東京オリンピックレスリング女子53kg級金メダリストの向田真優さんが専属コーチの志土地翔大さんと結婚を発表し話題です。
この記事では向田真優さんのこれまでの経歴と、コーチ・志土地翔大さんとの馴れ初めや結婚、子供などについてまとめました。
この記事の目次
向田真優のプロフィール
向田真優のプロフィール
生年月日:1997年6月22日
出身地 :三重県四日市市
身長 :156cm
体重 :53kg
2020年東京オリンピック(2021年開催)のレスリング種目女子53kg級で金メダルを獲得した向田真優さんは、三重県四日市市出身で、タックルを中心に次々にポイントを奪う攻撃的なスタイルで人気の高い選手です。
向田真優さんは、レスリング界のレジェンド吉田沙保里さんの大学(至学館大学)の後輩で、同じ三重県出身、階級も同じである事などから「ポスト吉田沙保里」とも評されています。
向田真優のレスリング選手としての経歴
幼少期から空手を始め、5歳でレスリングに転向すると、小学2年生の時に三重県大会で優勝、小学3年生からは全国少年少女選手権大会で4連覇を果たすなど、同世代選手を圧倒する才能を示し、中学進学と同時に親元を離れてJOCエリートアカデミーに入校しています。
東京都北区立稲付中学時代には、中学2年生の時に全国中学選抜選手権52kg級優勝、中学3年生時に世界カデット選手権52kg級優勝などの成績を残されています。
安部学院高校進学後は、1年生時から全国高等学校総合体育大会に出場し優勝、世界カデット選手権でも52kg級で優勝を飾っています。
高校2年生の時には、南京ユースオリンピックに52kg級で優勝、高校3年生時にはクリッパン女子国際大会ではシニアの部に出場し53kg級での優勝を果たしています。
向田真優さんは高校卒業後はレスリング名門校至学館大学へと進学し、大学1年時には世界ジュニア55kg級優勝後、世界選手権、全日本レスリング選手権大会でも金メダルに輝いています。
大学2年生時には、ワールドカップでチーム優勝、アジア選手権での優勝を果たしています。大学3年生時には、世界選手権55kg級優勝、全日本選手権でも53㎏級で優勝しています。
大学4年生の時には、世界選手権2位などの戦績をあげ、東京オリンピック日本代表に選出されました。
2020年3月に至学館大学を卒業し、ジェイテクトに入社。
2021年8月に開催された東京オリンピックでは女子53kg級で金メダルを獲得しました。
向田真優と志土地翔大コーチが結婚を発表
向田真優さんは、東京オリンピックでの金メダル獲得後の2021年8月18日に、専属コーチで以前から婚約していた志土地(しどち)翔大さんと結婚されています。
東京五輪レスリング女子53キロ級で金メダルを獲得した向田真優(24=ジェイテクト)が19日、自身のSNSで婚約者である志土地(しどち)翔大コーチ(34)と18日に結婚したことを報告した。所属するジェイテクトが同日、発表したことを受け、喜びの報告となった。
実は、向田真優さんと志土地翔大コーチは、交際を周囲から反対されていました。
というのも、志土地翔大コーチは元々至学館大学レスリング部のコーチで、交際が発覚した当時は学生選手とコーチの禁断の恋のように捉えられてしまったのです。
そのため付き合っている事自体が批判される事になり、志土地翔大コーチは至学館大学のコーチを退職に追い込まれました。しかし、それからも向田真優さんと志土地翔大コーチは周囲の反対を押し切って交際を続け、大学卒業後に志土地翔大さんが向田真優さんの専属コーチに就任しています。
五輪出場権の懸かる2019年の世界選手権の前、志土地翔大コーチ(34)と恋愛関係になった。コーチは同大を去ることを余儀なくされ、向田選手も「みんなが敵に見えた」と言うほど追い詰められ、涙を流した。大学卒業を機に拠点を安部学院高に移し、コーチと目指した東京五輪。「反対の意見があるのはわかる。でも、一生一緒にいたいと思える人に出会った。恋愛も競技も諦められない」
こうした経緯があったので、向田真優さんと志土地翔大コーチにとって東京オリンピックは、かなり切実に「恋愛関係にあっても強くなれる」という事を証明するための戦いでもあったようです。
交際が発覚したときには学生とコーチの禁断の愛と受け止める者もいたので、志土地は大学のコーチ職を辞めざるを得なかった。だからこそハングリーだった。志土地は「あれは偽らざる心境だった」と本音を漏らす。「結果的に負ければ、非難されるだろうし、今まで真優が頑張ってきたことが全部パーになる。言い方は悪いですけど、自分たちの生活もかかっていたので命をかけるくらい追い込まれていました」
引用:「負けたら生きていけるのか…」“禁断の愛”との批判を超えて…レスリング向田真優24歳とコーチ志土地翔大34歳が明かした覚悟《金メダル後に結婚》
そして、向田真優さんは東京オリンピックで見事金メダルを獲得し、堂々と結婚発表という形になりました。
向田真優さんは自身のTwitterで結婚の報告をされています。
☆ご報告です。
— SHIDOCHI MAYU🌵💗向田真優 (@mayu_mukaida) August 19, 2021
8月18日に志土地翔大コーチと入籍しました💍東京オリンピックで金メダルを獲る事が出来たのは、今まで支えて下さった方々、応援して下さった方々のおかげです✨本当に感謝しています!
