映画「踊る大捜査線」での交渉人・真下正義役で有名な俳優のユースケ・サンタマリアさん。
うつ病で一時期は芸能界から消えており「干された」との噂も飛び交いましたが、ユースケサンタマリアさんのうつ病時代とその後、嫁の裕利恵さんとの結婚と離婚や子供、そして現在の活動や20歳年下の女性との再婚までを総まとめしました。
この記事の目次
ユースケサンタマリアのプロフィールや経歴
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本名:中山祐介(なかやま・ゆうすけ)
名前:ユースケ・サンタマリア
出身地:大分県大分市
生年月日:1971年3月12日
身長:173cm
体重:非公表
学生時代、地元大分でバンド「XYZマーダーズ」として人気を得ていたユースケ・サンタマリアさん。高校卒業後はロックバンド「NUTTIES」としてレコードアルバムも発表されています。
その後上京し、ラテンロックバンド「BINGO BONGO」のボーカル・司会として活動。当時から人を惹きつけるパフォーマンスや仕切りの技術に定評があったと言われています。
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1995年からは、スペースシャワーTVで(当時まだ無名だった)ウルフルズのトータス松本さんとのコンビで2時間番組「夕陽のドラゴン」の司会を務めるも、先に「ガッツだぜ!!」などのヒットでブレイクした松本さんを見て腐っていた時期もあったそうです。
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1997年、テレビ朝日系深夜番組「VIDEO JAM」でコントを演じていたところ、プロデューサーの亀山千広さんにその才能を見出され、テレビドラマ「踊る大捜査線」のキャストとして大抜擢されたことで役者として確固たる地位を築くことになりました。
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1998年からは、元SMAPの草なぎ剛さんとの共演番組「ぷっすま」が放送開始され、テレビの決まりを無視した自由なバラエティ番組として同番組がヒットしたこともあり、10年以上の長寿番組にまで成長。通算放送回数は500回以上にも上っています。
2000年には、フジテレビ系ドラマ「花村大介」で連続ドラマ初主演、2005年公開の映画「交渉人 真下正義」では映画初主演を務めるなど、その後はテレビタレントとしてよりも俳優としての活動に重きを置かれ、現在に至っています。
ユースケサンタマリアはうつ病が原因で一時期干された?詳細まとめ
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ユースケサンタマリア、うつ病になり仕事をセーブ
テレビドラマ「踊る大捜査線」での人気獲得以降、安定して連続ドラマや映画に出演されていたユースケ・サンタマリアさんですが、出演作品を見てみると2002年末頃から数年間ほど、その前後から比べると露出が減っていた時期があったことが見て取れました。
特に2005年はドラマも映画も出演はありません。
・ウエディングプランナー SWEETデリバリー(2002年4月10日 – 6月26日、フジテレビ) – 主演・大森トオル 役
・アルジャーノンに花束を(2002年10月8日 – 12月17日、関西テレビ) – 主演・藤島ハル 役
・あなたの隣に誰かいる(2003年10月7日 – 12月9日、フジテレビ) – 主演・松本欧太郎 役
・川、いつか海へ 6つの愛の物語(2003年12月21日 – 12月26日、NHKハイビジョン) – 本間慎平 役
・ホームドラマ!(2004年4月16日 – 6月25日、TBS) – 秋庭智彦 役
・東京ワンダーホテル(2004年、日本テレビ) – 主演・橘健太郎 役
・今週、妻が浮気します(2007年1月16日 – 3月27日、フジテレビ) – 主演・堂々ハジメ 役
・貧乏男子 ボンビーメン(2008年1月15日 – 3月11日、日本テレビ) – オムオム 役
救命病棟24時 第4シリーズ(2009年8月11日 – 9月22日、フジテレビ) – 澤井悦司 役
