔵野東陵を参拝されるのが慣例となっているものの、愛子さまは初等科を卒業された後も行かれていない。
「3月に大学を卒業された眞子さま、そして昨年3月に幼稚園を卒業された際には、まだ幼い悠仁さまも参拝されています。
愛子さまに関しては、東宮職は“検討している”とは言うものの、いまだ実現していません。伝統を重んじる皇室において、それが批判の対象となっているんです」
②自閉症によく見られる特徴…あまりしゃべらない・笑わない・無口・目を合わさない等。
愛子さまは、そういった表情が少ない点を言われています。
(画像は2014年の中学入学式より。)
中学入学時のお祝いの言葉に返答しただけでも、驚きの事態だったそうです。
報道陣から「ご入学、おめでとうございます」と声がかかると、はっきりとした大きな声で「ありがとうございます」と答えて、初めて肉声を披露された。
正直、報道陣も愛子さまからお言葉が返ってくることは期待していなかったという。それが逆に、報道陣一同が仰天するような大きな声で、お答えになった愛子さま。
③愛子さまの”逆さバイバイ”(画像・2014年頃)
逆さバイバイ=自閉症ではありませんが、自閉症の子供に多いと言われている動作です。
ただ障害があっても(実年齢ではなく)発達年齢4歳になる頃には治ると言われている逆さバイバイなのですが…。
④2014年7月週刊文春での愛子さまの「先生が言うこときかない」発言。
記事では愛子さまが「初等科の先生大嫌い」「私の言うこときかないから」と発言したと紹介しています。
(一般的に自閉症は社会性の欠如などが言われています。)
ただ宮内庁はそのような発言はなかったと否定。
⑤’2014年10月の週刊文春では「独りぼっちの特別授業」と題し「セラピーが必要」と報道。
記事は愛子さまが特別授業を受けている状態で、美智子さまが小児専門医に相談しているとの内容。
宮内庁は全面的に記事内容に反論し、特別授業はもちろん当該医師との交流もないとしています。
⑥頭がとてもいい愛子さま。
幼少期から力士の四股名・下の名・出身地まで覚えているという暗記力で、将来は東大進学も噂されるほどの天才児だと言われています。
偏差値72、天皇家で一番の頭脳 愛子さま東大入学そして雅子妃の復讐が始まる
自閉症の一部症状には、特定の分野に優れた才能を見せるサヴァン症候群があります。
結局、愛子さまは発達障害なのか?
愛子さまの発達障害の噂となった理由をまとめましたが、いくつか気になる点があったものの、表に出ている極僅かな情報だけで断定するべき話ではありません。たとえそうであったとしても、たまたま見たそれをやり玉に外野が決めることはおかしい話です。
笑顔で普通に手を振られる画像も。
愛子さまは表情がない画像が多いのも事実ですが、素敵な笑顔もあります。
2016年7月時にアップされた動画では、言われているような無表情・手の振り方などはなく、気になる点はみうけられませんでした。
出典:http://www.youtube.com/watch?v=nPkXUsfE8_g
愛子さまに欠席や不登校の噂が出たことも【2015-2017年頃】
愛子さまには学校での問題がいくつか言われていますので、以下よりご紹介していきます。
学習院初等科での不登校問題
愛子さまは学習院初等科2年生の時に学校環境に悩み、不登校になったことがありました。これは正式に宮内庁や通っている学習院からの発表があり、その衝撃内容がメディアなどで大きく取り上げられました。
愛子さま不登校問題。
宮内庁からは、「男子児童たちから乱暴行為を受けていた」と説明。
いわゆるいじめにあっていたのではないかという報道がなされ、世論からの高い関心を集めました。
しかし、その後の学習院からの記者会見ではいくつかの点が宮内庁の発表と食い違いがありました。それについては後の宮内庁(当時の野村東宮大夫)の会見で、学習院側との情報共有ができていなかったことを認めています。
定例記者会見にて野村は学習院の発表内容と食い違いがあったことに関し、「学習院と十分認識が共有できていなかった。心苦しく思います」と述べ、学習院側との認識が共有できない状態での発表だったことを認めた
その後は、不登校を克服した愛子さま。
一部報道では不登校原因ともなった例の男児とも仲良くなったと報じられています。
中等科1年時の不規則登校?