これからも翔大コーチと共に、次の夢に向かって頑張りますので、応援の程宜しくお願い致します✨ pic.twitter.com/wSMplEAjek
向田真優と結婚した志土地翔大コーチについて
志土地翔大のプロフィール
生年月日:1987年4月7日
出身地 :熊本県
身長 :172cm
向田真優さんと結婚した志土地(しどち)翔大コーチは、日体大出身の元レスリング選手で、2007年と2008年の全日本大学選手権でそれぞれ2位、2010年の全日本社会人選手権で2位の実績を残されています。
レスリング引退後は総合格闘技に参戦し、「DEEP」などに出場した後、2014年から至学館大学レスリング部コーチに就任しました。
その後、向田真優さんとの恋愛関係が問題視されたのが原因で、2019年9月に至学館大学のコーチを退職。ヤマト運輸に勤めながら、至学館大学を卒業した向田真優さんの専属コーチを務め、二人三脚で東京オリンピック金メダル獲得に導きました。
向田真優と志土地翔大コーチの馴れ初め
出典:https://www.japan-wrestling.jp/
向田真優さんと志土地翔大コーチの馴れ初めは、向田真優さんが20歳の時、2017年世界選手権決勝で敗れた後、「教えてください」と個別指導を頼んだのがきっかけになったという事です。
17年世界選手権決勝で敗れ、「教えてください」と個別指導をお願いした。それが始まりだった。
その後、2018年に、部内で監督によるパワハラ騒動などが起こり、その時に主将だった向田真優さんがプレッシャーに押しつぶされそうになる中、志土地翔大コーチが寄り添うようにそれを支え、自然に交際に発展したという事です。
18年、監督による元在籍選手へのパワハラ騒動が起きた。余波が残る中、主将になった向田はチームを引っ張らなければという責任感に押しつぶされた。「まとめ役の真優がすごく苦労していたのを僕も近くで見て、知っていた」と志土地。精神面で弱いところのある向田は不安を受け止めてもらい、2人は自然と交際関係に発展した。
その後、2人は周囲に内緒で交際をしていたようですが、2019年に向田真優さんが志土地翔大コーチの家に一緒に帰っていくのが目撃され交際が発覚して批判を受け、その年の9月に志土地翔大コーチは至学館大学を退職しています。
しかし、その後も2人は交際を貫き、2019年10月に婚約し、二人三脚でオリンピック金メダルを獲得して見せ、堂々、今回の結婚発表となりました。
向田真優と志土地翔大コーチの子供はパリオリンピックの後
出典:https://amd-pctr.c.yimg.jp/
向田真優さんと志土地翔大コーチは、子供についても相談されているようで、「子供は(2024年の)パリオリンピックの後」と決められているのだそうです。
将来設計も着々と進んでいる。ふたりで「子供はパリオリンピック後に」と決めた。つまり向田は東京に続いてパリも目指すということだ。
引用:「負けたら生きていけるのか…」“禁断の愛”との批判を超えて…レスリング向田真優24歳とコーチ志土地翔大34歳が明かした覚悟《金メダル後に結婚》
向田真優さんと志土地翔大コーチはパリオリンピックで金メダル2連覇を目指し、その後に子供を育てたいと考えられているという事です。
まとめ
今回は、東京オリンピックのレスリング種目で見事金メダルを獲得した向田真優さんについてまとめてみました。
向田真優さんは、小学生時代からレスリングの才能を示し、全国大会や国際大会で何度も優勝に輝き、「ポスト吉田沙保里」とも評される有力選手です。
向田真優さんは2019年の至学館大学のレスリング部時代に、コーチの志土地翔大コーチと交際している事が批判されてしまい、志土地翔大コーチがコーチ職を退任させられるなど苦しい経験をされました。
しかし、向田真優さんと志土地翔大コーチは交際を続けて婚約し、二人三脚で東京オリンピックでの金メダルを獲得して見せ、その後に結婚を発表されています。
向田真優さんと志土地翔大コーチは「子供はパリオリンピックの後」とも話しており、今後は夫婦二人三脚でのオリンピック2連覇を目指す事を宣言して注目されています。
今後の向田真優さんの活躍も応援していきたいと思います。