東京オリンピックで柔道100kg級で見事金メダルを獲得したウルフ・アロンさんが話題です。
この記事ではウルフ・アロンさんのハーフや国籍の話題、英語力や学歴、父親や母親、兄弟などの家族、五輪前に結婚した嫁や子供の有無、離婚を前提にして別居中である事などについてまとめました。
この記事の目次
- ウルフ・アロンの身長などプロフィール
- ウルフ・アロンはアメリカと日本のハーフ
- ウルフ・アロンは悩んだ末に日本国籍を選択
- ウルフ・アロンは英語はほとんど話せない
- ウルフ・アロンの学歴① 出身小学校は葛飾区立小松南小学校
- ウルフ・アロンの学歴② 出身中学校は文京区立第一中学校
- ウルフ・アロンの学歴③ 出身高校は東海大学附属浦安高校
- ウルフ・アロンの学歴④ 出身大学は東海大学体育学部武道学科
- ウルフ・アロンの学歴⑤ 東海大学大学院体育学研究科
- ウルフ・アロンの家族① 父親は英語教師でアメリカ人のジェームスさん
- ウルフ・アロンの家族② 母親は日本人女性の美香子さん
- ウルフ・アロンの家族③ 兄弟は兄が1人と弟が1人
- ウルフ・アロンの結婚した嫁は一般女性の良美さん
- ウルフ・アロンと嫁の良美さんとの間には子供はいない
- ウルフ・アロンは嫁の良美さんと離婚前提で別居中
- まとめ
ウルフ・アロンの身長などプロフィール
ウルフ・アロンのプロフィール
生年月日:1996年2月25日
出身地 :東京都葛飾区小岩
身長 :181cm
血液型 :A型
2020東京オリンピックの柔道男子100キロ級で金メダルを獲得したウルフ・アロンさんは、東京都葛飾区出身の柔道選手です。アメリカ人の父親と日本人の母親を持つハーフで国籍は日本を選択していて、今回のオリンピックでは日本代表として出場していました。
これまでに、2017年の世界柔道選手権で100kg級金メダル、2018年のグランドスラム100kg級金メダル、2019年の全日本選手権優勝などの輝かしい戦績を持ち、今回のオリンピックでも柔道日本代表のエース格として出場し、その期待に応える見事な活躍ぶりで金メダルを獲得しました。
今回はこのウルフ・アロンさんについてまとめていきます。
ウルフ・アロンはアメリカと日本のハーフ
上でも触れていますが、ウルフ・アロンさんは日本人の母親と、アメリカ人の父親を持つハーフです。
ウルフ・アロンさんは自身のハーフの生い立ちについてもよく言及されていて、今回のオリンピック出場にあたっても「ハーフである事の苦労やエピソードはあった?」という質問に対して「ハーフである事で苦労した事はあまりない」、「日本人のような柔道も外国人のような柔道もできるなどプラスに捉えられる部分も多い」、「これからハーフのアスリートが増えて、日本の多様性がもっと広まったら良いかなと思う」といった内容を答えられていました。
今回の東京オンピックはテーマの一つとして「多様性」を掲げていることもあって、ハーフ選手であるウルフ・アロンさんの金メダル獲得はそのテーマを象徴する活躍だとして注目されています。
ウルフ・アロンは悩んだ末に日本国籍を選択
ウルフ・アロンさんは日本人の母親とアメリカ人の父親を持つハーフですが、国籍を選択された際には悩まれた事もあったそうです。
ウルフ・アロンさんは、オリンピックに出るならライバル選手の多い日本国籍よりも、アメリカ国籍を選択した方が有利かも知れないという点で悩まれたようです。
ただ、やはり、ウルフ・アロンさんは日本で生まれ育ったという事で、これまでずっと日本で柔道をやってきた想いなどもあり、最終的に日本国籍の選択を決断されたという事でした。
「米国国籍にした方が五輪に出やすいのかな」。大学1年の頃、結果が残せず、日本で通用しなければ米国代表を狙おうかと考えた時期があった。だが、「ここで逃げたら挫折になっちゃう。ずっと日本で柔道をやってきたし(伝統の)全日本選手権に出られなくなる」とすぐに打ち消した。
ウルフ・アロンは英語はほとんど話せない
アメリカ人の父親を持つハーフであるウルフ・アロンさんですが、意外にも英語はほとんど話せないそうです。家庭でも英語ではなく日本語を使っていたようです。
「父は英語教師でも、僕はほとんど英語を話せない」と冗談のように話す。
ただ、一般的な日本人よりは英語力があるようで、国際大会の場などでは英語で話しかけている場面も目撃されているようです。ただ、普段は英語ではなく日本語を使用しており、そのハーフな見た目から英語で話しかけられても日本語で返してしまったというエピソードも紹介されていた事がありました。
ウルフ・アロンの学歴① 出身小学校は葛飾区立小松南小学校
ウルフ・アロンさんの学歴についてもみていきます。
ウルフ・アロンさんの出身小学校は葛飾区立小松南小学校です。ウルフ・アロンさんの出身小学校は特に公表されていませんでしたが、2021年4月に出身小学校である小松南小学校のホームページにウルフ・アロンさんが卒業生であることを紹介する文章が掲載されていました。
8月7日(金)、創立20周年記念事業として、本校の卒業生で、柔道100kg級で大活躍されているウルフ・アロン選手をお迎えすることができました!
