鳥越俊太郎さんの女性問題が、2016年7月に週刊文春・週刊新潮で報じられています。
この記事では、二つの週刊誌における鳥越さんの女性スキャンダルを、ネットの情報なども含めてまとめています。
鳥越俊太郎さんのプロフィール
名前:鳥越俊太郎(とりごえしゅんたろう)
出身地:福岡県うきは市
生年月日:1940年3月13日
鳥越俊太郎さんは元毎日新聞社の記者で、サンデー毎日編集長などを経て退社。その後は、テレビでMCやコメンテーターをつとめる著名ジャーナリストです。
1989年のサンデー毎日編集長時代には当時異例ともいえる政治家の女性スキャンダル(宇野宗佑首相の愛人問題)を報じたり、1999年の桶川ストーカー殺人事件では独自の取材により警察の虚偽発表や職務怠慢を報道した実績などを持ちます。
一方で問題発言もあり、2016年2月に高市早苗議員の経歴詐称を言及しながらも高市氏側の抗議(経歴を証明する書類の開示含)を受け、それを撤回・修正する事態となったことも。
2016年7月には、野党統一候補として東京都知事選に出馬しています。
体調について
体調面では2005年に大腸ガン、2007年には肺へのガン転移を公表し、いずれも手術。
その後もインターネットニュース「オーマイニュース」編集長就任やメディア出演を続けつつ、癌サバイバーとして自身の癌にまつわる著書出版やNPO団体にも積極的に参加しています。
かつて2007年にも都知事選出馬の打診が民主党からあったそうですが、その時は体調面から固辞。そして今回の都知事選立候補を表明した2016年7月現在の体調は良好とのこと。
体調面について問われた鳥越氏は「大腸がんから始まって肺、肝臓と4回手術しました。大腸がんはステージ4でした。4期のがんを経験しました」とはっきり述べた。
その上で、「しかし、大腸がんからは11年、最後の肝臓の手術から7年たっています。5年生存率は完全にクリアしています。10年生存率にはあと2年くらいありますが、がんになる前より、今は元気なんです。健康です。今は人生の中で一番健康だと自分では思っています」と問題ないとの考えを示した。
鳥越俊太郎さんの女性問題?
鳥越俊太郎さんは都知事選に立候補してからというもの、認知症疑惑などさまざまな問題を指摘する声があります。。
【ボケ】鳥越俊太郎に認知症の症状?文字・顔の表情・過去の発言等から疑惑を検証
その他にも立候補時から、鳥越俊太郎さんには政治家ならではの金の問題がなくても、女性スキャンダルを危ぶむ声も上がっていました。
鳥越俊太郎氏の「女性問題」を本人に直撃 身体検査にクロ歴あり?
ただ2016年に育休不倫をした宮崎謙介元議員に対しては、辛辣に”ゲスの極み”とコメントすることもありましたので、まさかねといった気もしていましたが……。
鳥越俊太郎氏も次のようにアキレる。
「表舞台では先進的なことを言っているように見せかけて、何でこんなことを平気でできるのか、まったくわからない。政治家以前に、人間としてまさに“ゲスの極み”ですね」
2016年7月21日発売 週刊文春で女性問題報道
2016年7月21日に発売の週刊文春で、鳥越俊太郎さんの女性問題を報じられました。それは、2002年ごろに大学生だったAさんに対する疑惑。
記事によると、鳥越氏は平成14年夏、当時20歳の大学2年生の女子学生を自身の別荘に誘い出し、「二十歳にもなって、そんなことを知らないのか」と強引に迫った。また、翌日、東京に戻る車中で「ホテルに行こう」と誘ったという。
それに関連する、女性側と鳥越俊太郎さんとのメール(送信日付2014年7月22日)も。
女性の旦那さんが鳥越俊太郎にメールを送っていたそうです。
事件自体が起きたのが2002年と少し前の話になりますが、この話を暴露するにいたった背景は以下のように語られています。
古い話がなぜ蒸し返されたのかというと、A子さんには当時付き合っている彼氏がいた。心に深い傷を負ったA子さんから話を聞いた彼氏が怒って鳥越氏を呼び出し、鳥越氏は「反省している。もうテレビから引退する」といったというのだ。
その後、彼氏とA子さんは結婚している。鳥越氏のことは思い出さないようにしていたのだが、今回の出馬で彼はこう覚悟したという。<「私がこうして告白したことで、妻はまた苦しむでしょう。それでも、あの男が都知事になることだけは許せません」>
ネットでは被害女性が上智大学の女子学生で、その関係から鳥越さんが上智大学出禁になっているとも言われています。
都市伝説では、上智大学文学部の某教授が、鳥越氏を招いた際に、鳥越氏がその女子学生に迫ったということになっている。
ただし、これはあくまで都市伝説である。その真偽はわからない。
自身の女性問題に関する鳥越氏の対応とは……。
自分の女性問題報道について、鳥越俊太郎さんの取った対応は、名誉毀損と公選法違反の疑いによる告訴です。
週刊文春が鳥越氏の女性に対する疑惑と報じた記事について「事実無根。心ない誹謗中傷で悔しい。怒りでいっぱいだ。政治的な力が働いているとしか思えない」と述べた。
有権者に事実と異なる印象を与えようとする行為は、明確な選挙妨害であり、公職選挙法148条1項但書によって禁止される「虚偽の事項を記載し又は事実を歪曲(わいきょく)して記載する等表現の自由を濫用(らんよう)して選挙の公正を害」する行為に他ならず、同法235条の2に規定する罰則の対象にもなりうる行為である。また、刑法230条1項の名誉毀損(きそん)罪を構成する。
弁護団は、週刊文春に対し、強く抗議する。また、明日(21日)にも東京地検に刑事告訴すべく準備を進めていることを申し添える。
鳥越俊太郎さんは自身の言葉による説明より、まずは法的措置を選択。
今回の週刊文春の件をジャーナリストという立場で告発するということはどうなんでしょうか?