冷静と情熱のあいだ(2001年11月10日公開、中江功監督) – 崇 役
ドッペルゲンガー(2003年9月20日公開、黒沢清監督) – 君島 役
踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!(2003年7月19日公開、東宝、本広克行監督) – 真下正義 役
UDON(うどん)(2006年8月26日公開、東宝、本広克行監督) – 主演・松井香助 役
酒井家のしあわせ(2006年12月23日公開、呉美保監督) – 酒井正和 役
キサラギ(2007年6月16日公開、佐藤祐市監督) – オダ・ユージ 役
一説によると、一時期露出が減っていた理由に「うつ病」があったと言われています。
32歳(2003年)の頃、倦怠感を感じ、ご飯が食べられなくなったことで激やせしたというユースケさん。その後40歳になるまで体調不良が完全には治らなかったそうです。
原因は、重度のうつ病だったそうで、一時期は仕事もできない状態だったため、ギリギリ受けられる範囲の仕事だけを細々と受ける時期もあったほどでした。
ですので、干されたというよりもユースケ・サンタマリアさんが自分で仕事をセーブしたというのが正しいでしょう。
ユースケサンタマリア、病気を告白しづらかった
周りに病気を打ち明けることもできず、吐き気に備えて(吐くための)缶を携帯していたというユースケさん。元気そうなキャラを演じていたこともあり、病気を告白しづらかったことも、うつ病を長引かせてしまったのこと。
この頃、元奥さまと結婚されましたが、病気がひどく家で寝込む生活や食欲のなさから夫婦で喧嘩になることもあったのだとか。ただ、結果的には元奥さまの支えがあったからこそ今は無事にうつ病から立ち直られているのだと思います。
ユースケさんはうつ病であることを一切他人に公言していなかったようですが、後に吉田豪さんが、当時ユースケさんがうつ病を患っていたことについて言及されています。
吉田豪さんが語った内容の一部をご紹介します。
吉田氏は「テンションは高いんだけど、表情は明らかに元気ないというか」と当時のユースケのようすを振り返った。ユースケも、吉田氏のインタビューで「うつ状態」とわかりながら出演をこなしていたことを明かし、当時は本番中の嘔吐に備えてバケツを用意していたことも告白したという。
吉田氏によれば、ユースケはバンド(BINGO BONGO)でデビューした後、映画やドラマで急激に注目を浴びるようになったことを、「うつ状態」の原因として挙げたという。ユースケはブレイク後、30歳ごろまでは仕事を楽しいと感じていたが、徐々に納得できない仕事をこなさなければならなくなり、やがて8ヶ月間下痢が続く症状に悩まされたそう。
吉田氏は、ユースケが心療内科に通い、占い師にも相談していたことを明かした。また、ユースケは吉田氏に「弱っている時期には、変な人もよってくる」と、不審な人物が接触してきたことも告白したという。
吉田氏は「サブカル的な人が壊れる理由として、本来の自分の居場所でないところで仕事が増えることでそこの座りの悪さにおかしくなるパターンがあるんじゃないか」と分析した。
ユースケサンタマリアが一時期消えた理由は大泉洋とのキャラ被りが原因?
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HTB制作番組「水曜どうでしょう」の大ブレイクで全国進出を果たした俳優の大泉洋さん。
本業が俳優でありながら、芸人さんを食ってしまうこともあるほどの話芸を持っているというところがユースケ・サンタマリアさんとよく似ていると言われています。
また、一見すると適当そう・飄々としているように見えるところも「キャラが被っている」とされる理由のひとつのようです。
同じキャラは2人いらないと言われる芸能界。大泉洋さんの台頭によって、キャラが被っているユースケ・サンタマリアさんが干された・消えたというまことしやかな噂が流れることとなってしまいました。
しかし、これは憶測の域を出ない意見かなと思います。なぜなら、そもそもユースケ・サンタマリアさんは大泉洋さんが出てくるよりもずっと前に既に俳優としての地位を確固たるものとされているためです。
バラエティ番組のイスを取られたというのなら、まだ分からなくもありませんが、ユースケさんは俳優としての活動だけで充分食べていけるだけの地位もありますよね。