久しぶりの母校をなつかしんでくださるとともに、子どもたちに対して励ましのメッセージを送ってくださいました。小松南小学校にとって、感動的な一日となりました。
ウルフ・アロンさんは小学1年生だった6歳の時に講道館の春日柔道クラブで柔道を始めたということですが、小学校に入学した当時から身長は130cmあり(6歳の平均身長は116.7cm)、体重も30kgもあったそうで、さらに卒業時には身長160cm体重90kgと同年代の子供達に比べてかなり大きかったそうです。
入学した時は130センチ、30キロでしたが、卒業する時は160センチ、90キロでした。相当育ちましたね(笑)。当時の卒業アルバムを見ると、すげぇ体型しているなって思いますね
この恵まれた体格から小学生時代からウルフ・アロンさんは柔道でかなり活躍していますが、当時はあまり真剣に取り組んでおらず、面白さもよくわかっていなかったという事です。
ちなみにウルフ・アロンさんが当時所属していた春日柔道クラブの1学年上に同じくハーフ柔道選手のベイカー茉秋さん(リオデジャネイロ五輪90kg級金メダリスト)、1学年下に朝比奈沙羅さん(2021年世界柔道選手権78kg超級金メダリスト)がいました。
ウルフ・アロンの学歴② 出身中学校は文京区立第一中学校
ウルフ・アロンさんの出身中学校は公立校の「文京区立第一中学校」です。
中学に進学後も柔道を続けていたウルフ・アロンさんでしたが、1年生までは相変わらず柔道の楽しさがわからず、真剣に取り組んでいなかったそうです。当時は、高校に行ったらアメフトをやろうと考えており、勉強にも力を入れて学年3位の成績を取ったこともあったとの事。
しかし、2年生の頃に柔道部の後輩の村田大祐さんに何度も練習で投げられた事で悔しさが込み上げ、それをきっかけに柔道に本気で取り組むようになったそうです。
ウルフ・アロンの学歴③ 出身高校は東海大学附属浦安高校
ウルフ・アロンさんの出身高校は千葉県の私立校「東海大学附属浦安高校」です。最新の偏差値は「58」です。
東海大浦安高校は強豪柔道部で知られ、ウルフ・アロンさんの他にも、ベイカー茉秋さん、渡邉勇人さん、八巻祐さん、石井竜太さんら、有力柔道家を多数輩出しています。
高校時代のウルフ・アロンさんは一気に柔道家として頭角を表し、2年生時に全日本カデ90 kg超級や金鷲旗高校柔道大会で優勝、3年生時に金鷲旗とインターハイ100 kg超級で優勝など、見事な戦績を残しています。
ウルフ・アロンの学歴④ 出身大学は東海大学体育学部武道学科
出典:https://livedoor.blogimg.jp/
ウルフ・アロンさんは高校卒業後、東海大学の体育学部武道学科へと進学しています。同学部の最新の偏差値は「42.5」となっています。
大学時代のウルフ・アロンさんは当然柔道部に所属し、1年生時に全日本ジュニア優勝、2年生時にIJFワールド柔道ツアー優勝、3年生時には、全日本選抜体重別優勝、学生体重別でも優勝を決めています。大学4年時には、全日本選抜体重別2連覇、世界柔道選手権優勝などの実績を挙げます。
その後、ウルフ・アロンさんは大学卒業後は学校法人了徳寺大学の職員になり、同大学職員の柔道部に所属して柔道を続けられています。
大学卒業後は怪我などもあり目立った成績をあげられていませんでしたが、これまでの実績などから東京オリンピックの代表に選出され、本大会にて見事に結果を残されました。
ウルフ・アロンの学歴⑤ 東海大学大学院体育学研究科
ウルフ・アロンさんは了徳寺大学の職員になっていますが、2017年からは東海大学大学院体育学研究科にも進まれていました。
ただ、東京オリンピック出場に向けて全ての力を注ぎ込むため、2018年に大学院は一旦休学されていました。東京オリンピック終了後に復学する予定だという事です。
ウルフ・アロンの家族① 父親は英語教師でアメリカ人のジェームスさん
出典:https://www.komazawa-u.ac.jp/
ウルフ・アロンさんの父親はアメリカ人男性のジェームスさんという方で、年齢は、2021年7月の時点で51歳と報じられています。また、このジェームスさんが「アロン」という名前をつけられたそうです。