いや、それはもちろんありますけども、とりあえずは、事実無根なのできちっと法的措置を取ることがまず大事だと思いましたので、そこから始めたいと思います
引用:鳥越俊太郎候補「淫行」文春報道 鳥越氏、報道陣の質問に「弁護士から説明させる」「『政治的力が働いた』というのは僕のカン」
この鳥越氏側の措置について、週刊文春も受けて立つ構えのようです。
週刊文春編集部は「記事には十分自信を持っている」とコメントした。
2016年7月28日発売 週刊新潮による女性問題続報
これに追随して、今回週刊文春で鳥越俊太郎さんの淫行疑惑を語った当時女子大生だった女性とその夫に対して、2003年当時に取材をおこなっていたという週刊新潮が続報を掲載。
「文春」記事では、A子さんの夫だけが告白をしている。「週刊新潮」が、この男性とA子さんに直接接触し、話を聞いたのは2003年6月のことだ。
当時、鳥越氏が出入りする有名私大の2年生だったA子さん。アプローチが始まったのは、2002年のことだという。
「7月の半ばくらいから、鳥越さんは毎日連絡して来て、『好きだ』って言われました。初めは冗談だと思っていましたけど……。それでも私は鳥越さんを尊敬し、憧れていました。で。この頃、食事に誘われたのですが、何の疑いもなく2人で食事をしました。その後、彼が一人で借りているマンションに行ったのです」
鳥越氏の振る舞いについて、「週刊新潮」は取材を進めていたが、A子さん側の「やはり、記事にしないでほしい」との強い希望で、掲載は見送りに。だが、鳥越氏が都知事候補にふさわしいかを考える判断材料として、13年前のA子さんの証言の掲載に踏み切る。
週刊新潮の続報や当時取材を行っていた事実からも、この手の噂が2003年当時からあったことを裏付けます。
鳥越俊太郎さんは、週刊文春に対する措置同様に「事実無根」と主張し、週刊新潮に対して抗議文及び刑事告訴をする方針です。
あわせて痴漢冤罪などを引き合いに、自身の主張が顧みられていないとも。
A子氏の供述を裏付ける客観的な証拠が一切示されてないなどとし、「そもそも、痴漢えん罪事件が絶えないのは、被害者とされる女性の供述のみに基づいて起訴されていることにある。本件もまさに、A子氏及び、A子氏の恋人の供述のみを元にして書かれている」などと抗議している。
つまりどういう関係であるかは置いておくにしても、鳥越俊太郎さんはこの女性との間に何かしらの問題があったとも取れます。
実際に、鳥越俊太郎さんの弁護団からも、別荘などに行った事実を認める発言も……。
淫行疑惑の事実関係について、弁護団の一人である弘中惇一郎弁護士は本紙の取材に「こちらが認めているのは、Aさんを含めた複数名で別荘に行ったこと。その後Aさんの交際相手であるBさんと話し合いの席を持ったことの2点のみ。Aさんに性的関係や強引にキスを迫った事実は一切ない」としている。
これくらいの内容なら、鳥越氏本人が説明してもよさそうだが、説明責任は果たさないらしい。
またこの記事に関連して週刊新潮が2003年頃、鳥越俊太郎さんの元に取材がきて、その時も事実否認していたようです。
鳥越氏はこの日の会見で「十数年前に新潮が取材に来て、私は虚偽であると否定したが、書こうとして最終的には書けなかった話を新しい話は何もなく、蒸し返している。文春と同じように刑事告訴すると法定代理人と連絡を取り合っている」と発言。
第二弾の文春砲が炸裂する噂も(女性ADの件?川田亜子さんとの関連は?)
週刊文春には鳥越俊太郎さんの女性問題に関する第二弾があると噂されています。
鳥越氏のスキャンダルはこれ以外にもあり、次に出されるのは今回の比ではないレベルの衝撃度という話もあります。ベッキーの不倫騒動の時もそうでしたが、『文春』は2の矢、3の矢を放つことができますからね。
ネットでは、第二弾の文春スクープの内容の詳細が話題になっています。
文春砲第二弾は、当時出演していた番組ADとの不倫について。
●番組女性AD 自殺 2003年?