ユースケサンタマリアの現在① 2018年6月に嫁・裕利恵と離婚していた
ユースケサンタマリア、2004年5月に一般女性の裕利恵さんと結婚
ユースケサンタマリアさんは2004年5月に13年間付き合った2歳年上の一般女性・裕利恵さんと結婚していています。
ユースケ・サンタマリア=本名・中山裕介=(33)が、5月18日に入籍していたことが分かり、28日に都内で会見を行った。お相手は広島県出身で、2歳年上の元OL・裕利恵(ゆりえ)さん(35)。交際13年で、その間、遠距離恋愛6年、同棲7年の付き合い。「13年も待たせてしまって。やっぱりウエディングドレスも着せてやりたいし…」と“ケジメ”の入籍を強調した。
裕利恵さんの顔写真は公開されていませんが、ユースケさんが言うには、「ムーミンのミイに似てる。背が低く可愛いタイプでよく笑う明るい子」だそうです。
ユースケサンタマリアさんと裕利恵さんは上京前に大分で知り合いました。その後はユースケサンタマリアさんは上京、裕利恵さんは広島、2人は遠距離恋愛を続けていました。
「よく笑うし、明るい。背が凄い低くて、ムーミンに出てくるミイにそっくり」。裕利恵さんの写真を公表する代わりに書いた似顔絵は「ミイ」そのままだった。芸能界入りする前に故郷・大分で知り合い「ひと目でお互いが恋に落ち」交際がスタート。ユースケが上京した後も広島と東京で遠距離恋愛を続け、7年前から同棲していた。
そして、2002年頃、前述のようにユースケサンタマリアさんが体調不良になってしまったため、裕利恵さん裕里恵さんが看病をするために都内で同棲を始めたそうです。
そして裕利恵さんが35歳になった2004年に「年齢的にそろそろ結婚を…」と2人は結婚したと言います。
「普通に自宅で飯食ってたら“私ももう35で”という話になって、プレッシャーかけてるなと…。それで“籍入れるか”と言った」
引用:2人で超えたいこの峠ぇ♪
ユースケサンタマリアと裕利恵さんの間に子供はいる?
ユースケサンタマリアさんと裕利恵さんの間には子供がいるかについて公表はありませんが、おそらく子供がいないという説が有力です。
ユースケサンタマリアさんと裕利恵さんの結婚は2004年、後述のように2008年からは別居をしています。2004-2008年頃といえば、ユースケサンタマリアさんがうつ病で奥さんと喧嘩をすることも度々あったようなので、中々子作りをするというわけにもいかなかったのでしょう。
しかし、ユースケサンタマリアさん結婚当時に「子供は明日にでも欲しい」という発言をしていたので、子供ができなかったのは悔しいかもしれません。
ユースケサンタマリア、裕利恵さんと離婚していた
そして、ユースケサンタマリアさんは2018年6月に離婚していたということを2019年4月になって告白しました。
番組内で「平成から令和に持ち越したくないことがあって」と切り出したユースケは、「オレね、離婚したんですよ」と衝撃の告白。離婚したのは「去年の6月です」、さらに「その前10年別居していたんです」と明かし、「スッキリした」と笑顔を見せていた。
ユースケサンタマリアさんの元奥さんは一般人ということもあり、ユースケサンタマリアさんは別居や離婚をわざわざ公表する必要もないと思い、報告が遅くなったようです。
ユースケサンタマリアさんは奥さんとの離婚原因については公表していません。2008年からの別居ということですから、うつ病時代の喧嘩が関係していた可能性もありますね。
ユースケサンタマリアの現在② 消えておらずタレントや俳優として活躍
ユースケサンタマリア、2012年からレギュラー番組に出演
ユースケ・サンタマリアさんが干されたとされる理由については「うつ病」「他の俳優のキャラ被り」と記事の前半で説明しました。
実は、ここまでこれだけ「干された」「消えた」という噂を裏付ける情報を出してきただけに申し訳ないのですが、そもそもユースケ・サンタマリアさんは芸能界から干されても・消えてもいません!
先述のような噂を流した方はおそらく地方にお住まいの方ではないかと思います。なぜなら、2012年から今現在に至るまでユースケさんは、テレビ東京の人気番組「ナゼそこ?」(「世界ナゼそこに?日本人 〜知られざる波瀾万丈伝〜」から改題)のメインMCを務められているからです!