駒澤大学に所属する講師で研究者です。駒澤大学のグローバル・メディア・スタディーズ学部のグローバル・メディア学科の講師をされています。専門は言語心理学で、駒澤大学では英語を使ったコミュニケーションのスキルを教えているとの事。
ウルフ・アロンさんの父親のジェームスさんは国籍はアメリカですがドイツ系で、フランスやアイルランドの血も入っているそうです。
ウルフ・アロンの家族② 母親は日本人女性の美香子さん
出典:https://yumeijinhensachi.com/
ウルフ・アロンさんの母親は美香子さんという方で、年齢は2021年7月の時点で51歳で、父親のジェームスさんと同い年です。2人がどう言った経緯で国際結婚されたのかについては不明です。
ウルフ・アロンさんが柔道を始めたきっかけは、この母親方の祖父が身体が大きいからと勧めた事だったそうです。
ウルフ・アロンの家族③ 兄弟は兄が1人と弟が1人
ウルフ・アロンさんの兄弟は兄と弟が1人ずついるという事です。
兄はウルフ・アイザックさんという方で、過去には立教大学の異文化コミュニケーション学部に所属されていたようです。またスポーツは軟式野球をやられていたようです。
弟は、ウルフ・シェインさんという方で、早稲田大学文学部卒業でスポーツはサッカーをされていたようです。
ウルフ・アロンの結婚した嫁は一般女性の良美さん
出典:https://www.tv-tokyo.co.jp/
ウルフ・アロンさんは2019年4月に一般女性の良美さんと結婚されています。嫁の良美さんも柔道経験者だという事です。
馴れ初めについては、結婚の2年前に試合会場で偶然嫁の良美さんを見かけて一目惚れし、SNSを通じて声をかけてデートに誘い、交際を経て結婚されたという事です。
結婚後は、ウルフ・アロンさんが国際大会に出場する際には同行して声援を送る姿などもよく目撃されていました。
ウルフ・アロンと嫁の良美さんとの間には子供はいない
ウルフ・アロンさんと嫁の良美さんとの間には子供はいないようですが、「オレオ」という名前の犬を飼って子供のように可愛がられているのがテレビのスポーツ番組などで紹介されていました。
ウルフ・アロンは嫁の良美さんと離婚前提で別居中
出典:https://kaikumikodaisuki.com/
嫁の良美さんとの幸せそうな結婚生活もメディアなどで紹介されていたウルフ・アロンさんでしたが、2020年10月にスポーツ紙の取材を受けて、嫁の良美さんと離婚を前提にして別居中である事を明かしていました。
ウルフ・アロンさんと嫁の良美さんの別居や離婚の理由など詳しい内容は明かされませんでしたが、東京オリンピックに向けての大切なタイミングでのプライベートで問題発生という事で、競技への影響を心配する声も上がっていました。
ウルフ・アロンさんは結果的に見事金メダルを獲得されているので、そうしたプライベートの影響をしっかり克服して試合に臨まれていたという事だと思います。
その後、ウルフ・アロンさんと嫁の良美さんの離婚が成立したのかの続報は出ておらず詳細は不明です。離婚理由については、コロナで家にいる時間が増えて家庭内衝突が増えたなどの憶測がネットで出ているようですが、離婚理由は明かされておらず真相は不明となっています。
まとめ
今回は、東京オリンピック柔道100kg級で見事金メダルを獲得した柔道家のウルフ・アロンさんについてまとめてみました。
ウルフ・アロンさんはアメリカ人の父親と日本人の母親を持つハーフで、国籍は日本を選択されています。父親のジェームスさんは大学の英語講師という事ですが、ウルフ・アロンさんは英語はあまり話せないそうです。
ウルフ・アロンさんの学歴は葛飾区立小松南小学校から文京区立第一中学校を経て、東海大学附属浦安高校、東海大学へと進まれています。現在は学校法人了徳寺大学で職員をされています。
父親のジェームスさん、母親の美香子さんのほか、兄と弟が1人ずつの兄弟が2人の5人家族で、2019年には一般女性の良美さんとの結婚を発表されましたが子供はおらず、2020年に離婚を前提に別居中である事を明かしていました。