結婚詐欺疑惑。鳥越は結婚の約束をして不倫させたが妊娠した途端に捨てた。⇒番組は、1995年10月~「サンデージャングル」? 2002年10月~「ザ・スクープ」?
●故・川田亜子 公式発表では自殺 2008年
結婚詐欺疑惑。妊娠当時に川田さんは「私は悪魔になった」と言っていたという。自殺の4日後に鳥越と密会する予定だった。会う約束は自殺の前日にメールでやり取り。と鳥越は言っているが証拠は無い。
川田亜子さん
さすがに2008年に亡くなった川田亜子アナとの関係はデマだと見る人も多いですが、どちらにしろ人が亡くなっているというのであれば、とんでもない話です。
鳥越俊太郎さんの報道……罪にあたる可能性も?
一連の鳥越俊太郎さんの女性への問題について、事実であれば、罪にあたる可能性も言われています。
鳥越氏が嫌がる女性に対して強引にキスをしたことが仮に事実であったとすれば、相手の同意を得ずにわいせつな行為をしたと考えられますので、強制わいせつ罪が成立する可能性が高いといえます。
鳥越氏が抵抗する女性にさらに迫ったことが仮に事実であったとして、かつ、その態様が力ずくで相手女性を押さえつけるなどして性交渉に及ぼうとしたなど極めて悪質なものであった場合には、ゴウカン未遂罪が成立する可能性もあります。
また、強引にキスをしたうえ、抵抗する女性にさらに迫るという行為は、女性の性的自由・性的自己決定権を故意に侵害するものですから、このような行為を仮に行ったのであれば、当然ながら女性に対する民事責任(不法行為に基づく損害賠償責任)も負うことにもなるでしょう。
しかし、同時に時効が過ぎているとも。
もっとも、強制わいせつ罪の公訴時効は7年間であり、ゴウカン未遂罪の公訴時効は10年間であるため、記事の内容が仮に事実であったとしても刑事責任についてはすでに公訴時効が成立しております。また、不法行為責任の消滅時効は3年ですから、民事責任についても消滅時効が成立しています。
したがって、記事が仮に事実であったとしても、今となっては鳥越氏の法的な責任を追及することはできません。
しかし、法的責任は消滅したとしても、過去の行いが人々の心と記憶から消えることはありません。そのため、記事が仮に事実であった場合には、鳥越氏は道義的・社会的な責任を今後も負い続けることになるのではないでしょうか。
鳥越俊太郎さんは、「説明責任を果たさない」政治家に?
2007年頃には、ダンディハウスが主催する「ダンディー大賞」に選ばれこともある鳥越俊太郎さん。そのハンサムさもあいまって女性票を期待する風潮もあったといいますが、文春報道後の産経新聞の世論調査では女性支持が下がったとも……。
鳥越俊太郎氏の女性支持6ポイント↓ 増田寛也氏は中年女性15ポイント↑ 小池百合子氏は幅広く浸透
女性問題報道に対する鳥越俊太郎さんの対応は、前大阪市長の橋本徹さんがツイッターで批判。
鳥越さん あれだけ報道の自由を叫んでいたのに自分のことになったらちょっとケツの穴が小さくないか?一方的な証言だけで僕の出自を差別的に取り上げた週刊誌に対して、鳥越さんは「連載を打ち切るな、覚悟を持って報道しろ」のように言っていた。今回の文春なんてチョロい記事。ちゃんと釈明しなさい
— 橋下徹 (@t_ishin) 2016年7月21日
政治家に対しては差別報道・人格攻撃を除いて、とことん報道するのが民主主義。鳥越さん、訴える前に、いつも政治家に言っていた説明責任を果たしなさい RT @YoichiTakahashi: ジャーナリストの常。他人に厳しく自分に甘い https://t.co/RKl5UpbqiX
— 橋下徹 (@t_ishin) 2016年7月21日
ネットからも、以前まで鳥越さん自身が言っていたスタンスと違うだろという声が。
私の記憶が確かならば、この鳥越俊太郎というご老人、ことあるごとに「公人は疑惑が出て来たならば全てを明らかにし説明責任を果たさなければ行けない、それが義務だ」とか「従軍慰安婦問題は被害者の詳細な証言があるのでそれで十分、何十年経ってもその事実が消えるわけではない」と言っていたような
— 青髭 (@laboratorymembe) 2016年7月28日
記者「政治的な力が働いた根拠は?」
— 500円 (@_500yen) 2016年7月21日
鳥越「私の感想…理由はない…勘です」←
記者「相手の女性に心当たりありますか?」
鳥越「…答えるつもりはありません」←
記者「政治家なら本人の説明責任は?」
鳥越「…いや、弁護士が説明します」← pic.twitter.com/dzOutHaRs2
まとめ
イメージとは違い、非常に女性問題が多い鳥越俊太郎さん。
この報道後に、メディアで見かけることもほとんどありませんね。
さすがに都知事選にまた出馬はしないでしょう。