・世界ナゼそこに?日本人 〜知られざる波瀾万丈伝〜(2012年10月26日 – 2020年3月23日、テレビ東京)- MC
・ナゼそこ?(2020年4月2日 – 、テレビ東京) – MC
・SPACE SHOWER MUSIC AWARDS(2017年3月7日、スペースシャワーTV) – 司会
ユースケサンタマリア、ドラマや映画でもコンスタントに活躍
ユースケ・サンタマリアさんは現在もテレビドラマや映画以外でも精力的に活動されています。一時期の「いつ見ても出ている」ような異常な状態から、落ち着いた状態になっただけだというのが、干され・消えたという噂が出るにいたった真相ではないでしょうか。
・悦ちゃん〜昭和駄目パパ恋物語〜(2017年7月15日 – 9月16日、NHK) – 主演・柳碌太郎 役
・監査役 野崎修平(2018年1月14日 – 3月4日、WOWOW) – 阿部龍平 役
・あなたには帰る家がある(2018年4月13日 – 6月22日、TBS) – 茄子田太郎 役
・生田家の朝(2018年12月10日 – 12月26日、日本テレビ) – 主演・生田浩介 役
・わたし、定時で帰ります。(2019年4月16日 – 6月18日、TBS) – 福永清次 役
・ドクターX〜外科医・大門未知子〜 第6シリーズ(2019年10月17日 – 12月19日、テレビ朝日) – 潮一摩 役
・テセウスの船(2020年1月19日 – 3月22日、TBS) – 金丸茂雄 役
・麒麟がくる(2020年、NHK大河ドラマ) – 朝倉義景 役
・オー!マイ・ボス!恋は別冊で(2021年1月12日 – 3月16日、TBS) – 宇賀神慎一 役
・パンドラの果実〜科学犯罪捜査ファイル〜 Season1(2022年4月23日 – 、日本テレビ) – 長谷部勉 役
映画
・バースデーカード(2016年10月22日公開、吉田康弘監督) – 宗一郎 役
・あゝ、荒野(2017年10月7日前編公開、10月21日後編公開、岸善幸監督) – 堀口 役
・泥棒役者(2017年11月18日公開、西田征史監督)- 轟良介 役
・食べる女(2018年9月21日公開、生野慈朗監督) – タナベ 役
・ブルーアワーにぶっ飛ばす(2019年10月11日公開、箱田優子監督)
・アキラとあきら(2022年8月26日公開、東宝) – 階堂晋 役
ユースケサンタマリアの現在③ 20歳年下の一般女性と再婚
2018年6月に裕利恵さんと離婚していたユースケサンタマリアさんですが、2022年9月の報道で、同年春頃に一般女性と再婚していたことが明らかになりました。
ユースケサンタマリアさんの再婚相手は、20才年下で女優・小西真奈美さん似の美女だといいます。
出典:https://www2.nhk.or.jp/
小西真奈美さん
実はユースケサンタマリアさん、友人に誘われた食事会で出会ったという新恋人との買い物デートや同棲が2020年6月に報じられていました。
出典:https://geitopi.com/
2020年の6月上旬、ユースケと彼女の姿は、都内のスーパーにあった。二人は、バナナや乳酸飲料、和牛ヒレ肉などを購入しスーパーを出ると、お洒落な雑貨屋へ立ち寄る。「これかわいい」と、彼女が店頭の植物を指差すと、ユースケは迷いもせず、その植物を持ってレジへと直行した。その後も買い物を楽しんでからタクシーに乗った二人は、仲良くマンションへと帰っていった。この時、二人は交際を始めて約1年。すでに同棲生活を送っていた。
この時、ユースケサンタマリアさんは直撃取材に対し、「将来的には再婚出来たらいいなと思ってる」と語っていましたが、3年程の交際期間を経て無事にゴールインとなったようです。
これまでもプライベートに関して多くを語ることがなかったユースケサンタマリアさん。再婚相手も一般人のため、再婚について自ら公表することは避けていたとみられています。
ユースケサンタマリアのうつ病・嫁や子供と離婚・現在についてまとめ
■ユースケサンタマリアの元嫁は13年間付き合った2歳年上の一般女性・裕利恵さん。2004年に結婚したが、10年の別居を経て2018年6月に離婚した。2人の間に子供はいない。
■ユースケサンタマリアは2022年に20歳年下の一般女性と再婚した。
一度うつ病となるとなかなか完治とはいきません。
うつ病時代を支えてくれた奥さんとも離婚となってしまいましたが、2022年には再婚もしましたし、うまく病気と付き合って、ユースケサンタマリアさんにはこれからも頑張って欲しいものです。