愛子さまは中学1年生の時にも再び不登校・不規則登校になるなど、学校生活での適応面が心配されています。
「愛子さまは女子中等科に進学してからも、学校生活への適応に時間がかかり、午後2時になって登校されることもありました。
また、定期試験や苦手な理数系の科目の欠席を繰り返すなど、不規則な登校が続く時期がありましたが、1年生の後半からは収束に向かったはずです……」
ただこれは担任が変わるなどして環境が好転していき、問題が解消されたと言います。
以降は周囲の環境などと馴染んで愛子さまの学校生活の順調ぶりが多く聞かれました。
「愛子さまは2年生になってから遅刻や欠席もほとんどなくなり、お住まいでは運動や勉強に励まれているそうです。学校行事では、音楽会や夏休み中の臨海学校などで活躍し、文化祭でも受付係などを担当されました。プライベートでもお友達とボウリングに行かれるなど、活動の幅が広がっているようです」
そのほかにも修学旅行をお楽しみになる様子や球技大会での活躍ぶりを報じられています。
「女子中等科3年の修学旅行は例年、山陽地方と決まっていて、広島平和記念公園や厳島神社のほかに姫路城などを訪れることもあります」
11日の午前8時に、夏服のセーラー服姿で元気よく東京駅に到着された愛子さま。ホームで仲よしのお友達とおしゃべりに興じ、新幹線の到着を待たれていたのを『週刊女性』は目撃している。
4月27日に学校で行われた「球技会」でも、愛子さまは大活躍だった。別の学習院関係者が明かす。
「毎年恒例の球技大会で、愛子さまは昨年と同様にソフトボールに参加されました。中等科2年と3年生によるクラス対抗のトーナメント方式で行われ、愛子さまのチームは3試合連続で勝ち、決勝戦まで進みました。決勝では接戦の末、2対1でサヨナラ負けとなり準優勝だったそうです」
守備ではショートを守り、攻撃ではヒットを重ね、打点をあげられるなど活躍された愛子さま。
中等科3年の欠席問題とは?再び不登校に?
愛子さまの現在とは?
2008年に学習院の初等科に入学されてから、幾度かの問題があった愛子さま。学校生活を楽しく過ごされている様子も報道されながらも2016年10月、再び学校を欠席していると伝えられています。
愛子さまは2016年9月26日から欠席が続き、10月21日もその後の復調報告がないままです。宮内庁の会見で愛子さまの欠席理由は、試験・宿題・運動会の練習などの疲れによるものと発表されています。
愛子さまは先月26日から欠席が続き、今月1日の運動会も欠席した。小田野大夫によると、診察では特段問題はなく、熱もないが、体がふらつくことがあり、胃腸も弱っているという。
夏休み明けの試験や宿題の提出、運動会の練習などで疲れが出たとみられ、小田野大夫は「医師からは少しずつ快方に向かっているが、回復にはもう少し時間がかかると聞いている」と話している。
さらに愛子さまの看病をされ公務もこなされてきた雅子さまは、10月下旬から岩手県訪問を控えていたものの、行ける体調にないと医師団から判断され公務を取りやめています。
2週間、3週間と学校を欠席するなんてよほどのことだろうかと考えしまいますが、現段階では、宮内庁からの発表は以前からの”学校生活の疲れが出て”というのみです。
ただ一部報道では皇太子さまの一人娘ということがあり、将来のプレッシャーを感じているのではというものもあります。
天皇陛下の「生前退位」報道、さらに「お気持ち」表明は国民的議論を巻き起こしている。皇室典範の改正まで議論を広めるべきだという意見もあり、その延長上でにわかに取り沙汰されているのが「愛子さまを天皇に」という女帝論だ。
「12月で15才を迎えられる愛子さまは、ご自身の『皇族』というお立場を充分理解されています。これまで内親王として育ってきた愛子さまは、将来結婚されれば皇籍を離脱され一般人となるのが生まれたときからのいわば“決まり事”でした。それが、もしかしたら天皇という重要な役割を担う可能性があるのです。『一般女性』になるのか『天皇』になるのか…、将来の不透明さに大きな不安を感じられ体調を崩されたと考えても、決しておかしくはないと思います」
これまでも幾度かの学校問題があった愛子さま、今回は体調不良といいながら欠席日数が長いことが気がかりです。ただ以前からの学校生活順調報道から考えれば、欠席理由は人間関係ではなく、精神的なものや宮内庁の発表通り疲労蓄積からくるものと考えたほうが自然に感じます。
愛子さまが登校!欠席の理由とは
6週間ぶりに登校した愛子さま
激やせした姿が心配ですね。
不登校の理由は少し前に会見で発表していたように「夏休みの宿題やテストの疲労による体調不良」とのことです。
皇太子ご夫妻の長女の愛子さまは、体調がすぐれず、9月下旬から学校を休んでいましたが、8日、43日ぶりに登校されました。
学習院女子中等科3年生の愛子さまは、疲れや体力の低下が見られ、体調がすぐれないことから、9月26日以降、医師の助言にしたがって学校を休み、運動会や文化祭のほか、2学期の中間試験も欠席されました。愛子さまは、宮内庁病院で受けた検査で特に異常は見られず、当初見られた食欲の低下やふらつきの症状も少しずつ快方に向かい、8日午後1時半すぎにお住まいの東宮御所を出発して学校に向かわれました。
愛子さまの現在~高校生になりイギリス留学など順調にご成長【2018年~】
発達障害の噂や不登校問題など色々あった愛子さまですが、現在は高校生になり、2018年夏にはイギリスに留学するなど順調にご成長している模様です。
皇太子ご夫妻の長女・愛子さま(16)が、学習院女子高等科2年の夏休みにイギリスの名門私立・イートン校のサマースクールへ参加されるため、7月22日、羽田空港から出国された。3週間にわたる留学プログラムでは、ロンドン郊外に位置するイートン校敷地内の寮で、他の女子生徒とともに生活されるという。
最近はネガティブなニュースもないので、愛子さまについてはほとんど心配なさそうですね。